IS〜悪しきウルトラの力を使いし者〜   作:proto

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今回オリジナルのフュージョンライズが出ます。


第67話 恨みと幼馴染と繋ぐ愛と。

これは、海座博之が語る…海座博之となる前の話だ。

「俺は、生まれ持った環境に恨みしかなかった。親父は呑んだくれ、母親は親父のせいで荒れて、姉は……危ない薬に手を出してたなんて噂もしょっちゅう聞いた。そんな奴らの家族として、周りからは汚物を見る様な目で見られた。学校ではいじめられ、家に帰れば呑んだくれの暴力ラッシュ。さらには呪詛の様にブツブツ言いながら負のオーラーを放つ母親に、男連れ込んでる姉。最悪だった。もう家を出てしまいたいと思うほどに。だが、それができなかった。なぜか分かるか?」

「知るか、そんなこと。」

「簡単だ。当時小5の俺を雇ってくれる所なんてない。残念ながら、そこで過ごすしかなかった。でも、アイツだけは…、アイツだけは俺のそばにいてくれた。それが唯一無二の救いだった。」

『○○、こっちだよ。』

「俺が身を呈して助け…助かったのかな。アイツは俺が、アイツらの家族だと知っても離れてかなかった。何度も言ったよ「俺なんかと一緒にいたら、人生損しかしないぞ」って。でも、アイツは……グズッ……俺を助けようとしてくれたハァ。だがら、まぼりだいどおぼった。」

「だから、なんなんだ!」

「おでに、ち"がらなんで、ねぇんだよ。ぞでに、いっぼまじがえたら、おばえと同じ道を辿ってた。」

落ち着いて来たのか、口調が戻り始めた。

「でも、きっかけ1つで変われる。だから、闇に堕ちたお前に、俺はこの手を伸ばす!これは、俺の尊敬する…大いなる欲望の器を持つ旅人の言葉だ。」

「ほう、俺を救うか。ジードも言ってたぞ。もう疲れたよね?とかな。だが、もう手遅れだ。」

『デモニックフュージョン・アンリーシュ!ウルトラマンベリアル! アトロシアス!』

「説得じゃ駄目か。でも、言ったろ?俺はこの手を伸ばすって!2人とも力借りるぜ。」

『フュージョンライズ!ウルトラマンオーブ サンダーブレスター!ウルトラマンジード プリミティブ!ウルトラマンベリアル!トライドマジェスティ!』

「3つの闇は1つとなりて、光と化す!」

「俺の力のかけらを集めたところで、俺には勝てん!」

「どうかな!言ったろ?俺は時間を稼ぐだけだって!さぁ、行くぜ。ゼットシウムバースト!」

「アトロスバースト!」

光と闇の光線と、純粋な闇の光線がぶつかり合う。

「なるほど、そこそこやれそうだな。」

「俺たち3人の繋がりを…愛の力を舐めるなよ。」

「さぁ、止められるなら止めてみろ!」

「やるだけ、やってやるよ!」

ベリアルの中で、ある種葛藤と言える戦いが始まった。

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