デスマーチからはじまる異世界空我   作:naogran

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天空の庭園を我が物にしようとする者と対峙中に地上に落とされた天使・ジェーンは、ヒカル達と共に天空の庭園へ向かった。


DEATH MARCH36「天界」

『BGM:世界』

 

天空の庭園。ヒカル達がジェーンに付いて行く。

 

ジェーン「そう言えば、皆さんの名前聞いてませんでした。」

 

ヒカル「俺は旅人のヒカルだ。」

 

サトゥー「行商人のサトゥーだ。」

 

ポチ「ポチなのです!」

 

タマ「タマ〜!」

 

リザ「リザと申します。」

 

アリサ「アリサだよ。」

 

ルル「ルルです。」

 

ミーア「ミーア。」

 

ナナ「ナナです。」

 

エレナ「私は盗賊のエレナよ。」

 

ロゼッタ「妹のロゼッタだよ〜!」

 

ドリュー「ドリュー・ラミアス。」

 

ダリー「オイラは鼠族のダリーだ!」

 

ジーク「俺はジークだ。」

 

サヤ「妹のサヤです。」

 

アイーダ「アイーダだよ!」

 

ティア「ティアだよ!」

 

チャールズ「僕はチャールズ。宜しくね。」

 

ジェーン「宜しくお願いします。」

 

ヒカル「なぁジェーン、ずっと人形の姿のままなのか?」

 

ジェーン「変身は解けるんですけど、自分でやると中途半端になってしまう事がありますので。解きたい場合は女王様に頼むしかありません。そして私達は今、城へ向かっています。」

 

ヒカル「そこに女王様が居るのか?」

 

ジェーン「はい。」

 

アリサ「それにしても、下を見ると雲だらけね。」

 

ジェーン「まぁ天空ですからね。あ、見えてきました!あれが城です!」

 

サトゥー「あれが天空の城・・・」

 

 

 

 

 

 

純白に輝く城が見えた。

 

 

 

 

 

 

ヒカル「凄え!驚きの()さだな。」

 

アリサ「何上手い事言ってるの?」

 

ジーク「いや、上手いかどうか分からないけど。」

 

???「ジェーン?」

 

ジェーン「ん?」

 

そこに、1人の金髪の天使がジェーンを見付けた。

 

ジェーン「ユーリ!」

 

ユーリ「良かった!無事だったんだね!」

 

ジェーン「心配掛けてごめんなさい・・・!」

 

ユーリ「ううん、ジェーンが無事で良かった・・・ん?あの方達は?」

 

ジェーン「私を助けてくれた地上の方達です。」

 

ユーリ「そうだったのね!ジェーンを助けてくれてありがとうございます。」

 

ヒカル「どう致しましてだ。」

 

???「ジェーン!」

 

そこに他の天使達がジェーンを見て走り寄った。

 

ジェーン「皆・・・!」

 

???「無事だったのですね。ジェーン。」

 

ジェーン「あ、女王様!」

 

巨大な花に乗った女王様。

 

女王様「よくぞ無事に戻って来てくれました。ーーーーーーー。」

 

詠唱を唱えると、ジェーンが人形から元の天使の姿に戻った。その姿は綺麗な赤髪ストレートでルルに匹敵する美人だった。

 

チャールズ「綺麗・・・!」

 

ジェーン「これが私の本来の姿です。」

 

女王様「地上界の皆さん、ジェーンを助けて頂きありがとうございます。私は天空の庭園の女王のグランディーネと申します。」

 

ヒカル「俺は旅人のヒカルだ。」

 

サトゥー「私は行商人のサトゥーと申します。」

 

ヒカル「そして俺の仲間達だ。」

 

グランディーネ「ジェーンを助けて頂いたお礼に、城へ招待します。皆さん此方へ。」

 

ヒカル達はグランディーネに付いて行った。天使達の中に、1人だけ顰めっ面の天使が居た。

 

 

 

 

 

 

『BGM:太古』

 

城の玉座の間。

 

グランディーネ「改めて、ジェーンを助けて頂きありがとうございます。地上界の皆さん。」

 

ジェーン「ありがとうございます。」

 

ヒカル「いやいや、そんなに頭を下げないでくれ。」

 

サトゥー「そうですよ。私達は当然の事をしたまでですから。」

 

ヒカル「なぁグランディーネ、ジェーンから話を聞いたんだけど。この天空の庭園を我が物にしようとする奴って何者なんだ?」

 

グランディーネ「そうですか、ジェーンからお話しを聞きましたか。」

 

ジェーン「申し訳ありません女王様・・・」

 

グランディーネ「いえ、あなたが謝る必要はありません。ではお話ししましょう。私達天使は、この天界で仲良く暮らしていました。花は綺麗に咲き誇り、多くの植物や食糧も豊富でした。そして地上界の者達の願いを叶える為に、聖なる魔法で希望を与え続けました。だけど今から300年前、1人の叛逆者が現れたんです。」

 

チャールズ「叛逆者?」

 

グランディーネ「はい。天空の魔女、ベアトリーチェです。」

 

ヒカル「ベアトリーチェ?」

 

グランディーネ「ベアトリーチェは元々は天使だったのですが、力に溺れ、悪の道を進んでしまいました。そして幾多の天界を滅ぼした魔女です。」

 

ロゼッタ「あ、その記述見た事あるわ。」

 

グランディーネ「私達天使は、そのベアトリーチェと300年の戦いを繰り広げていました。しかしこの天界の国王である私の夫がベアトリーチェの卑劣な作戦によって敗れてしまいました。」

 

 

 

 

 

 

城の庭園にある巨大な墓。

 

グランディーネ「国王はこの墓の中で眠っています。」

 

アイーダ「可哀想・・・」

 

サヤ「はい、とても悲しい気持ちが・・・」

 

ジーク「そのベアトリーチェは何の目的でこの天界を奪おうとしているんだ?」

 

グランディーネ「彼女は全ての天界を我が物にし、地上界を征服しようと企んでいます。」

 

ヒカル「そうなのか。そして周囲の墓達は全部、亡くなった天使達の墓か?」

 

グランディーネ「はい。」

 

周囲には、無数の天使達の墓がある。

 

 

 

 

 

 

『BGM:閑寂』

 

全員が城に戻った。

 

ヒカル「グランディーネ、そのベアトリーチェを倒せば天界が救われるんだな?」

 

グランディーネ「はい、そうです。」

 

サトゥー「それでしたら、是非我々にも協力させて下さい。」

 

エレナ「悪党を見過ごすのは出来ないからね。」

 

ジーク「そうだ。その為に俺達がここに居るんだ。」

 

グランディーネ「あぁ、皆さんありがとうございます。」

 

???「女王様!私は反対です!」

 

グランディーネ「っ?」

 

 

 

 

『BGM:焦眉』

 

先程ヒカル達を顰めっ面で見ていた天使が声を上げた。

 

 

 

 

グランディーネ「デイジー。」

 

デイジー「地上界の者達に協力を要請するのですか?私は絶対反対です!」

 

グランディーネ「あなたの気持ちは分かりますけど・・・」

 

デイジー「こんな出来底なさそうな人間や奴隷達はさっさと地上界に還して下さい!」

 

ロゼッタ「ちょっと!その言い方は何よ!!」

 

デイジー「五月蠅い!話に入って来ないでよ!!」

 

ヒカル「落ち着けロゼッタ。何故俺達地上界の人間達を憎んでいるんだ?」

 

デイジー「話す理由は無いわ!兎に角女王様、私は絶対認めませんから!!」

 

そう激怒して城から出た。

 

ヒカル「グランディーネ、あの娘に何があったんだ?」

 

グランディーネ「デイジーは昔、1度だけ地上界に降り立った事があったんです。ですが降り立った場所で人間達から迫害を受けたんです。」

 

アイーダ「どうして?」

 

グランディーネ「その当時の人間達は天使を信じてなかったんです。デイジーの正体が天使だとバレてしまい、人間達から差別や迫害を受けてしまいました。それ以来彼女は、地上界をとても憎むようになってしまいました。」

 

ジェーン「デイジーは一匹狼でもあります。」

 

ロゼッタ「そうだったんだ・・・私何も知らないで・・・」

 

エレナ「気にする事無いわ。言ってしまったのは仕方無い事よ。」

 

ロゼッタ「うん、お姉ちゃん。」

 

ヒカル「・・・・」

 

 

 

 

 

 

『BGM:安穏』

 

その日の夜。ヒカル達は天使達と共に夕飯を食べていた。

 

ロゼッタ「ん〜美味しい〜!」

 

ポチ「とっても美味しいのです!」

 

タマ「美味〜!」

 

ドリュー「美味しい。」

 

チャールズ「どれもこれも美味しいよ!」

 

ユーリ「気に入って貰って良かった!」

 

ジェーン「此方もどうですか?マッシュルームポテト。」

 

アリサ「美味しそう!」

 

サトゥー「ん?あの娘は?」

 

ジェーン「デイジーですか?来てませんけど・・・」

 

ヒカル「・・・ちょっと探して来る。」

 

 

 

 

 

 

『BGM:休息』

 

その頃デイジーは、城内の庭園に佇んでいた。

 

デイジー「・・・・・」

 

???「よう。」

 

デイジー「っ!?」

 

後ろにヒカルが立っていた。彼は笑顔でゆっくりと階段を下りてデイジーに寄る。

 

ヒカル「1人で何してんだ?」

 

デイジー「・・・関係無いでしょ。地上界の人間になんか。」

 

ヒカル「辛いよなぁ。正体がバレて人間達から迫害を受けたなんて。」

 

デイジー「何よその言い方・・・私が馬鹿だって言いたいの!?」

 

ヒカル「だれがそう言った?俺はお前の気持ちが分かるって言いたいんだ。」

 

デイジー「気持ちが?」

 

ヒカル「ああ。1つ話をしてやろう。」

 

デイジー「話?」

 

ヒカル「これは俺の仲間の話さ。ある所に3人の亜人と1人の紫髪の少女と1人の黒髪の少女と1匹の鼠と2人の魔女と1人の少年が居た。亜人は昔から周囲から差別や迫害を受ける残酷な毎日を送って来た。紫髪の少女はある国の王女だったが、ある出来事で国民達から批難を受けて、魔族達によって自分の国を滅ぼされてしまった。黒髪の少女は自分の容姿のせいで周囲から虐めや差別を受けた。鼠は生まれた頃から魔族に奴隷として扱われた。魔女は自分達の父親が魔法を毛嫌う奴らに買収され、母親が精魂込めて作ったポーションを麻薬に変えられ、悪評を受けて魔女狩りの対象になった。少年は退屈な毎日にうんざりした奴隷商人によって両親を殺され、更にその商人に洗脳された村人達から虐めや迫害を受ける毎日を送って来た。」

 

デイジー「・・・・」

 

ヒカル「彼女達は俺達に出会うまで、壮絶な人生を送って来たんだ。だが彼女達は俺とサトゥーと出会って奴隷になった。俺達は大切な仲間として彼女達を支え続けてる。なぁデイジー、お前を迫害した人間の他にも、お前を受け入れてくれる人間は地上界に居るし、ここに俺と言う人間も居るんだぞ?少しは信頼してみたらどうだ?」

 

デイジー「・・・な、何よその話、私がその話を聞いて機嫌が良くなると思ってるの?そんなんで私があなた達人間を信頼すると思ってるの?巫山戯ないで!」

 

怒って行ってしまった。

 

ヒカル「あちゃ〜、まぁ何れどうにかなるだろう。さて、飯の続きだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠くの天空では、1人の魔女が竜に乗って何処かへ向かっていた。

 

魔女「今回も天空の庭園に宣戦布告よ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『BGM:危急』

 

翌朝。ヒカルが起きると、天使達が何処かへ走って行くのが見えた。

 

ヒカル「っ!?何だ!?おい皆・・・あれ?」

 

何故かサトゥー達が居なかった。

 

ヒカル「居ねえ!外か!?」

 

 

 

 

急いで外に出て、展望台に向かった。

 

サトゥー「ヒカル!!」

 

ヒカル「皆、何があったんだ?」

 

グランディーネ「ベアトリーチェが来ます!」

 

ヒカル「マジか。」

 

 

 

 

空の雲から、竜に乗った魔女と騎士達が降臨した。

 

 

 

 

ヒカル「奴がベアトリーチェか?」

 

ジェーン「はい。そして、護衛の騎士達も一緒です。」

 

グランディーネ「ベアトリーチェ!」

 

ベアトリーチェ「来てあげたわよグランディーネ!今すぐ降参して天空の庭園を渡せば助けてあげるわ。」

 

グランディーネ「そうは行きません!この庭園は私達の国です!叛逆したあなたに渡しません!」

 

ベアトリーチェ「良い度胸ね。しかも、下界の人間や亜人達も居るとは面白いわね。お前達、行きなさい!!」

 

騎士達が一斉に攻撃を仕掛ける。

 

グランディーネ「皆さん、行きましょう!!」

 

天使達「はい!!」

 

飛翔して挑む。

 

サトゥー「俺達は地上から援護しよう!」

 

ヒカル「よっしゃ!行くぜ!」

 

 

 

 

『BGM:激闘』

 

ジェーン「マジック・アロー!!」

 

ユーリ「フラッシュ・ハープ!!」

 

マジック・アローとフラッシュ・ハープで騎士達を消滅させた。

 

 

 

 

グランディーネ「エアロ・ブラスト!!」

 

風の魔法で騎士達を吹き飛ばした。

 

 

 

 

ヒカル「おららららら!」

 

サトゥー「フッ!」

 

マジックリボルバーと魔法銃を連射して騎士達を貫いた。

 

 

 

 

リザ「はぁっ!!やぁっ!!」

 

大ジャンプして、槍を振り下ろして騎士達を倒す。

 

 

 

 

ドリュー「マジック・アップ!」

 

全員の魔法力をアップさせた。

 

エレナ「リーフ・ブラスト!!」

 

ロゼッタ「サンダー・ブラスト!!」

 

木の葉と雷の魔法で騎士達を消滅させた。

 

 

 

 

ジーク・サヤ「ズィーゲル!!」

 

アイーダ・ティア「エアロ・ハンマー!!」

 

ダリー「フラッシュ!!」

 

騎士達の動きを封印し、風と光の魔法で消滅させた。

 

 

 

 

5体の騎士達が庭園に接近する。

 

ポチ「とお!なのです!」

 

タマ「えい!」

 

ミーア「バブル・ウォーター!」

 

ナナ「撃て!!」

 

アリサ「ショック・ウェーブ!!」

 

待ち構えていたポチとタマとミーアとナナとアリサに敗れた。

 

 

 

 

ベアトリーチェ「中々やるじゃないあの子達。」

 

ヒカル「次はお前だベアトリーチェ!!」

 

大ジャンプして飛び蹴りをする。

 

ヒカル「どりゃあああああ!!!」

 

ベアトリーチェ「無駄な足掻きだわ!!」

 

杖でヒカルを弾いた。

 

ヒカル「ぐああああああああ!!!!」

 

彼は庭園から落ちて行った。

 

サトゥー「ヒカル!!」

 

アリサ達「ヒカル様!!!」

 

ベアトリーチェ「はははははは!!呆気ない人間だったわね!!」

 

デイジー「ベアトリーチェ!!!」

 

ベアトリーチェ「っ!!」

 

迫って来るデイジーを間一髪杖で防いだ。

 

デイジー「この庭園は絶対に渡さない!!」

 

ベアトリーチェ「またあなたねデイジー!!あなたのその暑苦しい性格は飽きたわ!!」

 

デイジー「戯言を!!フラッシュ・アロー!!」

 

光の矢を放つ。

 

ベアトリーチェ「無駄!!」

 

杖で光の矢を弾いた。

 

ベアトリーチェ「ダーク・アロー!!」

 

闇の矢を放った。

 

デイジー「シールド!!」

 

盾で防ぐが、闇の矢は勢いを増した。

 

デイジー「っ!!」

 

ジェーン「デイジー!!」

 

駆け付けに行くが。

 

デイジー「来ないで!!あんたは足手纏いなの!!」

 

ジェーン「でも!!」

 

デイジー「いいから来ないで!!」

 

ベアトリーチェ「仲間の助けを必要としないなんて可哀想ね。」

 

デイジー「私1人であんたを倒すわ!!」

 

ベアトリーチェ「その台詞何度も聞いたわ。でもその台詞が言えるのは今回で最後よ!!」

 

デイジー「っ・・・きゃああああああ!!!」

 

盾が勢いが増した闇の矢で破壊され、デイジーが庭園に落ちた。

 

グランディーネ「デイジー!!」

 

ジェーン・ユーリ「デイジー!!」

 

ベアトリーチェ「リストレイント!!」

 

拘束魔法でヒカル達と天使達を全員束縛した。

 

サトゥー「っ!!」

 

エレナ「束縛!?」

 

ロゼッタ「これってお父さんとお母さんと同じ拘束魔法!?」

 

グランディーネ「魔力が・・・!!」

 

ジェーン「吸われて行く・・・!!」

 

その拘束魔法は、魔力を吸って行く。

 

ベアトリーチェ「これで邪魔者は居なくなったわ。始末するのは・・・あの子からね。」

 

 

 

 

庭園に落ちたデイジーは真面に動けない状態だった。

 

デイジー「っ!・・・」

 

そこにベアトリーチェが目の前まで来た。

 

ベアトリーチェ「無様ねデイジー。真っ先に殺られるのはあなたからになったわ。」

 

デイジー「ベア・・・トリーチェ・・・!!」

 

ベアトリーチェ「リストレイント!!」

 

拘束魔法でデイジーを束縛した。

 

ベアトリーチェ「さぁ、これで終わりよ。」

 

 

 

 

グランディーネ「デイジー!!」

 

ジェーン・ユーリ・天使達「デイジー!!!」

 

サトゥー「デイジー!!」

 

アリサ達「デイジー!!」

 

エレナ達「デイジー!!」

 

 

 

 

ベアトリーチェ「死ねえええええ!!!!」

 

デイジー「皆・・・ごめんなさい・・・」

 

目を瞑って死を覚悟した。ベアトリーチェが闇の光弾を放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「諦めるのはまだ早いぜ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デイジー「・・・え・・・?」

 

彼女は無傷だった。何故なら・・・

 

 

 

 

 

 

『BGM:幕間』

 

ヒカルがベアトリーチェの杖を真上に蹴り上げたからだった。

 

ベアトリーチェ「貴様!?」

 

サトゥー「ヒカル!!」

 

アリサ達「ヒカル様!!」

 

グランディーネ「ヒカルさん!!」

 

ジェーン・ユーリ・天使達「ヒカルさん!!」

 

ベアトリーチェ「貴様、落ちたはずじゃ!!」

 

ヒカル「ああ落ちたさ。間一髪彼奴に助けられたがな!」

 

上空からゴウラムが降下した。

 

ヒカル「助かったぜゴウラム。」

 

ベアトリーチェ「くっ!!」

 

デイジー「ヒカル・・・?」

 

ヒカル「デイジー、大丈夫か?」

 

手を差し伸べた。

 

デイジー「・・・」

 

無言のままヒカルの手を握って体を起こす。

 

ヒカル「下がってな。彼奴は俺が倒す。」

 

デイジー「どうして・・・?何で私を助けるの・・・?」

 

ヒカル「だから言っただろ?人間を少しでも信頼してみたらどうだって。」

 

デイジー「・・・・」

 

ヒカル「よっと!!」

 

落ちて来る杖をハイキックで破壊した。すると拘束魔法が解けた。

 

 

 

 

サトゥー「ふぅ・・・助かった。」

 

サヤ「解けました!!」

 

アリサ「もう落ちちゃったのかと思ったじゃない!!」

 

 

 

 

ヒカル「悪いな遅くなっちまって。」

 

ベアトリーチェ「フン、たかが人間が私に勝てるとでも思ってるのかしら?」

 

ヒカル「やってみなきゃ分からねえだろ?」

 

ベアトリーチェ「威勢の良い男ね。なら、フィールド!!」

 

土を集めて、巨大な円形状の足場を生成した。

 

ベアトリーチェ「あの足場で決闘よ。」

 

ヒカル「面白い!」

 

2人が足場に乗ると、庭園から10m離れた。

 

 

 

 

ベアトリーチェ「シールド!!」

 

周辺をバリアで囲んだ。

 

ベアトリーチェ「こうすれば外部から邪魔されずに済む。」

 

ヒカル「成る程な。」

 

ベアトリーチェ「ソード!」

 

剣を生成した。

 

ヒカル「ならばこっちも!」

 

両手を腰に翳してアークルを出した。

 

ヒカル「変身!!」

 

仮面ライダークウガ・マイティフォームに変身した。

 

ベアトリーチェ「その姿は?」

 

ヒカル「古代の戦士クウガ。」

 

 

 

 

外部では。

 

ジェーン「サトゥーさん、あれは一体?」

 

サトゥー「あれはクウガ。ヒカルが変身する古代の戦士だ。」

 

ユーリ「古代の戦士・・・あれが。」

 

デイジー「ヒカル・・・」

 

天使「女王様、どうしたら良いんですか・・・?」

 

グランディーネ「皆さん、ヒカルさんを信じましょう。」

 

 

 

 

フィールド内。

 

ヒカル「さぁ、行くぜ!!」

 

ベアトリーチェ「来い!!」

 

2つの戦いが始まった。

 

 

 

 

〜ツヅク〜




次回「叛撃」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オリキャラ紹介

「ジェーン」

Lv25

称号・天使

スキル・魔法

年齢・320歳

モデル・藤森水都

髪型・赤髪ストレート

服・天使の服

性格・礼儀正しい

好きなモノ・仲間達、自然

苦手なモノ・ベアトリーチェ

アイテム・弓矢、ハープ

天空の庭園に住む天使。
数日前、叛逆者のベアトリーチェとの戦いで地上に落ちてしまった。
人形に変えてしばらく待ったらヒカル達に拾われた。
そして自分を狙うゴーレム達を倒してくれたヒカル達を天空の庭園に招待した。

イメージキャスト・前川涼子
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「デイジー」

Lv26

称号・天使

スキル・魔法

年齢・328歳

モデル・榊由美子

髪型・金髪サイドテール

服・天使の服

性格・一匹狼

好きなモノ・無し

苦手なモノ・人間

アイテム・弓矢、ハープ

天空の庭園に住む天使。
元々一匹狼で仲間とも馴染まない。
過去に地上界に舞い降りて人間を調べたが、当時天使の存在を信じない人間達から迫害を受けて以来、人間を毛嫌うようになった。
ジェーンが招待したヒカル達を快く思ってないが、ヒカルの言葉で少し信じるようになった様子。

イメージキャスト・大和田仁美
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「グランディーネ」

Lv60

称号・天使、女王

スキル・魔法

年齢・600歳

モデル・月船さらら

髪型・黒髪ロングヘアー

服・純白のドレス

性格・潔い

好きなモノ・天使達、自然

苦手なモノ・ベアトリーチェ

アイテム・天使の杖

天空の庭園に住む女王様。
自然や天使達をこよなく愛しており、周囲から強い信頼を受けている。
数年前にベアトリーチェとの戦いで国王である夫を亡くしている。
ジェーンを救ってくれたヒカル達を感謝した。

イメージキャスト・能登麻美子
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