最近は気温の変化が激しいですね。体調管理に気をつけてください!
私みたいに風邪ひきますから…(ボソッ)
それではどうぞ!
「ガァアアアアアアアッ!!!」
「シャァアアアアアアツ!!!」
俺は朝食後、特訓をしていた。場所は遺跡近く、相手は
盾蟹【ダイミョウザザミ】と轟龍【ティガレックス】である。
「相手は二体で不足なし…」
早速俺は体感速度を上げ、魂蝕属性を纏う。一応俺は人の姿である。セルレギオスを倒した後に気づいたことなのだが俺は龍と人間の中間的な姿になれるらしい。頭からは角、背中には四枚の羽、腰辺りからは尻尾が三本生えている。尻尾は本数を減らせる事だけがわかっていて、腕や足は鱗が少しだけ生えて爪が鋭くなっていた。
「はぁぁぁぁぁぁあああっ!」
尻尾を二本にし、脚力のみで急接近する。
「ガァアアアアアアアッ!」
先手はティガレックス、爪を地面に叩きつけてジャガイモのような岩を飛ばしてきた。俺は体を捻り、岩を回避する。するとティガレックスは続け様に突進を繰り出した。俺はその後、急接近した勢いで突進してくるティガレックスの顔面にパンチを叩き込む。ティガレックスは俺の攻撃に怯み、後退する。すると突然その後ろからダイミョウザザミが水ブレスをかましてくる。かなり広範囲のブレスを…。
「うおっ!?」
「シャァアアアアアアッ!」
水ブレスをまともに食らった俺はビショビショになりながら距離を取った。俺は腕と足に纏わせた魂蝕属性の濃度を少しだけ上げる。
「次は俺の番だっ!」
翼をはためかせ空中へと舞い上がった。そこから急速にティガレックスに向けて落下、そして後退したティガレックスの顔にかかと落としを食らわせる。その勢いで横に薙ぎ払うように蹴りを入れた。
「ガァアアッ!?」
「舐めてもらっちゃ困るぜっ!」
続けざまに乱撃を繰り出す。ティガレックスの皮膚はどんどんとボロボロになっていき、肉が見えて来る。そして肉から体内へと魂蝕属性が流れ込んでいく。
「グッ、グァァアアアッ…!」
乱撃を繰り返していく内にティガレックスは悶え苦しんでいく。そしてティガレックスは呆気なく絶命した。
「まずは一匹…」
「シャァアアアアアアツ!!!」
まず翼を体内へとしまい込む。そして尻尾を3本に増やし、魂蝕属性を纏わせる。濃度は腕などと同じだ。
「次は地上戦だなっ」
地面を強く蹴る。するとダイミョウザザミは背中にある大きな頭蓋骨を俺に向けた。
「何する気だ?」
疑問に思いながらも勢いを付けたままダイミョウザザミに飛びかかる。
「せぁぁぁああああっっっ!!!」
「シャァアアアアアアツ!!!」
突然ダイミョウザザミは後ろを向いたまま突進してくる。勢い任せに接近した俺は回避しきれずまともに食らってしまった。
「グハッ…、くっそ痛てぇ…」
「シャァアアアアアアツ!!!」
油断は大敵、その言葉を心に留め臨戦態勢を取る。
「ふぅ…」
力を腕と尻尾に集中させる。知らず知らずの内に魂蝕属性のオーラがどす黒く変色していく。周りは瘴気が立ち込め、薄暗くなっていく。
「シャァアアアアアアツ!!!」
威嚇をするダイミョウザザミを無視し、体感時速を上げる。極限まで引き上げ周りが止まったように感じた。
「グァァアア…、覚悟シロ…」
「シャァアアアアアアツ!!!」
地面を強く蹴り急接近を図る。そして俺は三本の尻尾を
ダイミョウザザミの頭蓋骨に巻き付けた。尻尾の先を変形させ、頭蓋骨を粉砕する。
「お前は弱い…」
「シャァアッ!?」
───バキッ
頭蓋骨が砕け散る。辺りには頭蓋骨の破片が飛び散りダイミョウザザミは驚いた様子だ。
「トドメだ…」
そう吐き捨て、構える。
「シャァアアアアアアツ!!!」
ダイミョウザザミが爪を構え近ずいてくる。俺はダイミョウザザミを視界の中心にたった瞬間…
「シャアアアアッ…」
ダイミョウザザミは絶命した。体からはダイミョウザザミ特有の体液が流れ出してくる。
「つっ、疲れたぁー…」
どっと疲れが滲み出てくる。
「力を使いすぎたな…」
そう呟きながら俺は翼をはためかせる。フラフラと空を飛びながら遺跡奥へと向かった。
✳✳✳
「ただいまぁー…」
───ドサッ
ドアが空いたと思うとお姉ちゃんが倒れる。
「おっ、お姉ちゃんっ!?」
私はお姉ちゃんの下へ駆け寄る。体は重そうに震わせ、
とてもしんどそうだ。
「特訓…しすぎた…」
「取り敢えず部屋に運ばないとっ!」
私はお姉ちゃんを寝室へ運ぶ。お姉ちゃんは頬を赤らめ、だるそうだ。
「あちぃ…」
「少し待っていてくださいね」
お姉ちゃんをベットに寝かせ、台所で布を濡らす。そして氷と一緒に部屋へ運ぶ。
「濡れた布持ってきましたよ」
「ありが…と…」
「しんどいそうですね…」
「すぅ…すぅ…」
気づいたらお姉ちゃんは寝息を立てながら眠っていた。寝顔を眺める。私は改めて思う、『変わってない』と。勿論何も変わっていない訳では無い。お姉ちゃんは強くなったし、よりかっこよくなっている。でも面影なんかは色濃く残っていた。
(相変わらずかっこいいなぁ…って何考えてるんですかっ!?)
「リザァ…」
「ひゃっ、ひゃいっ!?」
お姉ちゃんが私の名前を呟く。その姿はまるで赤子が親を探すようなものだ。私の額が暑くなっていく。いっその事寝込みを襲う…ダメだダメだ!でもチャンスは今しかない…。
私が心の中の葛藤を繰り広げる中、お姉ちゃんはぐっすりと眠っていた。
✳✳✳
「良く寝たぁー」
目が覚めると朝の十時になっていた。特訓をしていたのが朝の八時、かなり寝てしまっていた。
「起きましたか?」
「おぉ、リザ。朝から迷惑かけちまったな」
「気にしてませんよ、それよりディブロさんが呼んでましたよ」
「ならちょっと行ってみる」
そう言って布団から出る。すると
「遺跡中心部で待っているとのことです」
「ありがとな、リザ」
リザの頭をわしゃわしゃと撫でる。そして俺は指定された場所へ足を運んだ。
「申し訳ありません、レン様を呼び出す形になってしまって」
(いや、全然気にしなくていいぞ)
擬人化しているディブロに言葉を掛ける。俺も擬人化し、話を切り出す。
「それでなんで俺をここに呼んだんだ?」
「要件は二つ、まず一つ目から話させていただきます」
そこから俺はしばらくディブロの話を聞いていた。その話の内容は他の誰にも聞かれてはいけない、俺のこれから…人生が決まる重大な話だった。
どうでしたでしょうか?
今回投稿遅れて申し訳ないです!
かくかくしかじか問題がありまして…風邪ひいたり原稿消えたり…まぁなんでもいいです。本当に申し訳ないです!次からは気をつけさせていただきますゆえ…。
それでは次回会いましょう!