変の軌跡〜帝国の闇を一閃する獅子達〜(現在、戦姫絶唱シンフォギアの世界) 作:光三
「「「…………」」」
「なんで、お前らそんなにきれてんの?」
「お前は、殺す!!」
「ちょっと今のは、駄目なわけだ。殺す!」
「殺しちゃうよ〜」
「ああ、やれるもんならやってみろよ」
「「「殺す!!」」」
そう言って、カリオストロ、プレラーティ、サンジェルマンの3人は殺意のこもった攻撃をアクロスに仕掛けた。
「カリオストロ、プレラーティ、サンジェルマンの攻撃よ消えろ」
「「「なっ!!」」」
「お前らは、400年以上生きていようが所詮『人間』なんだよ。そんな奴らが束になってかかってきたところで、『神族』を殺せるわけねぇだろ」
アクロスは、その身に殺気を纏わせながらゆっくりと3人に近づいていく。それを見た3人は、冷や汗が止まらなかった。
「お、お願いだ。殺すなら私だけにしてくれ」
「何言ってるのあーしたちは、いつでもいっしょよ〜」
「殺されるのも3人一緒。サンジェルマンを1人にはしないわけだ」
「…………」
尚もアクロスは、3人に近づいていく。そして、遂に目の前まで来た。
「まぁ、遺言ぐらいなら聞いてやるぜ」
「そうか、じゃあ立花 響に伝えてくれ」
「わかった。言え」
「お前と手を繋ぎたかった。前は、取れなかったあいつの手を今度は私から取りたかった。互いの痛みを分けあえる友の1人になりたかった。今の
「そうか、わかった。でも、伝えるのはお前自身だ」
「「「へ?」」」
「立花 響よ現界しろ」
「サンジェルマンさん!!」
「ぁ………こ、この声は!!」
「久しぶりですね。サンジェルマンさん!!あの時以来ですね」
「そうだな……でも、なんで身体がそんなに薄いんだ?」
「…………そ、それは、私実は死んじゃってるんだ」
「そ、そんな。何故だ!!」
「私は、《陽だまり》を失った。ううん、自らの手で殺しちゃったんだよ。だから、誰かの手を繋ぐことは出来ないよ。ごめんね、サンジェルマンさん。折角、手を取り合いたいって言ってくれたのに、友達になりたいって言ってくれたのに!!」
その言葉を聞いたサンジェルマンは、霊体の立花 響の前まで行き、優しく手を取った。
「離して下さい!サンジェルマンさん!!」
「嫌だ!絶対に離さん!」
「人殺しの手ですよ!そんな手を取ったらサンジェルマンさんの手が穢れちゃいますよ!」
「知るか!そんなこと!人殺しだろうがなんだろうが、握った手を開けば、手は繋げる」
「ぁ…………」
「すまん、響。あの時、お前の手を取っていれば結末は変わったのだろうか?今となっては、どうでもいいことだがそれでも思ってしまうんだ。私が、下らん理由で響の手を取らなかった。本当に下らん、今ではそう思うよ」
「そんなに悲しい顔しないで下さい。サンジェルマンさん!!私は、もう大丈夫ですから。だから、あなたにはこの世界の私を助けてほしいな。今度は、敵としてじゃなくて仲間として、友達としていてほしいな」
「ああ、わかった。もう逝くのか?響」
「うん」
「じゃあ、お願いね」
「ああ」
この言葉を最後に立花 響は、成仏した。
「ありがとう。アクロス。お陰で私の本当にやりたかったことが出来たよ。そして、新たな目的も出来た」
「おう。気にすんなって。それよりかどうだった俺の演技は?」
「………ノーコメントだ」
「おう。じゃあ、俺は何をすればいいんだ?」
「取り敢えず、明日は休むといい。そう言えば、こんなものが2枚も手に入った。アリスと2人で行ってくればどうだ?」
そう言って渡されたのは、『ツヴァイウィングのライブチケット』だった。
「な、これは!」
「まさか!」
「どうする?」
「「いただきます」」
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