しばらく書いていないせいで書き方がぎこちない…、申し訳ないです!
それではどうぞ!
[狩人伝承録]
『竜殺し』…知っているだろうか?
残虐非道そのものであり、龍を忌み嫌う者であり……『異端者』だ。
彼の手には血に濡れた剣が、彼の背中には大きな罪が。
もし彼を知っているのなら忘れたほうがいい。
何故か……そう聞きたいのか?
それは……死ぬかもしれないからだ。
✴✴✴
【例の事件から一ヶ月】
(レンくんがボロボロ……。血だらけ……。綺麗な体が穢された……。コロス……こんなことやった屑野郎は……コロスッ!)
「姉さん、せめて周りに殺意を振りまかないでくれるかな?」
「あっ、ごめんね。私つい…コロシタクナッチャッテ」
私はバルカン、この世界で禁忌種に指定されているらしい龍だ。あらかじめ言っておくが性別は女……女だぞっ!口調が男とか言われるが女だ。絶対に女だ。何が何でも女だ。
おっと、話がそれてしまったな。……よし、まず現状から話そうか。今はとある家にて『レン』と言う少…年?に会っている。というよりかは付いてきている。といっても付いてきているというのは姉さんに付き合わされていて…。
「あーもう!取り敢えずレン君の止血を続けなきゃ…」
姉さんはそう呟いて先程まで続けていた止血作業を再開する。
「それにしても……竜殺し、とてつもないやつだな」
「そうだよね…禁忌種まであと少しのレン君を…私の大好きなレン君を傷つけるなんて…」
「まぁそれは置いておいて。……早く出てきたらどうだ?」
私は声音を変えてそっと呟く。すると部屋の隅から一人の少女が顔を出した。
✴✴✴
目の前にいるのは二人の少女。一人は溶岩の様な紅く荒々しい髪を持ち、後ろで一つにまとめている。体には髪色と似たドレスを身に纏っていた。
もう一人は純白の髪の中に一束の黒髪が、そして赤い髪を三つ編みにしている。服装は白、黒、赤を彩ったドレスだ。
「ぁ…」
威圧に負けて声が思ったように出ない。体はビクビクと震え、足は竦む。
「こいつは……」
「レン君と一緒にいたジンオウガじゃないかな?」
「ということは【雷帝龍】の娘?」
「そうだと思うよ〜」
(二人の雰囲気といい見た目といい…)
私は知っている。この雰囲気、威圧。そう、何を隠そうこの二人は……。
「貴方様はもしや【祖龍】」
「あ、よくわかったね」
「ということは貴方様は【紅竜】ッ」
「姉さんがわかれば流石にわかるか」
『祖龍』、『紅龍』。二体はこの世界において頂点に君臨する者達であり、最強を謳われる存在。
「そう怯えるな、前に会っただろう?」
「そうだった……」
「姉さん、相変わらず記憶力低いな」
「うっ、うるさい!」
「は…ははは……」
苦笑を浮かべるしか出来ない。それほどまでにこの二人の威圧は大きく、重いのだ。
「それを言ったらバルカンなんて脳筋だよ!」
「なっ、聞き捨てならないぞ!姉さん!」
「あっ……」
私はここで龍生を終えるんだ…。
「だー…うるせえぞ……」
「「「ッ!?」」」
私含め三人とも唐突な声に驚く。それはその声が意外な者の声だったからだ。
「レン…様?」
「おう、正真正銘この俺だ』
ベットに横たわっていたはずのレン様は上半身だけを上げてこちらを見ていた。その瞳には私を優しく包み込んでくれるような抱擁感に満ち溢れている。
「レ…ン…様ぁ!」
嗚咽混じりの声が漏れるが気にせず脚をレン様のいる場所へと動かす。
「泣くなよ、な?」
「だって…だってぇ…!」
「姉さん、また後で会いに来よう」
「うっ、うん…」
「もう…ひっく…とっても心配したんですよ?」
「ごめんな…リン」
泣きじゃくるリンは俺の胸に顔を埋める。
「レン様は本当に無茶しすぎです…。いつもいつも…自分よりも誰かを優先して…」
「少しくらい自分を大事にしてください!そうじゃないと私の心が持ちません!」
「……」
「……それでもレン様は言うことを聞いてくらないって知ってます。だから……だから私は!」
「貴方の従者として…側にいますから…」
「少しくらい私を頼ってくださいね?」
✴✴✴
今、龍化したリンの背中に乗って俺は散歩していた。そこで俺は残りや二人がいないことに気づく。
「リン、ディブロとリザは?」
(ディブロは周りの警戒に、リザ様は薬草を取りに行きましたよ)
「そうか、おきてすぐに二人にも会いたかったのにな」
(そこは私でがっ、我慢してください!)
急に背中の毛を逆立てながら叫ぶリン。少し驚くが俺は気にせず相槌を打つ。
「それもそうだな。だって一ヶ月立ってるんだし」
「本当ですよ、寝過ぎです!」
「ごめんごめん」
そんな風に談笑を交わしていると少し開けた場所に出た。風が肌を撫で、髪の毛をサラサラと揺らす。
「気持ちのいい場所ですね、レン様」
「そうだなぁ〜。今すぐにでも昼寝できそうだぁ〜」
「いや、寝ちゃだめですよっ!?」
ここは後に語り継がれる伝説の場所、【龍帝の丘】と呼ばれることになるのだがこの時の二人は知る由もない。
龍化を解いたリンと共に地面に座り込む。芝生がいい感じにフカフカだ。
「そう言えばですね」
「どうした?」
「先程まで祖龍様が居たんですよ?」
祖龍…?何となくだが伊織を思い浮かべてしまう。
「祖龍…祖龍…あいつか?」
「多分想像している人と同じですよ。少し特徴的な髪をした女の子。レン様をずっと眺めてましたよ」
「嘘だろ?あのヘンタ───伊織が?」
「凄く満足げでしたね……ズルイデス…」
✴✴✴
…
……
………
…………
何故だ……。
何故我はあの忌々しい龍を殺せぬ!
我が主の望みであろう!
くそが…くそがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!
「ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」
力に溺れた龍は人の踏み入れぬ場所にて雄叫びを上げる。無慈悲なる殺意を込めて。
どうでしたか?
いやはやテスト週間中……投稿できずに申し訳ありませんでした!
言い訳は山のようにありますが言わないでおきます。見苦しいですしね。
気を取り直して話したいことが一つありましてですね…。その内容とはっ!
この後書きにこの小説のキャラを少し出そうかなぁーと。どうです?いいんじゃないですか?
ということでリクエスト募集します!
内容は……
・ショートストーリー(日常とかその他諸々)
・後書きの登場キャラ
・これから出してほしいモンスター
です。「は?」とか思うかもしれませんが許して下さい!
リクエストはこの話のコメント、またはリクエストする場所を設けるのでそこにどうぞ!(名前忘れた…)
それではまた次回お会しましょう!
それでは!
(長文失礼しました)