TSSDの面々は、博之のラボに集まっていた。
「まさか、かー君が闇に飲まれるなんてね。」
「神の力でも、抑えきれない闇なのかな。」
「……かー君のカラータイマーに入れられたものが分析できた。……これはウルトラカプセル……絵柄を照合して…『ガタノゾーア』と『レイブラッド星人』?」
会話しながら原因を探っていた束はこの2つにまでたどり着いた。元々TSSDの資料は博之が作ったものだ。
「ガタノゾーアは強大な闇を持つ怪獣で、レイブラッド星人……は、ベリアルに闇の力を与えた張本人。」
「元々の力に加えて、少量でも相乗効果でさらなる高みか。」
「とにかく、まず必要なものを揃えないと。」
「篠ノ之博士、何か考えが?」
「うん、更識姉妹の2人にお願いしようと思うんだ。ISで、火星に行って欲しい。」
「え?でも、私たちが居なくなった時に、もしベリアルが再降下してきたら…。」
「その辺は心配ご無用なのだよ、かんちゃん!」
「かんちゃん(……本音と同じ呼び方。」
「ベリアルが次に降下してくるまでの計算をした。……多分だけど一週間後だと思う。」
「どうして?」
「よくぞ聞いてくれました、たっちゃん!」
「たっちゃん(……刀奈文字られるよりマシか。」
「まず、あの場で2人にとどめをささなかった。それは、まだかー君の意識が残ってたんだと思う。かー君の君達への思いは強いからね。そして、彼の能力…ベリアルの力をコントロールする。これが、一週間持つと思う。あとは、彼を信じる。」
「わかりました、博之君のために!火星に行きます。」
「ヒロを助ける。ただ、それだけだよ。」
「頼んだよ。目当ての物質は……パンドラbo…ではなく!スペシウム!これがあれば…。それから、他の隊員たちには太陽エネルギーを集めて欲しい。」
「何に使うんです?」
「いっくん、よく聞いてくれました。太陽エネルギーを凝縮して、カラータイマーに打ち込む!ただかなりの量のエネルギーを凝縮しなきゃならない。ので!今から行ってきてもらいます。アーユーオケー?」
「了解!みんな、行こう!」
「おー!」「はい!」「任せろ!」
「篠ノ之博士、私は簪に着いていきたい。もしものことがあった時のために。」
「かんちゃんに、直接聞いて。それからかな。」
「わかった(´・ω・`)」
こうして、ベリアルからヒロを救い出すために、ISは元の使い道へと、戻る一歩を踏んだ。
「いやな予感がするぜ。はぁ〜、戻って見るか!ウルティメイトイージス!」
1人の勇者が、心配性を発症していた。
次回 「心と闇と過去と。」