これは転生者の物語ではない 主人公が生きる物語である 作:壇クロト
しかし、作者に特異点全てを書く力などなく、要所を綺麗に書く力もない。故にダイジェスト形式な上に、原作とかなり変わってします。どうか寛容に受け止めてくださることを祈り投稿させていただきます。
是非皆さんは、原作をプレイして素晴らしいストーリーを楽しんでください
―神崎さんが私たちの前から消えた後のことを私はよく覚えていない・・・。次に気づいたのは、森の中で簡易ベッドの上にいて、マシュやお母さんが私を心配そうに見ていた。
なんでもあの後私は意識を失って倒れたらしい。更に、私以外にもジャンヌさんの様子もおかしく、マシュの顔色も悪かったそうだ。途方に暮れたそんな時に、いきなり馬車が走ってくる音が聞こえて、何事かと警戒していたら、フランスを救うために召喚されたライダーのマリー・アントワネットと、キャスター・モーツァルトが異変に気付いて駆けつけてくれたとのことだった。二人が駆けつけたことをこれ幸いと見たお母さんがマリー達に協力を要請し、二つ返事で快諾したマリーの宝具を使い私たちを森の中に避難させてあと、マシュとジャンヌさんのカウンセリングを行って持ち直させ、カルデアに報告したあと、野営セットを送って貰って私が起きるまで看病を続けてくれていたということらしい―
「先輩。気分はどうですか?」
「うん・・・。正直あまり大丈夫という訳にはいかないかな・・・。
でも、ここで止まるわけにはいかないよ。だって、ここで止まったら私を助けるために命を懸けてくれて、私たちに希望を残して逝った神崎さんの思いを踏みにじることになる。
それに、本当は私があそこで命を落とすはずだったのを神崎さんが生きながらえさせてくれた。なら今度は私が未来を取り戻して神崎さんに言うしかないじゃん!
―貴方が命を懸けて助けてくれた私は、未来を取り戻せたよってさ!」
「・・・先輩は強いですね。私は、まだ神崎さんが死んでしまったということが飲み込めません。本来なら、私が、デミサーヴァントである私が先輩を助けなければいけなかったんです!でも、動けなかった!あの黒いジャンヌさんの殺気に怯んでしまった!私の、私のせいで!神崎さんh(ry)
「マシュ!それ以上は言ってはいけません。戦場にいる時に死んでいった者たちのことを考え、思考を止めてしまえば待ち受けるのは死だけです。身近な者の死というのは、いつだって悲しいもので、身を斬られる思いなのは重々承知します。ですが、今ここで私達が死んでしまっては、死んでいった者たちを弔うことすらできません。ですから、前を向きなさい!悲しみに暮れるのはカルデアに帰ってからでも遅くはありません。」
「そうだよ!マシュ!まずは、あの黒いジャンヌを倒してこの時代を修復しよう!それで帰ったら神崎さんのお葬式をしてあげよう?」
「・・・っ!そうですね。もう迷うのは止めます!これから先もきっと辛いことはあります。それでも戦うことから私はもう逃げません!戦うことが罪なら、今度こそ私が背負ってみせます!」
「ふふっ。マーシュ?それを言うなら私たちが、でしょ?」
「あ!そ、そうですね。はい!私たちで背負っていきましょう!お母様もそれでいいですか?」
「まぁまぁ。娘たちが背負うことですもの、勿論母も背負いますよ?」
―そう。ここからまた始めるんだ!私たちの人理修復を!
「ふぅ。やっと帰ってこれました。あ!みなさーん!何とか今日の分の食料は見つかりました・・・って、私抜きで何を盛り上がっているんですかー!?」
・・・ジャンヌのことすっかり忘れてたよ
そこから先は、まるで止まってた時計がまた動き出したかのように順調だった。野営していた拠点に、バーサークライダー、マルタが急襲してきたが撃退。その後マルタから、リオンという町に竜殺しがいるということで向かってみれば、ニーベルングに出てくる最強の竜殺しジークフリートがいた。でも、ジークフリートは黒ジャンヌの呪いを受けていたて、その呪いを解除するためにジャンヌさん以外の聖人を探すことになったんだけど、その途中で、エリザベートと清姫という2人のサーヴァントを仲間にできた。
―何故か清姫は、私のことを安珍とよび、すり寄ってくるけど。そして、それを見たお母さんが対抗するかのように、私に構うんだけど・・・
更に2人が言うには、この先に聖人がいるらしい。それを信じて向かってみればそこには、ライダー・ゲオルギウスが町の人たちを守っていた。そこでゲオルギウスにジークフリートの呪いの解呪に力を貸して欲しいと頼むと、快く協力してくれた。
――この話では、マリーと別行動をとっていないので誰も脱落しません。
そして、万全の準備を整えて黒ジャンヌとの最終決戦に挑み、私たちは勝利した!
まぁ、黒幕はジャンヌさんを裏切ったフランスへの復讐を成そうとするジル・ド・レ元帥だったけど・・・
聖杯を回収しカルデアに帰った私たちが最初に行ったことは、神崎さんのお葬式だった。私は、その場で神崎さんに人理を修復することを誓った。
その後の召喚では、まるで神崎さんが私たちの背中を押してくれているかのように、第1特異点で見方をしてくれたサーヴァントや、黒ジャンヌに凶化を付与されて従わされていたサーヴァントも召喚時応じて来てくれた。
―不思議なことに、召喚をするたび特異点で縁を結んだ英霊たちが来てくれた。
新しい仲間と一緒に私たちの旅は更に加速していった。第2特異点では、古代ローマを滅ぼすために、歴代のローマ皇帝たちが召喚されたが、その時代に生きている第5代皇帝ネロ・クラウディウスと協力してこれを退けた。黒幕は、カルデアを裏切ったレフだったのだが、なんとレフは魔人柱という存在だったらしく、姿を変え襲い掛かってきた。なんとか撃退したが、最後の足掻きでアルテラというサーヴァントを召喚した。しかし、そのアルテラに真っ二つにされ呆気なく死んだ。件のアルテラは、ジャンヌさんとマシュが鉄壁の防御で攻撃を防ぎ、ネロとお母さんがその隙をついて猛撃し倒すことができた。
第3特異点は、海の上。海賊フランシス・ドレイク船長と一緒に女神エウリュアレを狙ってくる黒ひげを迎え撃ったけど、真の敵はアルゴーノーツ。その船長イアソンだった。まぁ正直イアソンは大したことなかったけど、イアソンを討つために向かう私達を遮るように現れたヘラクレスがとてつもない脅威だった。そして、いざヘラクレスを下しイアソンに引導を渡そうとすればイアソンに付き従っていたメディア・リリィが、聖杯をイアソンに埋め込み魔人柱に変えてしまった。海の上という不利な場所でどうにか勝ちを拾ったけども、リリィは不穏な言葉を残して消滅した。
第4特異点。ここで私達は人理焼却を行った犯人に遭遇した。
霧の都ロンドン。そこでは、魔力を帯びた霧が蔓延していた。イギリスの異変に気付いて駆けつけた円卓の騎士モードレッドと共に、この異常の原因を探り、犯人を突き止め、連鎖して召喚された槍のアーサー王を討ち果たし、いざ聖杯を回収しようと地下に戻ったところに奴は現れた。
――グランドキャスター・ソロモン
それが、私達の未来を奪った黒幕の正体。その圧倒的な力の前に、私が召喚したサーヴァントや現地で力を貸してくれたサーヴァント達も次々倒されていったが、まるで私たちには興味がないかのように悠々と還っていった。
――あれが、私の旅の最終地点にであり、私が倒さなきゃいけない最後の敵・・・!
第5特異点は、開拓時代のアメリカでケルトの英雄クーフーリンがオルタ化して虐殺を広げていた。そして、私達の前に立ちはだかったのはケルトだけじゃなく、アメリカだけを救おうとする発明王エジソンとその仲間たち。2つの敵を相手にしながら、野戦病院を開いて患者を治療していた、ナイチンゲールと共に仲間を増やしていき、最後には、エジソンも私たちのことを信じ協力してくれたおかげでなんとか人理を修復できた。
ちなみに、何故クーフーリンがオルタ化したといえば、元凶はスーパーケルトビッチ、メイヴが原因だった。何が私と同じくらい凶悪な王にしてだよ。こっちはそれで鉛玉お腹にくらったんだぞ?分かったときは、マジギレしちゃった♪
第6特異点は一言でいえば、円卓VS山の翁VSファラオ!だったけど、終わってみれば円卓皆で囲んでぶっ潰すだったなぁ。
・・・私とマシュは、この特異点ので神崎さんが私に託して願いである優しさを忘れないということがどれだけ大変なことなのか理解した。今でも円卓の騎士が行ったことは許せないし、女神となったアルトリアの決定に頷くことは絶対にないと言い切れる。いくら人を残す為とはいえ、選ばれた人以外を不要とみなし始末するなんて例えどんな崇高な考えがあったとしても許されることではないのだから・・・。
第7特異点は総力戦だった。英雄王ギルガメッシュが治めた最古の都市ウルク。その地で人の理解の範疇を超えた悪が目覚めようとしていた。私たちが来る前に賢王としてクラスチェンジしたギルが召喚したサーヴァントたちが魔獣を倒してくれていたが、いよいよ大詰めというところで私達はやってきたらしい。しかも最悪なことに、ウルクを滅ぼすために3女神同盟というものが作られていたと思えば、ギルガメッシュの唯一の友エルキドゥすら敵になっていた。1つ1つの問題がとても困難なモノだったが、なんとか解決していく私達。そんな私たちの行動を嘲笑うかのように、人類悪ティアマトは目覚め、新人類のモデルケースと称しラフムが生まれた
― 一応言っておくけど、マシュと同じ声の人のことじゃないよ?
ラフムは1体1体が頑強な上に数も多い。更には、ウルクで一緒に戦っていた牛若丸さえもティアマトの力によって敵になってしまった。ラフムもまた、人を殺すのを楽しむかのように殺戮を繰り広げていた。そんな窮地の私たちを救ってくれたのは、第6特異点でも力をかしてくれてソロモンと同じ冠位を持つグランドアサシン・初代山の翁だった。
じぃじ(そう呼んでもいいと言ってくれた)は冠位を捨ててまで私たちのもとに駆け付けてくれて、その神域の御業で不死であるはずのティアマトに死の概念を与え倒すことが出来るようにしてくれた。そして、最終決戦で一緒に戦ってくれたのは、人類最古の英雄にして英雄の王―英雄王ギルガメッシュがアーチャーとして参戦してくれた。英雄王の力と縁を結んだ英霊たちの力を合わせることでティアマトを倒すことができた。
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最後の特異点。冠位時間神殿ソロモン
奇跡が起きた。私たちが旅をしてきた特異点の英霊たちが皆駆けつけてくれた。勿論カルデアに召喚できた英霊もいたが、召喚できなった英霊も一様に力を貸してくれたから、私はソロモン。いや、ゲーティアの下まで辿り着けた。
しかし、ゲーティアも権能を打ち破ることが出来ず宝具の解放を許してしまった。明確に迫る死を退けてくれたのは、マシュだった。マシュの宝具のおかげで私は生き残ることが出来た。
・・・マシュの死と引き換えに・・・。
マシュの死を嘲笑ったゲーティアを倒そうと必死になったが届かず負けると思った時、ここまでずっと一緒に戦ってくれたDoctorロマンがその場に現れた。Doctorこそが本物のソロモンであり、宝具を解放することでゲーティアの権能を打ち消してくれた。・・・自分の座からの消滅つまりは、完全な消滅と引き換えに・・・。
私がDoctorから受けた最後の指令を果たし、ゲーティアとの決着もついてカルデアに帰ってくることができた。マシュは何故か生き返っていたけど、この奇跡をありがたく受け入れることにした。
そして、人理修復後の事務処理が終わり、晴れて私たちは2017年を迎えることでできるようになった。ここまで辛いこと、悲しい別れがあった。私はこの経験を忘れてはいけないと心に刻んで生きていこうと思う。
あ、六華ちゃん。いきなりだけど、メンテナンスの為に一度カルデア内の全部の電気を止めるけど大丈夫かい?
大丈夫。冷蔵庫にも特になにか入れていたわけじゃないから気にせずやっちゃって
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―ブゥン・・・
次回最終回!