デスマーチからはじまる異世界空我   作:naogran

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突如神様から異世界へ赴くように命じられたごく普通の青年・哀羅光ことヒカル。仮面ライダークウガに変身出来る能力を取得して、セーリュー市に赴いた。しかしそこに現れた魔族によって、迷宮に迷い込んでしまった。そこで出会ったサトゥーと3人の奴隷のタマ、ポチ、リザと共に迷宮を脱出を始めるのであった。




『BGM:予兆』

迷宮内。

ヒカル「しっかし、この迷宮は広いな〜。脱出するのに何日掛かるか分かんね〜。」

サトゥー「(一緒に居るだけじゃ経験にはならないのか・・・経験値の%表示に変化が無い。よし。)タマ。コアくらいの大きさの石を拾っておいてくれ。」

タマ「あい!あ、道が分かれてる〜。」

分かれ道発見。

サトゥー「ありがとう。」

タマを撫でる。

ヒカル「さて、どっちへ行く?」

サトゥー「右の道へ行くぞ。」

するとタマが気配を感じ取った。

タマ「上に虫居るー!」

天井を見ると、芋虫が居た。

サトゥー「そこか!」

魔法銃で芋虫を倒した。

ヒカル「ヒュー!」

サトゥー「タマ!石をぶつけろ!」

タマ「あい!」

サトゥー「ポチ!タマ!下がれ!リザ!俺とヒカルの後ろから奴を一度だけ突け!」

リザ「はい!」

ヒカル「よっしゃ!」

マジックリボルバーを出して、シリンダーを回す。

リザ「やぁっ!」

槍で芋虫を突き刺した。

サトゥー「っ!」

魔法銃を連射する。

ヒカル「喰らえ!!」

魔法弾を発砲し、芋虫を爆発させた。

ヒカル「よっしゃ。」

サトゥー「リザ、タマ。コアの回収は任せた。ポチ、付いて来い。この先にもう1匹居る。」

タマが大量の石ころをポチに渡した。

サトゥー「タマ、幾つ拾った?」

ヒカル「多過ぎだろあれ。」


DEATH MARCH2「迷宮」

もう1匹の芋虫を倒す為、サトゥー、クウガ、ポチが向かった。

 

ヒカル「彼奴か。」

 

サトゥー「ポチ。奴の側面から石を投げつけろ。石が無くなったらリザ達の元に戻れ。」

 

ポチ「はい・・・なのです。」

 

ヒカル「じゃあ行くか。」

 

サトゥー「うん。」

 

 

 

 

『BGM:激闘』

 

一方芋虫は眠ってる。サトゥーが魔法銃の弾丸を地面に撃って芋虫を起こした。

 

ヒカル「お昼寝中悪いが、お前のコアを頂くぜ。」

 

その隙にポチが走り、側面から石ころを投げた。石ころが芋虫に当たり、芋虫がポチを狙う。

 

サトゥー「あっ!」

 

ヒカル「おりゃああああああ!」

 

ジャンプからのかかと落としで、芋虫の頭部を粉砕した。

 

ポチ「リザ!タマ!助けてなのです~!」

 

芋虫に狙われたポチがパニック状態になって逃げ出した。

 

サトゥー「ポチ!止まれ!!」

 

ヒカル「ポチ!待て!!」

 

追い掛けてポチを後ろから持ち上げた。

 

ポチ「なのです・・・」

 

サトゥー「ポチ、止まるんだ。」

 

リザ「若旦那様!ヒカル様!大丈夫ですか?」

 

タマ「大丈夫ー?」

 

ヒカル「ああ。問題無い。」

 

サトゥー「俺も大丈夫だよ。さっきの部屋に戻ってコアを回収しよう。」

 

ポチ「ごめんなさいなのです・・・」

 

さっきパニックになった事を謝った。

 

サトゥー「(怒ってはないけど、またパニックになったら命が危ないからな・・・)ポチ。危なかったらさっきみたいに逃げても良い。だけど慌てたらダメだ。分かったな?」

 

ヒカル「無理にやらなくても良い。少しずつパニックを克服しような?」

 

ポチ「はい・・・なのです。」

 

反省するポチを優しく撫でる。

 

サトゥー(調教師なんて失礼な・・・教育と言って欲しいよ。)

 

 

 

 

その後も芋虫達を倒してコアを回収する。

 

 

 

 

ヒカル「結構コアが集まったな。」

 

サトゥー「うん。(3人共少しはレベルが上がったみたいだ。スキルはレベルが上がると勝手に覚えていくのか。)」

 

リザ「ご主人様。ヒカル様。コアの回収が終わりました。」

 

サトゥー「うん。」

 

ヒカル「ご苦労様。」

 

サトゥー(あれ?若旦那様からご主人様に変わってる。そっちの方が呼びやすいのかな?)

 

ヒカル「じゃあ休止を挟むか。」

 

サトゥー「そうだね。ここで小休止にする。」

 

水袋をリザに渡した瞬間、リザが手を滑らせて水袋を落としてしまった。

 

リザ「も、申し訳ございません!ご主人様!ヒカル様!」

 

ヒカル「おい大丈夫か?」

 

サトゥー「疲れたか?」

 

リザ「大切な水を溢してしまいました・・・如何様にも罰して下さい!」

 

サトゥー(無限に水が出る水袋だって言ってなかったっけ?)

 

ヒカル「いや、そのくらいでお前を痛め付ける罰なんて皆無だ。お前体調悪いのか?」

 

リザ「・・・申し訳ございません・・・先程から体が重く・・・思うように動けません・・・」

 

ヒカル「そうか。」

 

サトゥー(スタミナの残量が少ない・・・状態異常は無し。疲れによるものだろう。)

 

ヒカル「じゃあ今回は休憩な。」

 

 

 

 

 

 

『BGM:安穏』

 

休憩。3人に干し肉をあげた。

 

タマ「干し肉!美味美味ー!」

 

ポチ「美味しいのです!肉は最強なのです!」

 

リザ「あぁ・・・干し肉・・・噛む程に旨味が広がります・・・至福です!」

 

ヒカル「あの3人、当分肉を食ってなかったのか。干し肉美味。」

 

サトゥー「食べ終わったら3時間程眠れ。」

 

リザ「野営なら私が・・・」

 

サトゥー「良いから眠れ。」

 

ヒカル「これは命令だ。」

 

3人が眠り、ヒカルとサトゥーが野営をする。

 

 

 

 

『BGM:予兆』

 

3時間後。幾つもの部屋を突破した。

 

ヒカル「部屋が多いぜ。ったく。」

 

サトゥー(前の経験に踏まえて、後は2部屋程突破したら休憩させた方が良さそうだ。)

 

タマ「止まって!」

 

サトゥー「どうした?」

 

ヒカル「何だ?」

 

タマ「地面が変〜。」

 

ヒカル「地面?」

 

サトゥー(そう言えば地面の質感が違う・・・っ!)

 

地面に生命吸収(ドレイン)の罠がある。

 

サトゥー(ヒカル、地面に生命吸収の罠がある。)

 

ヒカル(マジか。流石タマだな。)

 

サトゥー「(そりゃあ迷宮なんだし、当然あるよな。)よくやったタマ。そこに罠があるから注意しろ。」

 

タマ「あい!」

 

ヒカル「ほい。」

 

小石を投げた。罠の反応は無し。

 

ヒカル「反応無しか。生命吸収だからか。」

 

サトゥー(まあ罠の名前から考えて、生き物にしか反応しないんだろう。発動範囲までは表示されず、迂回路も無し・・・生命に反応するなら、魔物をここに誘導すれば・・・幸いこの先の部屋に数匹居るようだ。)

 

ヒカル(向こうに気配を感じるな。)

 

マップを見ると、この先に3匹の魔物が居た。

 

サトゥー(ヒカル!)

 

ヒカル(おう!)

 

3個の小石を向こうへ投げた。するとタマの耳に反応が。

 

タマ「魔物来た〜。」

 

サトゥー「3人は下がって!」

 

ヒカル「来るぞ!」

 

 

 

 

”ドドドドドドドドド”

 

 

 

 

遠くから3匹のネズミが襲って来た。

 

ネズミ達「ビギィイ!!」

 

しかし罠に嵌ってしまって死んでしまった。

 

サトゥー「3つも罠が仕掛けられていたか・・・」

 

ヒカル「エグい罠だな。」

 

 

 

 

 

 

しばらく進むと。

 

ヒカル「おいサトゥー、面白そうな家があるぜ。」

 

サトゥー「家?」

 

迷宮にある家を発見した。

 

サトゥー「(あの家、迷宮が造られた時に巻き込まれたものかな?周囲に敵は居ないようだし。)ポチ、タマ、あの家を調べに行くよ。リザはここで待機して、敵が来たら大声で知らせて?」

 

リザ「はい。」

 

 

 

 

『BGM:安穏』

 

家を調べに行った。

 

サトゥー「灯りが点いた。魔法仕掛けかな?」

 

ヒカル「何か面白い代物は無えかな〜?お。小剣と小盾があるな。ポチとタマに良いかもな。」

 

壁に飾られてる小剣と小盾を手に入れた。

 

 

 

隠し金庫を発見した。

 

サトゥー「絵画の裏とはベタだな・・・」

 

ヒカル「金銀財宝ゲット。」

 

 

 

机にある薬。

 

サトゥー「えっとこれは・・・ドラゴンパウダー?」

 

ヒカル「回復用のポーションまであるぞ。」

 

サトゥー「って事は、家の主は錬金術士か?」

 

ヒカル「魔法書も幾つかあるな。」

 

サトゥー「それとこれは・・・魔法の巻物?」

 

 

 

キッチン。

 

サトゥー「ほー。」

 

ティンダーロッドをゲット。

 

ヒカル「ここのキッチン、調理器具が結構あるな。」

 

サトゥー「じゃあ確保しようか。(後は生存者との合流に備えて。)」

 

フライパン、お玉、ヘラ、鍋などの調理器具と水を確保した。

 

サトゥー「油を入れて・・・」

 

即席の火炎瓶を作ってストレージに仕舞う。

 

タマ「こっち、干し肉の匂い〜!」

 

ポチ「なのです!」

 

干し肉の匂いを嗅ぎ付けたポチとタマが部屋を覗く。

 

ヒカル「干し肉か?ちょっと下がってろ。・・・よっと!」

 

塞がれてるドアをキックで開けた。

 

 

 

食料収納部屋。

 

ヒカル「収納部屋か。食料が結構あるな。」

 

サトゥー「黒パンにチーズに燻製肉。」

 

ヒカル(おい、ワインがあるぞ。)

 

ワインが入ってる樽を発見。ヒカルが味見する。

 

ヒカル(・・・このワイン美味いな。)

 

サトゥー(こっそり確保しておこう。)

 

ワインをこっそり確保した。

 

サトゥー(腐ってないよな。)

 

机に置いてある干し肉を見て調べる。

 

サトゥー「ポチ、タマ、味見みるかい?」

 

タマ「あいー!」

 

ポチ「するのです!」

 

干し肉を切って、ポチとタマに味見させる。

 

タマ「美味美味ー!」

 

ポチ「美味しくて幸せなのですー!」

 

ヒカル「大丈夫みたいだな。」

 

サトゥー「残りはリザと一緒に食べよう。」

 

タマ「リザ喜ぶー!」

 

ポチ「そうなのです!リザにも食べさせるのです!」

 

ヒカル「じゃあ色々調達出来たし、ここから出るか。」

 

家から出てリザと合流した。

 

 

 

 

 

 

その後。リザとタマとポチの3人がカエルを倒した。

 

サトゥー「よし!良くやった!」

 

ヒカル「良い連携だ!」

 

リザ「はい!」

 

タマ「あい!」

 

ポチ「なのです!」

 

サトゥー(初めて3人だけでやらせてみたけど、結構余裕ありそうだったな。)

 

リザ「ご主人様。ヒカル様。火を起こしたいのですが良いでしょうか?」

 

サトゥー「何でだい?」

 

ヒカル「何かあったのか?」

 

リザ「いえ、その・・・カエルの肉を焼いて食べたいなと・・・すみません。」

 

サトゥー「謝らなくて良いけど・・・食えるのか?」

 

リザ「はい、大丈夫です。内臓には毒がありますが、そこを避ければ問題ありません。ただ焼かないと中毒の危険があるので。」

 

サトゥー「・・・よし。許可する。」

 

ヒカル「思う存分焼いてくれ。」

 

 

 

 

カエルの肉を焼いて調理する。

 

ヒカル(鶏肉を焼いてる匂いだ。)

 

リザ「出来ました!」

 

サトゥー「ありがとうリザ。」

 

ヒカル「サンキュー。」

 

オオガエルの串焼きを貰った。

 

ヒカル(これ美味いのか?)

 

サトゥー(やっぱ食べなきゃ駄目・・・?)

 

オオガエルの串焼きを試食する。

 

サトゥー(鶏肉っぽい淡泊な感じ・・・塩のみの味付けだし仕方無いか。)

 

ヒカル(この食感、焼き鳥と同じか。味はちょいと諄いけど、まぁ行けるな。)

 

サトゥー(ん?)

 

リザとタマとポチが2人をジッと見てる。

 

サトゥー「(そうか許可待ちか。)見てないで食え。ちゃんと食って休養を取らないと迷宮脱出まで保たないぞ。」

 

ヒカル「腹一杯食ってくれ。」

 

タマ「肉ー!」

 

ポチ「なのですー!」

 

3人はオオガエルの串焼きを美味しそうに食べる。ヒカルとサトゥーはさっき入手した食糧を食べる。

 

サトゥー(いや、美味しくても蛙はちょっと・・・)

 

ヒカル(味が諄くて胸焼けする・・・)

 

 

 

 

その後リザとタマとポチを水浴びさせる。

 

 

 

そして3人を寝かせる。ヒカルとサトゥーはお互いの事を話した。

 

ヒカル「そうか。サトゥーはゲーム会社で制作途中の仮眠を取ったらこの異世界に来ちまったって訳か。」

 

サトゥー「しかも夢か現実か分からなくて。」

 

ヒカル「俺も同じ事を考えてる。」

 

サトゥー「ヒカル、さっきのクウガはどうやって?」

 

ヒカル「神さんから貰い受けたんだ。この世界では古代の戦士って誤魔化してる。にしても、まさか俺達同じ日本からこの異世界に赴かれたとはな。」

 

サトゥー「全くだ。」

 

ヒカル「それとどうだ?3人の調子は。」

 

サトゥー「この調子なら迷宮を出るのもそう先の事じゃなさそうだ。」

 

ヒカル「なら良かった。」

 

サトゥー(でもこの迷宮が終わるって事は・・・)

 

 

 

 

その後リザとタマとポチが起きて、5人で迷宮探索を再開すると。

 

サトゥー(折角だから・・・)

 

目の前にスライムが出現した。

 

ヒカル「スライムか。」

 

サトゥー「ファイヤーショット!」

 

魔法の1つ「ファイヤーショット」を放ち、スライムを攻撃したが、無効化だった。

 

ヒカル「効いてない?」

 

サトゥー(あれ?レベル10のスライム相手にこれじゃ使い物にならないか・・・)

 

ヒカル「だったら俺が!」

 

マジックリボルバーをスライムに向ける。

 

ヒカル「どるあ!」

 

魔法弾をぶつけるが、スライムは平然としてる。

 

ヒカル「ありゃ?元気だな此奴。」

 

リザ「ご主人様。ヒカル様。僭越ですがスライムを倒す時は核さえ狙えば!」

 

槍でスライムの核を突き刺した。するとスライムが一瞬にして溶けた。

 

リザ「このように容易に倒せませす。」

 

タマ「出番無しー。」

 

ポチ「しぼんで溶けちゃったのです。」

 

ヒカル「アドバイスサンキューな。」

 

タマ「ん?その壁変。」

 

突然タマが壁に違和感を感じた。

 

ヒカル「壁?」

 

サトゥー(隠し扉?罠の類か?)

 

するとその時。

 

サトゥー「っ!?皆下がれ!」

 

1匹のモンスターが忍び寄って来た。

 

 

 

 

死獣である。

 

 

 

 

ヒカル「死獣だと!?」

 

サトゥー(レベル40だと!?)

 

すると死獣がサトゥーに襲い掛かり、サトゥーの体を乗り上げた。

 

リザ「ご主人様!」

 

タマ「危険ー!」

 

ポチ「危ないのです!」

 

サトゥー「ヒカル!此奴を壁へ飛ばしてくれ!」

 

ヒカル「分かった!」

 

助走を付けて。

 

ヒカル「フッ!」

 

ジャンプして空中回転をし。

 

ヒカル「おりゃああああああ!!」

 

飛び蹴りで死獣を蹴り飛ばした。死獣が壁にぶつかると、壁が崩れて死獣が崖の奥底へ落ちて行った。

 

リザ「やりました!」

 

タマ「やったー!」

 

ポチ「やったーなのです!」

 

ヒカル「サトゥー、怪我は無いか?」

 

サトゥー「うん。助かったよヒカル。(罠利用スキルがあって助かったな・・・)」

 

迷宮探索を再開する。

 

 

 

 

とある部屋。

 

タマ「ねちゃねちゃー。」

 

ポチ「足がくっ付くのです。」

 

ヒカル「蜘蛛の巣だらけだな。ん?何だあの繭は?」

 

複数の繭があった。生存者と死亡者が居る。

 

サトゥー「人が閉じ込められてる・・・手分けして助けるぞ。ん?」

 

助けようとしたが、何かが迫って来た。

 

サトゥー(下方・・・地面から接近する敵が・・・さっきの縦穴と同じようなのがここにも?)

 

ヒカル「どうした?」

 

サトゥー「敵だ!ポチ!タマ!リザ!救助を一旦中止して迎撃準備!」

 

壁から現れたのは、黒い蜘蛛だった。

 

ヒカル「来たか!」

 

マジックリボルバーのシリンダーを素早く回す。

 

ヒカル「行くぜ!」

 

銃口を蜘蛛に向ける。その間にサトゥーが石を投げて蜘蛛にぶつけて、リザが槍で蜘蛛を刺した。

 

タマ「とー!」

 

ポチ「えい!なのです!」

 

短剣で蜘蛛を突いた。しかし蜘蛛は無傷。

 

サトゥー(頭を貫いても即死しないとは。3人で倒せるとは思うが、時間が掛かりそうだな。)

 

するとリザの槍で蜘蛛の表皮が剥がされ、心臓が見えた。

 

サトゥー「心臓は彼処か!ヒカル!!」

 

ヒカル「グッバイ!スパイダー!」

 

最大威力の魔法弾で蜘蛛の心臓に打ち込んで爆発させた。

 

タマ「倒した〜!」

 

ポチ「なのです!」

 

クウガは変身を解いた。

 

ヒカル「よっしゃ。人命救助開始だ。」

 

救助を再開して繭を破いて、閉じ込められてる人達を救出する。

 

 

 

 

全員を救出した。

 

ジン「助かったぞ。私は王祖ヤマト様の代から続く名家ベルトン子爵家の当主ジン・ベルトンだ。ここから出られたら褒美は期待しろ!」

 

ニドーレン「助けてくれてありがとうさんです。奴隷商人のニドーレンと言います。」

 

サトゥー「私は駆け出しの行商人のサトゥーと申します。」

 

ヒカル「俺は世界を旅する旅人のヒカルだ。無事で何よりだ。」

 

???「獣人が触るんじゃねぇよ!その短剣をよこせ!」

 

サトゥー(あれは・・・あの時の。)

 

彼は思い出した。以前ポチを虐めた男が繭に包まれてる。

 

ヒカル「誰だ彼奴?」

 

サトゥー「前にポチを虐めた奴だよ。」

 

ヒカル「ポチを虐めた?洒落になんねー奴だ。」

 

ポチ「駄目なのです!この短剣はご主人様のなのです!」

 

ソマル「何だと・・・獣人が偉そうに!」

 

サトゥー「ポチ。戻っておいで。」

 

ポチ「はい・・・なのです・・・」

 

ソマル「おい!さっさと助けろよ!」

 

サトゥー「悪いけど助ける気が無くなった。自力で脱出すれば良いさ。」

 

ソマル「何だと!?」

 

ヒカル「可哀想な奴だな〜。ポチを虐めた挙句、こんな下らない繭に包まれちゃって。まさに天罰だな。」

 

ソマル「おいお前!俺を助けろ!」

 

ヒカル「お断りだね。亜人差別する奴に助ける資格は無え。」

 

ソマル「おい洒落になんねぇぞ!とっとと助けろよ!」

 

ジン「黙れ平民。それ以上騒いで魔物を呼び寄せるなら、我が炎で骨の芯まで消し炭にしてくれるぞ。」

 

この言葉でソマルが黙った。

 

 

 

 

その後ソマルを救出した。

 

タマ「取った〜!」

 

サトゥー「回収お疲れ様。」

 

ニドーレン「ほう。ここのコアは等級が高いですな。これだけ赤いコアは滅多に出回りません。」

 

彼の話によると、コアは精製して魔法の品を作るのに使うらしい。等級が高い程魔力運用の効率が良く、高度なマジックアイテムが作れるようだ。

 

 

 

 

奥へ進んで行くと。

 

タマ「戦闘ー!」

 

ポチ「あっちから戦う音が聞こえるのです!」

 

ヒカル「戦いか!」

 

サトゥー「我々が先行するので、皆さんは後方を警戒しつつ後を追って下さい!ヒカル!」

 

ヒカル「おう!」

 

両手を腰に翳して、アークルを出した。

 

ヒカル「変身!」

 

右のボタンを押して、仮面ライダークウガ・マイティフォームに変身した。

 

ソマル「っ!?」

 

ジン「その姿は?」

 

ヒカル「クウガ。旅の途中で得た古代の戦士の力だ。サトゥー行くぞ!」

 

サトゥー「うん!」

 

 

 

 

『BGM:変化』

 

戦闘してる場所へ向かうと、兵達がスライム軍団と戦っていた。

 

ヒカル「スライム達か。丁度良い。」

 

両手をアークルに当てると、霊石アマダムが赤から青に変色した。

 

ヒカル「超変身!」

 

するとクウガが青色になり、「ドラゴンフォーム」に超変身した。そして足元に落ちてる木の棒を蹴り上げた。

 

ヒカル「邪悪なる者あらば、その技を無に帰し、流水の如く邪悪を薙ぎ払う戦士あり。来たれ!海原に眠れる水龍の棒よ!

 

蹴り上げた木の棒をキャッチすると、ドラゴンロッドに変貌した。

 

ヒカル「これで行ける。」

 

サトゥー「タマ、ポチ!松明を出して!」

 

タマ「あい!」

 

ポチ「はいなのです!」

 

カバンから松明を取り出す。

 

サトゥー「これでスライムを牽制して、あの人達から引き離せ!ヒカルとリザは核を狙って始末しろ!倒したら後始末は彼らに任せて追い掛けて来い!」

 

リザ「はい!」

 

タマ「あい!」

 

ポチ「はいなのです!」

 

ヒカル「よっしゃ行くぜ!」

 

5人が一斉に走り出す。

 

ソマル「獣人のガキより俺の方が何倍も強いぜ・・・武器さえあればあんな魔物なんて・・・」

 

剣を持ってスライムに立ち向かう。

 

ソマル「うおおおおおおお!!」

 

剣でスライムを斬り裂くが、核が破壊されてない為無傷。

 

ソマル「おわ!」

 

反動で飛ばされた。

 

ソマル「あ!」

 

スライムがソマルを取り込もうとしてる。触手を放つ。

 

ソマル「うわっ!・・・え?」

 

しかしポチが盾で触手を防いだ。

 

リザ「でやっ!」

 

横からリザが槍で核を破壊した。

 

ソマル「・・・・・!」

 

 

 

 

一方タマは松明で人々を引き離した。

 

ヒカル「おりゃああああ!!」

 

クウガがドラゴンロッドを突き立てる「スプラッシュドラゴン」で、スライムの核を破壊した。

 

タマ「大成功ー!」

 

ポチ「やっつけたなのです!」

 

リザ「上手く行きました!」

 

それを見たソマルは、自分自身の弱さを認めた。

 

 

 

 

一方サトゥーはスライムを倒しながら走る。

 

ヒカル「サトゥー!」

 

サトゥー「ヒカル!」

 

ヒカル「ある程度全滅させた。残りはリザ達に任せてる。」

 

サトゥー「分かった。っ!居た!」

 

スライムに襲われてるゼナを発見した。スライムがゼナを後ろへ押し倒した。

 

ゼナ「あうっ・・・!!」

 

ヒカル「どりゃ!!」

 

ドラゴンロッドでスライムを絡ませて、上に放り投げる。

 

ヒカル「おりゃああああああ!!!」

 

ジャンプしてスプラッシュドラゴンで飛んでるスライムを倒した。

 

サトゥー「大丈夫ですか・・・っ!」

 

彼は驚いた。何故ならゼナの服が溶けていた。

 

サトゥー「えーと布を・・・」

 

布を取り出そうとした時。

 

ゼナ「サトゥーさん・・・!」

 

涙を流してサトゥーに抱き付いた。

 

ゼナ「サトゥーさん!良くぞご無事で!」

 

サトゥー「・・・良かった。」

 

ヒカル「ヘイお2人さん、こんな時にイチャイチャしてる場合か?」

 

ゼナ「あ、あなたは?」

 

ヒカル「あ、この姿じゃ分からないか。」

 

変身を解いてヒカルの姿に戻った。

 

ゼナ「ヒカルさん!?」

 

ヒカル「さっきの姿はクウガ。俺が旅の途中で取得した古代の戦士の姿なんだ。」

 

ゼナ「そう、だったんですね。古代にそんな戦士が居たとは知りませんでした・・・」

 

ヒカル(ってか服溶けてますけど・・・?)

 

???「ゼナ。再会を喜ぶのは後になさい。まずは魔物の撃退を優先しましょう。」

 

1人の女性が来た。

 

ゼナ「オーナ様!」

 

巫女がゼナに布を渡した。

 

オーナ「先程の手際を拝見するに、あの魔物の弱点をご存じなのですね?」

 

サトゥー「はい。スライムには核があるのでそこを突けば倒せます。」

 

ゼナ「流石サトゥーさん。博識なんですね。」

 

サトゥー「いえ。リザに教えてもらったんです。」

 

ゼナ「じ、女性の方ですか!?」

 

オーナ「浮気を問い詰めるのは後になさい。」

 

サトゥー(浮気って・・・そうかリザの名前知らないんだった。)

 

ヒカル(浮気って認定されちまったなサトゥー。)

 

 

 

 

その後オーナがエリアヒールでその場に居る者達の体力を回復させた。

 

ヒカル「ふぅ〜。疲れが回復した〜。」

 

ゼナ「でも、本当に無事で良かったです!」

 

サトゥー「この子達のお陰で助かったんですよ。」

 

ゼナ「ああ・・・あの時の亜人の子達ですね。」

 

するとタマとポチがサトゥーの後ろに隠れた。

 

ポチ「ポチ・・・なのです・・・」

 

タマ「タマ・・・」

 

サトゥー(人見知りが激しいのか?)

 

リザ「リザと申します。地上では投石から守っていただきありがとうございました。」

 

するとそれを思い出したポチとタマがゼナにお礼を言った。

 

タマ「感謝ー!」

 

ポチ「ありがとうなのです!」

 

ゼナ「どういたしまして。」

 

ヒカル「思い出したみたいだな。」

 

 

 

 

その後迷宮にある大扉を兵達が壊し始める。

 

タマ「ご主人様!ヒカル様!あの壁変!」

 

ヒカル「また壁?」

 

サトゥー「(また隠し扉か・・・しかもさっきの奴と別のアンデッドビーストが居るな。)よく見付けたね。」

 

タマ「えへへ〜。」

 

褒めてタマを撫でる。

 

騎士達「おおーーーー!」

 

ヒカル「ん?」

 

騎士A「おい!宝箱があるぞ!」

 

ヒカル「あの宝箱・・・まさか!」

 

騎士B「俺だ!俺が見付けたんだ!」

 

ヒカル「ダメだ!開けるな!」

 

しかし開けてしまった。

 

 

 

 

 

 

目玉魔族『違うよ!バーカ!』

 

 

 

 

 

 

宝箱箱から目玉魔族が出現した。

 

ヒカル「彼奴!」

 

目玉魔族『こんなに大勢でやって来るとは!ワテクシ感激ー!』

 

サトゥー「居ないと思ったらミミックの真似事か・・・!」

 

ヒカル「出やがったなオンドゥル野郎が!」

 

 

 

 

『BGM:激闘』

 

騎士長「総員配置に付け!円陣では無く三方に陣取れ!奴は魔法を使うぞ!ベルトン子爵とゼナは前衛に防御魔法を!」

 

ジン「やはり出たか魔族め!悪いが火魔法には守りの術は無い。ブラストポールの魔法を使う!時間を稼げ!」

 

目玉魔族『ゲヒャヒャヒャヒャ!!!』

 

黒い玉を放った。

 

目玉魔族『人の魔法は遅い!ワテクシ退屈!』

 

すると超音波を放った。

 

サトゥー「何だこの感じ・・・?」

 

ヒカル「超音波か・・・?」

 

周りを見ると、騎士達が混乱していた。

 

 

 

ポチ「ご主人様大変なのです!肉がいっぱいなのです・・・」

 

タマ「肉まるかじり~!」

 

リザ「ポチ、タマ。ご主人様とヒカル様の為に1匹でも多く狩るのです・・・」

 

 

 

サトゥー「3人には周りの兵士がローストチキンにでも見えてるのか?」

 

ヒカル「って事は、幻覚を見てると言う訳か。」

 

サトゥー(幸せそうな所悪いけど。)

 

3人の後ろ首にチョップして気絶させた。

 

 

 

 

騎士達がお互いと戦ってる。

 

目玉魔族『愚かな人よ!殺し合え!ワテクシ愉快!フォーーーーー!!!』

 

ジン「魔族よ!何時までも人族が貴様等に蹂躙されるだけの存在と思うな!ブラストフォール!」

 

炎の柱で目玉魔族を燃やす。

 

目玉魔族『アーーーーーーーーー!!!』

 

しかし無効華だった。

 

ジン「何・・・だと・・・?中級魔法が効かない!」

 

目玉魔族『素敵に熱い!ワテクシ堪らんぜー!』

 

サトゥー(防御系の魔法を使っていたのか!ここは目立っても良いから戦うべきだな・・・)

 

ヒカル「テンション高えなほんまに彼奴は。サトゥー行くぞ。」

 

サトゥー「うん。」

 

ヒカル「変身!!」

 

アークルの左のボタンを押して、仮面ライダークウガ・マイティフォームに変身した。

 

ヒカル「っしゃ!」

 

すると真横からアンデットビーストが出現して、サトゥーを襲い始めた。

 

サトゥー(しまった!そうだ・・・)

 

ゼナ「サトゥーさん!?」

 

サトゥー(この後ろには・・・)

 

アンデッドビーストに押されて、壁の奥へ落ちていった。

 

ヒカル「サトゥー!」

 

ゼナ「サトゥーさん!!」

 

 

 

 

『BGM:戦慄』

 

落ちるサトゥーとアンデッドビースト。

 

サトゥー「・・・見えた!」

 

タイミング良くアンデッドビーストを蹴り飛ばして地面に着地した。

 

サトゥー「っ。」

 

右手を伸ばすと、聖剣が出現した。アンデッドビーストがサトゥーに襲い掛かる。

 

 

 

 

しかし、聖剣によって一刀両断された。

 

サトゥー(凄まじい切れ味は流石聖剣だ・・・でも抜いてると微ダメージを受けるから収めておこう。さてと。)

 

 

 

 

 

 

一方目玉魔族は黒い玉を放ち続けていた。

 

ヒカル「おい!こっち向け!」

 

目玉魔族『ん?』

 

右足に封印エネルギーを集中して走ろうとしたその時、1つの石ころが目玉魔族に飛んで行った。

 

目玉魔族『グエッ!?』

 

ヒカル「っ!?」

 

 

 

 

???「騎士達よ!魔族の始末は任せろ!」

 

 

 

 

仮面を被った謎の人物が現れた。

 

ヒカル「あれ、サトゥーか?」

 

正体は勿論サトゥーである。

 

ジン「フレイム・スピア!」

 

オーナ「セイクリッド・ジャベリン!」

 

目玉魔族『グフォア!!何者・・・ぼわっ!ワテクシ驚愕!』

 

 

 

 

リザ「ご主人様は!?」

 

タマ「居ない・・・」

 

ポチ「でも匂いはするのです・・・」

 

気絶してた3人が目を覚ました。

 

 

 

 

サトゥー(気付かれないようにしないと・・・)

 

ヒカル(おいお前サトゥーだろ?)

 

サトゥー(そうだよ。)

 

目玉魔族『貴様何者だ!ただの石で魔族に打撃を与えるとは!ワテクシ困惑!』

 

ヒカル「よし。」

 

両手をアークルに翳すと、霊石アマダムが青から緑に変色した。

 

ヒカル「超変身!」

 

クウガが赤から緑に変わり、「ペガサスフォーム」に超変身した。傍に落ちてるボウガンを拾う。

 

ヒカル「邪悪なる者あらば、その姿を彼方より知りて、疾風の如く邪悪を射抜く戦士あり。来たれ!空高く駆ける天馬の弓よ!」

 

するとボウガンがペガサスボウガンに変貌した。

 

ヒカル「っしゃ。」

 

黒い玉を放つが、クウガとサトゥーが走りながら避ける。

 

ヒカル「行くぞ!」

 

サトゥー「うん!」

 

ペガサスボウガンのトリガーレバーを引いて封印エネルギーを圧縮させる。

 

サトゥー「でいっ!」

 

石ころを拾って豪速球で投げた。

 

目玉魔族「え?え?えーーーーー!?」

 

豪速球の石ころが直撃した。

 

クウガ「喰らえ!」

 

左手でトリガーを引いて右手を離して封印エネルギーを圧縮した空気弾の「ブラストペガサス」で、目玉魔族を射抜いた。

 

目玉魔族『ギャアアアアアア!!!!』

 

ブラストペガサスを受けた目玉魔族に封印エネルギーが流し込まれる。

 

ヒカル「超変身!」

 

ペガサスフォームの時間切れ寸前でマイティフォームに超変身した。

 

目玉魔族『人族に倒される・・・倒される・・・ワテクシ無念・・・』

 

サトゥー(このままとどめを・・・)

 

すると謎の黒い物体がサトゥーを包み込んだ。

 

サトゥー(くそ!)

 

すぐに振り払った。

 

ヒカル「何だ!?」

 

地面に魔法陣が出現した。

 

目玉魔族『ドワアアアアアア!!!あ、主様!ワテクシ渇望ー!!!』

 

 

 

 

『BGM:追撃』

 

魔法陣から巨大魔族が出現した。

 

目玉魔族『主様は魔王の側近!神にも近きデーモンロード!』

 

デーモンロードが出現したのだった。

 

ジン「信じられん・・・上級魔族なのか!?」

 

デーモンロード『迷宮の設置と吾輩の召還ご苦労であった。我輩慰労。』

 

目玉魔族『あぁ・・・主様の一部に戻れる・・・ワテクシ歓喜ー!』

 

デーモンロードが目玉魔族を食った。

 

ヒカル「彼奴、自分の手下を食いやがったか。」

 

デーモンロード『雑魚共よ恐怖せよ!強者よ!立ち向かってくるが良い!吾輩殲滅!』

 

衝撃波を一面に放った。

 

ゼナ「きゃあああ!!」

 

オーナ「あああああ!!」

 

吹き飛ばされたゼナとオーナをクウガとサトゥーが救った。他の騎士達はリザとタマとポチが救った。

 

サトゥー(あっちは大丈夫みたいだな・・・)

 

クウガはアークルに両手を翳す。すると霊石アマダムが赤から紫に変色した。

 

ヒカル「超変身!」

 

紫のクウガ「タイタンフォーム」に超変身した。傍に落ちてる騎士の剣を拾った。

 

ヒカル「邪悪なる者あらば、鋼の鎧を身に付け、地割れの如く邪悪を斬り裂く戦士あり。来たれ!大地を支える巨人の剣よ!」

 

すると騎士の剣がタイタンソードに変貌した。

 

デーモンロード『ほう・・・まさか勇者共が居るとは。神の啓示でも受けたか?』

 

ヒカル「お前を倒して早く外の空気を吸いたいんでな!」

 

デーモンロード『油断大敵。吾輩全力!』

 

ヒカル「口調はさっきの奴と同じだな。」

 

するとデーモンロードがパワーアップした。

 

サトゥー(おいおい・・・何処まで強化する気だ?)

 

以前ゼナから教えてもらった事を思い出した。

 

 

 

 

ゼナ『でも聖剣に認められれば青い輝きを放つはずです。』

 

 

 

 

デーモンロード『どうした勇者?聖剣もろくに使えんのか?吾輩落胆!』

 

雷の魔法でクウガとサトゥーに攻撃した。その隙に攻撃したが、2人は無傷。

 

デーモンロード『頑丈な奴らめ!吾輩感嘆!』

 

口から石化魔法を放射した。クウガとサトゥーの間を通った。

 

ヒカル「危ねえ・・・」

 

サトゥー(危な・・・聖剣がダメなら魔法しか無いけど・・・ファイヤーショットみたいな下級魔法はダメだろうし、流星雨は・・・流石に無理だ。)

 

 

 

 

ゼナ「エア・ハンマー!」

 

ジン「フレイム・スピア!」

 

オーナ「セイクリッド・ジャベリン!」

 

 

 

 

魔法を放ち、デーモンロードに攻撃する。

 

デーモンロード『軟弱な魔法で吾輩を邪魔するとは!吾輩立腹!』

 

右手に闇の魔法を集める。

 

ヒカル「やらせるか!」

 

タイタンソードを振り下ろす。

 

デーモンロード『グゥッ!!』

 

右足にダメージを負った。

 

サトゥー「今だ!」

 

魔法銃を放つ。

 

デーモンロード『グゥッ!吾輩油断!』

 

左腕に傷が出来た。

 

ヒカル「傷が!」

 

サトゥー「っ!」

 

再びゼナから教えてもらった事を思い出した。

 

 

 

 

ゼナ『魔族は、魔法か魔法の武器でしか傷付けられないので厄介なんです。』

 

 

 

 

サトゥー(よし。)

 

聖剣を収めて、杖を取り出した。

 

ヒカル「杖?」

 

デーモンロード『使えぬ聖剣を諦めたか・・・吾輩刮目!』

 

サトゥー「ファイアショット!」

 

杖からファイアショットを放つ。デーモンロードに当たると大爆発が起こった。

 

 

 

 

『BGM:戦士』

 

ヒカル「うお!?」

 

サトゥー(え・・・何これ?)

 

デーモンロード『ま、まさかあれ程の体術を使う者が魔法使いとは・・・吾輩理解不能!』

 

ジン「あれは上級魔法のクリムゾンジャベリンに違い無い!」

 

ヒカル(何で?)

 

サトゥー(違います・・・超初級魔法のファイアショットです・・・そうだった。流星雨だって魔法覧からの方だったら何十倍もの威力が上がったっけ?今のと一緒に思い出した事がある・・・魔王を倒すには勇者の振るう聖剣が必要だ。)

 

するとサトゥーが走り出した。

 

ヒカル「おい!」

 

サトゥー(上級魔族は魔族の側近にして神にも近きデーモンロード。)

 

聖剣を出した。

 

サトゥー(だが聖剣はあっても俺には勇者の称号が無い。だから有効打を与えられない。本当にそうか!?思い出せ!お前は何の称号を持っている!勇者の称号と聖剣が神にも近き者を倒せるなら・・・)

 

 

 

 

ジャンプしてデーモンロードを斬り裂いた。

 

 

 

 

サトゥー(神も殺せる神殺しの称号と神剣に、同じ事が出来ない訳が無い!)

 

斬り裂かれたデーモンロードが前に倒れた。

 

デーモンロード『何だその剣は・・・!!』

 

ヒカル「おりゃあああああ!!!」

 

デーモンロード『っ!?』

 

目の前にクウガが現れた。クウガがタイタンソードを突き刺す「カラミティタイタン」でデーモンロードの眉間を突き刺した。デーモンロードに封印エネルギーが流し込まれた。

 

デーモンロード『ぐ・・・何だこの力は・・・吾輩・・・敗北・・・!』

 

封印エネルギーでデーモンロードが爆発した。

 

 

 

 

サトゥーは気付かれないようにこの場から去った。そしてクウガは。

 

クウガ「おりゃあああああああ!!!!」

 

マイティキックで大扉に封印エネルギーを流し込んで破壊した。

 

 

 

 

 

 

『BGM:世界』

 

そして迷宮からやっと脱出出来た。外は夕方になってた。

 

ヒカル「あぁ〜やっと外の空気吸えた〜。」

 

しばらくして、サトゥーが何食わぬ顔で外に出た。

 

タマ「ご主人様ー!」

 

リザ「ご無事で!」

 

ポチ「良かったなのですー!」

 

騎士C「おい。サトゥーと言うのはお前か?」

 

サトゥー「私ですが・・・」

 

騎士C「ヒカルと言うのはお前か?」

 

ヒカル「そうだが。」

 

騎士C「ん?彼奴らはお前の奴隷か?」

 

サトゥー「いえ。私達のって訳じゃないですけど・・・」

 

リザ達は顔を下に向けた。

 

騎士C「まぁ良い、お前達を探してる方が居る。来るんだ。」

 

ヒカル「俺達を?」

 

サトゥー「あ、はい。」

 

3人は顔を下に向けたままだった。

 

サトゥー「・・・どうした?来ないのか?」

 

ヒカル「来ないと置いて行くぞ?」

 

3人は笑顔になった。

 

リザ「はい!」

 

タマ「あい!」

 

ポチ「はいなのです!」

 

するとそこに。

 

???「おい。」

 

ポチを虐めたソマルが歩み寄った。ポチはサトゥーの後ろに隠れた。ヒカルが構える。

 

 

 

 

ソマル「・・・助けてくれてありがとう・・・蹴って悪かった。」

 

 

 

 

ポチに謝ったのだった。彼は謝った後去って行った。ポチは笑顔になった。

 

ヒカル「彼奴、改心したようだな。」

 

サトゥー「そうみたいだね。」

 

ゼナ「サトゥーさん!」

 

サトゥー「?」

 

後ろからサトゥーを見付けたゼナが抱き付いた。

 

ゼナ「良かった・・・無事だったんですね・・・」

 

サトゥー「あぁ・・・心配掛けてすみません。」

 

ヒカル(彼奴、幸せ者だな。)

 

 

 

 

 

 

騎士に連れて来られたのは、とある屋敷だった。

 

デシャン「初めましてサトゥー様、ヒカル様。私はベルトン子爵家で家令を務めておりますデシャンと申します。」

 

1人の老人が挨拶した。

 

サトゥー「(彼か。)初めましてデシャン様。」

 

ヒカル「どうも。」

 

デシャン「迷宮で旦那様を助けていただきありがとうございます。これは些少ですが、旦那様よりの感謝の印です。」

 

小さな袋を渡した。

 

ヒカル「・・・金貨40枚入ってるな。」

 

 

 

 

そして5人を屋敷に招待した。

 

ヒカル「広っ!」

 

デシャン「此方の部屋をお使い下さい。何かご要望があれば、遠慮無く部屋付きのメイドにお申し付け下さい。」

 

5人はこの屋敷でしばらく充実した軟禁生活を送る事になった。食事は皆一緒に食べ、温かい風呂で体を洗う。

 

 

 

 

その夜。全員一緒のベッドで寝る事に。

 

タマ「わーい!」

 

ポチ「フカフカなのです!」

 

ヒカル「久々のベッドだ〜。」

 

迷宮では3人の安全確保の為、ずっと起きていたヒカルとサトゥー。

 

サトゥー(スタミナが多いお陰か平気だったけど・・・久し振りの睡眠だ・・・)

 

5人はベッドで眠りに入った。

 

 

 

 

 

 

軟禁生活は充実していた。迷宮から救った人達の待遇改善をお願いしたり。それとは別に文官らしき人との面会も。

 

文官「そちらの亜人奴隷達の処遇ですかが、迷宮で主人を失った場合、拾った人間の物になります。早めに正式な奴隷の所有契約を行って下さい。」

 

ヒカル「そうなんですか。」

 

サトゥー「はい。あのでも・・・先程の話の通りなら、迷宮内で主を殺して所有者になる事も可能だと・・・?」

 

文官「大丈夫ですよ。ヤマト石の賞罰欄で判定されますし、『断罪の瞳』と言うギフトを持つ人が配置されていますから。」

 

ヒカル「成る程。」

 

サトゥー(ギフト。先天性のスキルの事らしい。)

 

 

 

 

軟禁生活5日目。ゼナとオーナが来訪した。

 

ゼナ「魔法使いが不足しているので、軟禁からはすぐに解放されたのですが、それからずっと迷宮の出口にある仮説駐屯地で働いてました。」

 

サトゥー「それは大変ですね。」

 

ヒカル(この街の伯爵さん結構鬼畜さんだな〜。)

 

ゼナ「私は迷宮の調査隊との連絡係なので、それ程大変じゃないんですけどね。本職の魔法使い達は迷宮が都市の下に延びないように結界を張る為に頑張っているそうです。」

 

ヒカル「あの迷宮は色々厄介だからな。」

 

オーナ「忙しいのは魔法使いだけではありませんよ。我々神殿の者も建築された石碑の聖別の儀式をしていて、この3日程寝る暇もありませんでした。」

 

ヒカル「大変だったんですね・・・気持ちが分かります・・・」

 

ゼナ「迷宮前の陣地も仮説の塀で覆えましたし、街の噂話も吟遊詩人さん達に小出しにして上手く収めてくれたようなので。サトゥーさん達も近日中に解放して貰えるはずです。」

 

ヒカル「そうだオーナ様、この財布、誰のか分かりますか?」

 

以前スリの少年から没収した財布を見せた。

 

ゼナ「あ!それ私の財布です!何処で?」

 

ヒカル「この前スリの少年から没収したんだ。」

 

ゼナ「あぁ、ありがとうございます!」

 

財布をゼナに返した。そしてあの言葉通り、3日後に軟禁生活から解放された。

 

 

 

 

その後奴隷商人のニドーレンの元で手続きを済ませた。

 

ニドーレン「・・・これでサトゥーさんとヒカルさんはこの奴隷達の正式な主人です。」

 

タマ「やったー!」

 

ポチ「やったーなのです!」

 

ニドーレン「それと奴隷オークションで売れ残ったのが何人か居まして・・・是非ご覧になって下さい。」

 

ヒカル「残った奴隷達?」

 

サトゥー「いや・・・でも奴隷なんて買う気無いんですけど・・・」

 

ヒカル「良いじゃねえか。可哀想な奴隷達を雇ってやろうぜ?」

 

サトゥー「う〜ん・・・まぁ、ちょっと見てみようか。」

 

テントの中から奴隷少女が出て来た。

 

ルル「ル・・・ルルと申します・・・」

 

奴隷少女の「ルル」。

 

サトゥー(おお!可憐で儚げ・・・)

 

ヒカル(結構可愛いな。)

 

ニドーレン「醜い娘ですが、礼儀作法のスキルを持っておりますので。」

 

サトゥー(え?この美少女が醜い・・・!?)

 

ヒカル(醜女!?この子が!?)

 

そしてもう1人。

 

ヒカル「彼女も?」

 

ニドーレン「はい。申し訳ありません。普段は不吉な紫髪など瑣末に思える程利発な娘なのですが・・・」

 

サトゥー(不吉?)

 

ヒカル(髪の色だけで売れ残ったのか?)

 

アリサ「私はアリサと申します。ヒカル様。佐藤様。」

 

奴隷少女の「アリサ」。サトゥーとヒカルが何かを感じた。

 

サトゥー(え・・・今・・・)

 

ヒカル(此奴、何者なんだ?)

 

サトゥーの事を佐藤って言ったアリサ。一体何者なのだろうか。

 

 

 

〜ツヅク〜




         キャスト

       ヒカル:山崎大輝

      サトゥー:堀江瞬
ゼナ・マリエンテール:高橋李依
        ポチ:河野ひより
        タマ:奥野香耶
        リザ:津田美波
       アリサ:悠木碧
        ルル:早瀬莉花

       オーナ:末柄里恵
   ジン・ベルトン:上田燿司
     ニドーレン:田中進太郎
   デーモンロード:三宅健太
      目玉魔族:浜添伸也
       ソマル:狩野翔

『BGM:懊悩』

次回予告

アリサ「私はアリサと申します。ヒカル様。佐藤様。」

サトゥー「蜘蛛が髪に付いてるよ?」

アリサ「え!?」

ルル「ルルです。14歳です。クボォーク王国出身です。」

リザ「空腹を紛らわす為に公園の木の実や草花、それこそ食べられる物なら何でも口にしました。」

ヒカル「今度またあの子達と会ったらまた美味いもんでも食わせてやろうぜ?」

サトゥー「既に効果を発揮している魔法とスキルを解除しろ!」

アリサ「私は橘亜里沙。あなたとあのヒカル様と同じ日本人よ。」

ヒカル(通りで違和感あるはずだ。)

サトゥー「奴隷になった理由を聞いて良いか?」

DEATH MARCH3「乱心」
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