デスマーチからはじまる異世界空我   作:naogran

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遂に、山頂にある3つ目の砦跡に到着した。


DEATH MARCH47「攻略」

『BGM:捜査』

 

砦内。外周の探検をする事に。

 

タマ「バサバサ〜。」

 

鍬を持って草木を刈りながら進む。

 

 

 

 

裏庭エリア。ここに数羽の鶏が居た。

 

タマ「獲物〜!」

 

ポチ「こっちは卵なのです!」

 

捕まえたのは橙鶏。現代日本の鶏と同様に空を飛ぶ事が出来ない。

 

タマ「待って〜!」

 

サトゥー(タマやポチなら簡単に捕まえられるだろう。)

 

アリサ「うげっ!」

 

サトゥー「どうした?」

 

もっさり生えてる草を見てアリサが引いた。

 

ヒカル「ん?これパセリか。」

 

アリサ「誰がパセリよ!今世はパセリちゃんなんて呼ばないわ!だからご主人様!成人までに事実婚でも良いから嫁にしてよね!」

 

サトゥー(パセリは恋人の居ない独身女性の事だったかな?本当に言う人は見た事無いけど・・・)

 

アリサ「ルルと一緒に姉妹ど・・・」

 

サトゥー「はいはい。10年後も独り身だったら考えてやるよ。」

 

アリサ「うっしゃー!本当ね!絶対だからね!うおおおおおお!!!」

 

ヒカル「あの野郎、急にテンションフォルテッシモになりやがって。」

 

ルル「良いなぁ・・・ご主人様、私も・・・」

 

サトゥー「・・・良いとも。ルルが10年経っても独り身だったらアリサと一緒に娶ってあげるよ。」

 

ルル「はい!」

 

サトゥー(この国は重婚が許可されているようだが、10年後もこの世界に居るかは不明だ。夢を見るように突然この世界に現れたのなら、夢が覚めるように突然元の世界に送り返されれてしまうかも知れない。それに、元の世界に未練が無い訳じゃないし・・・それにヒカルの場合は神様によって転移されてるから、何時元の世界に戻るか分からない。こちらに永住するにしても、元の世界の家族や知人に手紙を送るくらいはしたいから、皆の身の振り方が決まったらサガ帝国にお邪魔するつもりだ。まぁ、そこはシンケンに悩まなくても良いか。召喚や送還の魔法が存在するなら、10年もあれば元の世界と自由に行き来するような魔法くらい開発してみせるさ。そもそも10年後もアリサやルルが独身のままなんてありえないしね。)

 

ルル「えへへ・・・お嫁さんかぁ・・・」

 

うっとりしてるルル。

 

サトゥー(ルルさん・・・)

 

ヒカル「お〜いルル〜?」

 

ルル「はっ!ご、ごめんなさい!私ったら・・・」

 

ヒカル「ルル、もし良かったら俺がお前を娶ってやっても良いぞ?10年経っての話だけど。」

 

ルル「は、はいっ!」

 

リザ「ご主人様、ヒカル様、宜しかったらこちらにおいで下さい。」

 

ヒカル「何かあったのか?」

 

 

 

 

噴水広場。

 

タスク「来たか。」

 

ヒカル「噴水広場か?」

 

タスク「ああ。」

 

リザ「罠があるかも知れないので、誰も侵入させていません。」

 

サトゥー「慎重なのは良い事だ。・・・大丈夫みたいだ。」

 

ヒカル「ポチ、タマ、鍬貸してくれ。」

 

ポチ「はいなのです。」

 

タマ「あい〜。」

 

鍬を借りる。

 

ヒカル「ドロシー、例の魔法を頼む。」

 

ドロシー「任せて。トルネード!」

 

竜巻の魔法でヒカルを高速回転させた。ヒカルがそのままの状態で縦横無尽に草木を刈り続ける。

 

ヒカル「おっしゃ終わり。」

 

30秒で草刈り終了。

 

ティア「終わるの早っ!」

 

アイーダ「一瞬にして・・・」

 

サヤ「ヒカルさん凄いです!」

 

ジーク「いや、ヒカルとドロシーの協力技が凄いんだ。」

 

ミーア「サトゥー。」

 

サトゥー「ん?」

 

ミーアが何かを持って来た。それは・・・

 

サトゥー「ブロッコリーに、セロリかい?」

 

ミーア「ん。」

 

ローズ「ふむふむ、どれも毒や害は無いわ。」

 

サトゥー「じゃあ晩御飯はブロッコリーを使ったシチューにしようね。」

 

ミーア「楽しみ!」

 

更に噴水の向こうに居た3頭の山羊を獣娘達とダリーが捕まえて来た。

 

 

 

裏庭には柿と梅の木まで生えていた。

 

サトゥー(柿は渋柿だけど、干し柿に使えそうだ。アンデッドの巣窟のはずなのに、随分平和な場所だ。)

 

 

 

 

『BGM:焦眉』

 

その後、砦のエントランスホールへ足を踏み込んだ。

 

メイリン「薄暗い砦です・・・」

 

彼らは日没後の本番前に調査しに来た。その理由は、アンデッドは夜中にしか出現しないからである。

 

タスク「夥しいな、このアンデッド共。」

 

アリサ・ミーア「・・・・」

 

サトゥー「そんなに心配しなくても、昼間は大丈夫・・・」

 

”バタン!!”

 

ルル・ミーア「っ!!」

 

ドリュー「うにゅっ!!」

 

メイリン「ひゃっ!!」

 

サヤ「きゃあ!!」

 

突然扉が閉まり、結界が発生し、外が遮られた。更にサトゥーが持ってるランプの灯が消えた。

 

ロゼッタ「何これ!?」

 

エレナ「来るわ!」

 

 

 

 

アンデッド『ムーノ侯爵家復興の秘密拠点に足を踏み入れるとは、身の程を知らぬ愚かな墓荒らし共め!』

 

 

 

 

サトゥー(レーダーに映るのは俺達だけ・・・マップで確認した敵はこの前見付けたレイス。その位置は砦の地下3階だ。)

 

ヒカル「おい!隠れん坊してないで出て来やがれ!」

 

アンデッド『我が忠実な兵士達の手に掛かって、侯爵家の復興を支える礎になるが良い!』

 

夥しい数のアンデッド達が起き上がった。

 

サトゥー「相手は強いぞ!2人1組で1体倒せ!」

 

リザ「承知!」

 

タマ「あい!」

 

ポチ「はいなのです!」

 

ナナ「命令受託!戦闘人形モードに移行!」

 

サトゥー(戦闘人形モードなんて初めて聞いたぞ。・・・アリサか。)

 

 

 

ジーク「エレナ、ロゼッタ、ダリー、サヤ、2人1組に組んで戦え!」

 

エレナ「ええ!」

 

ロゼッタ「分かった!」

 

ダリー「任せろ!」

 

サヤ「はい!」

 

 

 

ヒカル「タスク、ドロシー、俺達も行くぞ!」

 

タスク「おう!」

 

ドロシー「ええ!」

 

ヒカル「退治開始だ!」

 

両手を腰に翳してアークルを出した。

 

ヒカル「変身!」

 

仮面ライダークウガ・マイティフォームに変身した。

 

 

 

 

『BGM:激闘』

 

サトゥー「っ!」

 

拾った石を投げて、アンデッドの頭部を砕いた。

 

 

 

タマ「隙あり〜!」

 

ポチ「なのです!」

 

連携プレイで1体のアンデッドを砕いた。

 

 

 

ナナ「フッ!」

 

光の魔法でアンデッド達を照らし、リザと協力して1体のアンデッドを砕いた。

 

 

 

サトゥー(今回の戦闘で獣娘達が全員揃ってレベルアップして、新しいスキルが増えた。)

 

 

ポチ・レベル14:スキル・刺突

タマ・レベル14:スキル・索敵

リザ・レベル14:スキル・強打

 

 

 

 

ジーク「はぁっ!!」

 

剣で5体のアンデッドを砕く。

 

 

 

ロゼッタ「行くよ!お姉ちゃん!」

 

エレナ「ええ!」

 

ロゼッタ・エレナ「ファイヤーブラスター!」

 

炎の魔法で3体のアンデッドを溶かした。

 

 

 

 

サヤ「ダリーさん!」

 

ダリー「おう!」

 

サヤ「ズィーゲル!」

 

ダリー「ストーン!」

 

束縛魔法でアンデッドを束縛し、石の魔法でアンデッドを潰した。

 

 

 

 

ヒカル「おりゃあああああ!!!」

 

マイティキックで1体のアンデッドを倒し、誘爆で8体のアンデッドを砕いた。

 

 

 

タスク「フォールソード!」

 

剣で地面に穴を作り、そこに剣を突き刺した。すると8体のアンデッド達の真下から巨大な剣が突き出て粉砕した。

 

 

 

ドロシー「ファイヤー!」

 

炎の魔法で7体のアンデッドを溶かした。

 

 

 

 

サトゥー「ん?どうしたルル?怖かったか?」

 

ルル「ご、ご主人様!わ、私にも何か出来る事はありませんか?」

 

サトゥー(そう言えば前にも何か言いたげな様子だったっけ?)

 

ルル「私も皆みたいにお役に立ちたいです!」

 

サトゥー「心配しなくても、ルルは役にたってくれているよ?」

 

アリサ「ご主人様、前に使っていた魔法銃って、ルルに使えないかしら?」

 

サトゥー「ああ、あれがあったっけ。」

 

取り出したのは、魔法銃の予備。それをルルに貸す。

 

サトゥー「これは魔物に向けて、この突起引き金って言うんだけど、これを引くとこの筒の先端部分から魔法弾が出る。」

 

ルル「は、はい。」

 

サトゥー「向こうの柱に撃ってみようか。」

 

ルル「はい。」

 

柱に向けて魔法銃を発砲。

 

サトゥー「ルル、そんなに力を入れなくても大丈夫だよ。リラックスして。こんな感じで優しくね。」

 

ルル「は、はははははいいいいぃい!!」

 

サトゥー「あれ・・・?(ルルって男性が苦手だったっけ?)ごめんごめん、近過ぎたね。」

 

ルル「あ。」

 

 

 

 

ヒカル「戦闘中だってのに何イチャイチャしてんだあの2人?」

 

タスク「ヒカル!まだ来るぞ!」

 

ヒカル「此奴ら元気だな。超変身!」

 

ペガサスフォームに超変身し、懐からマジックリボルバーを出して、ペガサスボウガンに変貌させた。

 

ヒカル「これでも喰らえ!」

 

ブラストペガサスで数体のアンデッド達を砕いた。

 

 

 

 

ジーク「サヤ!」

 

サヤ「はい!」

 

ジーク・サヤ「エアハンマー!」

 

風の魔法でアンデッドの骨をバラバラにした。

 

ジーク「ダリー!」

 

ダリー「おうよ!ストーン!」

 

岩の魔法で骨達を潰した。

 

 

 

 

ドリュー「マジックアップ!」

 

 

 

 

後方からのドリューの支援でエレナとロゼッタの魔法力を上げた。

 

エレナ「ありがとうドリュー!リーフ・ブラスト!」

 

ロゼッタ「ウォーター・ブラスト!」

 

 

 

 

『BGM:休息』

 

戦闘の末、アンデッド達を片付けた。

 

タスク「ーーーーーーーーー」

 

エクソシストでアンデッド達を供養した。

 

メイリン「やっと終わりましたね・・・」

 

ローズ「もうメイリン、怯え過ぎよ。」

 

ルル「・・・・」

 

突然ルルが崩れた。

 

アリサ「ルル、大丈夫!?」

 

ルル「心配しなくても、大丈夫よ・・・」

 

ヒカル「ルル、具合悪いのか?」

 

サトゥー「多分、ルルのはレベルアップ酔いと言う奴だ。」

 

ヒカル「なぬ?レベルアップだと?」

 

アリサ「これが!?・・・都市伝説じゃなかったのね!」

 

 

 

ルル・レベル6:スキル・詠唱、射撃、操車、調理。

 

 

 

サトゥー(レベル2から6に上がってるな。4つのスキルを持ってる。)

 

ヒカル(そう言えば、さっき頑張って魔法銃撃ってたもんな。)

 

少し相談して、サトゥーが背負って運ぶ事にした。

 

ルル「すみません・・・」

 

サトゥー「気にしなくていいから。(成長期・・・この調子で健気に育って欲しい。)」

 

チャールズ「彼処の扉から気配を感じるよ。」

 

 

 

 

扉を開ける。

 

ヒカル「ふぅ・・・地下へ通ずる階段か。」

 

サトゥー(・・・地下1階と2階に何かありそうだ。)

 

彼らは地下へ向かった。

 

 

 

〜ツヅク〜




         キャスト

       ヒカル:山崎大輝

       タスク:小林裕介
      ドロシー:山村響
       ローズ:藤田咲
      メイリン:佐藤亜美菜

      サトゥー:堀江瞬
        ポチ:河野ひより
        タマ:奥野香耶
        リザ:津田美波
       アリサ:悠木碧
        ルル:早瀬莉花
       ミーア:永野愛理
        ナナ:安野希世乃
      ロゼッタ:上田麗奈
       エレナ:山本希望
 ドリュー・ラミアス:長縄まりあ
       ダリー:村瀬歩
       ジーク:相葉裕樹
        サヤ:大野柚布子
      アイーダ:日高里菜
       ティア:小倉唯
     チャールズ:関根明良

     アンデッド:浜田洋平

次回「蜘蛛」
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