モチベが溶けます。
それではどうぞ!
『一日を一言で表すならそれは人それぞれである』
「兄さん…正座してください」
「はい…」
「今まで何処に居たんですか…私達が帰ってきたら家には居ないし…留守番を頼んだリンもいない…」
「ゴメンなさい…」
「今日の晩御飯は抜きですっ…と言いたいところですが…。流石に兄さんも体調が完全に治ったわけでもないですし…。それじゃあ——」
「よしリンッ、外に遊び行こう!」
「いいですよ!」
「二人共…?」
帰って来てから直ぐの出来事である。
まぁその後のことは察してくれ。…我が妹も怖いものである。
「リンさん…その…」
「私は心配していたんですよ!?なのに遊びに行くなんて…ちゃんと今日は夕ご飯の支度を手伝ってもらいます」
「わかりました…」
俺はそう言いながら手を動かす。今日の夕食はリザの手作り料理、ちゃんとやらないといけない。
「あっ、ディブロさんお風呂沸かしておいてください」
「わかりました。えーと…温度を50度に——」
「ディブロ…流石に50度はやばいぞ!?」
「えっ、そうですか!?50度って火山じゃ当たり前ですよ?」
流石に感覚がずれてるな…。
俺はそう、ホワイトレバーを薄くスライスしながら思う。
「…少し冷たさに慣れなきゃな、ディブロは」
「…いいですよ?暑いのも」
「暑いのなんて嫌です」
「リンは暑さが苦手って…二人ともほんと極端だな」
これがここで改めて二人とも人ではないことを肌で感じた。容姿が人でも中身は『龍』なのだと。
「兄さん、ぼーっとしてどうしましたか?」
「あっ、ごめんごめん。少し考え事してただけ」
「それならいいんですけど…」
「兄さん、ディブロさん。お風呂行ってきてください、私達は残りの作業をしとくので」
「わかりました。お先に失礼しますね」
「ありがとな、リザ」
そう言葉を残し、兄さんとディブロはお風呂場へと向かって行った。
「リザ様、それにしても新居?とっても大きいですね!」
「そうですね…少し私には大きすぎる気がしますが…」
この家は実を言うと新居だ。兄さんが眠っている間、ディブロさんとリンさんが作ってくれたわけである。
「お風呂?も良くてご飯も美味しくて…もう最高です!」
「それは良かった!」
「もうほんっと最高…って秘薬?何故それを?」
「ノアさんが兄さんにってくれたんです。これはかなり効力の高い薬らしくて…」
「と言うことは…レン様の傷も治るってことですよね!?」
「恐らくは…でもこれをどう兄さんに飲ませようかなって思ってるんですよね…」
私は秘薬の入った紙袋を片手に頭を動かす。
「普通に飲んでもらえればいいんじゃないですか?」
「兄さん、実はあんな性格なのに薬苦手なんです」
「以外ですね…あのレン様が…」
「以外ですよね…」
私たちは揃えて頷く。
そう言えば昔、兄さんが風邪を引いたことがありましたね…。インフルエンザ?みたいなものだったはず。その時の兄さん、顔を真っ赤にして…とても、女の子っぽくて…それで…コホン。その時の薬が苦手ってわかったでしたね。それからはずっと薬を嫌がって…。懐かしいですね…。
「リザ様?」
「えっ…あっ、すみません。少し考え事をしてて…」
「大丈夫ですよ、リザ様」
「すみません…」
「気にしないでくださいね!それよも、秘薬をスープにしてはどうですか?」
「スープ?なるほど…」
私は少し頭の中でレシピを考える。秘薬をスープに…。
「スープ…いいかもしれませんね!でも味が…」
コンコンコン——
「あっ、今行きますね!リザ様、私が出てきます」
そう言ってリンさんは小走りで玄関へと向かっていく。そしてリンさんはドアを開けた。
「ニャッ、初めましてニャ。僕はアイルーの『ネギ』にゃ」
「アイルーが何故ここに来たの?」
「男のハンターさんがこの家を使ってたのを見たのニャ!だからオトモに…ニャんて…」
少し前の男たちは…
「ディブロ…そうだった…」
「どうかなされまし…た…か…」
完璧に忘れてた…俺、今女の体だったんだ…!なんか結構胸あるし…あれも無いし…もう嫌なんだけど!?
「タオル…取ってくれるか?」
「…どうぞ」
「おい、なんで渡したくなさげなんだよ…」
「べっ、別にそんなわけないですよ?」
はぁ…俺は男だっての。見た目は女だけど…!
「…入るか」
「そうですね…」
そして俺たちは風呂のドアを開け、中へ入った。
「「おっ、おぉぉぉ!」」
「凄いな!まるで銭湯だ!」
「自分で作りましたが…改めて見ると圧巻ですね…」
男とはこういうものに燃えるものだ。
「それじゃあまず体を洗わなきゃな」
俺はシャワーの蛇口をひねり、お湯をだす。
「それは…こうやるんですか?イマチイ俺は分からなくて…これもリザ様に言われたので…」
「なるほどな」
俺はそう言いながらディブロへ近づく。そして俺はシャワーについてディブロに説明を始めた。
「これはシャワーって言って、この部分を捻ると水が出るんだ。あとはそれで体を…ってディブロ?」
「リザ様…その…胸が俺に…」
「………ッ!?」
とてつもなく危険な状況だ。今腕にレン様の胸が当たっている、膨よかで…その…フニフニしてて、まだ成長途中っていう感じが…!
「ディブロ…あの…その…」
「うわっ!?すっ、すみません!」
俺は急いで立退く。
「ディブロ…気にしないで…くれ…うん…」
「おっ、俺、後で体洗いますから…」
そして俺は湯船に浸かる。
「ふぁぁー…」
暖かい湯が俺の体を癒してくれる。
「どうだ?気持ちいいだろ?」
「俺、ハマりそうです…」
「そりゃよかった」
その後、俺とレン様は風呂を堪能した。堪能中には軽く龍化出来るスペースがあり、とても良いものだ、そして浴衣に着替え、風呂を終えた。
そして今に至る。
「ニャッ!?貴方様ですニャ!」
ネギはキラキラと目を輝かせる。
「俺か?」
「ディブロ!?まさか…そんなわけないでしょう…」
リンは嘆息気味だが…。
「お願いしますニャ!僕をオトモにして欲しいニャ!」
「…あー、俺は一応———」
ディブロの声がリザによって遮られる。
「良いんじゃないですか?ディブロさん」
「リザ様!?」
「しー…あの純粋な目を見てください。貴方のこと、ハンターと信じきっていますよ…!」
「わかりましたよ…。ネギ?と言ったか。えーと…」
「もしかしてニャ!?」
「ネギ、お前に試練を与える。それをやってこい。そうしたらオトモアイルーにしてやる」
どうでしたか?
私的には少しレン君を女の子っぽくしてみたゲフンゲフン。
でもレン君が女の子って…可愛くないですか!?
私には絵心がないので書けないんですが…。
次話は…モチベ次第ですね…。最近色々とありまして…。
それでは次、お会いしましょう!