デスマーチからはじまる異世界空我   作:naogran

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森林付近で昼食の準備中に、ムーノ男爵領の令嬢・カリナ・ムーノと、マジック・アイテムのラカ出会った。
彼女は魔族を倒す事が出来る巨人に会う為に、ラカと共に森へ向かっている途中だった。


DEATH MARCH54「同行」

『BGM:懊悩』

 

カリナ「魔族を倒す事が出来る巨人に会う為に、ラカさんと一緒に森に向かったのですわ!」

 

サトゥー(見ず知らずの他人にそこまで話したら駄目だろう。嘘を吐けない人と言うか、完全な箱入りお嬢様のようだ。)

 

ライト(ある意味素直だな。)

 

ラカ『カリナ殿、喋り過ぎだ。』

 

カリナ「目が覚めましたのね、ラカさん!」

 

眠っていたラカが声を発した。

 

メイリン「わっ!カリナ様から男性の声が!」

 

エレナ「いえ、この声はカリナ様のマジック・アイテムのラカの声よ。」

 

ラカ『すまぬが、先程の事は内密にして貰いたい。』

 

サトゥー「あぁ、他言する気はないよ。」

 

ライト「俺達だけの秘密だ。」

 

ラカ『辱い、強き者よ。』

 

サトゥー「強き者?」

 

ライト「サトゥーの事か?」

 

ラカ『うむ。貴殿は強い。どのくらいのレベルなのか判らぬが、我が力で「超強化」したカリナどのが勝てぬ程強いのは判る。』

 

カリナ「でしたら、この方に頼めば魔族も・・・」

 

ラカ『カリナ殿、無理を言ってはならぬ。この御仁が強いと言っても、人の範疇の力だろう。魔族を倒す程の力を持つのは、勇者や一握りの常識を逸脱した者達だけなのだ。』

 

ライト(常識を逸脱した者・・・俺とタスクがそうなのかもな。)

 

サトゥー(この領地に居るのは、推定レベル40の下級魔族だったはず。前に見掛けた巨人もレベル30以上だったし、そこまで大袈裟な表現をする程じゃないと思うんだが・・・もしかしたら『魔族看破』で判るのは、魔族の否かだけで、上級か下級なんかの階級までは判らないのかも知れない。)

 

ラカ『サトゥー殿、ライト殿、行商人と旅人ならば巨人の里をご存知ないか?』

 

ライト「すまない、俺は行った事がない。」

 

サトゥー「俺も行った事はないけど、大体の道順なら判るよ。」

 

カリナ「で、でしたら、案内して頂けないかしら?」

 

サトゥー「ああ。」

 

すると後ろからアリサに引っ張られた。

 

アリサ「お礼。」

 

カリナ「えぇ、勿論謝礼はお支払いますわ。」

 

アリサ「違う!行き倒れの所を助けて貰った感謝の言葉を、まだご主人様とライト様に言ってないでしょ?」

 

カリナ「あ・・・ご、ごめんなさい!」

 

彼女は立ち上がって、感謝の言葉を言った。

 

カリナ「サー・・・貴方達の助力に感謝致します。」

 

アリサ「うんうん。」

 

サトゥー(成長したら、良い母親になりそうだ。)

 

彼らも立ち上がった。

 

サトゥー「いいえ、どういたしまして。」

 

ライト「お安い御用です。」

 

礼儀作法のスキルを得た。

 

サトゥー「さて、先程の話ですが、私達も巨人の里へ向かう所なので、ご一緒しませんか?」

 

カリナ「宜しいんですの?」

 

サトゥー「えぇ、1人くらい増えても問題ありません。」

 

ライト「俺達には、頼もしい仲間達が付いてるからな。」

 

アリサ「巨乳・・・」

 

ミーア「むぅ・・・」

 

一部、カリナの胸部に危機感を刺激されている者も居たが、同行自体は他の子達からも否定的な声が上がる事はなかった。

 

 

 

 

『BGM:安穏』

 

カリナ「きゃああああああああ!!!」

 

ぶっ飛ばされたカリナが、後ろの木に激突したが、ラカのバリアのお陰で無傷で済んだ。

 

ライト「おいおい・・・」

 

食後に何時もの様に訓練を始めた前衛陣を見たカリナが、自分も参加したと言い出したが、ラカに強化された力を上手く扱う事が出来てない為、先程から自爆を繰り返してる。

 

タマ「カリナ〜?」

 

ポチ「大丈夫なのです?」

 

サトゥー(カリナ嬢のドレスが・・・)

 

ドレスのスカートが少し捲れてるが、中は見えてない。

 

タスク「大丈夫なのか?」

 

ライト「まぁ、今後は彼女次第だな。」

 

ドロシー「でもあの自爆、何れ巻き込まれてしまうかもよ。」

 

サトゥー「ルル、カリナ様にナナの予備の服を貸してやってくれないか?」

 

ルル「はい、分かりました。」

 

ナナの予備の服を着させるが、カリナはオドオドしてる。

 

サトゥー(どうやら1人で脱げない服の様だ。)

 

そこでルルに服を脱がせて貰う。

 

ライト(今着替えるのかよ・・・)

 

サトゥー(もう少し男性が一緒に居る事にも配慮して欲しいものだ・・・)

 

男性陣が外方向く。

 

アリサ「あら?見放題なのに。」

 

ミーア「アリサ。」

 

左右からアリサとミーアに抱かれた。

 

ライト「アリサお前何言ってんだ?」

 

ルル「いかがですか?」

 

リカルド「着替えが終わったようだ。」

 

振り向くと・・・

 

 

 

 

カリナ「くっ・・・」

 

服のサイズが合わないのか、凄くぴちぴちしてる。

 

 

 

 

サトゥー「・・・!」

 

ミーア「サトゥー!」

 

アリサ「そんなにおっぱいが好きならこうよ!!」

 

2人がサトゥーの視界を塞ぐ。

 

 

 

エレナ「ライト、見てはダメよ!」

 

ロゼッタ「目を塞いじゃうよ!ドリュー!」

 

ドリュー「うん!それ!」

 

ライト「ぐあっ!」

 

ドリューがライトの顔にしがみ付いて視界を塞ぐ。

 

 

 

サヤ「兄さん!見てはダメです!」

 

ジーク「す、すまない。」

 

サヤがジークの両目を塞ぐ。

 

 

 

ドロシー「タスク。」

 

ローズ「見たらお仕置きよ!」

 

メイリン「あっち向きなさい!」

 

タスク「言われなくてもそうするよ。」

 

外方向くタスク。

 

 

 

リカルド「クレア、彼女凄く・・・」

 

クレア「それ以上言わないの!」

 

 

 

ティア・アイーダ「アイズ・ロック!」

 

ダリー「ぐはっ!目が勝手に閉じられた!」

 

チャールズ「慌てないでダリーさん!じっとしよう!」

 

 

 

 

結局彼らの視界が塞がっている間に、カリナはナナの寝巻き用のダボダボした服に着替えた様だ。

 

カリナ「これなら何とか・・・」

 

サトゥー(さっきの素敵な光景は脳内フォルダに保存しておこう。メニューにスクリーンショット機能が無いのが非常に残念だ。)

 

ライト(ったく、あの胸をどうにかしたいぜ。)

 

パーティは益々大所帯へ・・・

 

 

 

〜ツヅク〜




         キャスト

       ライト:山崎大輝

       タスク:小林裕介
      ドロシー:山村響
       ローズ:藤田咲
      メイリン:佐藤亜美菜

      サトゥー:堀江瞬
        ポチ:河野ひより
        タマ:奥野香耶
       アリサ:悠木碧
        ルル:早瀬莉花
       ミーア:永野愛理
      ロゼッタ:上田麗奈
       エレナ:山本希望
 ドリュー・ラミアス:長縄まりあ
       ダリー:村瀬歩
       ジーク:相葉裕樹
        サヤ:大野柚布子
      アイーダ:日高里菜
       ティア:小倉唯
     チャールズ:関根明良
      リカルド:細谷佳正
       クレア:桜川めぐ

   カリナ・ムーノ:川澄綾子

        ラカ:髙階俊嗣

次回「特訓」
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