『BGM:戦慄』
紅蓮のドレスを纏った女。その正体は、グリラス女王だった。
ヒカル「お前がグリラスか!!」
サトゥー「アンナを離せ!!」
グリラス「おっと、動くんじゃないわよ?クラウス、久し振りね。」
クラウス「グリラス!アンナをどうする気だ!」
グリラス「動いたらあなたの孫娘の命は無いわよ?」
アンナを人質にして、クラウスに徐々に近付く。そして秘薬を奪おうとする。
クラウス「これは渡さん!」
グリラス「引っ込め!!」
クラウス「ぐあっ!」
秘薬を掴んで、クラウスを蹴り飛ばした。
グリラス「これが秘薬かぁ。これがあれば世界を収めれるわ。」
アンナ「それは私達の物よ!返しなさいよ!」
グリラス「五月蝿い小娘ね!」
アンナを投げた。
サトゥー「アンナ!」
倒れたアンナを起こした。
ヒカル「この野郎!!」
飛び蹴りしたが、一瞬にして避けられた。
グリラス「ふははははははは!!!」
ポチ・タマ「あわわわわわ!!」
グリラス「この秘薬があれば、全世界を我が手中になる!ブラック・クラウド!」
足元に黒い雲を生成して、グリラスを乗せた。
グリラス「ごきげんよう!」
物凄いスピードで天井を突き破って逃げた。
サトゥー「ヒカル!秘薬を!!」
ヒカル「任せろ!!」
小屋から出たヒカル。内ポケットから黒い球を取り出した。
ヒカル「ゴウラム!!」
黒い球を真上に投げて、ゴウラムを召喚した。
アンナ「あれは何?」
サトゥー「あれはゴウラムって言って、ヒカルが旅の途中で出会った仲間だ。」
ゴウラムの上をヒカルが乗る。
ヒカル「ゴウラム!追うんだ!」
ゴウラムは頷いて、グリラスを全速力で追跡する。
サトゥー「俺達も行こう!」
アリサ「ええ!」
リザ「はい!」
ポチ「はいなのです!」
タマ「あい!」
ルル「はい!」
ミーア「ん。」
ナナ「はい!」
アンナ「ヒカル・・・」
『BGM:追跡』
一方ヒカルは、ゴウラムに乗ってグリラスを追っていた。
ヒカル「待てーーーー!!!グリラスーーーーーーー!!!!」
雲の上。
グリラス「これがあれば、世界の手中も夢ではないな。」
後ろからヒカルとゴウラムが追う。
ヒカル「うおおおおおおおおお!!!!」
遂にグリラスに近付いた。
ヒカル「ゴルアアア!!グリラス!!!」
グリラス「何!?」
ヒカル「返せ!!」
グリラス「おっと。」
近付いて秘薬を奪おうとしたが、避けられた。
ヒカル「その秘薬を寄越せ!!」
グリラス「おっとっと。」
奪おうとしたが、また避けられた。
グリラス「はっ!」
何かを見て左に避けた。
ヒカル「おい逃げるな!!ん?・・・・ぎゃあああああああああ!!!!」
前方に巨山があった。
ヒカル「危ねえーーーーーー!!!」
ゴウラムがジグザグに避けた。
ヒカル「よっしゃ!!」
グリラス「バカめ!!」
ヒカル「誰に対して言ってんだゴルア!!」
近くに寄ってジャンプしてグリラスの雲に乗った。
ヒカル・グリラス「ぎゃあああああああああああ!!!!」
重みに耐え切れなかった雲が急降下した。しかし地面に落ちる事無く、再び上昇した。
ヒカル「寄越せええええ!!」
グリラス「止めろ!!」
秘薬を奪おうとするヒカルの腕を払い除けた。
ヒカル「返せえええええ!!」
グリラス「止めなさい!!」
ヒカル「っ!?やべえええええええ!!!」
グリラス「ん?ぎゃあああああああ!!!」
前方に巨山があった。
ヒカル「右右!!」
グリラス「右右ー!」
ヒカル「左左!!」
グリラス「左左ー!」
ヒカル「右右!!」
グリラス「右右ー!上ーーー!!」
左右ジグザグに避けて、全速力で上昇した。
ヒカル「危ねえだろバカかお前!!!」
グリラス「しつこいな!!」
ヒカル「おわわわわわわ!!!」
突然グリラスが急停止して、急降下した。その反動でヒカルが前に投げ飛ばされた。
ヒカル「ぎゃああああああああああ!!!!」
そのまま落っこちる。
ヒカル「このままじゃ落ちるーーーーー!!!はっ!!!」
下を見ると、ゴウラムが現れた。
ヒカル「よっしゃラッキー!!」
体を真っ直ぐにして落ちる。そしてゴウラムに着地した。
ヒカル「ゴウラム!追え!!」
ゴウラムが全速力でグリラスを追う。山を越え、谷を越え、森を越えて追跡する。
大湖。
グリラス「あれ?」
急に雲が大湖の上に着水した。
ヒカル「チャンス!!」
すぐに雲が少し上昇した。
グリラス「もう1回。」
また着水して水飛沫を起こした。
ヒカル「ぐへあ!!」
その水飛沫にヒカルが喰らった。
ヒカル「あの野郎!!逃がすか!!」
その後も追跡すると。
ヒカル「え?え!?何だ!?」
上を見ると、黒い雲が描いた雲の線が無数にあった。更に上を見ると、グリラスが上昇して行くのが見えた。
ヒカル「見えた!!」
ゴウラムがグリラスより上へ昇った。
ヒカル「行くぞゴウラム!!」
そしてグリラスに向かって急降下する。
ヒカル「うおおおおおおおおおおお!!!」
何も知らないグリラスは。
グリラス「ん?」
急降下するヒカルとゴウラムは。
ヒカル「うおおおおおおおおおおお!!!」
何も知らないグリラスは。
グリラス「振り切ったか。」
そして遂に。
ヒカル「うおおおおおおおおおおお!!!おりゃああああああああ!!!!」
グリラス「え!?いや!!ダメーーーーーー!!!!」
”ドゴオオオオオオオン”
2つが激突して大爆発した。
ヒカル・グリラス「うわああああああああああああ!!!!」
落下する2人。
紅葉が広がる森林。
ヒカル「変身!!」
グリラス「くそっ!!」
地面激突寸前で運良く着地した。ヒカルは仮面ライダークウガ・ドラゴンフォームに変身してる。
グリラス「よくもやってくれたな・・・!!!」
ヒカル「どうだ参ったか!!」
グリラス「お前、何者だ?」
ヒカル「旅人のヒカル。そして古代の戦士クウガ。お前達を倒して国を奪還する。」
グリラス「面白い。」
剣を鞘から抜いた。すると。
10メートル横に秘薬が落ちた。
『BGM:武闘』
ヒカル・グリラス「秘薬!」
2人はお互いに睨んで走り出す。クウガは落ちてる木の棒を持ってドラゴンロッドに変貌させた。
ヒカル「どりゃああ!!」
グリラス「ふっ!!」
2つの武器をぶつけ合いながら秘薬へ近付く。
ヒカル「貰った!!」
クウガが秘薬を取ろうとしたが、グリラスが後ろ首を掴まれた。
グリラス「そうはさせるか!!」
そのまま後ろ下がる。
グリラス「はぁっ!!」
ヒカル「おっと!」
後ろから剣を振るが、クウガが避けた。
ヒカル「邪魔だ!!」
腹にドラゴンロッドをぶつけて、秘薬に迫る。
ヒカル「貰った!!」
グリラス「させるか!!」
ヒカル「ぐはっ!!」
後ろからクウガを蹴った。グリラスが取ろうとしたが。
ヒカル「どりゃ!!!」
ドラゴンロッドを振った。グリラスが避ける。
グリラス「ふっ!!」
剣を振るが、クウガが剣を掴む。
ヒカル「おりゃ!!」
ドラゴンロッドを振るが、グリラスが掴む。2人はそのまま睨み合う。
グリラス「その力、味わった事が無いわね!」
ヒカル「光栄だな!お前の力も見たいんだよね俺!」
グリラス「だが秘薬は私の物よ!!」
ヒカル「ぐはっ!!」
クウガの腹を蹴った。クウガが後退りする。
グリラス「はっ!やぁっ!!」
顔を殴って、もう1度腹を蹴った。クウガが後ろに倒れた。
グリラス「貰ったわ!!」
秘薬を取ろうとしたが。
ヒカル「おりゃっ!!」
ドラゴンロッドを投げて、秘薬を遠くへ飛ばした。
グリラス「何!?」
ヒカル「ふっ!!」
ジャンプして1回転して、グリラスの前に着地してドラゴンロッドを拾う。
グリラス「此奴!!」
剣を振り下ろすが、クウガがドラゴンロッドで防いだ。そのまま立ち上がって鍔迫り合う。
ヒカル「ぐぅ・・・!!!」
グリラス「くっ・・・!!!」
力を振り絞ってクウガを押し通す。クウガが後ろへ。
ヒカル「秘薬!!」
後ろに秘薬があった。
ヒカル「おりゃ!!」
剣を弾いて、グリラスの腹にドラゴンロッドをぶつけた。
ヒカル「貰った!!」
グリラス「させん!!」
秘薬の前に剣を突き刺して妨げた。
グリラス「はっ!!」
そのまま剣を振り上げた。クウガが後ろに下がった。
グリラス「貰った!!」
そして秘薬をグリラスが取った。
グリラス「やったわ!!」
ヒカル「おりゃ!!!」
ドラゴンロッドを投げて、秘薬を木の上まで飛ばした。
グリラス「何!?」
ヒカル「邪魔だ!!」
グリラス「ぐあっ!!」
顔にドラゴンロッドをぶつけられた。
ヒカル「この上か!!」
大ジャンプして、秘薬がある所まで行った。
ヒカル「あった!!」
秘薬を発見して取った。
ヒカル「秘薬だ!!どうだグリラス!!俺の勝ちだ!!!」
グリラス「くそ!!!!」
すると。
ヒカル「え?」
木の幹が折れて、クウガが落ちた。
ヒカル「どわああああああああ!!!」
グリラス「ぐえっ!!」
落下してグリラスの上に乗った。
グリラス「いたたたたた・・・!!」
ヒカル「あ、あれ!?秘薬は何処だ!?っ!!」
5メートル先に秘薬を発見。
ヒカル「あった!!」
すぐに立ち上がって、ドラゴンロッドを拾って走る。
ヒカル「取ったぜ!!じゃあなグリラス!!」
そのまま逃げる。
グリラス「逃がすか!!!」
クウガを追うグリラス。
グリラス「それを寄越せ!!」
ヒカル「誰がてめえなんかに渡すかってんだ!!」
木々の中を縦横無尽に逃げ回る。グリラスが縦横無尽に逃げるクウガを追う。
グリラス「逃げるな!卑怯者め!!」
ヒカル「卑怯者だよー!捕まえるもんなら捕まえてみやがれー!」
しかし、足元に倒れてる木に躓いた。
ヒカル「あ。うわあああああああ!!」
そのまま前に倒れて秘薬を落とした。
グリラス「はははははは!!!」
高笑いしながら秘薬を取ろうとしたが。
ヒカル「させるか!!」
スライディングで秘薬を飛ばした。
グリラス「折角のチャンスを!!」
ヒカル「悪者にチャンスを与えてたまるかってんだ!!」
そう言いながら武器をぶつけ合う。
お互いの武器をぶつけ合いながら秘薬へ近付く。そして。
ヒカル・グリラス「貰った!!!」
同時に秘薬を掴んだ。
グリラス「此奴!離せ!私が先に取った!!」
ヒカル「いや俺が先だ!!」
両手で掴んで引っ張り合う。
グリラス「此奴!!!」
右に反らす。
ヒカル「いでででででで!!!」
左に反らす。
グリラス「いたたたたたた!!!」
そして。
ヒカル・グリラス「だああ!!・・・あ。」
崖の方に秘薬を投げてしまった。秘薬はそのまま崖の下にある湖畔へ落ちた。
湖畔には。
アリサ「まだなの〜?」
ポチ「まだなのです?」
タマ「まだー?」
下山したサトゥー達が歩いていた。
サトゥー「少し遠いな。ここで休憩しよう。」
アリサ「ヒカル様大丈夫なのかしら?」
ルル「ヒカル様なら大丈夫よアリサ。」
ミーア「ん。大丈夫。」
ロゼッタ「あ〜足が疲れた〜・・・」
ナナ「マスター、上から何かが降って来ます。」
サトゥー「え?」
降って来たのは、秘薬だった。
サトゥー「あれって・・・」
落ちて来た秘薬をアリサが取った。
アリサ「秘薬じゃない!」
サトゥー「って事は・・・」
すると上からクウガとグリラスが武器をぶつけ合いながら降って来た。
アリサ「何なのーーーー!?」
サトゥー「皆逃げろ!!」
タマ「逃げろ〜!」
ポチ「避難なのですー!!」
全員が逃げる。
クウガとグリラスが着地した。
『BGM:転身』
サトゥー「ヒカル!」
アリサ達「ヒカル様!!」
ミーア「ヒカル。」
ロゼッタ「ヒカル!!」
ヒカル「っ!」
しかしクウガは、サトゥー達の声に気付く事無く、グリラスと戦う。
ヒカル「だぁっ!!」
バク宙すると身体中に雷が走り、アークルがライジングアークルになり、ドラゴンフォームのボディに金色が施された「ライジングドラゴンフォーム」になった。そしてドラゴンロッドの両端に矛先が装飾され、薙刀状に強化変形した「ライジングドラゴンロッド」となった。
グリラス「っ!?」
ヒカル「はっ!!」
ジャンプして宙返りして、グリラスと鍔迫り合う。
ヒカル「いい加減にしやがれ!!!」
グリラス「こっちの台詞よ!!!」
2人は後ろにジャンプして、横向きになりながら走る。
グリラス「決着を付けてやる!」
ヒカル「来い!!」
立ち止まって武器を構える。すると。
グリラス「っ!?」
ヒカル「っ!?」
サトゥー達が居る事に気付いた。
ヒカル「サトゥー?皆?」
サトゥー「今気付いたのかよ。」
ヒカル「アリサ、それって・・・」
アリサ「これ?秘薬。ここに落ちて来たけど。」
するとクウガとグリラスが走り出した。
ヒカル「アリサーーー!!それを寄越せーーーー!!!」
アリサ「え!?き、きゃああ!!!」
パニックになったアリサが秘薬を上に投げた。
ヒカル「え!?」
その秘薬は、グリラスの手に乗った。
グリラス「ん?」
ヒカル「あ。」
グリラス「貰った!!」
ヒカル「おい!!」
ライジングドラゴンフォームが通常のドラゴンフォームに戻った。
ヒカル「アリサお前何やってんだ!!!」
アリサ「だって〜!」
リザ「ヒカル様、グリラスが!」
ヒカル「何!?」
崖の上にグリラスの姿が。
グリラス「私の勝ちだな!さらばだ!!」
ヒカル「くっ・・・!!おりゃああああああ!!!」
ドラゴンロッドを投げて、グリラスの足元を崩した。
グリラス「ぐあああああ!!!」
足元を崩されたグリラスが、崖を転がり落ちる。
ヒカル「グリラス!!秘薬を返せ!!!」
グリラス「あ、あれ!?何処だ!?」
ヒカル「無いだと!?おい何処だ!?」
周辺を探すが、何処にも無かった。しかし20メートル先に秘薬があった。クウガとグリラスが睨み合って、同時に走り出す。
グリラス「ハイスピード!!」
高速の魔法を発動して全速力で走る。
ヒカル「ならば!!」
速度をアップして走る。2人が横に並んだ。
ヒカル「うおおおおおおおおお!!!」
グリラス「はああああああああ!!!」
ヒカル・グリラス「だああああああああ!!!」
2人が同時にジャンプして、砂埃を巻き上げた。そして秘薬を取ったのは・・・
クウガだった。
ヒカル「やったぜ!!」
グリラス「くっそーーーーー!!!」
悔しがるグリラスと、起き上がって秘薬を上へ投げてキャッチするクウガ。
ヒカル「どうだグリラス!俺の勝ちだ!!」
グリラス「おのれ貴様!!これを見ろ!!」
懐から1つの瓢箪を取り出した。
グリラス「此奴を寄越したければ、秘薬を寄越せ。」
ヒカル「お前、お前はバカか?誰がそんなへぼい瓢箪なんか貰うかってんだ!!」
グリラス「ならば燃やしてしまっても良いのか?この中に吸い込んだ、小娘と共に。そこの赤い小娘なら知ってるだろう。」
ある物を取り出して、ロゼッタに投げた。
ロゼッタ「これって・・・お姉ちゃんのイヤリング・・・お姉ちゃん!!!」
グリラスが瓢箪の蓋を開けた。
エレナ『ロゼッタ!!!』
『BGM:激情』
瓢箪の中からエレナの叫び声が聞こえた。
サトゥー「エレナって、確かロゼッタのお姉さん!?」
アリサ「彼奴・・・!!」
ロゼッタ「・・・・・お姉ちゃんを返して!!!!」
怒ったロゼッタが飛び付くが、グリラスが避けた。
グリラス「ブレイズ・ハンド!!」
すると右手が燃えて、瓢箪が燃え始めた。
ロゼッタ「お姉ちゃん!!!」
グリラス「燃える燃える。小娘が燃えるぞ!さぁ、秘薬を寄越せ。」
ヒカル「・・・・っ!!」
止むを得ないと思ったクウガが秘薬をグリラスに投げ渡した。
グリラス「これで私の勝ちだな!ほら!」
燃えてる瓢箪を投げ捨てた。そのまま逃げ去った。
ロゼッタ「お姉ちゃん!!お姉ちゃん!!返事してよ!!お姉ちゃん!!」
ヒカル「ロゼッタ退け!!」
ロゼッタ「っ!!」
ヒカル「ミーア!!頼む!!」
ミーア「ん!ウォーター・ウォッシュ!」
水の魔法を発動して、燃えてる瓢箪を消火した。
ロゼッタ「お姉ちゃん!!お姉ちゃん!!」
変身を解いたヒカル。
アリサ「貸して!・・・大丈夫みたいね!」
ロゼッタ「どうやったら中に入れるの!?どうやったら入れるの!?」
アリサ「名前を呼ばれて返事をすれば良いのよ!」
ロゼッタ「ヒカル!持ってて!」
ヒカルに瓢箪を持たせて、距離を取る。
ロゼッタ「私の名前を呼んで!」
ヒカル「ロゼッタ?」
ロゼッタ「いいから早く!!」
ヒカル「行くぞ!」
ロゼッタ「うん!」
ヒカル「ロゼッタ!!!!」
ロゼッタ「うん!!!」
すると瓢箪がロゼッタを吸い込んだ。
『BGM:不安』
瓢箪の中。
ロゼッタ「・・・ここが瓢箪の中・・・小さい繭が多い・・・ん?」
巨大な繭を発見した。その繭を剥ぐと。
ロゼッタ「お姉ちゃん!!」
気を失ってるエレナが居た。
ロゼッタ「しっかりして!!お姉ちゃん!!」
繭を短剣で剥いで、エレナを救出した。
ロゼッタ「お姉ちゃん!!起きて!!お姉ちゃん!!」
エレナ「・・・・ロゼッタ・・・?」
ロゼッタ「・・・良かった・・・!お姉ちゃん・・・!!」
泣いたロゼッタがエレナを抱いた。
エレナ「ごめんなさいロゼッタ・・・グリラスに見付かってしまって・・・」
ロゼッタ「ううん・・・お姉ちゃんが無事ならそれで良い・・・」
エレナ「ロゼッタ・・・」
ロゼッタ「これ、落ちてたよ。」
イヤリングをエレナに返した。
エレナ「ありがとう・・・」
イヤリングを自分の耳に付けた。
ロゼッタ「よし!じゃあ早く脱出しよう!」
エレナ「ええ!」
ロゼッタ・エレナ「ウインド・テレポート!」
しかし、魔法が発動しない。
ロゼッタ「あ、あれ?魔法が発動しない?」
エレナ「・・・どうやらこの中は、魔法を干渉する魔力が発動されてるみたい。」
ロゼッタ「そんな・・・っ!そうだ!!」
『BGM:安穏』
一方瓢箪の外のヒカル達は。
ロゼッタ『おーーーい!!ヒカルーーーー!!』
声を聞いたヒカルが、瓢箪を持った。
ヒカル「ロゼッタ!?どうした!?」
瓢箪の中。
ロゼッタ「何か縄か何か無いのーーーー!?」
ヒカル『縄?サトゥー、縄はあるか?』
サトゥー『あるよ。ちょっと待ってて。』
ヒカル『待ってろ!今縄を持って来る!』
ロゼッタ「助かった!!」
サトゥー『あったよ!』
ヒカル『OK!じゃあ垂らすぞ!』
瓢箪の口から縄を垂らす。
ロゼッタ「やった!これで脱出出来る!お姉ちゃん掴まって!」
エレナ「ええ!」
縄を2人がしっかり掴む。
ロゼッタ「良いよ!上げて!!」
瓢箪の外。
ヒカル「皆!合図をしたら引っ張れ!!」
全員が縄を握ってる。
サトゥー「行くぞ!せーのっ!!」
全員「そーれっ!!」
縄を思いっ切り引っ張った。そして、瓢箪から2人を救出した。
ヒカル「おっしゃ!!」
ロゼッタ「やった!!出れた!!」
エレナ「やっと出れた・・・!!」
ヒカル「エレナ、大丈夫か?」
エレナ「ええ、大丈夫よヒカル。」
ヒカル「これで全員揃ったな。・・・あれ?サトゥー、アンナは?」
サトゥー「そうだった!アンナは先に宮殿へ向かった!」
ヒカル「彼奴、ガルーダ達を倒しに行ったのか。分かった!俺達も行こう!」
サトゥー「うん!皆!」
アリサ達「はい!(なのです!)」
ロゼッタ「私達も行く!」
エレナ「奴らに礼をしてやる!」
ヒカル「分かった。じゃあ行くぞ!!」
全員「おーーー!!」
彼らは宮殿へ向かった。
〜ツヅク〜
『BGM:緊迫』
グリラス「お姉様、秘薬を持って来たわ。これで全世界はもう私達の手中に収めれるわ。」
ヒカル「空が黒に・・・!」
サトゥー「早くアンナを助けに行かないと!」
アリサ「だったら力強く壊すのはどうかしら?」
ポチ「皆が逃げ惑ってるのです!」
ナナ「マスター、ここは私達も加勢すべきだと進言します。」
クラウス「お前達、怪我は無いか?」
ドルフ「クラウス様・・・あの時は申し訳ありませんでした・・・」
ヒカル「よし、行くぞ!!!」
DEATH MARCH15「突入」