『BGM:戦慄』
秘薬を奪ったグリラスは、アリアド王国宮殿へ戻った。
グリラス「お姉様!!」
玉座の間に、漆黒のドレスを身に纏った人物が座っていた。その正体は、ガルーダ女王だった。
グリラス「お姉様、秘薬を持って来たわ。これで全世界はもう私達の手中に収めれるわ。」
ガルーダ「フッ。」
アリアド王国・城下町。
アンナ「ガルーダ・・・グリラス・・・!」
先に宮殿へ行ったアンナが、宮殿の方へ走った。
アリアド王国・門前。
ヒカル「空が黒に・・・!」
青空が黒い雲に染まっていた。
サトゥー「早くアンナを助けに行かないと!」
リザ「ご主人様、ヒカル様!あれを!」
ヒカル・サトゥー「っ!?」
門前で騎士達が亜人達と戦っていた。しかし亜人達の方が有利だった。
アリサ「押されてるじゃない!」
ヒカル「サトゥー、行こう!」
サトゥー「ああ!」
2人が走り出した。サトゥーはヒカルにもう1つのハルバードを投げ渡した。
騎士達は苦戦していた。そこに。
ヒカル・サトゥー「ふっ!!」
真上からヒカルとサトゥーが現れた。
ヒカル「おりゃあああ!!!」
サトゥー「はっ!!」
同時に回転斬りをして亜人達を倒した。
ヒカル「あんたら大丈夫か?」
騎士隊長「助かった・・・」
サトゥー「一体何があったんです?」
騎士隊長「ガルーダとグリラスが無数の亜人達を召喚したんだ。我ら騎士達を外に追放してあの門を閉め、国民達を閉じ込めたんだ。」
ヒカル「何てこった・・・!早く助けに行こう!」
騎士隊長「だが無理だ!門を開くには専用の鍵が必要だ!だがその鍵はグリラスによって壊された・・・」
ヒカル「ちくしょう!鍵が無えのかよ・・・!」
アリサ「だったら力強く壊すのはどうかしら?」
騎士隊長「無理だ!不可能だ!」
ヒカル「力強くで壊す・・・壊す・・・そうだ!!」
何かが閃いたヒカルがこの場から離れた。
ヒカル「おーい!皆そこを離れろ!!」
ポチ「ヒカル様!何をするのです!?」
ヒカル「いいから離れろ!!怪我するぞ!!」
言われるがままにして門から離れた。
『BGM:突撃』
ヒカル「よし!行くぞ!」
赤い球を投げてトライチェイサー2000を召喚し、黒い球を投げてゴウラムを召喚した。ヒカルがトライチェイサー2000に跨ると、ゴウラムがトライチェイサー2000と合体し、トライゴウラムになった。
ヒカル「全力で行くぞ!!!」
アクセル全開にして突っ走る。
ヒカル「うおおおおおおおお!!!!!」
トライゴウラムが門を砕いた。
ヒカル「ふぅ・・・」
トライチェイサー2000とゴウラムを球に戻した。
騎士隊長「す、凄い・・・!!」
ヒカル「隊長!」
騎士隊長「よ、よし!総員突撃!!」
騎士達「おーーーーー!!!!」
サトゥー「俺達も行くぞ!!」
アリアド王国・城下町。
ポチ「皆が逃げ惑ってるのです!」
国民達がグリラスに召喚された亜人から逃げ惑っていた。
ナナ「マスター、ここは私達も加勢すべきだと進言します。」
サトゥー「でも、この状況じゃ民間人達に当たる。」
???「フラッシュ・ジャベリン!!」
突然上空から光の槍が無数に降って来た。
ヒカル「何だ!?」
その光の槍は、亜人達だけを倒した。
???「危なかったのう。」
何とクラウスが現れた。
ロゼッタ「クラウスさん!!」
騎士隊長「クラウス様!」
クラウス「お前達、怪我は無いか?」
騎士隊長「あ、ありがとうございます。申し訳ありませんクラウス様・・・」
クラウス「いや、お前達はよく頑張ってきた。じゃが安心するのはまだ早い。まだ戦えるか?」
騎士隊長「はい!例えこの命に代えても、この国を守るのが我ら騎士団です!」
クラウス「よくぞ言った。ヒカル達よ、お前達も戦えるか?」
ヒカル「ああ勿論だ。」
サトゥー「この国の奪還に協力します。」
アリサ「そうよ!」
ポチ「ポチも戦うのです!」
タマ「タマも〜!」
クラウス「うむ。」
騎士隊長「はっ!!クラウス様!後ろ!」
クラウス「っ!?」
後ろから巨大亜人が襲い掛かった。しかし。
???「どるあああああああ!!!!」
騎士達に連行されたあの大男が巨大亜人を殴り飛ばした。
騎士隊長「あの男・・・!」
ヒカル「彼奴あの時の無銭飲食の奴だ。」
クラウス「相変わらず力任せじゃのう。ドルフよ。」
ヒカル「え?」
ドルフ「クラウス様・・・あの時は申し訳ありませんでした・・・」
ヒカル「何?クラウスの知り合いだったの?」
クラウス「ああ。ドルフはわしと同じアンナの師匠じゃった。しかし、教育熱心の過剰で、無能な弟子達を殴るなどの暴行をした挙句、わしがクビにしたんじゃ。」
ヒカル「彼奴にそんな事が・・・ただの悪い男だと思った・・・」
ドルフ「クラウス様、あの時の事は反省してます!どうか私を許して下さい!」
クラウス「もう過去の事は洗い流せ。嫌な過去など忘れてしまえば良い。」
ドルフ「クラウス様・・・!」
クラウス「ドルフよ、お前も戦えるか?」
ドルフ「はい!この国を守り抜いてみせます!」
クラウス「うむ。」
ヒカル「あんた、あの時は色々言って悪かった。許してくれ。」
ドルフ「いや、こっちも色々やってしまった。あの時は本当にすまなかった。」
ヒカル「ドルフ。」
ドルフ「お前、名前は?」
ヒカル「俺はヒカル。旅人だ。」
ドルフ「ヒカルかぁ。良い名前だな。」
クラウス「皆の衆!遂にガルーダとグリラスが行動を開始した!この国を救えるのはわしとお前達じゃ!国を取り戻す為に力を貸してくれぬか!」
国民達「おーーーーーーー!!!!」
すると亜人達が現れた。
ミーア「サトゥー、ヒカル。」
サトゥー「ああ。」
ルル「来ましたよ・・・」
ドルフ「ここは俺達に任せろ!皆!!行くぞ!!!」
国民達「おーーーーーー!!!!」
武器を持った国民達が亜人達に立ち向かう。
クラウス「ここはわしらに任せろ!お前達はガルーダとグリラスを頼む!そして、アンナを助けてくれ!」
ヒカル「任せろ!!よし、行くぞ!!!」
10人「おーーーーー!!!」
11人が宮殿へ向かった。
〜ツヅク〜
『BGM:幕間』
次回予告
アンナ「さぁ、その秘薬を返しなさい!そしてこの国から出て行って!」
グリラス「そうはいかない。もうこの国は私達の手中に収めた。もう私達を逆らう者など居ない。」
ヒカル「待たせたな!アンナ!」
アリサ「アンナ早く!お父様とお母様を助けに行こう!」
タマ「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!!」
リザ「何処からでも掛かって来るが良い!!」
国王「ああ・・・もう終わりだ・・・」
王妃「もう、何もかも終わりが・・・」
ヒカル「じゃあ、見ててくれ。俺の変身を。」
DEATH MARCH16「乱戦」