これは転生者の物語ではない 主人公が生きる物語である 作:壇クロト
ド素人作者の2話目でございます。
物語は飛び飛び、文章も滅茶苦茶ですが、お楽しみ頂けたら幸いです。
ギャグ路線なのに普通にシリアスじゃないかと思われるかもしれませんが、もう少しご辛抱ください。
-GAMECLEAR!-
その音声と共に激闘を繰り広げていた騎士王と神崎さんの戦いは終わりを告げた
「ぐっ・・・やっぱり初めての戦闘でこれはキツイなぁ・・・。悪い立華ちゃんあとは任せた」
そういって神崎さんは変身を解いた後倒れてしまった。
「神崎さん!?」
「っ大丈夫です先輩。どうやら気を失っているだけのようです」
「へ?な、なんだびっくりしたぁ。もう!心配させないで欲しいな」
「そうですね。先程まであんなに激しい戦闘をしていたのにいきなり倒れたら誰だって心配しますよ」
そう言ったマシュの顔は笑顔だった。
―「ふん。この私に勝ったというのに最後は気絶とはな・・・。」
いきなり聞こえた声に私たちは身を強張らせてしまった。そこには、確かに神崎さんがトドメを刺したはずの騎士王が立っていた。
―体が黄金の粒子となって消えかけながら・・・
「心配するな、私はもう戦えない。だが、私を倒したものが倒れているというのもおかしいものだがな。
最初は、盾を持つサーヴァント。貴様を試すつもりいたが、何の因果かよくわからん格好の奴に土をつけられる始末。やはり、本懐を見失った私ではこれが限界か・・・。
まぁいいだろう。盾のサーヴァントとそのマスター、そして聞こえはしないだろうが神崎とやら・・・聖杯を巡る旅――グランドオーダーは始まったばかりだということを忘れるなよ」
そう残してこの特異点を地獄に変えた騎士王は消滅した。
そのあとは、私たちを助けてくれたアニキが消滅し、この特異点は修正される。そう思っていたのに・・・
―「いや、まさか君たちがここまでやるとはね。計画の想定外にして、私の寛容さの許容外だ
48人目のマスター適性者、全く見込みのない子供だからと、善意で見逃してあげた私のしったいだ。
それに加え、魔術師としてはあまりに凡庸、いや無能といっても差し支えないマスター候補神崎直人。君がここまでのことをやってのけるとは、ほんとに忌々しい」
そういってどこからか現れたのは、あの爆発で命を落としたはずの緑の紳士。レフ=ライノールだった・・・
その後のことは、はっきり言って思い出したくない・・・。レフは、自分を信じていた者達の思いを嘲笑い、心の支えとしていた所長に自分がどういった状況にあるかをわざわざ教え、絶望したのを見てから聖杯の力を使って所長をカルデアスにぶつけて消滅させた後高笑いを上げ消えた。
―このとき初めて私は誰かを殺してやりたくなるほど憎んだと思う。私の家族を奪った犯人すらここまで憎んでいなかったのに・・・。私にとって所長、オルガマリーさんはそれほどまでに大切な相手になっていたんだ・・・
―私の初めての特異点は、どうしようもないほどの後悔を抱える形で終了した。そして、それは直ぐに来るもう一つの別れの始まりだったのを知ったのは、後に第1特異点「邪竜100年戦争オルレアン」と名付けられた次の特異点を攻略しているときのことだ。―
カルデアに帰還した私たちが最初に行ったことは、気を失ってしまった神崎さんを医務室に運ぶことだった。幸い神崎さんは、オルガマリー所長と同じ場所にいただけで私と同じようにレイシフトを行って特異点に転移したためこうしてカルデアに無事に帰還することができたという訳である。
神崎さんが目を覚ましたのは医務室に運ばれて3時間後であった。私は、神崎さんが気を失った後のことを説明した。神崎さんは、何かに耐えるように震えながらそれでも気丈にこう話してくれた。
「そうか・・・。所長さんは、助けられなかったのか・・・。ごめんね立華ちゃん、マシュちゃん。偉そうなことを言ったのに俺は結局最後まで戦えなかった。それどころか君たち2人に本来背負わなくてもいい後悔を背負わせてしまった。本当にすまない。」
「い、いや神崎さんがそんなに謝ることじゃ・・・。神崎さんは私たちを守るために戦ってくれたじゃないですか」
「そうです!本来は私があの騎士王を倒さなくてはいけなかったのに・・。私の力不足です・・・」
「マシュちゃん。そうじゃないよ。君はいきなりデミサーヴァントというものになっても立花ちゃんを守るために戦ったじゃないか。それに比べて俺は、最後の土壇場まで戦う覚悟を決められなかった。それに騎士王を倒すために君たち2人の力を借りた。あの場で一番不甲斐なかったのは間違いなく俺だ」
なんかお互いに責任は自分にあるみたいになってしまってきたが、だんだんイライラしてきた
「もぉー!2人ともさっきから聞いてたらどちらも自分の責任だのなんだの!
マシュは、私のことをちゃんと守ってくれた!神崎さんは勇気を振り絞って騎士王と戦ってくれた!こういう時は、謝るんじゃなくてお互いに言うことがあるでしょ!?」
2人とも最初は私の剣幕にポカーンとしていたが、直ぐに笑いあってお互いにありがとうと言ってその場は収まった。
そしたら私のお腹が鳴ってしまったので皆で食堂に行ってご飯を食べたが2人の温かい眼差しが辛かった・・・
ご飯の後は、ゆるふわ医師ことロマニ=アーキマンとカルデアに既にいたサーヴァントだというレオナルド・ダウィンチが神崎さんの使った道具について聞いていた。
「それで神崎君、君が騎士王との戦いでつかったあの道具はなんなんかな?」
「本来は、味方である君にこういったことを聞くのはおかしいと思っているんだけど、この先も戦っていくのなら君の力のこともちゃんと知っておかないといけないから教えてくれないかな?なによりあんな道具は私も見たことがない!とても興味をそそられるものだからねぇ。教えてくれるまで逃がさないぜ☆」
ダウィンチちゃんはどちらかといえば自分の知的好奇心を満たすために質問してるんじゃないかと思ってしまったわたしは許されるはずだ・・・
「あれは、ゲーマドライバーとライダーガシャットというもので二つを同時に使うことで仮面ライダーに変身できるようなる道具ですよ。俺は、確かに魔術師としては無能です。でも、ゲームを作ることについては誰にも負けるつもりはありません。
そもそも俺は、神崎という家系の正統な後継者ではないんです。俺は、もともと捨て子で魔術の実験のために拾われて育てられました。でも、実験を行う前に当主が病気で命を落としたことで俺は実験材料になることはなかったんです。でも拾われた俺に居場所は無かった。だから自分だけで生きれるように、そして俺をいつまでもゴミのように見ていた神崎の人間を見返すためにこの二つを作ったんです。」
―完成したのはごく最近ですけどね。そういって神崎さんは笑っていたけど、ロマンとダウィンチちゃんは聞いてはいけないことを聞いてしまったと少し落ち込んでた。
私も、軽はずみに聞いてしまったことを若干後悔していたが、そこは年長者。ロマンが空気を換えるように英霊の召喚を行おうと提案したことによってその話は終わりとなった。
「じゃあまず、立華ちゃんから召喚しようか。大丈夫。基本的に召喚に応えてくれるのは君と相性のいいサーヴァントだからそこまで心配しなくていいよ?」
そういわれて少し気が軽くなった私は、手元にある虹色の石を30個一気に召喚魔法陣に投げ込んだ。
「こんにちは、愛らしい魔術師さん。サーヴァント・・・あら?あれ?私、セイバーではなくて・・・まぁ。
あの・・・源頼光と申します。大将として、いまだ至らない身ではありますが、どうかよろしくお願いしますね?」
なんか凄いお体をした美女がキタンデスケドー!?
ロマニもダウィンチちゃんもトップサーヴァントを当てたことを喜んでくれた。けど、神崎さんだけは何故か冷や汗を滝のように流していた・・・何故?
その後は神崎さんの召喚のはずだったんだけど実は、神崎さんが自分にはゲーマドライバーがあるから大丈夫だと私に持っていた聖晶石をくれたので神崎さんの召喚はなかった。
そして、ロマニが説明してくれた7つの特異点を修正する旅グランドオーダーが始まったのだ。
立華が最初に召喚いたサーヴァントは頼光さんです。
決定理由は家族への思いに反応したと思っていただければオケですw