デスマーチからはじまる異世界空我   作:naogran

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丘の上にある古い城のある部屋。

???「何故私は、こんな目に遭わなくちゃならないんだ・・・」

この部屋に、1人の男が佇んでいた。

???「私は、奴らに騙されただけなのに・・・」

この男に何があったのか。


DEATH MARCH25「古城」

『BGM:予兆』

 

雨が降り荒れる道路。この道路にヒカル達の姿があった。

 

ロゼッタ「雨が凄いよ!」

 

サトゥー「こんな時に雨が降り荒れるなんて。」

 

リザ「ご主人様、丘の上に城があります。」

 

サトゥー「丁度良いね。彼処で雨宿りしよう!」

 

 

 

 

丘の上の城で雨宿りする事に。

 

アリサ「もうびしょ濡れ・・・」

 

タマ「ブルブル〜・・・」

 

エレナ「すぐに乾かすわ。ドライ!」

 

乾きの魔法で全員を乾かした。

 

ポチ「乾いたのです!」

 

ルル「ありがとうございます。」

 

ドリュー「ありがと〜。」

 

ヒカル「・・・・・」

 

ダリー「どうしたヒカル?」

 

ヒカル「この城、結構昔からあるようだ。」

 

ミーア「昔から?」

 

ヒカル「ああ。この城壁、かなり錆びと汚れがある。恐らくこの城、もう200年前からあるようだ。」

 

ロゼッタ「そんな昔から?」

 

ヒカル「まぁ何があるか分からねえ。兎に角入ってみようぜ。」

 

 

 

 

『BGM:焦眉』

 

城の中に入る。

 

アリサ「薄気味悪いわね・・・」

 

ヒカル「あ〜皆、ちょっと一言良いか?」

 

エレナ「どうしたの?」

 

ヒカル「この城・・・」

 

 

 

 

 

 

「やばい気配がする。」

 

 

 

 

 

 

アリサ・ロゼッタ「え!?」

 

ダリー「具体的にどう言った気配なんだ?」

 

ヒカル「何かこう・・・今にも呪われそうな感じと、今にも殺されそうな感じの2つだな。」

 

ロゼッタ「そう言われると・・・怖いよ・・・」

 

ドリュー「怖い・・・」

 

泣きながらエレナに抱き付く。

 

エレナ「もう2人共落ち着きなさい。」

 

ヒカル「つまり、この城に巣食う何者かが俺達の安眠の邪魔をするって事だな。」

 

アリサ「じゃあここじゃなくて別の場所で雨宿りしましょうよ!!」

 

ヒカル「だが外はもう更に雨が荒れてる。この雨の中で移動したら大惨事になる恐れがある。」

 

アリサ「う・・・確かにそうね。」

 

ヒカル「この城を探るか。」

 

サトゥー「そうだね。ここはバラバラに行動しない方が良い。皆一緒に行動しよう。」

 

タマ「あい!」

ポチ「はいなのです!」

 

ヒカル「じゃあ俺とサトゥーが先頭に進む。絶対に逸れるなよ?」

 

ダリー「ライト!」

 

灯りの魔法で前を照らす。

 

 

 

 

 

 

別の場所では。

 

???「気配を感じる・・・誰か来たのか・・・?」

 

 

 

 

 

 

その頃ヒカル達は、城の中を進んでる。

 

ヒカル「薄気味悪い気配だなぁ。」

 

ロゼッタ「ねぇヒカル、彼処の部屋から気配を感じるんだけど・・・」

 

ヒカル「目の前の部屋か?」

 

ロゼッタ「うん・・・」

 

ヒカル「じゃあ俺が入る。皆はここで待ってろ。」

 

 

 

 

『BGM:予兆』

 

部屋に入ったヒカル。

 

ヒカル「ここは、貴婦人の部屋らしい。埃まみれのベッドや棚やクローゼットが残されてる。ん?」

 

机の上の本を発見した。

 

ヒカル「これは日記か?かなり古いな。著者は、キルスティン・テイラー。」

 

日記を捲ると。

 

 

 

 

『あの男は何時も泣き喚いている。何故自分の罪を認めないのか、何故自分の罪を否定するのか分からない。今日も私はあの男を痛め付け、更に水責めを繰り返した。食糧も一切与えなかった。あの男の痛みなんて私には分かる訳無い。寧ろ分かりたくない。』

 

 

 

 

ヒカル「酷い内容だ・・・この日記を書いたキルスティンって何者なんだ?あの男って誰なんだ?」

 

すると周囲から不気味な気配を感じた。

 

ヒカル「考えるのは後だ。出るか。」

 

日記を持って部屋から出た。

 

 

 

 

廊下。

 

サトゥー「どうだった?」

 

ヒカル「部屋に日記があった。これだ。」

 

エレナ「日記?誰のかしら?」

 

ヒカル「キルスティン・テイラー。日記の著者だ。」

 

エレナ「キルスティン・テイラー?初めて聞く名前ね。」

 

ヒカル「日記の内容には不明点がある。」

 

サトゥー「不明点?」

 

ヒカル「ある男の痛め付けや、水責めなど書かれてあった。」

 

アリサ「水責め?」

 

ヒカル「この城は昔、何かあったのかも知れない。色々探るか。」

 

 

 

 

また別の場所では。

 

???「誰か来たようね。命知らずの愚民共め。」

 

 

 

 

しばらく奥へ進むと。

 

ナナ「マスター、恐ろしい気配がすると報告します。」

 

サトゥー「分かった。ありがとう。(あの部屋を通らないと先へ進めないようだ。)」

 

ヒカル「あれか。行くぞ皆。」

 

 

 

 

『BGM:邪悪』

 

部屋に入ると、そこには。

 

アリサ「っ!?」

 

サトゥー「どうした?」

 

アリサ「この部屋・・・」

 

ロゼッタ「ひぃっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夥しい数の拷問器具があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒカル「拷問器具か。それも綺麗に残ってやがる。」

 

サトゥー「何でこんなにあるんだ・・・?」

 

エレナ「罪人や裏切り者とか存在していたのかしら?」

 

ロゼッタ「そんな怖い事言わないでよ・・・」

 

ポチ「怖いのです・・・」

 

タマ「怖い・・・」

 

リザ「ポチ、タマ私が付いてます。」

 

ルル「・・・・」

 

ヒカル「ラック、振り子、鉄の処女、がみがみ女のバイオリン、晒し台、ガロット、吊り籠・・・見てるだけでゾッとするな。」

 

リザ「しかし、何故こんなに?」

 

ヒカル「日記に書いてあった、あの男の痛め付けや水責め、その男をこの拷問器具で痛め付けたのかも知れない。向こうにドアがある。このまま進もう。」

 

するとその時。

 

 

 

 

 

 

天井から無数の光の玉が降り注いだ。

 

 

 

 

 

 

サトゥー「何だこれは?」

 

ドリュー「光の玉?」

 

その光の玉は、ヒカルとサトゥーに攻撃した。

 

ヒカル「ぐあっ!!」

 

サトゥー「がっ!!」

 

ルル「ご主人様!!ヒカル様!!」

 

サトゥー「何だ此奴!?」

 

ヒカル「攻撃した!?」

 

エレナ「シールド!!」

 

バリアの魔法で安全を確保した。

 

サトゥー「応戦するぞ!」

 

ヒカル「よし!」

 

すると光の玉が、人間の姿に変貌した。

 

サトゥー「人間!?」

 

エレナ「あれは・・・大昔の騎士の鎧!?」

 

騎士達は、剣を持って2人を襲う。

 

ヒカル「避けろ!!」

 

2人は左右に避けた。

 

ヒカル「くそっ!」

 

両手を腰に翳してアークルを出した。

 

ヒカル「変身!!」

 

仮面ライダークウガ・ドラゴンフォームに変身した。壁に飾ってある槍を持つと、ドラゴンロッドに変貌した。

 

エレナ「ロゼッタ、ドリュー、ナナ、皆を守ってて。」

 

ロゼッタ「分かった。」

 

ドリュー「うん。」

 

ナナ「了解と答えます。」

 

エレナ「ダリー、リザ、行くわよ!」

 

ダリー「おう!」

 

リザ「はい!」

 

 

 

 

『BGM:武闘』

 

サトゥー「やあっ!!」

 

剣を振り下ろして、騎士を斬り裂いた。

 

 

 

リザ「やああああ!!!」

 

槍を振り下ろして、騎士の鎧を壊して、腹部に突き刺した。

 

 

 

ダリー「でやあああああ!!!」

 

剣を駆使して、騎士を斬り裂く。

 

 

 

エレナ「ファイヤー!!」

 

炎の魔法で、騎士を燃やす。

 

 

 

ヒカル「おりゃあああああ!!」

 

スプラッシュドラゴンで騎士に封印エネルギーを流し込む。

 

 

 

 

ヒカル「どうだ!!」

 

エレナ「嘘っ!?」

 

騎士達は無傷だった。

 

ヒカル「どう言う事だ!?」

 

サトゥー「どうなってるんだ!?」

 

ヒカル「もう1度!!おりゃあああああ!!!」

 

再度スプラッシュドラゴンで封印エネルギーを流し込もうとしたが、騎士の体が透けた。

 

ヒカル「何!?」

 

ダリー「擦り抜けた!?」

 

騎士がクウガを掴んだ。

 

ヒカル「っ!?離せゴルァ!!」

 

掴んで投げた。

 

ヒカル「彼奴、掴めるのかよ。」

 

エレナ「ストーン!!」

 

石を生成して飛ばした。しかし擦り抜いてしまった。

 

エレナ「そんな!」

 

ダリー「おいおいどうするんだよ!?」

 

ヒカル「・・・っ!?」

 

クウガが、周囲を見て何かを閃いた。

 

ヒカル「あったぜ。倒す方法が。」

 

サトゥー「本当か?」

 

ヒカル「おりゃあああああ!!!」

 

ジャンプして、1人の騎士を掴んだ。

 

エレナ「どうするの?」

 

ヒカル「こうすんだよ!!!」

 

騎士をある方向へ投げた。すると騎士が消滅した。

 

ヒカル「やはりそうか。」

 

 

 

 

 

 

拷問器具に当たったと同時に消滅したのだった。

 

 

 

 

 

 

ヒカル「拷問器具なら倒せるって訳だな。超変身!!」

 

マイティフォームに超変身し、振り子を千切って持つ。

 

ヒカル「皆伏せろ!!」

 

全員が伏せる。

 

ヒカル「おりゃあああああああ!!!!!」

 

高速回転して、振り子を振り回す。すると騎士達が一斉に消滅した。

 

ヒカル「ふぅ・・・」

 

アリサ「終わったの・・・?」

 

ヒカル「終わったぞ。もう良いぞ。」

 

サトゥー「さっきのは一体何だったんだろう。」

 

ヒカル「どうやらタチの悪い誰かが召喚したものか、この城に巣食う怨念か。」

 

???「あんたら、中々じゃないか。」

 

全員「ん?」

 

拷問部屋の横のドアから男の声が聞こえた。

 

ヒカル「誰だ?」

 

???「その前にこのドアを開けてくれるか?ここから出たいんだ。」

 

ヒカル「分かった。おりゃ!!」

 

キックでドアを蹴り壊した。中から1人の男が出て来た。

 

???「助かったぞ。私はスティーブン・ブラックだ。」

 

サトゥー「行商人のサトゥーです。」

 

ヒカル「俺は旅人のヒカルだ。こっちは俺の仲間達だ。スティーブンとやら、あんたは何時からこの部屋に?」

 

スティーブン「ずっと前からだ。私はある出来事で濡れ衣を着せられ、この牢獄にずっと閉じ込められていたんだ。」

 

サトゥー「濡れ衣ですか?」

 

ヒカル「?」

 

何かを見たヒカルが違和感を覚えた。

 

ドリュー「何があったの?」

 

スティーブン「それは、この城の王室に巣食う女王が元凶だ。」

 

ヒカル「だったら王室まで案内してくれるか?」

 

スティーブン「分かった。」

 

 

 

 

 

 

『BGM:虐殺』

 

王室。

 

スティーブン「ここだ。」

 

ヒカル「何処だ?スティーブンに濡れ衣を着せた女王は?」

 

???「来たわね。」

 

王座に座ってる1人の女を発見した。

 

サトゥー「あなたですか?スティーブンに濡れ衣を着せた女王様は。」

 

女王「そうね。まさしく私が、その男に濡れ衣を着せたわ。私の名前はキルスティン・テイラーよ。」

 

紅蓮のドレスを身に纏った女王が名乗った。

 

アリサ「生意気そうな女王様ね。」

 

ヒカル「あんた、この日記の著者か?」

 

キルスティン「あら、その日記何処にあったの?」

 

ヒカル「貴婦人が使ってそうな部屋に置いてあったんでな。」

 

キルスティン「彼処、私の部屋なの。」

 

リザ「答えろ。何故スティーブン様に濡れ衣を着せた。」

 

キルスティン「教えてあげるわ。私は数年前に、フローンス国で気に入ったドレスを盗んでしまった。そして騎士達に確保された後、『この盗みを提案したのは、スティーブン・ブラックよ!』と高らかに嘘の宣言をしたわ。」

 

サトゥー「っ!?」

 

ヒカル「何故自分の罪を認めなかった?」

 

キルスティン「捕まるのが嫌だったからよ。その後彼は濡れ衣を着てしまい、そのまま牢獄に送られてしまった。その後彼は毎日私の提案した拷問で毎日痛め付けたわ。」

 

ダリー「何で自分だって白状しなかった!!」

 

ロゼッタ「そうだよ!彼は悪い事しねないのに!」

 

キルスティン「五月蝿い!!」

 

ダリー・ロゼッタ「っ!?」

 

 

 

 

『BGM:脅威』

 

キルスティン「私はね、私を否定する人が嫌いなの!そんなに私を否定するなら、あなた達を拷問で殺すわ!!」

 

ヒカル「面白い!来いや理不尽女が!」

 

アークルを出した。

 

ヒカル「変身!!」

 

ジャンプして仮面ライダークウガ・マイティフォームに変身した。

 

ヒカル「おりゃああああああ!!!」

 

マイティキックを繰り出すが、キルスティンがバリアの魔法で防いだ。

 

ヒカル「なっ!?」

 

後ろにバク宙して着地した。

 

キルスティン「その程度かしら?愚民が。」

 

ヒカル「超変身!!」

 

タイタンフォームに超変身した。

 

キルスティン「はぁっ!!」

 

ナイフダガーを投げた。

 

エレナ「危ない!!」

 

バリアの魔法でアリサ達を守った。

 

ダリー「バニッシュ!!」

 

光弾を放つ。しかしキルスティンが再びバリアで防いだ。

 

キルスティン「無駄よ。あなた達の攻撃など私には無意味!」

 

サトゥー「そこだ!!」

 

魔法銃を連射するが、これも無効化だった。

 

キルスティン「何度やれば分かるのかしら?」

 

ポチ「倒せないのです!?」

 

サトゥー「何か策があれば良いんだが・・・」

 

タマ「さく〜?」

 

ヒカル「・・・ん?」

 

キルスティンの後ろの何かに気付いたクウガが走り出した。

 

サトゥー「ヒカル!?」

 

ミーア「ヒカル!」

 

スティーブン「何するんだ!?」

 

ヒカル「うおおおおおおお!!!」

 

キルスティン「今更何をやろうと無駄よ!!サンダー!!」

 

雷の魔法をクウガに向けて放った。

 

ヒカル「邪魔だ!!」

 

雷を払い除けた。

 

ヒカル「どりゃ!!」

 

ジャンプして宙返りして、キルスティンの後ろに立ってキルスティンを捕まえた。

 

キルスティン「な、何を!!離しなさい!!」

 

ヒカル「エレナ!光の魔法を使え!!」

 

エレナ「光の魔法?」

 

ヒカル「早く!!」

 

エレナ「分かったわ!」

 

ヒカル「スティーブン!目を瞑れ!」

 

スティーブンが目を瞑る。

 

エレナ「ライト!!」

 

光の魔法を発動。

 

キルスティン「ぐああああああああ!!!!」

 

光の魔法でキルスティンが徐々に消え始める。

 

ロゼッタ「キルスティンが苦しんでる!」

 

ヒカル「あんたの下を見たら、影が無かったからな。」

 

ルル「それって、幽霊って事ですか?」

 

ヒカル「ああ。影が無い人間なんてありえねえからな!」

 

キルスティン「み、認めない・・・認めないわよ!!私が愚民共に負けるなんて!!!」

 

ヒカル「あの世で自分の罪を認めるんだな。」

 

キルスティン「く、くそおおおおおおおお!!!!」

 

跡形も無く消滅した。

 

タマ「終わった〜?」

 

サトゥー「これで解決だね。」

 

アリサ「良かった〜。」

 

ヒカル「いや、まだ未解決だ。」

 

アリサ「え?どう言う事?」

 

ヒカル「お前ら、スティーブンを見て気付かねえか?」

 

ダリー「スティーブン?いや、普通だけど?」

 

ヒカル「彼の下を見ろ。」

 

エレナ「下?・・・あっ!」

 

 

 

 

 

 

スティーブンにも影が無かった。

 

 

 

 

 

 

ヒカル「最初に会った時から気付いてたんだ。あんた、元々故人なんだろ?」

 

スティーブン「・・・私は今から200年前に死んでいたんだ。」

 

ロゼッタ「え!?」

 

スティーブン「私はキルスティンの拷問を何度も受け、食糧も与えられずに衰弱死したんだ。だが私は死んだにも関わらず、未練を残したまま、地縛霊として生きて来たんだ。」

 

リザ「そうだったのですか。」

 

ヒカル「キルスティンも200年前の人間なのか?」

 

スティーブン「そうだ。彼女は病死したのだが、死んだ事に気付かなかったんだ。」

 

ヒカル「・・・」

 

スティーブン「皆、私から頼みがある。」

 

ヒカル「頼み?」

 

スティーブン「私に食糧を与えてくれないか?あの時のトラウマを無くしたいんだ。」

 

サトゥー「良いですよ。この城にキッチンはありますか?」

 

スティーブン「1階にあるぞ。」

 

ヒカル「ほんじゃ、スティーブンの空腹を満たせてやるか。」

 

 

 

 

『BGM:孤独』

 

1階・キッチン。

 

ヒカルとサトゥーとルルとエレナが作った料理をスティーブンに振る舞った。

 

スティーブン「ありがとう。こんなに美味い料理は久し振りだ・・・」

 

ダリー「良かったなスティーブン。」

 

スティーブン「・・・君達には本当感謝している。私の為に。」

 

ヒカル「気にするなよ。俺は困ってる人や幽霊を見過ごせないからな。」

 

タマ「肉〜。」

 

ポチ「肉なのです〜。」

 

リザ「これはスティーブン様のものです。」

 

 

 

 

しばらくして、スティーブンが料理を完食した。

 

スティーブン「ありがとう。私はもう腹がいっぱいだ。」

 

ヒカル「良かったなスティーブン。」

 

スティーブン「そうだ。お礼にこれを受け取ってくれ。」

 

サファイアのペンダントを授けた。

 

スティーブン「私が肌身離さず持っていたお守りだ。これがあればどんな困難でも助けてくれるだろう。」

 

ヒカル「ありがとなスティーブン。」

 

スティーブン「ああ、君達に神のご加護を。」

 

彼は笑顔のまま光となって消滅した。

 

ヒカル「あばよスティーブン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外では朝になった。

 

ヒカル「もう朝になったか。」

 

サトゥー「あの一連で時間が過ぎたな。」

 

アリサ「ふぁ〜・・・私眠いよ・・・」

 

ロゼッタ「私も眠い・・・」

 

ヒカル「やっぱり一夜過ごせば眠くなるよな。じゃあここで快眠するか。」

 

 

 

 

アリサ達が馬車に入って快眠する。

 

サトゥー「スティーブン、天国で幸せに暮らしてるだろうな。」

 

ヒカル「ああ。彼奴の冥福を祈ってやろうぜ。スティーブン、向こうで幸せに暮らせよ。」

 

 

 

〜ツヅク〜




         キャスト

       ヒカル:山崎大輝

      サトゥー:堀江瞬
        ポチ:河野ひより
        タマ:奥野香耶
        リザ:津田美波
       アリサ:悠木碧
        ルル:早瀬莉花
       ミーア:永野愛理
        ナナ:安野希世乃
      ロゼッタ:上田麗奈
       エレナ:山本希望
 ドリュー・ラミアス:長縄まりあ
       ダリー:村瀬歩

    スティーブン:諏訪部順一
    キルスティン:かかずゆみ

次回「突進」
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