デスマーチからはじまる異世界空我   作:naogran

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DEATH MARCH23「家来」

ある日のオリヴィア王国にある草原。ポチとタマとアリサが遊んでる。

 

ヒカル「いやぁ〜今日も良い天気〜。」

 

ルル「ヒカル様、お茶です。」

 

ヒカル「お!サンキュールル。何時もありがとな。」

 

ルル「い、いえ、そんな・・・」

 

リザ「ご主人様、ヒカル様、昼食が出来ました。」

 

サトゥー「ありがとうリザ。」

 

ヒカル「お!待ってました!」

 

 

 

 

全員で昼飯を食べる。

 

ヒカル「どうだダリー?リザとナナが作った飯は。」

 

ダリー「いやぁ〜どれもこれも美味えぜ!こんなに美味い料理を食ったの久し振りだぜ!」

 

リザ「恐縮です。」

 

ナナ「光栄と感謝します。」

 

すると後ろから強い光が。

 

ヒカル「ん?」

 

アリサ「何さっきの光は?」

 

ヒカル「何だ?花火にしちゃ季節外れだな。」

 

空を見ると、2つの光が飛んでいた。青い光が逃げ、赤い光が青い光を追っている。

 

ポチ「あの光、逃げてるのです。」

 

タマ「あっちは追い掛けてる〜。」

 

アリサ「誰かの魔法かしら?」

 

ロゼッタ「いえ、光の中に誰か居るわ。」

 

ヒカル「風流だな〜。光と光の鬼ごっこか。(丸でウルトラマンとベムラーだな。)」

 

すると青い光がこっちに向かって来た。

 

ヒカル「ほえ?」

 

サトゥー「こっちに来る!?」

 

青い光が迫って来た。

 

サトゥー達「うわあああああ!!」

 

ヒカル・ダリー「どわあああ!!」

 

青い光は地面に落ちた。

 

ヒカル「何だこれ?」

 

すると青い光は、人の形を作った。そこから赤いナイトドレス姿の1人の少女が姿を現した。

 

サトゥー「女の子?」

 

ヒカル「あれまこれはこれは。ようこそ我がディナーに。」

 

少女「お願い!私を匿って!しつこい男に追われてるの!」

 

ダリー「しつこい男に?でも安心してくれ。オイラ達に付いていれば心配無しだぜ。」

 

すると地震が起きた。

 

ヒカル「どわあああ!!何だ!?」

 

サトゥー「ヒカル!ダリー!」

 

ミーア「あれ!」

 

 

 

 

 

 

目の前に魔人が出現した。

 

 

 

 

 

 

『BGM:武闘』

 

魔人「ふはははははははは!!」

 

ロゼッタ「きゃああああ!お化けーーー!!」

 

ポチ「怖いのですーー!!」

 

タマ「リザ〜!!」

 

怖がってリザの後ろに隠れた。

 

ヒカル「へぇ〜随分とおったまげたご登場だな。」

 

魔人「ルージュちゃん、そこに居るのは分かってる。早くこっちに来るんだ。」

 

ルージュ「嫌よ!ベーだ!誰があなたの元に戻るもんですか!どっちかと言うと、私こっちの方が好みだもの。」

 

ヒカル「俺?」

 

魔人「何!?私を怒らせるつもりか!?」

 

ヒカル「おっちゃん、あんたこの子に嫌われちまったな。」

 

魔人「お、おっちゃんだと!?」

 

すると魔人が高速回転してこっちに転がった。

 

サトゥー「皆避けろ!!」

 

全員が避けた。

 

アリサ「もう!不意打ちなんて卑怯よ!」

 

ヒカル「しつこい奴だな。さっさと消えちまいなよ!消えねえと痛い目見るぞ!」

 

魔人「何?痛い目だと?ふはははははは!話を知らないチビだな。面白いやってみろ。」

 

ヒカル「上等じゃねえか!後で泣いて後悔しても知らねえぞ!」

 

腰に両手を翳してアークルを出した。

 

ヒカル「変身!!」

 

アークルの左にあるボタンを押して、仮面ライダークウガ・ドラゴンフォームに変身した。

 

ルージュ「あれは?」

 

サトゥー「あれは古代の戦士クウガ。ヒカルのもう1つの姿だよ。」

 

傍に落ちてる木の棒を持ってドラゴンロッドに変貌させてジャンプした。

 

ヒカル「おりゃあああああああ!!!!」

 

魔人「ぐああああああああ!!!」

 

スプラッシュドラゴンで封印エネルギーを流し込ませた。

 

ヒカル「どうだ!」

 

しかし魔人が姿を消した。

 

ヒカル「ありゃ?消えちまった?」

 

魔人「こっちだ!」

 

後ろに魔人の姿があった。

 

アリサ「瞬間移動の魔法!?」

 

ヒカル「この野郎!!」

 

ジャンプしてマイティフォームに戻った。

 

ヒカル「おりゃあああああああ!!!」

 

マイティキックを繰り出すが、魔人が消えた。

 

ヒカル「何!?またかよ!」

 

今度はルージュの後ろに現れ、ルージュを捕まえた。

 

魔人「やっと捕まえたぞ!さぁ私の元へ帰るんだ!」

 

ルージュ「いや!離して!」

 

アリサ「その子を離しなさい!」

 

魔人「五月蝿い!ウインド!!」

 

アリサ「きゃあああ!!」

 

風の魔法でアリサを飛ばした。

 

サトゥー「アリサ!!」

 

ジャンプしてアリサを掴んだ。

 

ヒカル「よしなよデケエの!人の場所にノコノコノコノコ入って来やがって!追い出されたくなければ今すぐ出て行け!!」

 

魔人「追い出す?この私をか?」

 

ヒカル「ああその通り!でりゃああ!!」

 

魔人「ぐおああああ!!」

 

パンチで魔人の顔を殴った。

 

ヒカル「ちょいと頑丈だなあんた。」

 

魔人「此奴は驚いたぞ。私を殴り倒したのは初めてだ。そして私に逆らった奴もな。チビめが!八つ裂きにしてくれるぞ!ギロチン!」

 

ギロチンの魔法を飛ばした。

 

サトゥー「ヒカル危ない!!」

 

ヒカル「超変身!!」

 

ドラゴンフォームに超変身して軽々と避ける。

 

魔人「おのれえええ!!」

 

フェイントしてギロチンを飛ばす。

 

ヒカル「危ねえ!!」

 

サトゥー「ヒカル!!」

 

魔法銃を投げた。

 

ヒカル「っ!超変身!!」

 

ペガサスフォームに超変身して魔法銃を掴んでペガサスボウガンに変貌させ、ブラストペガサスで魔人の首を射抜いた。

 

魔人「ぐあああああああああ!!!」

 

首を射抜かれた魔人は倒れ、頭が落ちた。

 

ロゼッタ「頭が落ちた・・・」

 

ヒカル「いやぁ〜随分とてこずらせやがって。リザ、ナナ、奴にお供え用の米を調達してくれ。」

 

リザ「ヒカル様!」

 

ナナ「マスター!あれを!」

 

ヒカル「ほえ?」

 

 

 

 

 

 

何と魔人は生きていた。頭を持ってる。

 

 

 

 

 

 

魔人「ふはははははははは!」

 

サトゥー「い、生きてるのか・・・?」

 

ヒカル「おいおい冗談だろ・・・?」

 

魔人「中々やるなチビ。」

 

頭を元に戻した。

 

魔人「気に入ったぞ。お前のような骨のある奴を探してたんだ。私の家来にしてやろう。」

 

ヒカル「んだと?」

 

魔人「グランド・フォール!!」

 

サトゥー達「うわあああああああ!!!」

 

ヒカル・ダリー「何!?」

 

地面に穴が開き、ヒカル達が落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある宮殿。そこに魔人が多くの美女に囲まれながら酒を飲んでいた。

 

 

 

 

宮殿にある牢屋。

 

ヒカル「・・・ん・・・ん!?」

 

両手両足が鎖で縛られてるヒカルが目を覚ました。

 

ヒカル「くそっ!!この野郎!!」

 

鎖を千切ろうとするが、ビクともしなかった。

 

???「起きたかヒカル。」

 

ヒカル「ダリー!」

 

横に同じく鎖で縛れてるダリーが居た。

 

ダリー「この鎖、かなり頑丈だぜ。」

 

???「目が覚めたのね、ヒカル。」

 

ヒカル「え?・・・エレナ!ドリュー!」

 

何と、エレナとドリューも鎖で縛られていた。

 

ヒカル「お前ら何でここに?」

 

エレナ「あの時ヒカル達と別れた後に、彼奴に追われてるルージュを助けたんだけど、彼奴のグランド・フォールでここに・・・」

 

ドリュー「縛られた・・・」

 

ヒカル「そうか・・・参ったな〜、何で俺達がこんな目に遭わなくちゃならねえんだよ・・・」

 

ダリー「本当だよ・・・」

 

 

 

 

”ギギギ”

 

 

 

 

ヒカル・ダリー「ん?」

 

ドアが開く音が聞こえた。入って来たのは、ルージュだった。

 

ダリー「あんた!?」

 

エレナ「ルージュ!」

 

ルージュ「しっ!見付かるとマズイわ。」

 

鎖の鍵を出した。

 

エレナ「ありがとうルージュ。」

 

ダリー「なぁルージュ、ここは何処なんだ?」

 

ルージュ「魔人アストンの宮殿よ。」

 

ヒカル「魔人アストンってのはあのデケエ大男か?」

 

ルージュ「そうよ。アストンは最悪の魔法使いなの。」

 

ヒカル「魔法ね〜。」

 

ルージュ「そうよ。私もアストンから魔法を少し習ったの。その力でここから逃げようとしたのだけど・・・捕まっちゃった。テヘ。」

 

ダリー「随分と軽いんだなあんた。」

 

ルージュ「ごめんなさい。私の為にこんな目に遭わせちゃって・・・」

 

ヒカル「いや〜、あんたのせいじゃねえさ。あんたを連れ去ろうとするあのおっちゃんが元凶だからな。」

 

ルージュ「エレナにドリューもごめんなさい、あの時巻き込ませてしまって・・・」

 

エレナ「いえ、気にする必要はないわ。」

 

ドリュー「ルージュは悪く無い。」

 

ルージュ「ありがとう・・・ここから出ましょう。アストンはあなたを家来にしようと企んでるの。」

 

鍵で鎖を解いた。

 

ヒカル「家来にしてくれる割には、随分と荒い歓迎だ事。」

 

ルージュ「ここに何時も居たら、強制的に家来にされてしまうわ。」

 

ヒカル「逃げると言っても、俺の仲間達を探さねえと意味が無えよ。」

 

ダリー「そうだ!オイラの仲間達はどうしたんだ!?」

 

ルージュ「あなた達の仲間達は無事よ。大広間に閉じ込められてるわ。」

 

ヒカル「何だと?」

 

エレナ「え、ロゼッタ達が?」

 

ダリー「兎に角早く案内してくれ。」

 

ルージュ「ええ。」

 

牢屋から出て大広間に向かう。

 

 

 

 

 

 

『BGM:捜査』

 

5人は隠れながら大広間へ向かう。螺旋階段を上ろうとした時。

 

ヒカル「待て。」

 

ルージュ「え?」

 

ヒカル「来るぞ。」

 

螺旋階段の上から足音が聞こえた。2人の見張りが下りて来る。

 

ダリー「見張りか?」

 

ルージュ「こっちよ。」

 

横に扉があった。ルージュが扉を開けようとしたが、重くて開けれない。

 

ヒカル(貸せ。)

 

交代してヒカルが扉を開けた。5人は急いで扉の奥へ入る。見張りの2人は気付かずに階段を下りた。

 

 

 

 

とある部屋。

 

ダリー「・・・行ったようだ。」

 

ドリュー「・・・足音きえた。」

 

ルージュ「ふぅ・・・」

 

ヒカル「ハラハラしたぜ・・・ん?うお!?」

 

部屋の中には大量の金銀財宝があった。

 

ヒカル「此奴は凄えや!!」

 

ダリー「金銀財宝が大量だぜ!!」

 

エレナ「これって、アストンが?」

 

ルージュ「そう。この財宝は、アストンが多くの国から盗んで来た物なの。」

 

ヒカル「成る程な〜。逆に俺達が此奴らを盗んで多くの国に寄付したいね。」

 

ダリー「良いなそれ!」

 

ルージュ「宝石だけじゃないわ。アストンは伸縮自在の体と魔法の力で多くの女達を誘拐したの。」

 

ヒカル「それでしつこく俺を家来にしようとしてるのかぁ。」

 

ダリー「お!このランプ良いな!」

 

積まれてる財宝からランプを取った。

 

ルージュ「はっ!」

 

ランプを取ったせいで積まれた財宝が崩れ始めた。

 

ヒカル「わわわわわわわ!!!」

 

ダリー「どわあああああ!!!」

 

ドリュー「うわああああ!!!」

 

エレナ・ルージュ「きゃああああ!!!」

 

”ガシャーーーーーン!!!”

 

財宝が全て崩れてしまった。

 

ダリー「やっちまった・・・」

 

そこに音を聞いた見張りの2人が入って来た。

 

ヒカル「あらまこれはどうも。お騒がせしちゃって。」

 

見張りの1人が襲う。

 

ヒカル「どりゃあああ!!」

 

飛び蹴りで見張りを倒した。

 

ヒカル「ダリー!!」

 

ダリー「OK!でやああああ!!」

 

剣でもう1人の見張りを斬り裂いた。

 

エレナ「アイテム・バキューム!」

 

吸引魔法で金銀財宝を全て水晶に吸い込んだ。

 

エレナ「頂くわよ!」

 

ヒカル「やる事が盗賊だな。まぁ盗賊か。」

 

ルージュ「ヒカル!ダリー!エレナ!ドリュー!こっちよ!ボート!」

 

光で筏を生成する。ヒカルとダリーが乗ると、ルージュが魔法で筏を浮かばせた。

 

ヒカル「おっとっと!?」

 

ダリー「わわわわわ!!」

 

エレナ「ドリュー、掴まってて!」

 

ドリュー「うん!」

 

筏を揺らしながら飛ばす。

 

ヒカル「おい頼むよ!もう少しゆっくり飛ばしてくれよ!」

 

ルージュ「そんな事言ったて!どうやって飛ばすか分からないのよ!」

 

ダリー「マジかよ!!」

 

揺れながら財宝部屋から脱出した。

 

ヒカル「兎に角このまま大広間へレッツゴー!」

 

 

 

 

 

 

『BGM:激情』

 

一方アストンは、多くの美女達に囲まれ中。

 

美女達「きゃああああああ!!」

 

アストン「ん?何の騒ぎだ?」

 

魔法の筏に乗ってるヒカルとダリーとエレナとドリューとルージュが現れた。

 

アストン「やはりお前か。」

 

ヒカル「此奴はヤベェ所に訪問しちまったようだな。」

 

アストン「ウインド!!」

 

風の魔法発動。

 

エレナ・ドリュー・ルージュ「きゃあああああ!!」

 

ヒカル・ダリー「どわあああああ!!!」

 

魔法の筏が飛ばされ、5人が落ちた。兵士達が5人を囲んだ。

 

アストン「待て!私はその男と話がある。」

 

兵士達が下がる。

 

アストン「ヒカルと言ったな?この宮殿は気に入ったか?この宮殿は他国の国王すらこんな素敵な部屋に住んでおらんぞ。それに飛び切りの美女達も好きなだけ手に入れる。」

 

ヒカル「んで、何が言いてえんだ?」

 

アストン「私は昔からお前のような勇敢な男を探し回っていたんだ。そしてその鼠も勇敢で気に入ったんだ。」

 

ヒカル「そりゃあどうも。」

 

ダリー「褒められてもね〜。」

 

アストン「私の家来になって多くの国を荒らし回って金銀財宝を盗もうじゃないか。そして数多くの美女達も盗んで行こうじゃないか!」

 

ヒカル・ダリー「・・・嫌だと言ったら?」

 

アストン「何だと!?嫌だと!?私を怒らせる気か!?」

 

ヒカル「その気持ちだけ貰っとくぞ。俺とダリーはこれから大事な仲間達を探す予定があるからな。」

 

ダリー「仲間が居るのに、あんたの家来になるなんて冗談じゃねえよ。」

 

エレナ「私の妹を返しなさい。」

 

怒ったアストンが立ち上がった。

 

アストン「分かってないようだな!これは頼みではなく命令だ!」

 

ヒカル「そうかい!こっちも手加減しねえぜ!」

 

腰に両手を翳してアークルを出した。

 

アストン「ハッ!!」

 

何かを投げた。その何かがヒカルの口に入った。

 

ヒカル「うぐっ!?・・・な、何だ今のは?」

 

アストン「お前が今飲み込んだのはバルーン・ビーンズだ。」

 

ヒカル「バルーン・ビーンズ・・・?」

 

アストン「見てろ。ーーーーーーーー!」

 

詠唱を唱えると、1人の美女が苦しみ始めた。

 

美女「あ、あ、ああああああああ!!!」

 

すると美女の体が風船のように膨らみ始めた。

 

ヒカル「何!?」

 

美女は風船のように浮かび、そして・・・

 

 

 

 

 

 

”パーーン”

 

 

 

 

 

 

風船のように破裂してしまった。

 

エレナ「破裂した・・・!?」

 

ヒカル「何!?じ、冗談だろ・・・?」

 

アストン「ふははははは!ここに居る者は全員バルーン・ビーンズを飲ませてある。だから私の命令に背く者は居らんのだ。」

 

ヒカル「ま、待ってくれ。俺スリルは好きだけど、こんな圧倒的なスリルは苦手なんだ・・・」

 

アストン「ーーーーーーー!」

 

再び詠唱を唱えた。

 

ヒカル「い、いや止めろ!止せ!!」

 

腹が徐々に膨らみ始めた。

 

ダリー「ヒカル!!」

 

エレナ「ヒカル!!」

 

ドリュー「ヒカル!!」

 

ヒカル「止せえええええ!!」

 

逃げ回るヒカル。

 

アストン「どうだ家来になるか?」

 

ヒカル「冗談じゃねえよ!!テメェの家来になんか一生ゴメンだ!!」

 

アストン「おのれヒカルめ!!ーーーーーー!!!」

 

ヒカル「は、腹が!!止めろ!!腹一杯だ!!」

 

ダリー「ヒカル!!」

 

エレナ「どうすれば良いの!?」

 

ルージュ「任せて!ヒカル!!口を開けて!!」

 

ヒカル「口!?」

 

口を開けると。

 

ルージュ「はぁっ!!」

 

小さい光を飛ばして、ヒカルの口に入れた。

 

ヒカル「うぐ!?ま、またバルーン・ビーンズか・・・!?」

 

ルージュ「バキューム・ビーンズよ!それがバルーン・ビーンズに張り付いて取ってくれるわ!」

 

ヒカル「そ、そいつは助かる・・・」

 

アストン「許さんぞルージュ!!」

 

ヒカル「・・・・ペッ!」

 

口の中からバキューム・ビーンズがバルーン・ビーンズを取り出してくれた。ヒカルの腹が元に戻った。

 

ルージュ「もう大丈夫よ。」

 

ヒカル「助かったぜルージュ・・・」

 

アストン「貴様!生意気な魔法を使いおって!」

 

ヒカル「お返しだ!!」

 

バルーン・ビーンズをアストンの口に投げ入れた。

 

アストン「うぐっ!?」

 

ヒカル「ルージュ!!」

 

ルージュ「ーーーーーーーー!!!!」

 

詠唱を唱えるルージュ。

 

アストン「や、止めろ!!」

 

腹が膨らみ始め、風船のように浮かんだ。

 

ダリー「驚いたな〜。ルージュもあの魔法を使えるなんてな。」

 

ルージュ「アストンに教えられた甲斐があったわ。」

 

ヒカル「よし逃げるぞ!」

 

ドリュー「うん!」

 

5人が部屋から逃げ出す。

 

 

 

 

 

 

”パーン”

 

 

 

 

 

 

風船のように破裂したが、小さく分裂した。

 

アストン「おのれ巫山戯おって!!」

 

1箇所に集まって元の大きさに戻った。

 

アストン「もう許さんぞ!八つ裂きにしてくれるわ!!」

 

5人を追い始める。

 

 

 

 

 

 

一方5人は、大広間の扉を開けていた。

 

ルージュ「ここが大広間よ。あなたの仲間達は奥に閉じ込められてるわ。」

 

 

 

 

『BGM:激情』

 

大広間。無数の柱がある。

 

ヒカル「妙だなぁ、誰も居ねえのに不気味な視線を感じるぜ。」

 

エレナ「確かに、何か視線を感じるわ。」

 

ダリー「それに、柱に刻まれてるこの夥しい美女の彫刻は何だ?」

 

 

 

 

”ガタガタガタ”

 

 

 

 

ヒカル「ん?」

 

柱から奇妙な音が聞こえた。すると柱が少し動いた。

 

ヒカル「おい!動いてるぞ!?」

 

ダリー「彫刻が動いてるぞ!?ルージュこれは一体!?」

 

ルージュ「あれはただの彫刻じゃないわ。」

 

ヒカル「彫刻じゃない?って事はまさか・・・!」

 

ルージュ「アストンの魔力で彫刻に変えられた美女達なの。」

 

ヒカル「じゃあ、この柱全部が・・・」

 

ダリー「彫刻に変えられた美女達って事なのか・・・?」

 

ドリュー「怖い・・・」

 

 

 

 

”ゴーン””ゴーン”

 

 

 

 

ヒカル・ダリー「っ!?」

 

大広間にある時計の鐘が鳴り響いた。時刻は3時。

 

ヒカル「何だ、時計か?」

 

ダリー「時計だな。」

 

エレナ「時計ね。」

 

ドリュー「時計。」

 

すると時計の下に2体の人形が両端から現れた。

 

ヒカル「人形か。」

 

ダリー「妙な踊りをしてるぜ。」

 

人形は両端に消えた。

 

???「ヒカル!!!ダリー!!!」

 

???「お姉ちゃん!!!ドリュー!!!」

 

ヒカル・ダリー「はっ!!」

 

エレナ・ドリュー「っ!!」

 

後ろに振り向くと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サトゥー達が宙吊りされてる檻に閉じ込められていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒカル「サトゥー!!」

 

ダリー「皆!!」

 

エレナ「ロゼッタ!!」

 

ドリュー「っ!!」

 

アリサ「もう何処へ行ってたのよ!!」

 

ポチ「助けて下さいなのです!!」

 

タマ「助けて〜!!」

 

ルル「ヒカル様!ダリー!」

 

リザ「捕まってしまって申し訳ありません・・・!」

 

ナナ「マスター!ダリー!」

 

ミーア「ヒカル!ダリー!」

 

ロゼッタ「お姉ちゃん!!ここから出して!!」

 

ヒカル「脱出出来ないのか!?」

 

サトゥー「色々試したけど、ダメだった。」

 

ヒカル「魔法銃も効かないのか!?」

 

サトゥー「ああ。」

 

ヒカル「おいルージュ!何とかならねえのか!?何か方法は無いのか?あの檻を壊す方法は!」

 

ルージュ「アストンを倒さない限りあの檻は壊せないわ。」

 

ヒカル「だが彼奴は化け物だぞ?」

 

ダリー「難しい方法でも良い。何か無いのか?」

 

ルージュ「1つだけ方法があるわよ。この大広間の何処かに髑髏が隠されてるの。」

 

ヒカル・ダリー「髑髏?」

 

ルージュ「ええ。その髑髏の眉間を撃ち抜くのよ。」

 

エレナ・ドリュー「眉間を?」

 

ルージュ「そう。それが唯一の弱点なんだって。アストンが寝言で言うのを聞いたわ。」

 

ヒカル「この大広間の何処かにね・・・」

 

アリサ「早く探しなさいよ!この檻狭くて窮屈!」

 

ダリー「人使い荒いなアリサ。じゃあ捜索始めるか。」

 

 

 

 

大広間に隠されてる髑髏を探し回る。柱の上、時計、床など隅々まで捜索する。

 

 

 

 

だが何処にも無かった。

 

ヒカル「髑髏なんて見当たらねえぞ。」

 

エレナ「こっちも駄目だわ。」

 

ドリュー「何処にも無い。」

 

ルージュ「ん〜・・・何度か探し回ったんだけど・・・」

 

ダリー「あんな男の寝言なんて当てになるのか?」

 

ルージュ「いいえ。きっと何処かにあるはずよ。」

 

ヒカル「ん〜・・・」

 

”ゴゴゴゴゴゴ”

 

エレナ・ドリュー・ルージュ「きゃあ!」

 

ヒカル・ダリー「うおっ!?」

 

サトゥー達「うわあっ!!」

 

突然の地震。

 

 

 

 

そこにアストンが壁を壊して大広間に入った。

 

 

 

 

『BGM:武闘』

 

ヒカル「ルージュ!下がってろ!」

 

アストン「ふはははは!やっぱりここに居たか!」

 

ヒカル「お前さんはお呼びじゃねえんだよ!」

 

マジックリボルバーのシリンダーを回して、魔法弾をアストンの頭部に命中。しかしアストンには通用しなかった。

 

アストン「ふはははははは!!馬鹿め!何度試してみれば気が済むのだ!」

 

ヒカル「チクショー!ちったぁ痛そうな顔しやがれ!!」

 

アストン「ふはははははは!!」

 

剣を振り下ろした。

 

ヒカル「危ねえーーー!!」

 

ジャンプして避けた。

 

アストン「まだだ!」

 

ヒカル「変身!!」

 

仮面ライダークウガ・ドラゴンフォームに変身し、ジャンプして避けた。着地して突き刺さってる槍を抜いてドラゴンロッドに変貌させた。

 

アストン「中々だな。だがこれはどうだ。」

 

ヒカル「っ!」

 

アストンの右手から3つの赤い光を飛ばした。

 

ヒカル「危ねええ!!」

 

赤い光を避けた。後ろの柱が赤い光によって破壊された。

 

ヒカル「くそ!!」

 

ドラゴンロッドを振り下ろすが、赤い光が避けた。またしても赤い光が柱を破壊した。

 

ヒカル「はっ!!」

 

ドラゴンロッドをブーメランのように投げると、2つの赤い光を破壊した。残った1つの赤い光がクウガを襲うが。

 

ヒカル「おりゃあああああ!!」

 

スプラッシュドラゴンで破壊されてしまった。

 

アストン「ブレイズ!!」

 

炎の魔法を発動した。

 

ヒカル「何!?」

 

ドラゴンロッドを高速で回して防ぐが、押されてしまった。

 

ヒカル「ぐああああああああ!!!」

 

 

 

 

ルージュ「ヒカルーーー!!」

 

エレナ・ドリュー「ヒカル!!!」

 

ダリー「ヒカル!!!」

 

サトゥー「ヒカル!!!」

 

アリサ達「ヒカル様ーーー!!!」

 

 

 

 

炎を受けたクウガが落ちるが、間一髪で着地した。

 

ヒカル「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

 

アストン「ふはははははは!どうだ私の力を味わったか?」

 

ルージュ「ヒカル・・・!」

 

ヒカル「いや、大丈夫だ・・・」

 

アストン「もう1度お前にチャンスを与えてやる。どうだ私の家来になるか?」

 

ヒカル「あんたもしつけえな〜。悪徳奴隷商人みてぇだぜ。」

 

アストン「何だと!?」

 

 

 

”ゴーン”

 

 

 

後ろの時計の鐘が鳴った。

 

アストン「ならば死ね!!」

 

時計の人形がポーズを取って、ある形にした。

 

アストン「うおおおおおおおお!!!」

 

ヒカル「はっ!!」

 

時計の人形を見たクウガが気付いた。

 

 

 

 

 

 

人形が髑髏の形になったからだった。

 

 

 

 

 

 

ヒカル「彼処だ!!」

 

剣を避けて、そして。

 

ヒカル「おりゃあああああああ!!!!」

 

ドラゴンロッドを強く投げる。髑髏の眉間を通って、後ろの壁を破壊した。その壁の中には・・・

 

 

 

 

 

 

大型の瓶があった。

 

 

 

 

 

 

アストン「なっ!?」

 

その大瓶は床に落ちて、蓋が開けられた。

 

アストン「うわああ!?」

 

大瓶はアストンを吸い込み始めた。

 

アストン「あああああああああ!!ひええええええええ!!!」

 

大瓶に吸い込まれたアストン。

 

ヒカル「へぇ〜魔人の弱音がこれだったとはね〜。」

 

ダリー「てっきりこのランプかと思ったぜ。」

 

 

 

 

大瓶の中。

 

アストン『助けてくれー!お願いだ出してくれー!ヒカル、いやヒカル様!交渉です!あなたの命令は何でも聞きます!見捨てないでー!ここから出してくれー!3000年もここに居てやっと外に出られたのにー!』

 

 

 

 

聞く耳持たずにヒカルが大瓶に蓋をした。

 

ヒカル「贅沢な奴だぜ。もう3000年大人しくリラックスして来い。」

 

ルージュ「っ!ヒカル!ダリー!エレナ!ドリュー!見て!」

 

サトゥー達を閉じ込めてる檻が破壊された。

 

ヒカル「おお!!」

 

サトゥー達「うわああああああ!!」

 

檻が壊された為、サトゥー達が床に落っこちた。

 

ヒカル「ヤッホー!魔法が解けたぜ!」

 

そして彫刻にされた美女達が解放されていった。

 

ダリー「彫刻にされた美女達も解放されたな。」

 

サトゥー「ヒカル!ダリー!エレナ!ドリュー!」

 

ヒカル「よう皆!」

 

アリサ「もう!助けるのが遅いのよ!」

 

ヒカル「そう怒んなよアリサ。こうして無事に戻って来れたんだし。」

 

ロゼッタ「お姉ちゃん!!」

 

走ってエレナに抱き付いた。

 

エレナ「ロゼッタ、大丈夫だった?」

 

ロゼッタ「うん!」

 

ルージュ「それじゃあ元の場所に戻るわよ。ホワイト・ウォール!」

 

床に白い穴を開けてオリヴィア王国へ戻って行った。

 

 

 

 

 

 

『BGM:平穏』

 

その後オリヴィア王国に戻ったヒカル達は、ルージュと別れてオリヴィア王国を発った。

 

ヒカル「いやぁ〜俺を家来にしようするとは、中々面白い奴だったな。」

 

サトゥー「まさか本当に寝返るつもりだったのか?」

 

ロゼッタ「裏切ろうとしたの?」

 

ヒカル「んな訳無えよ。俺にはこうした頼もしい仲間達が居るからな。寝返るなんて冗談きついぜ。」

 

ロゼッタ「お姉ちゃん、また別れるの?」

 

エレナ「いえ、実はドリューが。」

 

ドリュー「皆と旅したい!」

 

サトゥー「え?」

 

エレナ「あの時別れた翌日に、ドリューが皆と旅したいって言ってたから。」

 

ロゼッタ「本当!?サトゥー、ヒカル、良いでしょ?」

 

サトゥー「良いんじゃないかな?」

 

ヒカル「ああ、仲間が増えるのは心強いしな。」

 

こうしてエレナとドリューが仲間に加わり、彼らは次の旅を続けるのだった。

 

 

 

〜ツヅク〜




         キャスト

       ヒカル:山崎大輝

      サトゥー:堀江瞬
        ポチ:河野ひより
        タマ:奥野香耶
        リザ:津田美波
       アリサ:悠木碧
        ルル:早瀬莉花
       ミーア:永野愛理
        ナナ:安野希世乃
      ロゼッタ:上田麗奈
       エレナ:山本希望
 ドリュー・ラミアス:長縄まりあ
       ダリー:村瀬歩

      ルージュ:照井春佳

      アストン:安元洋貴

       美女達:長野佑紀
           衣川里佳
           小若和郁那

次回「両親」
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オリキャラ紹介

「ドリュー・ラミアス」

Lv30

称号・魔法

スキル・

年齢・10歳

モデル・千石冠

髪型・白髪ツインテール

服・黒いドレス、黒いストラップシューズ

性格・冷静

好きなモノ・エレナ、

苦手なモノ・自分を利用する者

アイテム・無し

東キルヴィス王国出身の少女。
生まれ付き高い魔力を持っており、貴族達から利用される人生を送って来た。
後に西キルヴィス王国でヒカル達に助けられ、一時は養護施設で引き取られたが、エレナと共に行動する。
アストンを倒した後、エレナと共にヒカル達と旅をする。

イメージキャスト・長縄まりあ
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