仮面ライダークウガ・アルティメットフォームに変身したヒカルは、宮殿から出てガルーダを探す。
ヒカル「くそ、空が・・・っ!」
正面を見ると、ガルーダがアリアド国の国民達の方へ歩いていた。国民達はガルーダから遠去かる。
ヒカル「居た!」
走ってガルーダを追う。
ヒカル「ガルーダ!!」
呼ばれたガルーダがクウガの方へゆっくりと振り向く。
ガルーダ「ヒカルよ。私の弟にならないか?」
ヒカル「んだと?」
ガルーダ「この世は人間が存在するには勿体無い。私達亜人の力とお前のその力を共にすれば、この世を支配出来る。」
ヒカル「てめぇは何言ってんだ?」
ガルーダ「人間は弱い。無力な力を持ち、そして叶えもしない夢を見続ける。感情を曝け出し、怯え、そして泣き叫ぶ。ふははははは!!こんな弱い生き物の人間がこの世に存在して良いのか?」
クウガの後ろにサトゥー達が止まった。
ヒカル「てめぇ・・・!!」
ガルーダ「人間は虫螻以下の愚かな生き物にしか過ぎない!!ふははははははは!!!」
高笑いするガルーダ。その言葉を聞いたアリアド国の亜人以外の人間達が怯えた。
『BGM:英雄』
ヒカル「違う!!全部違う!!!・・・そりゃあんたの言う通り、この世の人間達は虫螻以下かも知れない。無力な人間が多く存在し、強い者に勝てない。」
サトゥー「・・・」
アリサ「・・・・」
ヒカル「だがな!」
サトゥー達「っ!?」
ヒカル「お前が言う無力で弱い人間達にはな、1つの特技を持ってんだ!それは、仲間と共に力を合わせる事だ!そして仲間を作る事だ!」
ガルーダ「仲間だと?」
ヒカル「そうだ!仲間が居れば何倍もの力を発揮出来る!1人1人が弱くても、仲間達と力を合わせれば、無限の力を持つ事が出来る!!例え悔しい事があっても、仲間達と笑い合えば元気になれる!!」
ガルーダ「貴様には仲間ではなく、奴隷だけが居る。無垢な奴隷達が。」
ヒカル「無垢じゃねえ!!立派な仲間達だ!!彼奴らは奴隷であり、俺の大切な仲間なんだ!!例え道を外しても、仲間達の声が聞こえる!!仲間達が居れば、外れた道を外す事が出来るんだ!!そして絶望に陥った世界を笑顔にする事が出来る!!この世で1番強いのは仲間達と笑顔だ!!お前みたいな力しか興味を持たない奴になんかに負ける訳が無えんだよ!!!」
ガルーダ「ほざけ!!」
『BGM:戦士』
ヒカル「俺がお前を倒し、この国の笑顔を取り戻す!!!」
ガルーダ「その前に貴様を殺してやる!!」
ヒカル「うおおおおおおお!!!!」
走り出したクウガ。
ガルーダ「ダーク・ジャベリン!!!」
闇の槍を放った。
ヒカル「はっ!!」
右手を出して、超自然発火能力で闇の槍を破壊した。
ヒカル「ふっ!!!」
大ジャンプした。
ガルーダ「ブラック・スフィア!!」
黒い球体をクウガに向けて放った。
ヒカル「おりゃあああ!!」
右手に封印エネルギーを溜めて、黒い球体をパンチで破壊した。
ガルーダ「何!?」
ヒカル「ふっ!!」
ガルーダの後ろに着地した。
ヒカル「これで最後だ!!」
両足に封印エネルギーを集める。
ガルーダ「シャドウ・ソード!!」
剣を持って、闇の力と秘薬の力を全て刃に集める。
ヒカル・ガルーダ「はっ!!」
2人が一斉に走り出した。
ヒカル「ふっ!!」
ガルーダ「たぁっ!!」
同時にジャンプした。クウガは宙返りした。
ガルーダ「はあああああああああ!!!!!」
ヒカル「おりゃああああああああ!!!!!」
アルティメットキックと闇の剣がすれ違いざまに直撃し、同時に着地した。
ガルーダ「・・・・・」
ヒカル「・・・・・・」
周囲に緊張が走る。そして。
ヒカル・ガルーダ「ぐっ・・・!!」
2人が同時に倒れた。クウガがヒカルの姿に戻った。
サトゥー「っ!!」
アリサ「ヒカル様!!」
アンナ「ヒカル!!」
国民達「っ!!」
しかしすぐに立ち上がったのは・・・
ガルーダ「ふ、ふふふふ・・・」
アリサ「そんな・・・!!」
ガルーダだった。ヒカルは倒れてる。
アンナ「ヒカル・・・!!」
国民達「あぁ・・・」
ガルーダ「これで私の勝ちだ・・・!さぁ愚民共よ、この国は、いや、この世界は私の物になった!!大人しく私の支配下となれ!!逆らう輩には強制処刑を!!ははははははははは!!!!」
高笑いするガルーダ。サトゥー達が絶望に陥り、国民達に悲しみが溢れた。
アンナ「そんな・・・」
ポチ・タマ「ヒカル様・・・」
リザ「あぁ・・・」
アリサ「そんな・・・」
ロゼッタ「嫌だ・・・嫌だよこんなの・・・」
エレナ「くっ・・・」
ルル「ヒカル様・・・」
ミーア「ヒカル・・・」
ナナ「マスター・・・」
ガルーダ「はははははは!!・・・う、うっ!?」
サトゥー「っ!?どうしたんだ!?」
突然苦しみ出したガルーダが腹部を両手で抑えた。
ガルーダ「か、身体が・・・!!苦しい・・・!!まさか・・・!!」
両手を広げると・・・
『BGM:壊乱』
封印エネルギーの紋章が浮かんでいた。
サトゥー「あれは・・・!!」
ガルーダ「こ、こんな馬鹿な・・・!!」
???「俺が死んでると思ったら大間違いだぜ・・・!」
ヒカルがフラフラしながら立ち上がった。
サトゥー「ヒカル!!」
アリサ達「ヒカル様!!」
ガルーダ「貴様・・・死んだはず・・・!!」
ヒカル「こんな所で死んでたら神様に天国から追い出されちゃうからな・・・お前がくたばるのを待ってたんだよ・・・!」
ガルーダ「こんな奴らに・・・私は全ての世界を支配する絶対亜人だ・・・!!貴様のような人間に負けるはずが・・・!!何故だ・・・何故私は、お前に負けたんだ・・・!!」
ヒカル「だって俺、クウガだもん!!」
ガルーダ「ぐっ・・・!!う、うああああああああああああ!!!!!」
全身に封印エネルギーを流し込まれたガルーダが大爆発し、光となって消滅した。
サトゥー「やった・・・!!」
ロゼッタ「やったーーー!!!やったよお姉ちゃん!!!」
エレナ「ヒカル・・・!!」
アンナ「ヒカル・・・」
ヒカル「約束を守ったぜ。アンナ。」
ポチ「皆!空を見てなのです!!」
タマ「見てー!」
空を見ると・・・
『BGM:世界』
黒い雲が消滅し、青空が広がった。そして、砂漠化となった大地が一気に緑豊かになった。
ヒカル「アンナ、これでこの国は解放された。」
アンナ「ヒカル・・・ありがとう・・・」
そこに国民達が歓声を上げながらこっちに向かって走り出した。
ヒカル「よっしゃ!!」
階段を駆け上がり、右手を上げてサムズアップした。
ヒカル「アリアド王国よ!!俺達はこの国を奪還し、自由と平和と笑顔を取り戻した!!!!」
国民達「うおおおおおおおおおおお!!!!」
こうしてガルーダとグリラスが倒され、アリアド国に平和が戻った。
〜ツヅク〜
『BGM:未来』
アンナ「決まってるよ。姫様としてこの国を支え続けるわ。もっともっとこの国を平和にしてやるんだからね!」
エレナ「あの子、急にあなた達と一緒に旅をしたいって言ってたわ。」
ヒカル「え!?」
ロゼッタ「私とお姉ちゃんは何時でも繋がってる!えへ!」
DEATH MARCH18「出発」