2人が覗くモニターの先には、見るからに金のかかりそうな挙式場があった。
「ね、ねぇ博之君。ここどこなの?海外の教会とか?」
「いんや、ここ。」
「「え?」」
「だから、こぉ〜こ。」
と、博之は人差し指で床を指す。
「「えぇ〜〜!!」」
「プロジェクションマッピングっつ〜か。ホログラムっていうか。うん、まぁそんな感じのやつ。それにナノマシンなり何なりを固定して椅子なんか作るって言う。それなら、自由にカスタマイズできるだろ?」
「ヒロ、オメガグッジョブ。」
「博之君、あなたやっぱり天才かも。」
何だ?ゲーマー兄妹の下と、地球的な本棚の魔少年か?この場合少女だが。
「で、こっちが……よいしょ。」
別に大した労働ではないんだが、よいしょと出てしまう。おっさんだわぁ、俺完全におっさん化してるわぁ。まだ二十代ギリギリ入ってないのに。
そんな思考を巡らせていると、2人がフリーズしていた。
「おーい、大丈夫か?」
「「ヒロ(博之君)、デザイナーになったら?」」
「え?なんで。」
「だって、こんな素敵なドレス作れるんだもん。」
「才能、開花させすぎ。」
「や〜だ。2人だけの為にやるんだから。」
ボッフン!みたいな音が出るかの如く赤面する2人がかわいいですね〜。
「っていうか、何で私達のBWH知ってたのかしら?」
「何でって、ISスーツ作った時に測ったろ。」
「なるほど。」
「……あ、肝心なこと忘れてたわ。」
「「何?」」
「更識の実家とかって……どうする?」
「あ。」「あ。」
「お姉ちゃん、どうしよ?」
「簪ちゃん、どうしましょ?」
「……こんな時、呼ぶべき人材はただ1人だ。」
「あ、そうね。……ごめ〜ん。今大丈夫?ちょっと急ぎめで来て欲しいんだけど。」
「誰、なの?」
「多分簪も知ってる。」
「ありがと。じゃあ、待ってるから。…5分くらいで着くって。」
「じゃ、お茶でも入れますかね。」
そう言って、厨房にあるポットと、そこそこする茶葉を探し始めた。
5分後
一台のバイクがラボ駐車場に入ってくる。見た目完全に、F〇teのメドゥ〇サですな。来たのは更識の……楯無専属の従者である、布仏 虚だ。
「あ、虚ちゃん。こっちよ〜。」
「おひさしぶりです、お嬢様。」
「で、来てもらって早々、本題に入りたいんだけど。」
「はい?なんです?」
「私達結婚するけど、当主とかってどうすればいい?」
「…………なるほど。先代の遺書を見たら書いてあるかもしれないので、確認しても?」
「えぇ、お願いするわ。」
「それでは、失礼します。」
「あ、ちょっと待って!」
「え?あ、博之さん。どうも。」
「お茶入れたから、良ければどうぞ。」
「……それでは、お言葉に甘えて。」
差し出された茶に舌鼓を打つ。
「ふぅ〜。やはり、美味しいですね。生徒会室で負かされてから勝てる気がしません。それに、人を落ち着かせることができる温かいお茶ですね。ご馳走様でした。それでは、戻りますので。これにて。」
「急な呼び出しに答えていただきありがとございます。」
「いえ。それでは、お嬢様方をよろしくお願いします。」
「はい!お任せください。」
こうして、布仏本音の姉『布仏 虚』は更識邸へと帰っていった。
ダンまち×仮面ライダーオーズ《SIC》とか
書いてみたいけど、IS×仮面ライダーオーズ
とかもやってみたい。どうしよ。