エンドロス開発発表から1週間後。我が家には大量の問い合わせやら抗議文やらが届いていた。
「うんわぁ、女性権利団体からじゃん。めんどくせ!」
「なになに〜、『エンドロスなんてものは、無意味だ。今すぐに研究・生産等の行為を止めよ。さもなくば……死がお前達を迎えるだろう。』だって。きゃ、博之君!おね〜さん、こわぁ〜い♪」
「絶対楽しんでますよね?」
「そんなことないよ?」
「でも、対策はしないとね。」
「では、ツテを使いますかね。」
こうして、俺は2人の人物を招集した。
「はぁ〜い!みんなのアイドル!篠ノ之束だよぉ〜!」
「む、何故こいつまで。まぁいい。で?話とはなんだ、海座」
「「「あ、はい。」」」
「あ、すまん。今は全員海座だったな。なら〜、ベリアルでいいか?」
「お好きなように。」
「わかった。で、話って?」
「こないだ発表したエンドロスなんですけどね。女性権利団体から理不尽な開発停止を命じられましてね。」
「「よし、潰そう。」」
「いえ、そんなことしたら余計にエンドロスに不安が募ります。そこでですね、ゴニョゴニョってなわけで。」
「なるほど、それならあいつらも黙るな。」
「それでは、お願いします。」
こうして、とある計画を始めるのだった。
「……で、最近どうですか。レイトさんとは?」
「ん?あぁ、良くしてもらってる。今夜、食事に行くことになってる。彼は…私をブリュンヒルデとして見てない。私として見てくれているよ。」
「それは、良かった。」
「それじゃあ、支度があるので失礼する。」
「はい、お気をつけて。」
こうして、私は海座邸を後にした。
予定の10分前には、集合場所に着くようにしている千冬だが、それよりも前に着いているレイトが居る。
「お待たせしましたか?」
「いえ、先ほど来たばかりですので。」
「それは、良かったです。」
「では、行きましょうか。」
いつものスーツ姿にメガネという安定感のある服装で千冬をエスコートする。
向かったのは高級なイタリアンレストラン。
「イタリアンなんて、日本代表として色んなところに遠征してた時以来です。」
「それは、良かった。」
中々いい感じの雰囲気で食事も進んで行く。
会計を済ませ、店を出ると女性権利団体と思わしき連中が、無表情・白服という財〇Xスタイルでいた。
「あなたは、我々の崇拝する者に近づいた。排除する。」
「ち、千冬さん。下がっててください。」
すると、レイトはメガネを外した。
「千冬はお前達のものじゃねぇ。お前らの好きなように、勝手に解釈するな!」
「な、何を!男の分際で!織斑様の看板を汚して!」
「今から汚すのは、お前らのだ!」
「い、行け!つ、潰すのだ!」
出て来たのは結局男。う、うわぁぁみたいな感じで特攻してくるヤンキーかな?をアクロバティックな動きで軽く撃退する。左腕で肘関節を取り右腕を肘から回して殴り飛ばしたり、逆立ちする要領で蹴りとばしたり、ブレイクダンスのような動きで吹き飛ばしたりした。
「お前ら如きが、俺に喧嘩売ろうなんざ…。」
手の甲を向けたピースサインを取り、
「2万年早いぜ!」
慌てて逃げ出した連中のことは追わない。とりあえず、千冬の元に駆け寄るレイト。
「えっと、お怪我はありませんか?」
「あ、はい。私は特に。」
「そうですか。それでは、家まで送ります。」
「はい。よろしくお願いします。」
こうして、レイトの新たな一面を見た千冬でした。
チッフーとレイトさんのデート回でした。
メガネを外すと性格が豹変!ゼロと一体化してないのにねw
それから、今週は投稿お休みになりそうです。
リアルの用事と、オリジナルの完成を目指したいので。