デスマーチからはじまる異世界空我   作:naogran

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夜、とある村。この村に大人数の人々が武器を持って走り回っている。

村人A「おい、居たか?」

村人B「いや、居ない。」

村人C「きっと何処かに隠れてるわ。」

村人D「見付けたらすぐに殺してやる。」

彼らは何かを探しに走り回ってる。




廃墟に2人の少女が隠れて息を切らしている。

少女B「私達・・・殺されちゃうの・・・?」

少女A「大丈夫、絶対にそんな事させない・・・」

少女B「でも・・・」

怯える少女を抱き締めた。

少女A「そんな事させない・・・私が守ってあげる・・・」

少女B「お姉ちゃん・・・」

この2人の少女に何があったのか。


DEATH MARCH32「狩猟」

『BGM:安穏』

 

タンプ村。この村にやって来たヒカル達。

 

ヒカル「長閑な村だな。」

 

サヤ「はい。平和ですね〜。」

 

サトゥー「ん?」

 

1軒の酒場を発見した。

 

サトゥー(ヒカル、夜にまた酒場行くか?)

 

ヒカル(ああ。エレナもどうだ?)

 

エレナ(良いわよ。)

 

ジーク(なら俺も参加するぞ。酒飲みたい気分だ。)

 

ヒカル(ほんじゃ決まりだな。)

 

アリサ「ん?ご主人様、ヒカル様、これ。」

 

サトゥー「どうしたんだい?」

 

ヒカル「何かあったのか?」

 

壁に1枚の貼り紙があった。

 

サトゥー「魔女狩り?」

 

それは魔女狩りの貼り紙だった。

 

サトゥー「あの、これは何ですか?」

 

村人A「ん?ああ、この村に魔女が居るんだ。この村は魔女を毛嫌ってるからな。」

 

リザ「どんな魔女なんですか?」

 

村人A「まだ幼い双子の姉妹で、黒いローブを羽織ってるんだ。あんた達もその双子を見付けたらすぐに大声で叫んでくれよ。」

 

タマ「叫ぶ〜?」

 

ポチ「おーーーいってやるのです?」

 

ヒカル(幼い双子の魔女・・・どんな子達なんだ?)

 

 

 

 

 

 

『BGM:懊悩』

 

夜の酒場。

 

ヒカル「あ〜、ここの酒美味え〜。」

 

ジーク「こんなに美味い酒初めてだ〜。」

 

エレナ「幼い双子の魔女狩りなんて、何か可哀想ね。」

 

サトゥー「そうだね。」

 

???「おいおいあんたら、何言ってんだい?」

 

ヒカル・サトゥー・エレナ。ジーク「ん?」

 

村人B「魔女を完全に殺さなきゃ意味無いだろ?」

 

ヒカル「じゃあ質問しよう。魔女狩りする理由は何だ?」

 

村人C「そりゃ、魔女を憎む為さ。」

 

サトゥー「質問の答えになってませんね。」

 

村人C「五月蝿えな。憎むから殺すのは当然だろ?」

 

エレナ「・・・駄目ね。頭の中は魔女殺しで満杯よ。」

 

ジーク「じゃあ相手しない方が良いな。」

 

ヒカル「そうだな。酒の続きだ。」

 

村人C「おい無視すんじゃねえよ。もしやあんたら、魔女の仲間か?」

 

ヒカル「はぁ?」

 

エレナ「失礼ね。魔女の仲間なんて人聞きの悪い事言わないでよ。」

 

ジーク「もし俺達がその双子の魔女の仲間だったら、とっくに知らせてる所だぞ。」

 

サトゥー「もうこれ以上私達に関わらないで下さい。」

 

ヒカル「そうと分かったらサッサと行け。」

 

村人C「わ、分かったよ・・・」

 

ヒカル「ほんじゃ続きやろうぜ。」

 

ジーク「ああ。」

 

 

 

 

 

 

『BGM:予兆』

 

酒場から出たヒカル達。

 

ヒカル「いやぁ〜飲んだ飲んだ。」

 

ジーク「こんなに飲んだのは初めてだ〜。」

 

エレナ「ん?」

 

サトゥー「エレナ?どうかしたのかい?」

 

エレナ「何か気配を感じるわ。」

 

ヒカル「俺も感じるぞ。魔力が。」

 

サトゥー「え、じゃあ近くに、あ・・・(じゃあ近くに魔女が居るのか?)」

 

ヒカル(ああ。この村の外れにある廃墟からだ。)

 

 

 

 

廃墟。

 

ヒカル「この中からだ。」

 

ジーク「入るぞ。」

 

廃墟内へ入った。

 

エレナ「魔法道具が散らかってるわね。」

 

サトゥー「魔女の使ってた工房かな?」

 

 

 

 

???「ファイヤーショット!」

 

 

 

 

ヒカル「っ!?危ね!!」

 

火球を間一髪避けた。

 

ヒカル「誰だ!?」

 

そこに現れたのは・・・

 

 

 

 

 

 

双子の少女だった。

 

 

 

 

 

 

ヒカル「っ!?」

 

サトゥー「魔女!?」

 

ヒカル(まさか、彼女達が・・・?)

 

魔女A「あなた達は・・・誰なの・・・?」

 

魔女B「私達を、殺しに来たの・・・?」

 

エレナ「待って。私達は・・・」

 

魔女A「言わなくても分かるよ!私達を殺す為に来てるんでしょ!?」

 

ジーク「だから俺達は・・・!」

 

魔女A「う・・・!」

 

突然魔女が倒れた。

 

魔女B「お姉ちゃん!しっかりして!」

 

ヒカル「おい大丈夫か?」

 

魔女B「来ないで!」

 

ヒカル「落ち着け!俺達は村人じゃない!!」

 

魔女B「・・・え?」

 

ヒカル「俺達はこの村に来た旅の者達だ。安心しろ。危害を加えない。それより、君のお姉ちゃんを何とかしないと。」

 

魔女B「でもどうやって・・・?外に出たら村の皆に殺されちゃうよ・・・」

 

エレナ「任せて。ウインド・テレポート!!」

 

風の魔法で瞬間移動した。

 

 

 

 

宿に瞬間移動した。

 

ヒカル「ここなら大丈夫だ。」

 

アリサ「うわっ!びっくりしたぁ・・・」

 

ヒカル「よう皆、ただいま。」

 

ドリュー「ん?エレナ、その2人は?」

 

エレナ「魔女狩りの対象になってる双子の魔女よ。」

 

リザ「彼女達ですか?」

 

ジーク「ああ。」

 

ダリー「幼いなぁ。ドリューと同じ年齢か?」

 

ヒカル「ルル、ロゼッタ、この子達の手当てを頼む。怪我してる。」

 

ルル「分かりました。」

 

ロゼッタ「任せて。」

 

2人が双子の手当てをする。

 

サトゥー「君達名前は?」

 

魔女B「私はティア・・・倒れてるのはお姉ちゃんのアイーダ・・・」

 

サトゥー「俺は行商人のサトゥー。」

 

ヒカル「旅人のヒカルだ。」

 

ポチ「ポチなのです!」

 

タマ「タマ〜!」

 

リザ「私はリザと申します。」

 

ルル「ルルです。」

 

アリサ「私はアリサよ。宜しくね。」

 

ミーア「ミーア。」

 

ナナ「私はナナと自己紹介します。」

 

エレナ「魔法盗賊のエレナよ。」

 

ロゼッタ「同じく魔法盗賊で妹のロゼッタだよ〜!」

 

ドリュー「ドリュー・ラミアス。」

 

ダリー「オイラは鼠族のダリーだ!」

 

ジーク「俺はジークだ。」

 

サヤ「妹のサヤです。」

 

ティア「よ、宜しく・・・」

 

アイーダ「・・・ん?」

 

ティア「あ、お姉ちゃん!」

 

倒れたアイーダが起きた。

 

アイーダ「ここは・・・?っ!あなた達はさっきの!!」

 

ヒカル「お、おいおい。」

 

アイーダ「私達に何をしたの!?」

 

ティア「お姉ちゃん大丈夫よ!この方達は私達を助けてくれたの!」

 

アイーダ「え、本当・・・?」

 

ヒカル「さっきはごめんな。事情も話さずに。」

 

 

 

 

『BGM:孤独』

 

事情を全て話した。

 

アイーダ「そうだったの・・・ごめんなさい。私達早とちりしちゃって・・・」

 

サトゥー「いや、気にしなくて良いよ。」

 

ヒカル「なぁアイーダにティア、お前達って魔女なんだろ?」

 

アイーダ「うん。」

 

ヒカル「魔女狩りの対象になってる理由は何故なんだ?」

 

アイーダ「・・・私達の両親はこの村で有名な魔法使いだったの。」

 

ティア「でも6ヶ月前、お母様の調合したポーションが麻薬に変えられてしまって、それを飲んでしまった人を殺してしまったの・・・」

 

ヒカル「何故?」

 

ジーク「誰が麻薬に変えたんだ?」

 

ティア「・・・お父様。」

 

サトゥー「っ!?自分の父親!?」

 

ティア「うん・・・」

 

エレナ「どうして父親がそんな事を?」

 

アイーダ「お父様は裏で魔法を毛嫌う男達にお金で買われたの。お母様が調合したポーションを麻薬に変えて悪評を与えた・・・」

 

ティア「その後お父様は、自分を買った男達を殺して自殺した・・・それ以来私達はお母様と一緒にこの村から逃げ出そうとした・・・」

 

アリサ「逃げるのは良いけど、何で村から出なかったの?」

 

ティア「この村、私達だけが逃げ出さない結界で閉じ込められてるの・・・」

 

ヒカル「それって・・・」

 

ティア「その結界を張れるのはお父様だけなの・・・」

 

サトゥー「じゃあ、その結界を張った後に自殺したって事かい?」

 

アイーダ「そう・・・そしてお母様は村人達に捕まって公開処刑にされたの・・・」

 

ヒカル「酷いな・・・」

 

アイーダ「もう私達、ここから逃げ出すのは不可能よ・・・」

 

サトゥー「大丈夫。俺達が君達を助けてあげる。」

 

ジーク「そうだ。お前達を絶対に奴らに殺させはしない。」

 

ルル「だから、もう心配いりませんよ。」

 

アイーダ「皆さん・・・」

 

ティア「でも、どうやって・・・」

 

 

 

 

 

 

『おい!出て来い!!』

 

 

 

 

 

 

全員「っ!?」

 

外を見ると、村人達が武器を持って宿前に立っていた。

 

ヒカル「来やがったな。」

 

サトゥー「しかも村人全員で・・・部屋のドアの前にはもう大人数が構えてるな。」

 

ティア「お姉ちゃん・・・」

 

アイーダ「ティア・・・」

 

ヒカル「・・・っ!皆、良い方法がある。」

 

アリサ「何?」

 

ヒカル「ドリュー、アイーダ、ティア、協力してくれ。」

 

ドリュー「うん。」

 

アイーダ「私達に?」

 

ティア「何を?」

 

 

 

 

 

 

『BGM:危急』

 

外では。

 

村人A「おい!出て来やがれ!!」

 

村人B「隠れようたって無駄だぞ!!」

 

 

 

 

『テレポート・ウインド!!』

 

 

 

 

そこにヒカル達が瞬間移動で現れた。

 

サトゥー「逃げるぞ!!」

 

全員が一斉に逃げた。

 

村人A「おい!追え!!」

 

逃げるヒカル達を村人達が追う。

 

 

 

 

ヒカル「固まって逃げるのは駄目だ!分かれて逃げるぞ!!」

 

エレナ「ドリュー!リザ!ナナ!逃げるわよ!!」

 

ロゼッタ「ポチ!タマ!ジーク!ダリー!こっちよ!!」

 

それぞれが分かれて逃げ出す。

 

村人A「おい!残りの奴らも分かれて追え!!奴らは魔女を手助けした魔族だ!!」

 

村人達「おー!!」

 

それぞれ分かれて3組を追う。

 

 

 

 

エレナ、リザ、ナナ組。

 

ナナ「エレナ、追手が来ると報告します!」

 

エレナ「このまま走り続けて!」

 

 

 

 

ロゼッタ、ポチ、タマ、ジーク、ダリー組。

 

ダリー「おい来やがったぞ!!」

 

ロゼッタ「逃げるしか無いわよ!!」

 

 

 

 

ヒカル、サトゥー、アリサ、ルル、サヤ、アイーダ、ティア組。

 

サトゥー「隠れて。」

 

物陰に隠れ、村人達が去って行くのを見計らって逃げる。

 

アイーダ「皆大丈夫なの?」

 

ヒカル「心配するな。彼奴らは頼れる仲間達だ。」

 

アリサ「もうすぐ村から出れるわよ!!」

 

しかし、アイーダとティアだけが結界から出れなかった。

 

ヒカル「この野郎!!アイーダとティアを解放しやがれ!!」

 

サトゥー「此奴!!」

 

殴っても蹴っても斬っても撃ってもビクともしない。

 

 

 

 

『BGM:激情』

 

???「残念だったな。」

 

そこにエレナ達を縛った村人達が来た。

 

ヒカル「っ!エレナ!!皆!!」

 

村人A「此奴らを殺されたくなければ、その魔女共を我々に渡せ。」

 

サトゥー「っ!!」

 

ロゼッタ「ヒカル!!サトゥー!!助けて!!」

 

村人C「黙れ!!」

 

ロゼッタ「がはっ!!」

 

ヒカル「ロゼッタ!!」

 

腹を蹴られたロゼッタ。

 

ヒカル「てめぇら!!!」

 

村人B「魔女共を渡せばすぐに自由にしてやる。それを拒否すれば、此奴らを強制処刑する。さぁどうだ?」

 

ヒカル「・・・・」

 

村人C「ほらほら、早くしないとこの汚い小娘達を痛め付けるわよ〜?」

 

右手でポチの耳を持って引っ張る。

 

ポチ「ご主人様!!」

 

村人D「ほれほれ〜。痛いか痛いか〜?」

 

タマ「うにゅ〜〜〜!!!」

 

サトゥー「ポチ!!タマ!!」

 

アイーダ「皆・・・私行くよ・・・」

 

ヒカル「アイーダ・・・!?」

 

ティア「だったら、私も・・・」

 

サトゥー「ティア・・・!?」

 

アイーダ「大丈夫。私達が行けば、皆を助けれる・・・」

 

ティア「私達はもう、何も悔いは無いから・・・お姉ちゃん、行こ?」

 

アイーダ「うん。」

 

サヤ「アイーダさん!!ティアさん!!」

 

2人はゆっくりと村人達の方へ歩く。

 

ロゼッタ「ティア・・・」

 

エレナ「アイーダ・・・」

 

ジーク「俺達の為に・・・」

 

アイーダ「さぁ、その人達と取引よ。」

 

村人A「良かろう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「殺せ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイーダ・ティア「っ!?」

 

村人達が松明を持ってエレナ達を燃やした。

 

エレナ達「うわあああああああああ!!!!」

 

ヒカル・サトゥー「っ!!!!」

 

アリサ「何よこれ!?約束が違うじゃない!!!!」

 

村人A「お前達はバカだなぁ。俺達は自由にしてやるって言ったけど、此奴らを解放するなんて一言も言ってねえぞ。」

 

サヤ「そんな・・・兄さん・・・!!!!」

 

村人D「おるあああ!!!」

 

アイーダとティアを拘束した。

 

ヒカル「てめぇら・・・!!!!!俺の仲間達を!!!!!!!」

 

村人B「ハァ?仲間だと?あんなゴミみたいな奴らが?」

 

ヒカル「ゴミじゃねえ!!!!」

 

サトゥー「皆・・・・!!!!」

 

燃やされたエレナ達が次々と倒れた。

 

村人A「さぁこれで処刑が出来る。お前達はここで、この魔女共が死んで行く光景を見るが良い。」

 

燃やされた仲間達を見て、ヒカルが崩れた。

 

ヒカル「エレナ・・・ロゼッタ・・・ダリー・・・」

 

サトゥー「リザ・・・ナナ・・・ポチ・・・タマ・・・」

 

サヤ「兄さん・・・」

 

村人A「どうした?悔しいか?」

 

ヒカル「ああ・・・悔しいさ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんな計画が上手く行ったと思わなかった俺が悔しい!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

村人達「はぁ?」

 

ヒカル「おーいお前らーー!!」

 

すると何かが拘束されてるアイーダとティアを奪った。

 

村人D「なっ!!誰だ!!」

 

村人C「っ!?嘘でしょ・・・!?」

 

 

 

 

 

 

『BGM:戦士』

 

燃やされたはずのエレナ達がヒカル達の横に現れた。

 

村人A「き、貴様ら、死んだんじゃないのか!!!!」

 

エレナ「死んだ?何の事かしら?」

 

村人B「惚けんじゃねえ!!!さっきそこで焼かれて無様に死んだんじゃねえか!!!」

 

ダリー「焼かれた死体を見ろよ。」

 

焼かれた死体を見ると・・・

 

 

 

 

 

 

全部人形だった。

 

 

 

 

 

 

村人A「人形だと!?」

 

アイーダ「上手く行ったね!!」

 

ティア「イエーーイ!!」

 

サヤ「やりましたね兄さん!!」

 

ジーク「ああ!サヤの演技最高だったぞ!」

 

村人A「てめぇらあああああああ!!!!!」

 

ヒカル「ん?」

 

村人A「どう言う事だよ!!!!!これは!!!!!」

 

ヒカル「ああそれはな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間前の宿。

 

ヒカル『ドリュー、アイーダ、ティア、協力してくれ。』

 

ドリュー『うん。』

 

アイーダ『私達に?』

 

ティア『何を?』

 

ヒカル『魔法で人形を作って欲しい。』

 

アイーダ『人形?』

 

ヒカル『ああ。あの時廃墟でお前達を見付けた時、完成度の高い人形が置かれてあったのが見えたんだ。』

 

ティア『それ、人体を製造する魔法で作ったの。お母様から教えられた魔法。』

 

ヒカル『凄いなお前達の母さんは。じゃあ人形を作るのは・・・エレナ、ロゼッタ、ダリー、リザ、ナナ、ポチ、タマ、ジークで頼む。』

 

アイーダ『で、でも大人数を作るのに多くの魔力が必要なの。』

 

ヒカル『心配するな。ドリューは俺達の中では魔力が人一倍高いんだ。ドリュー、手伝ってくれるか?』

 

ドリュー『分かった。仲間の為なら。』

 

エレナ『でも私達そっくりの人形を作ってどうする気なの?』

 

ヒカル『まぁ作戦を実行すれば分かるさ。じゃあ作戦を立てるぞ。』

 

 

 

 

作戦準備完了後。

 

ヒカル『3人方、人形出来たか?』

 

ドリュー『出来た。』

 

エレナ達そっくりの人形を見せた。

 

アリサ『す、凄い!本物そっくり!』

 

ロゼッタ『何か、自分が自分を見ると恥ずかしいなぁ・・・』

 

ダリー『分かる分かる。』

 

サトゥー『それじゃあ作戦通り決行しよう。』

 

ドリュー『うん。マリオネット。』

 

操り魔法で人形を本物と同じように操る。

 

 

 

 

外。

 

エレナ『テレポート・ウインド!』

 

ヒカルとサトゥーとアリサとルルとアイーダとティアとサヤと偽物を村人達が追う。

 

 

 

 

宿では、本物のエレナ達が待機していた。

 

エレナ『後はヒカルが通信水晶で合図してくれるわ。』

 

ロゼッタ『何かドキドキだねぇ〜。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして現在に至る。

 

ヒカル「これが俺達の作戦さ。」

 

村人A「巫山戯やがって・・・!!俺達をバカにしやがって!!!!!」

 

ヒカル「さてと、この村から逃げねえとな。」

 

アイーダ「でもどうするの?結界で逃げれないのに・・・」

 

ヒカル「こうする!」

 

腰からアークルを出した。

 

ヒカル「変身!!」

 

仮面ライダークウガ・タイタンフォームに変身した。

 

村人達「っ!?」

 

アイーダ「ヒカルさん、その姿は・・・?」

 

ヒカル「古代の戦士クウガの姿だ。」

 

村人A「な、何をするか知らねえが、ここで死ねえ!!!」

 

剣を持ってクウガを斬る。しかしタイタンフォームの装甲は無傷。

 

村人A「何だこの硬さ・・・!?」

 

ヒカル「貸せ。」

 

剣を奪い取ってタイタンソードに変貌させた。

 

ヒカル「アイーダ、ティア、結界の壁を触れ。」

 

ティア「ど、どうするの?」

 

ヒカル「良いから。」

 

アイーダ「う、うん。ティア。」

 

ティア「うん。」

 

2人が結界を触ると壁が出現した。

 

ヒカル「よし。」

 

村人A「お、お前ら!!奴らを殺せ!!」

 

ドリュー「させない!ストーン!!」

 

石化魔法で村人達の足を石にした。

 

村人B「う、動けねえ!!」

 

村人C「足が石になってる!?」

 

村人D「くそ・・・!!」

 

村人A「う、嘘だろ・・・!?何なんだよ此奴ら・・・!!」

 

サトゥー「ただの行商人と旅人達です。」

 

ヒカル「おりゃああああああ!!!」

 

カラミティタイタンで結界を突き刺し、封印エネルギーを流し込むと結界が破壊された。

 

村人A「う、嘘だろ!?壊れた!?」

 

ヒカル「逃げるぞ!!」

 

エレナ・ロゼッタ「テレポート・ウインド!!」

 

風の魔法で全員と馬車が瞬間移動して逃げた。

 

村人達「・・・・・・・」

 

この光景を見た村人達は唖然とするしか無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『BGM:平穏』

 

タンプ村から4km離れた草原地帯。

 

サトゥー「やっと抜け出せたね。」

 

アリサ「もう疲れた・・・」

 

ヒカル「アイーダ、ティア、もう心配無いぞ。」

 

アイーダ「あ、ありがとうございます。」

 

ティア「私達を助けてくれて。」

 

アリサ「どういたしまして。」

 

ジーク「流石ヒカルの作戦だ。」

 

ロゼッタ「凄いよヒカル!」

 

ヒカル「褒めるのは止めてくれよ。」

 

エレナ「アイーダ、ティア、これからどうするの?」

 

アイーダ「あなた達の仲間になりたいの。」

 

ティア「もうあの村に帰らないわ。だから、仲間に入れてくれる?」

 

サトゥー「勿論だよ。ちょっと大所帯になるけどね。」

 

ヒカル「良いじゃねえか。これ以上2人に残酷な人生を歩ませたくねえからな。」

 

サトゥー「宜しくね。アイーダ、ティア。」

 

アイーダ・ティア「・・・!はい!」

 

魔女狩りから解放されたアイーダとティアは、ヒカル達の仲間になった。

 

 

 

〜ツヅク〜




         キャスト

       ヒカル:山崎大輝

      サトゥー:堀江瞬
        ポチ:河野ひより
        タマ:奥野香耶
        リザ:津田美波
       アリサ:悠木碧
        ルル:早瀬莉花
       ミーア:永野愛理
        ナナ:安野希世乃
      ロゼッタ:上田麗奈
       エレナ:山本希望
 ドリュー・ラミアス:長縄まりあ
       ダリー:村瀬歩
       ジーク:相葉裕樹
        サヤ:大野柚布子
      アイーダ:日高里菜
       ティア:小倉唯

       村人A:高橋伸也
       村人B:田中進太郎
       村人C:長野佑紀
       村人D:浜添伸也

次回「食人」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オリキャラ紹介

「アイーダ」

Lv13

称号・魔女

スキル・魔法

年齢・9歳

モデル・須田琥珀

髪型・赤髪ショートヘアー

服・黒いコート、赤い服、白いスカート、赤いブーツ

性格・妹思い

好きなモノ・ティア

苦手なモノ・魔女狩り

アイテム・杖

タンプ村に住む幼い魔女。
両親は嘗て村で評判が高かったが、父親が魔女を毛嫌う男達に買われ、母親が調合したポーションを麻薬に変えられた事で魔女狩りの対象になった。
母親は村人達に捕まり、公開処刑された。
出会ったヒカル達の作戦によって魔女狩りから解放され、妹のティアと共に仲間に加わった。

イメージキャスト・日高里菜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ティア」

Lv12

称号・魔女

スキル・魔法

年齢・8歳

モデル・清水美怜

髪型・青髪ツーサイドアップ

服・黒いコート、青い服、黒いスカート、青いブーツ

性格・姉思い

好きなモノ・アイーダ

苦手なモノ・魔女狩り

アイテム・杖

魔女アイーダの妹。
姉と同じ魔女狩りの対象になった。
出会ったヒカル達の作戦によって魔女狩りから解放され、アイーダと共にヒカル達の仲間に加わった。

イメージキャスト・小倉唯
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