これは転生者の物語ではない 主人公が生きる物語である 作:壇クロト
黒歴史を自分から作り出そうという作者の妄想に付き合っていただける方大歓迎です。
文章を書くのが下手なので面白くないと感じた方は低評価していただいでも構いません。ですが、万が一、億が一コメントを書いていただけるなら優し目の言葉でどこをどうやればよくなるよなどを書いていただけると幸いです。
~私にはどうあがいても拭えない、忘れてはならない過去がある~
高校卒業直前に家族が交通事故に巻き込まれて他界した。父と母、弟が私の前からいきなりいなくなった・・・
当時の私はその事実を受け止めることが出来ず、高校にもいかずに自室に引きこもったのである。
そんな私を心配して友達や親戚がいつも家に訪ねて来てくれた。最初ははっきり言って迷惑だった。もうほっといて欲しいのにしつこく外に出ようって誘ってくるから...
でもそれが私の心を救ったのも事実だ。だってこんなにも私を気にかけてくれる優しい人たちの思いを裏切るわけにはいかないと思わない?だから私は外に出た!そして生きれなかった家族の分も生きようと決めた。
って思ってたのになぁ...いざ高校生活が終わるとなるとどうしようか決められない。これといった目的など持っていない私には大学にいくという選択肢はなく宙ぶらりんなまま自堕落な生活を送っていた。しかし、転機はいつも突然やってくる。
たまたまコンビニに行った帰りに献血の車をみて、たまたま誰かを助けてみたいと思って献血してみたら、私にはレイシフト適性?マスター適性?があると唐突に告げられ、よくわからない説明をされ家の戸締りと冷蔵庫の整理を終わらせたらいきなり目隠しされて雪山にほっぽられた...。うんこれはあれだ・・・
「不幸だーーーーーーーーーー!」
そのあとのことについては言うまでもない。よくわからん施設に辿り着き、よくわからんシミュレーションをこなして施設内に入ったら突然の眠気からの入眠。誰かが呼ぶ声と頬を舐められる感覚に目を覚ましたら、眼鏡をかけた美少女とフワフワな狐?が私を見ていた。
自己紹介が終わってもいないのにセンス大丈夫か?と言いたくなるようなスーツを着た紳士が現れ、所長の説明会に行くことになった。
頭がぼんやりしてよく聞こえなかったが、眼鏡美少女と緑の紳士の会話を流し聞きして到着した。
「マシュ、何故彼女を先輩と呼ぶんだい?既に君は一人先輩と呼んでいる人物がいるだろう?」
「いえあの、立華さんは私が見てきた人たちの中で先輩と同じくらい普通の人ですし、同性なので先輩と呼ぼうと思いまして」
「ふむ、そういうことならば何も言うことはないが、それだとごっちゃになってしまうのではないかい?」
「大丈夫です!今後は立華さんのことを呼ぶときは、立華先輩と呼ぶようにしますから」
このような会話があったと後にマシュから聞いた時は、辛かった・・・
そのあとは、うたた寝してた私が悪いけど何も引っ叩かなくてもいいのにと思いながらマシュに案内されて自室に行ったら、ゆるふわな医師がサボってた。すこし談笑していたらレイシフトが始まるらしいので緑の紳士からの通信でゆるふわ医師が部屋を出ようとした瞬間に大きな振動と爆発音。
またもや不幸に見舞われたのか!?と葛藤していると焦りながらも指示をだして走り始めるゆるふわさん。そのあとを追いかけて私が見たものは炎に囲まれた部屋と瓦礫の下敷きになっている、私を先輩と呼んでくれた彼女だった。彼女の最後の望みを果たすべく手を握ったら意識が遠のいていき次に目が覚めたら荒廃した町中にいた。
もうよくわからんがいきなり襲ってきた骸骨たちを全てなぎ倒して私を助けてくれたマシュを見た時も本当に意味が分からなった。マシュ曰くデミサーヴァント?になった彼女と町を探索していたら女性の悲鳴が聞こえ、助けに行ったら私を引っ叩いた所長がいるし、その所長に全てを任せて逃げ回っている私とおなじデザインも制服をきた男性がいるしで大変困惑したのは記憶に新しい。
「所長!こいつら何とかしてくれないと俺らそろってお陀仏ですよ!?」
「うるさいわね!!ならあんたが何とかしなさいよ!?」
「無茶言わないでください!こちとら魔術をかじっただけの素人ですよ!?あんた魔術師の中でも優秀なんでしょ?なんかこうすっごい魔術使って一網打尽にしてくれよ!?」
あんなに会話しながら逃げ回れるのは一つの才能ではないかと思ったのは内緒
「マシュ!あの二人を助けよう!」
「はい!了解です!!」
マシュの活躍のおかげでなんとか救出できた二人の内男性のほうは「神崎直人」というらしく、この人がマシュが言っていたもう一人の先輩だという...。パッと見普通のお兄さんという感じで実際その通りだった。私の自己紹介をしたときなぜか大変嬉しそうにしていたのはきっと心細かったんだろう...
そのあとは、大変だった。いきなり現れたシャドウサーヴァントを何とか倒したら、キャスターのサーヴァントであるクーフーリンが味方になってくれた。もう術ニキでいいよね?と神崎さんが言っていたので私たちも術ニキやアニキと呼び、この地獄のような状況を作り出した黒幕がいるという洞窟に向かうことが決定した。
道中弓兵のシャドウサーヴァントが行く手を阻んできた。そのとき神崎さんがアニキに何としてもその贋作者を亡き者してくれと本気で頼み込んでいたのを見た時は私たちはドン引きしてた。
「アニキあの贋作者だけは始末してくれ。ゆっくりなぶって今この場にいることを心底恨むレベルまで痛めつけた後に最大火力で葬ってくれ。ホントもうお願いします」
そして、この時が私が所長とゆっくり話す最後の機会になるとはこの時の私は思ってもいなかっただろう...
聖杯を守護していたのは、かの有名なアーサー王伝説に出てくる騎士王その人だった(なぜか女性だったが...)。マシュが単騎で挑んだが、実力の差、魔力の差、ステータスの差に追い詰められていくマシュ。そのピンチを救ったのは他でもない骸骨から逃げ回っていた神崎さんだった...
「全く・・・女の子がこんなにも頑張っているなら男の俺はもっと頑張らないと男が廃るな」
「ほう、今まで隠れていることしかできなかった貴様が何をするつもりだ?まぁ、何をされても私を倒すことなど不可能だがな」
「そ、そうですよ神崎さん今は逃げることを考えないと、マシュももう限界だし・・・」
「いや、なんとかできる方法は今までもあったんだけど、覚悟が決められなくてね。でもマシュちゃんがこんなに頑張ってくれて、立華ちゃんが怖いのを我慢してでも気丈に振る舞う姿を見たら決心がついたよ。
騎士王。あんたは確かに強い。でも負けられないという覚悟をもった人間の力を甘くみるなよ?」
「ふむ。弱者の世迷言と切るの簡単だが、そこまで言うのなら私直々に斬ってやろう。・・覚悟はいいか?」
「冗談。覚悟を決めるのはあんたの方だ!この聖杯戦争の運命は、俺が変える!」
-マイティアクションX!ガッシャーン!大変身!!ガッチャーン!レベルアップ!マイティジャンプ!マイティキック!マイティアクションX!-
そうして黄緑色のゲームみたいなベルト?を付けた神崎さんは、その姿を変えた。
「さぁ!ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!!」
「なんだ?その奇怪な見た目は?そんなもので私を倒せるとは思わないことだ」
「どうかな?この力味わってみろ!」
そこからの戦いは熾烈を極めた。
変身した神崎さんは、騎士王の攻撃をかわしながら確実に攻撃を重ねていく。一方騎士王は、持ち前の魔力を使って高威力に一撃を与えようとする。一進一退の攻防の末、先に崩れたのは、神崎さんだった・・・。
その足並みが崩れたのを見逃さなかった騎士王がトドメも一撃とばかりに放った斬撃。その斬撃は神崎さんを切り裂く...ことはなかった
-高速化!-
その直前に神崎さんはメダルのようなものを自分に使い高速移動でその場を離れたのである。そして、大ぶりの一撃をスかされた騎士王が今度は体制を崩した。その隙を逃さず高速移動によるヒット&ウェイを繰り返す神崎さん。業を煮やしたのか宝具を解放しようとした騎士王に対し、神崎さんが言った一言は・・・
「マシュちゃん!立華ちゃん!頼む!!俺だけだとあいつを倒せないから力を貸してくれ!!」
助勢を求む声だったのである・・・
「あいつの宝具を耐えてくれ!そしたら俺が渾身の一発をぶち込むから!!」
その声を聴き最初は戸惑ったよ。
なにせ宝具の解放だ。マシュがたまたま開幕の一撃を耐えきったが二度目はないかもしれない。それに、こんなに疲労しているマシュに無理をさせられないという思いがあった。でも、私の思いはマシュの声によって遮られたんだけどね。
「立華先輩、やりましょう。私一人だったら負けるかもしれません。でも、立華先輩も一緒なら大丈夫です!それに、かっこいいところを神崎先輩に持っていかれたままなのは悔しいじゃないですか」
そう言ったマシュの顔は不思議と恐怖など感じていないような笑顔だった。こんな笑顔見せられたら覚悟決めるしかないじゃいか!
「わかった!その代わり防いで見せるから神崎さんも負けちゃだめだからね!」
「おう!任せておけ!!」
「御託はいい。これで全員終わりだ!エクスカリバーモルガーン!!」
「マシュ一緒にいこう!」
「はい!宝具展開します。ロードカルデアス!!...ぐぅ...ハァー!!!」
マシュの叫びとともに騎士王の宝具を打ち返す
「防いだ・・だと?」
「ははっ!心が躍るね!!なら今度は俺の番だ!」
ガシューン、ガシャット!キメワザ!!マイティクリティカルストライク!!!
「おっりゃー!!」
「ぐぅ...ぐあぁ!」
-会心の一発!!-
そうしてなんかすごいキックを喰らった騎士王が吹っ飛ぶ。それは神崎さんの勝利を意味する光景だった