ベリアルの中に入ったゼロとジード。
「随分、暗いな。」
「周り一面闇ですからね。」
「これじゃあ、何処にいるのかわからねえな。それなら…、はぁぁ!」
シャイニングスタードライヴを発動するゼロ。その直前にベリアルの中に入ってきたオーブ。頭上の太陽のような光を発して、時間が逆光する。更に、その光によって闇が消えた。
時間逆行で戻ってきたのは、学園前日のザラブ星人侵略攻撃時の時だ。
「ここで、ウルトラカプセルを破壊する。」
「出来るの?そんなことが。」
「出来るかじゃねぇ。やるかやらないかだ!」
「「もちろん、やる!」」
「さぁ、来るぞ!」
2つのカプセルが禍々しいオーラを放ち、入ってくる。
『シャイニングエメリウムスラッシュ!』
『トリニティウム光輪!』
『クレセントファイナルジード!』
ゼロは額のビームランプから高威力の光線を放ち、オーブはフュージョンアップしているウルトラマンのそれぞれのマークをモチーフにした巨大な光輪を投げつけ、ジードはギガファイナライザーにジードの全エネルギーを集中、増幅させ、三日月型の切断光線を放つ。
切断系の技でカプセルを真っ二つにし、ゼロのシャイニングエメリウムスラッシュで破片をも残さず消滅させる。
「おっしゃ!任務成功ってところか!」
「でも、戻れるの?」
「ん?もう一回シャイニングスタードライヴをやればな。さ、さっさと戻るぜ。」
そう言って、ゼロは再びシャイニングスタードライヴを発動させた。
元の時間に戻る。辺りを見回すが、ベリアルの中ではない。それもそうだ。あのカプセルによる暴走がなければ、ベリアルが暴れることもなかった。綺麗な青空に、人々の往来が激しい町。そう、何も無かったのだ。もちろん全てと言うわけではない。亡国機業の襲撃はあった。が、万全の体調になったヒロが止めたことになっている。歴史を変えてしまった……事になるが、世界を救うためだ。仕方ない。が、
「「…………。」」
普段通り部屋に帰ると、正座待機……もとい、土下座待機をしている博之を目撃する更識姉妹。
「この度は、ほんとぉ〜に、ご迷惑をおかけしました!」
それを見た反応は、無だ。全てゼロから聞いていた博之は、うん。謝るしかできなかった。
「はい!博之君、まず起立。」
「そして、ベット前にGO。」
ポカンとしながらも指示に従う、博之。それを、振り返った瞬間に2人からのダイブを受ける。
「「大好き!」」
「……ただいま。刀奈、簪。」
「「……おかえり!」」
こうして、普通の日常へと戻っていった。
次回はIF展開の話。もう1つの決着を。
って言っても、最終的な結果は変わりません。
ただ、過程が変わるだけ。それでもよければ、
お楽しみに。