彼女は魔族を倒す事が出来る巨人に会う為に、ラカと共に森へ向かっている途中だった。
『BGM:懊悩』
カリナ「魔族を倒す事が出来る巨人に会う為に、ラカさんと一緒に森に向かったのですわ!」
サトゥー(見ず知らずの他人にそこまで話したら駄目だろう。嘘を吐けない人と言うか、完全な箱入りお嬢様のようだ。)
ライト(ある意味素直だな。)
ラカ『カリナ殿、喋り過ぎだ。』
カリナ「目が覚めましたのね、ラカさん!」
眠っていたラカが声を発した。
メイリン「わっ!カリナ様から男性の声が!」
エレナ「いえ、この声はカリナ様のマジック・アイテムのラカの声よ。」
ラカ『すまぬが、先程の事は内密にして貰いたい。』
サトゥー「あぁ、他言する気はないよ。」
ライト「俺達だけの秘密だ。」
ラカ『辱い、強き者よ。』
サトゥー「強き者?」
ライト「サトゥーの事か?」
ラカ『うむ。貴殿は強い。どのくらいのレベルなのか判らぬが、我が力で「超強化」したカリナどのが勝てぬ程強いのは判る。』
カリナ「でしたら、この方に頼めば魔族も・・・」
ラカ『カリナ殿、無理を言ってはならぬ。この御仁が強いと言っても、人の範疇の力だろう。魔族を倒す程の力を持つのは、勇者や一握りの常識を逸脱した者達だけなのだ。』
ライト(常識を逸脱した者・・・俺とタスクがそうなのかもな。)
サトゥー(この領地に居るのは、推定レベル40の下級魔族だったはず。前に見掛けた巨人もレベル30以上だったし、そこまで大袈裟な表現をする程じゃないと思うんだが・・・もしかしたら『魔族看破』で判るのは、魔族の否かだけで、上級か下級なんかの階級までは判らないのかも知れない。)
ラカ『サトゥー殿、ライト殿、行商人と旅人ならば巨人の里をご存知ないか?』
ライト「すまない、俺は行った事がない。」
サトゥー「俺も行った事はないけど、大体の道順なら判るよ。」
カリナ「で、でしたら、案内して頂けないかしら?」
サトゥー「ああ。」
すると後ろからアリサに引っ張られた。
アリサ「お礼。」
カリナ「えぇ、勿論謝礼はお支払いますわ。」
アリサ「違う!行き倒れの所を助けて貰った感謝の言葉を、まだご主人様とライト様に言ってないでしょ?」
カリナ「あ・・・ご、ごめんなさい!」
彼女は立ち上がって、感謝の言葉を言った。
カリナ「サー・・・貴方達の助力に感謝致します。」
アリサ「うんうん。」
サトゥー(成長したら、良い母親になりそうだ。)
彼らも立ち上がった。
サトゥー「いいえ、どういたしまして。」
ライト「お安い御用です。」
礼儀作法のスキルを得た。
サトゥー「さて、先程の話ですが、私達も巨人の里へ向かう所なので、ご一緒しませんか?」
カリナ「宜しいんですの?」
サトゥー「えぇ、1人くらい増えても問題ありません。」
ライト「俺達には、頼もしい仲間達が付いてるからな。」
アリサ「巨乳・・・」
ミーア「むぅ・・・」
一部、カリナの胸部に危機感を刺激されている者も居たが、同行自体は他の子達からも否定的な声が上がる事はなかった。
『BGM:安穏』
カリナ「きゃああああああああ!!!」
ぶっ飛ばされたカリナが、後ろの木に激突したが、ラカのバリアのお陰で無傷で済んだ。
ライト「おいおい・・・」
食後に何時もの様に訓練を始めた前衛陣を見たカリナが、自分も参加したと言い出したが、ラカに強化された力を上手く扱う事が出来てない為、先程から自爆を繰り返してる。
タマ「カリナ〜?」
ポチ「大丈夫なのです?」
サトゥー(カリナ嬢のドレスが・・・)
ドレスのスカートが少し捲れてるが、中は見えてない。
タスク「大丈夫なのか?」
ライト「まぁ、今後は彼女次第だな。」
ドロシー「でもあの自爆、何れ巻き込まれてしまうかもよ。」
サトゥー「ルル、カリナ様にナナの予備の服を貸してやってくれないか?」
ルル「はい、分かりました。」
ナナの予備の服を着させるが、カリナはオドオドしてる。
サトゥー(どうやら1人で脱げない服の様だ。)
そこでルルに服を脱がせて貰う。
ライト(今着替えるのかよ・・・)
サトゥー(もう少し男性が一緒に居る事にも配慮して欲しいものだ・・・)
男性陣が外方向く。
アリサ「あら?見放題なのに。」
ミーア「アリサ。」
左右からアリサとミーアに抱かれた。
ライト「アリサお前何言ってんだ?」
ルル「いかがですか?」
リカルド「着替えが終わったようだ。」
振り向くと・・・
カリナ「くっ・・・」
服のサイズが合わないのか、凄くぴちぴちしてる。
サトゥー「・・・!」
ミーア「サトゥー!」
アリサ「そんなにおっぱいが好きならこうよ!!」
2人がサトゥーの視界を塞ぐ。
エレナ「ライト、見てはダメよ!」
ロゼッタ「目を塞いじゃうよ!ドリュー!」
ドリュー「うん!それ!」
ライト「ぐあっ!」
ドリューがライトの顔にしがみ付いて視界を塞ぐ。
サヤ「兄さん!見てはダメです!」
ジーク「す、すまない。」
サヤがジークの両目を塞ぐ。
ドロシー「タスク。」
ローズ「見たらお仕置きよ!」
メイリン「あっち向きなさい!」
タスク「言われなくてもそうするよ。」
外方向くタスク。
リカルド「クレア、彼女凄く・・・」
クレア「それ以上言わないの!」
ティア・アイーダ「アイズ・ロック!」
ダリー「ぐはっ!目が勝手に閉じられた!」
チャールズ「慌てないでダリーさん!じっとしよう!」
結局彼らの視界が塞がっている間に、カリナはナナの寝巻き用のダボダボした服に着替えた様だ。
カリナ「これなら何とか・・・」
サトゥー(さっきの素敵な光景は脳内フォルダに保存しておこう。メニューにスクリーンショット機能が無いのが非常に残念だ。)
ライト(ったく、あの胸をどうにかしたいぜ。)
パーティは益々大所帯へ・・・
〜ツヅク〜
キャスト
ライト:山崎大輝
タスク:小林裕介
ドロシー:山村響
ローズ:藤田咲
メイリン:佐藤亜美菜
サトゥー:堀江瞬
ポチ:河野ひより
タマ:奥野香耶
アリサ:悠木碧
ルル:早瀬莉花
ミーア:永野愛理
ロゼッタ:上田麗奈
エレナ:山本希望
ドリュー・ラミアス:長縄まりあ
ダリー:村瀬歩
ジーク:相葉裕樹
サヤ:大野柚布子
アイーダ:日高里菜
ティア:小倉唯
チャールズ:関根明良
リカルド:細谷佳正
クレア:桜川めぐ
カリナ・ムーノ:川澄綾子
ラカ:髙階俊嗣
次回「特訓」