デスマーチからはじまる異世界空我   作:naogran

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3つ目の砦跡に入ったヒカル達だったが、砦跡に巣食うアンデット達によって閉じ込められた。彼らはアンデット達を蹴散らし、砦跡のボスの元へ向かう最中だった。


DEATH MARCH48「蜘蛛」

『BGM:懊悩』

 

階段を下りて、地下3階へ向かう。

 

ヒカル「いやぁ〜、下りていく毎に不気味さが増してやがるぜ。」

 

サトゥー「地下3階にボスが居るからね。」

 

アリサ「でも何なの?あの部屋から不気味な気配をするんだけど・・・」

 

地下1階にある部屋のドア。

 

サトゥー(この中は蜘蛛が居るな。ん?この部屋に誰か居るのか?)

 

ヒカル「・・・・固いなこのドア。」

 

マジックリボルバーでドアを破壊した。

 

 

 

 

部屋。壁一面に蜘蛛の巣が張られている。

 

タマ「ねちゃねちゃ〜。」

 

ポチ「蜘蛛の巣だらけなのです。」

 

アリサ「ねぇご主人様・・・蜘蛛が出たらやっつけて・・・」

 

サトゥー「分かった分かった。」

 

ヒカル「繭がある。」

 

繭を剥ぐと、白骨化とした遺体があった。

 

タスク「至る所に繭が無数にあるな。」

 

ヒカル「どうやらこの部屋、蜘蛛の住処みたいだな。遺体を見たら骨に蜘蛛に噛まれた跡があった。どうやら人間を殺して、体内に侵入して噛み続けたみたいだ。」

 

メイリン「それは怖いです・・・」

 

ローズ「け、結構エグいわね・・・」

 

タスク「ーーーーーーー」

 

詠唱を唱えて供養する。

 

”ガサゴソガサゴソ”

 

サヤ「ん?兄さん、向こうの繭が動いています!」

 

ジーク「何?」

 

1つだけ動いてる繭があった。

 

ドロシー「何かしら?」

 

ヒカル「調べて来る。」

 

繭に恐る恐る近寄る。

 

ルル「ヒ、ヒカル様。」

 

そして繭に近寄った。

 

ヒカル「おい、誰か居るのか?」

 

???『・・・その声、ヒカル?』

 

ヒカル「な、何で俺の名前を?誰だお前?」

 

???『忘れたの!?私よ!』

 

ヒカル「その声・・・まさか!!」

 

急いで繭を剥ぐと見えたのは・・・

 

 

 

 

 

 

ヒカル「ルージュ!!」

 

 

 

 

 

 

嘗て魔人アストンに追われ、ヒカル達に救われた少女・ルージュだった。

 

ルージュ「久し振りね、ヒカル。」

 

ヒカル「お前、何でここに?」

 

サトゥー「っ、君はルージュ?」

 

ルージュ「あ、サトゥーに皆!久し振り!あら?知らない人達も居るね。」

 

タスク「ヒカル、その子は?」

 

ヒカル「オリヴィア王国で出会ったルージュだ。」

 

エレナ「ダリーと出会った国ね。」

 

 

 

 

『BGM:不安』

 

ルージュ「成る程、あなた達はヒカル達の仲間達ね。私はルージュ。宜しくね。」

 

リザ「ルージュ殿、何故この砦跡に?」

 

ルージュ「実は、この砦に異変を感じて降り立ったら、ここを巣食う魔族に捕まってしまったの。」

 

ヒカル「魔族?」

 

ルージュ「自力で抜け出したけど、蜘蛛の巣の魔力で力を失って・・・お願い!私を助けて!」

 

ヒカル「勿論だ。友の為なら何でもやるぜ。」

 

ルージュ「ありがとう!」

 

ダリー「それより、この部屋は何で蜘蛛の巣が巣食ってるんだ?」

 

ルージュ「あの奥の扉の奥に異様な気配を感じてるの。」

 

ヒカル「あれか。」

 

奥にある扉を発見した。

 

ヒカル「皆はここに居ろ。」

 

1人扉へ向かうヒカル。

 

ヒカル「どるあ!」

 

扉を壊して部屋へ走る。

 

 

 

 

部屋の中。

 

ヒカル「蜘蛛の巣がさっきの部屋より多いな・・・にしても、ど真ん中にあるあの繭は・・・やはり彼奴か。」

 

すると繭の中から何者かが姿を現した。

 

ヒカル「やはりてめぇか・・・」

 

 

 

 

 

 

「ズ・グムン・バ!」

 

 

 

 

 

 

『BGM:戦慄』

 

それは、クモ型のグロンギのズ集団のズ・グムン・バだった。

 

ヒカル「ザインに続いてズ・グムン・バもこの世界に居るとはな・・・行くぞ!!」

 

一気に走り出し、ズ・グムン・バを突き飛ばした。

 

ズ・グムン・バ「グオオオ!!」

 

 

 

 

隣の部屋。

 

ヒカル「皆離れろ!」

 

するとズ・グムン・バがこっちに来た。

 

アリサ「く、蜘蛛の化け物!?」

 

サトゥー「一旦逃げよう!」

 

全員が逃げるが、ズ・グムン・バがヒカルだけを残して蜘蛛の巣を部屋の入り口に張った。

 

ロゼッタ「ヒカル!」

 

ティア「ヒカル!!」

 

 

 

 

『BGM:戦士』

 

ヒカル「しゃあねぇ、てめぇをぶちのめすぜ!」

 

両手を腰に翳してアークルを出した。

 

ヒカル「変身!」

 

仮面ライダークウガ・マイティフォームに変身した。

 

ズ・グムン・バ「クウガ!」

 

ヒカル「行くぞ!」

 

するとズ・グムン・バが蜘蛛の巣に捕まり、ぶら下がりながら接近する。

 

ヒカル「ぐはっ!」

 

キックを喰らったクウガが倒れ、ズ・グムン・バが着地して後ろからクウガを締める。

 

ヒカル「おるあ!」

 

肘でズ・グムン・バの腹を攻撃して逃げ惑う。

 

ズ・グムン・バ「ウオオオ!!」

 

口から蜘蛛の巣を飛ばした。

 

ヒカル「くっ!」

 

蜘蛛の巣を掴んで、チョップで千切った。

 

ヒカル「おるあ!」

 

宙返りからのかかと落としでズ・グムン・バの頭を攻撃。

 

ヒカル「っ!」

 

するとズ・グムン・バが蜘蛛の巣でクウガを束縛した。

 

ズ・グムン・バ「フンッ!!」

 

蜘蛛の巣を引っ張ってクウガを引き寄せ、掴んで地面に転ばせて足で踏ん付ける。

 

ヒカル「がはっ!!く・・・!!」

 

ズ・グムン・バ「ドゾレザ!」

 

右腕の爪でクウガを突き刺そうとしたが。

 

 

 

 

『BGM:壊乱』

 

ヒカル「おるあ!!」

 

蜘蛛の巣を力で千切って、ズ・グムン・バの右腕を掴んで転ばせた。

 

ヒカル「だぁっ!!」

 

右足でズ・グムン・バの腹部にキックしたが。ズ・グムン・バが受け止めた。しかし。

 

ヒカル「おりゃああああ!!」

 

ジャンプしてマイティキックを打ち込んだ。クウガが着地し、ズ・グムン・バが倒れる。

 

ヒカル「ふぅ・・・」

 

ズ・グムン・バ「()・・・ボソグ(殺す)ジャデデジャス(やってやる)()・・・ボソグ(殺す)!」

 

ヒカル「っ。」

 

ズ・グムン・バ「()・・・ボソグ(殺す)ジャデデジャス(やってやる)・・・!ク・・・クウガーーー!!」

 

封印エネルギーを打ち込まれたズ・グムン・バが爆発四散した。

 

ヒカル「ふぅ・・・」

 

 

 

 

蜘蛛の巣を引き千切って、部屋から出た。

 

ヒカル「待たせたな。」

 

ローズ「おかえりなさい。」

 

アリサ「もう、あの蜘蛛の化け物怖かったわよ・・・」

 

ヒカル「まさかズ・グムン・バもここに居るとはな。ルージュ。彼奴は魔族じゃなくて、戦闘民族グロンギの1人なんだ。」

 

ルージュ「グロンギ?」

 

ヒカル「俺の宿敵だけと思えば良い。」

 

サトゥー「実は俺達も地下へ向かう最中なんだ。一緒に行こう?」

 

ルージュ「はい!」

 

彼等は地下3階へ向かった。

 

 

 

〜ツヅク〜




         キャスト

       ヒカル:山崎大輝

       タスク:小林裕介
      ドロシー:山村響
       ローズ:藤田咲
      メイリン:佐藤亜美菜

      サトゥー:堀江瞬
        ポチ:河野ひより
        タマ:奥野香耶
        リザ:津田美波
       アリサ:悠木碧
        ルル:早瀬莉花
      ロゼッタ:上田麗奈
       エレナ:山本希望
       ジーク:相葉裕樹
        サヤ:大野柚布子
       ティア:小倉唯

      ルージュ:照井春佳

   ズ・グムン・バ:坂口哲夫

次回「開拓」
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