デスマーチからはじまる異世界空我   作:naogran

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シティ・コアの入り口に来たライト達。彼らは次の一手に入った。


DEATH MARCH60「攻防」

『BGM:焦眉』

 

シティ・コアに入った。

 

ライト「シティ・コアに入ったぞ。」

 

メイリン「不気味な感じがします・・・」

 

ドロシー「気分が悪そうね・・・」

 

入ったと同時に、『呪詛耐性』、『奪命耐性』のスキルを得て、『聖者』の称号を得た。

 

サトゥー(呪詛に耐えたから聖者なんだろうか?獲得したスキルを最大まで上げて。)

 

一行は螺旋階段を降りる。

 

タスク「一段毎に寒気が来るな・・・」

 

ローズ「寒いわね・・・」

 

サトゥー(耐性スキルの補助があって、これなら普通の人が耐えられないのも無理は無い。・・・別マップになった。)

 

『全マップ探査』。

 

サトゥー(一番下に部屋が一つあるだけ・・・人も魔族も存在無しか。)

 

 

 

 

一番下の部屋へ行くと。

 

ライト「何だこれは・・・?」

 

大部屋の中心に巨大な石が浮遊していた。

 

ジーク「あれがこの都市のシティ・コアか?」

 

都市核:ムーノ。

 

???『侵入者よ!』

 

サヤ「きゃあっ!」

 

ライト「何処だ!」

 

ドロシー「誰!」

 

ゼン『我が名は「不死の王」ゼン。その影なり。』

 

ライト「ゼンの影だと・・・!?」

 

ゼン『清き者共よ、我に領主として相応しき事を示せ。』

 

サヤ「恐ろしい力を感じます・・・!」

 

メイリン「尋常じゃないです・・・!」

 

サトゥー(いや、領主じゃないんだが。これが呪いの核なのだろう。)

 

ステータスを確認する。種族『人間』、称号『勇者』以外は何も無し。

 

サトゥー「ゼンは成仏したよ!あんたももう役目を終えるんだ!」

 

ライト「大人しく眠れ!」

 

ジュルラホーンを握ったサトゥーが、ゼンの影を斬り裂いた。ゼンの影は光となって消滅した。

 

タスク「消えた!」

 

ライト「冥福を祈るぜ。」

 

サトゥー「さて、これで用は済んだが、折角だからシティ・コアを近くで見せて貰おう。」

 

サヤ「だ、大丈夫なのですか・・・?」

 

サトゥー「大丈夫。心配無いよ。」

 

ライト「お前らはここで待ってろ。」

 

ゆっくりとシティ・コアに近寄ると。

 

シティ・コア『ようこそ。上位領域を支配する王よ。この地を衛生都市として登録されますか?』

 

称号『王』、『無名王』、『勇者王』、『領主』を得た。

 

ライト「誰が王だ。」

 

サトゥー「登録はしないよ。この都市の領主はムーノ男爵だ。」

 

シティ・コア『検索を実行しました。この地にはムーノを名乗る者が3名居ます。再設定を望みます。』

 

ライト「レオン・ムーノだ。」

 

シティ・コア『登録完了致しました。これより領主レオン・ムーノに仕えます。』

 

サトゥー「あぁ。宜しく頼むよ。」

 

ライト「役目を果たせよな。」

 

シティ・コア「承知致しました。名も無き王達よ。」

 

 

 

 

『BGM:懊悩』

 

彼らはシティ・コアから出た。

 

タスク「解決したのか?」

 

ライト「あぁ。シティ・コアはムーノ男爵に仕え続けてくれる。」

 

ドロシー「それなら安心ね。」

 

サトゥー(さて、魔族の動向を確認。)

 

マップで確認。領軍と盗賊の戦場跡には、スプリッターを統合してレベル36になった魔族が1体と、憑依状態の騎士が1人。そして魔族の傍に15体程のレイスが存在していた。

 

サトゥー(そしてその周囲にゾンビが次々と出現・・・レイスの持つ『クリエート・バント』の種族固有能力だろう。ムーノ市の前に広がる耕作地に魔物が入り込んだ所で『ファイア・ショット』で火葬してやろう。夜陰に紛れて戦えばバレないはず・・・一番遠くに居た魔族のスプリッターは、相変わらずヒュドラの生息地をウロウロしている。奴の狙いはヒュドラに憑依する事だろう。)

 

ムーノ市に向かって移動を始めていたゴブリン達は合流を果たし、3つ程の大集団に纏まって進軍していた。更にゴブリン達が共食いをしてレベルが上がったのか、特殊なゴブリンが増えていた。デミゴブリン・ロードと、デミゴブリン・テイマーだ。

 

サトゥー(日が落ちる前には此方に到着しそうだ。)

 

 

 

 

 

 

『BGM:懊悩』

 

屋敷に戻った一行。ライトとサトゥーがある部屋に招かれた。

 

???「君達がサトゥーとライトかい?」

 

そこにムーノ男爵と、ベッドの上に座っている女性だった。

 

ニナ「こんな姿で失礼するよ。執政官のニナだ。」

 

サトゥー「初めまして。行商人のサトゥーと申します。」

 

ライト「旅人のライトだ。以後、お見知り置きを。」

 

ニナ「君達とその家臣団がこの領地に巣食っていた魔族を倒してくれたそうだね。感謝する。」

 

ライト「いや、俺達は当然の事をしたまでだ。」

 

ニナ「それで、魔族が他にも居るってのは本当かい?」

 

サトゥー「はい。そう伺いました。」

 

ライト「中には何処かへ身を潜めているって言う噂もある。」

 

ニナ「そうかい・・・アレが使えたら魔族も排除出来るんだが・・・」

 

シティ・コアの事かと思ったが、砲塔の上に飾られたハリボテの魔砲の事らしい。するとそこに1人の兵士が。

 

兵士「報告します!大森林との境にゴブリンの大群を確認しました!!」

 

ライト「っ!?」

 

ニナ「ゴブリンだけかい?」

 

兵士「ゴブリンの騎獣らしき蟷螂型の魔物が数体と、見た事のない筒状の胴体をした四足の正体不明の魔物が居ました!」

 

マップを確認すると、ソルジャー・マンティスと、ロック・シューターが確認出来た。

 

ライト(どうだ?)

 

サトゥー(ロック・シューターには魔族が憑依している。)

 

ライト(スプリッターか?)

 

サトゥー(恐らくそうだ。)

 

憑依状態の騎士の方は、乗っ取りを果たして魔族騎士となり、ゾンビを率いて此方に向かっている。

 

サトゥー(大森林を抜けるのは1時間から2時間後だろう。)

 

そして遂にヒュドラへの憑依に成功した1体が、他の2体のヒュドラを連れてムーノ市に向かっている。

 

サトゥー(ライト、ヒュドラに憑依したスプリッターが他のヒュドラを連れてこっちに来ている。)

 

ライト(とうとうやりやがったって訳か。)

 

サトゥー(魔族騎士達の到着と同時刻くらいになりそうだ。ロック・シューターや魔族騎士を先に始末してからヒュドラに憑依した魔族の本体を倒すようにしないとね。)

 

ライト(だな。)

 

護衛の兵士に守備隊への伝令に走らせたニナは、部屋に待機していた文官娘に領政府の官僚への支持を伝えに行かせる。

 

ニナ「私は展望室へ行く。あんた達、私を運びな。」

 

 

 

 

『BGM:緊迫』

 

展望室へ行くと、皆が外を見ていた。

 

ミーア「サトゥー。ライト。」

 

タマ「ご主人様〜!ライト様〜!」

 

ライト「何か見えたか?」

 

タスク「あぁ、今回は手強そうだ。」

 

ポチ「森から黒いのがうじゃうじゃなのです!」

 

サトゥー「この距離で良く見えたね。」

 

ポチ「ソルナからトーミヅツを借りて見たのです!」

 

遠見筒。望遠鏡のようなマジック・アイテム。ニナが遠見筒で森の方を見ると、無数のゴブリン達がこっちに迫って来てる。

 

ニナ「何て数だ・・・!!」

 

ライト「大所帯だな。」

 

男爵「ニナ殿、この場の采配はお任せする・・・そ・・・そして私は・・・地下の部屋を掌握しに行く!それがりょ・・・領主としての私の役目だ!」

 

サトゥー(シティ・コアか。)

 

ライト(けど彼処はもう。)

 

ニナ「・・・無理だと思ったら、引き返して来るんだよ。命綱の手配を。鈴を付けて、音がしなくなったら引き上げれるように。」

 

サトゥー(ん?)

 

ライト(どうした?)

 

サトゥー(これ見て。)

 

ライト(これは・・・)

 

マップを見た。

 

サトゥー「ニナ様、1つ質問なんですが。」

 

ニナ「何だい?」

 

サトゥー「都市外への非難を指示されましたか?」

 

ニナ「何だって!?」

 

遠見筒で外を見る。

 

ニナ「外壁の正門が開いてる?」

 

サトゥー(付近に居るのは領政府の高級文官や武官とその家族だ。)

 

彼らは護衛の兵士と一緒にムーノ市から脱出して、オーユゴック公爵領方面への街道を逃走している。正門に残っている兵士は居ない。

 

カリナ「こうしてはいられませんわ!門を閉めに行かねば!」

 

タマ「カリナ〜!」

 

ポチ「1人で行ったら危ないのです!」

 

ジーク「今行ったら危険だぞ!」

 

ハウト「僕が行こう!ソルナ様の妹君はちゃんと守ってみせるよ!」

 

ソルナ「いけません!ハウトは怪我をしているではありませんか!」

 

ライト「ふむ。」

 

ジャケットの内ポケットから体力回復薬を取り出した。

 

ライト「ここは俺達が行く。ハウトはソルナとニナを守ってくれよ。」

 

ハウト「・・・判った。カリナ様を頼む。」

 

ライト「おう。」

 

笑顔でサムズアップした。

 

 

 

 

『BGM:激闘』

 

彼らは一部を残して、トライチェイサー2000と馬でゴブリン達の方へ向かう。村では既にパニック状態。

 

サトゥー(ゴブリン達が侵入したようだ!このまま通ると逃げる市民達を怪我させてしまう!)

 

ライト「おいアリサ!頼むぜ!」

 

アリサ「オッケー!リバレント・フィールド!」

 

精神魔法で空間を作った。先に向かったカリナがゴブリン達と戦っている。

 

サトゥー「ミーア!タマ!狙え!相手は魔物だ!殺して良い!」

 

ミーア「ん!」

 

タマ「あい!」

 

ライト「エレナ!ロゼッタ!ジーク!サヤ!2人の援護を頼む!」

 

エレナ「任せて!」

 

ロゼッタ「分かった!」

 

ジーク「任せろ!」

 

サヤ「分かりました!」

 

ライト「リカルド!クレア!奴らを食え!」

 

リカルド「よっしゃ!」

 

クレア「行くわよ!」

 

タスク「ドロシー!ローズ!メイリン!市民達を避難させろ!」

 

ドロシー「ええ!」

 

ローズ・メイリン「はい!」

 

ミーアとタマが弓矢と剣でゴブリン達を倒す。

 

エレナ・ロゼッタ「リーフ・ブラスト!」

 

ジーク・サヤ「フラッシュ・アロー!」

 

同じくエレナとロゼッタ、ジークとサヤもゴブリン達と戦う。

 

 

 

 

トライチェイサー2000と馬から降りた2人は格闘と剣でゴブリン達と戦う。

 

ライト「ドルァ!!」

 

タスク「ヤァッ!!」

 

 

 

 

リカルド・クレア「ウオオオオオオオオオ!!!」

 

人狼に変身した2人がゴブリン達を喰い荒す。

 

 

 

 

アリサ「皆!城へ逃げなさい!!」

 

ドロシー「城には勇者が居るわ!!」

 

ローズ「皆様を守ってくれるわよ!!」

 

メイリン「こっちです!!早く!!」

 

その隙に4人が市民達を避難させる。

 

 

 

 

タマ「カリナ〜!」

 

ポチ「加勢に来たのです!」

 

カリナ〜「貴方達・・・!!」

 

サトゥー「リザ!ゴブリンを蹂躙して門の向こうまで押し戻せ!」

 

リザ「承知!ポチ!タマ!ナナ!行きますよ!」

 

タマ「あいあいさ〜!」

 

ポチ「らじゃなのです!」

 

ナナ「命令受諾します。」

 

ライト「タスク!」

 

タスク「あぁ!」

 

ライト「フッ!」

 

両手を腰に翳してアークルを出した。

 

タスク「フッ!」

 

両手を構えてオルタリングを出した。

 

ライト・タスク「変身!」

 

アークルの左のボタンを押した。オルタリングの左右のスイッチを同時に押した。

 

ライト「ッ!」

 

仮面ライダークウガ・マイティフォームへ変身した。

 

タスク「ハッ!」

 

仮面ライダーアギト・グランドフォームへ変身した。

 

ライト「うおおおおおおおおお!!!!」

 

タスク「はあああああああああ!!!!」

 

彼らは正門前の兵士達と合流し、市内に雪崩れ込んでいたゴブリン達を連携して倒して行く。

 

サトゥー「ミーア!今だ!」

 

ミーア「バルーン!!」

 

倒したゴブリンの血液を爆破させて、周囲のゴブリンを誘爆させた。

 

サトゥー「ライト!タスク!門を閉めろ!」

 

ライト・タスク「おう!!」

 

クウガとアギトが門を閉めた。

 

隊長「よし、固定具を下ろした。もう押さえなくて良いぞ!」

 

正門前に居た兵士達はゴブリンの侵入を発見し、他の見張りの塔から駆け付けて来た。

 

ルル「軽い怪我ですが、手当てしますね。」

 

サトゥー「任せるよ。」

 

ライト「何か、呆気なかったな。」

 

タスク「いや、油断は禁物だ。」

 

カリナ「あの・・・あなた達は・・・?」

 

ライト「そっか。ライトだ。この姿はクウガ。古代の戦士だ。」

 

タスク「龍の戦士のアギト。タスクだ。」

 

カリナ「古代の戦士・・・龍の戦士・・・」

 

 

 

 

『BGM:緊迫』

 

クウガ、アギト、サトゥー、アリサ、カリナは塔へ登り、ゴブリンの大群を見下ろす。

 

カリナ「凄い数ですわ・・・!」

 

サトゥー「そうですね。」

 

アリサ「うげっ!」

 

タスク「かなりの数だな・・・」

 

ライト「丸で蟻の大群だな・・・」

 

遠くの森までゴブリン達が密集している。

 

サトゥー「これだけ密集しているなら、あのカタパルトで攻撃すれば一網打尽じゃないんですか?」

 

兵士「無い!投石用の石が無いんだ!」

 

カリナ「「補充しなかったんですの?」

 

兵士「執政官様が、『予算が無いから』と・・・向こうのバリスタとヘビークオレルも前に蜘蛛熊の群れを撃退した時に撃ち尽くしました・・・」

 

ライト(予算が無いと嘘を言い、魔族執政官がムーノ市襲撃に着々と準備を進めていたのか。)

 

サトゥー(マップとヘビークオレルと投石用の石をアイテム検索。)

 

アイテム検索を開始。

 

サトゥー(・・・よし、何とかなりそうだ。)

 

タマ「ご主人様〜!」

 

リカルド「お〜い!」

 

そこにタマ達が合流した。

 

サトゥー「ナナ、お使い頼まれてくれ。あの赤い屋根の家の裏手に武具を扱う商品がある。そこにバリスタとヘビークオレルが大量にあるはずだから入手して来てくれ。普通の矢もあるだけ確保して欲しい。」

 

ストレージから金の入った袋を出して、ナナに渡す。

 

ナナ「マスター、望遠ユニット未装備な為、赤い屋根が視認出来ません。」

 

ポチ「ポチには見えるのです!」

 

ロゼッタ「だったら私も同行するわ。」

 

サトゥー「よし、それならポチとロゼッタもナナと一緒に行ってくれ。」

 

ポチ「はいなのです!」

 

ロゼッタ「任せて!」

 

エレナ「気を付けてね。」

 

ロゼッタ「うん!」

 

サトゥー「リザとタマは、向こうの外壁沿いの石問屋に行って来てくれ。彼処ならカタパルト用の石が大量に確保出来るはずだ。」

 

リザ「承知しました。」

 

エレナ「私も行くわ。」

 

リザ「はい。行きますよタマ、エレナ。」

 

タマ「あいあいさ〜!」

 

エレナ「ええ!」

 

サトゥー「ルルとアリサは重傷者が出た時の為に、近くの宿が救護施設に使えないか確認して来て欲しい。」

 

アリサ「オッケー!」

 

ルル「はい!分かりました!」

 

クレア「私も行くわ!2人の護衛するわ!」

 

ドロシー「だったら私も!重傷者の手当てするわ!」

 

ローズ「治療なら私達も得意よ!」

 

メイリン「行かせて下さい!」

 

アリサ「分かったわ!」

 

ルル「はい!」

 

サトゥー「ミーアとサヤは俺と一緒にここでゴブリンを近寄らせないようにするのを手伝って貰うよ。」

 

ミーア「ん。」

 

サヤ「は、はい!」

 

ライト「サトゥー、俺とタスクとジークとリカルドは門を出て奴らと戦って来る。」

 

サトゥー「分かった。気を付けて。」

 

ジーク「サヤ、ここを頼むぞ。」

 

サヤ「兄さん、お気を付けて。」

 

ライト「よし、お前達行くぞ!」

 

タスク・ジーク・リカルド「おう!」

 

 

 

 

『BGM:激闘』

 

クウガとアギトとジークとリカルドが大ジャンプし、門の外へ出て、ゴブリン達のど真ん中に着地した。

 

ライト「超変身!」

 

ドラゴンフォームへ超変身し、足元に落ちてる木の棒を拾ってドラゴンロッドへ変貌させた。

 

タスク「フッ!」

 

オルタリングの左のボタンを押して、ストームフォームへ姿を変え、オルタリングからストームハルバードを抜いた。

 

ジーク「俺達が相手だ!」

 

剣と魔法書を取り出す。

 

リカルド「ウオオオオオオオ!!!」

 

咆哮を上げて人狼になった。

 

 

 

 

塔の上から、サヤが捕縛魔法でゴブリン達の身動きを無くさせ、サトゥーとミーアが門壁を登るゴブリン達を矢で狙撃する。

 

兵士「凄ぇ2人共・・・百発百中だ・・・!」

 

サトゥー(しまった・・・やり過ぎたか・・・)

 

カリナ「あ、あの・・・私は何をすれば・・・その・・・宜しいのかしら?」

 

サヤ「でしたら・・・カリナ様は城へ戻って行った方が・・・」

 

カリナ「い、嫌ですわ!!私もここで戦います!」

 

サヤ「ですが・・・」

 

サトゥー「大丈夫だよサヤ。でしたらカリナ様は城へ戻って、ハウト殿や城に避難した戦えそうな男達を連れて来て欲しいのです。」

 

カリナ「・・・私が?」

 

サトゥー「そうです。これはカリナ様にしか出来ない事です。」

 

カリナ「わ、分かりましたわ!私、行って来ますわ!」

 

塔の上からジャンプし、城へ向かって猛ダッシュ。

 

サトゥー(全く、猪突猛進過ぎる。)

 

 

 

 

その頃、ゴブリンの大群のど真ん中では。

 

ライト「おりゃあああああああ!!!」

 

タスク「タアアァァァァ!!!」

 

ジーク「ブレイズ!!!」

 

リカルド「ヴオオオオオオオオ!!!」

 

スプラッシュドラゴン、ハルバードスピン、ブレイズ、噛み付きで大量のゴブリンを駆逐する。

 

ジーク「凄え数だな!」

 

タスク「だがまだだ!」

 

リカルド「城を何としても死守するぞ!」

 

ライト「ここを守り抜く!超変身!」

 

タイタンフォームへ超変身した。

 

ジーク「ライト!」

 

もう1つの剣をクウガに渡し、タイタンソードへ変貌させた。

 

 

 

 

門を閉鎖してから1時間後、彼らの防衛体制はかなり改善された。ハウトを中心とした市民から募った民兵200人が到着した。カリナの周りには、元兵士の武装したメイド達が固めている。

 

ハウト「怯むな!」

 

また、アリサが精神魔法『ブレイブ・ハート・フィールド』でサポートしているので、圧倒的な戦力差でも高い士気を維持している。勿論、触れながらも最前線で民兵達を鼓舞するハウトの姿も大きいだろう。更に劣勢な時には。

 

アリサ(フィアー!)

 

サヤ(ズィーゲル!)

 

アリサ(コンフュージョン・フィールド!)

 

ゴブリン達に恐怖を与え、身動きを無くさせ、ゴブリン同士で戦わせる。誰にも気付かれないが、望遠戦でのアリサの活躍は目覚しいモノがある。

 

サトゥー(跡でアリサとサヤの好物でも作って労ってやろう。俺としては早く姿を隠して、銀仮面の勇者として魔族討伐に行きたいのだが・・・もう30分程したら魔族達の援軍が到着する。早めに機会を作らないと・・・)

 

メイリン「姉さん、あれって何ですか?」

 

ローズ「え?」

 

タマ「何あれ〜?」

 

ポチ「筒なのです?」

 

サトゥー(あれは?)

 

ゴブリン達が用意した筒状の魔族が見えた。その正体はロック・シューターだった。既に魔族に憑依されてる。ロック・シューターが魔法弾を発射して、門壁を破壊した。

 

”ドゴォォォン!!”

 

 

 

 

ライト「何だ!?」

 

タスク「城か!?」

 

 

 

 

ミーア「サトゥー!」

 

アリサ「ぐぇっ!」

 

サヤ「サトゥーさん!」

 

門壁に穴が開いてしまった。ゴブリン達が次の砲撃に備え始める。

 

サトゥー(そう何発も撃たせてたまるか!!)

 

彼は長弓を構え、上に向ける。

 

兵士「無茶だ!幾ら何でも届きっこない!」

 

”ドォォン!!”

 

 

 

 

タスク「このままじゃ門壁が!」

 

リカルド「くそっ!どうしても行かせない気か!」

 

ライト「ここを頼む!超変身!!」

 

ドラゴンフォームへ超変身し、木の棒を拾って城へ向かって大ジャンプした。

 

 

 

 

塔の上。

 

ミーア「サトゥー?」

 

サトゥー(確かにこの普通の長弓では届かない・・・だが!)

 

風圧魔法を発動。周囲に強い風が起こった。

 

兵士達「うわぁっ!!」

 

射撃、狙撃、照準。3つのスキルを発動させ、長弓を一斉乱射し、ロック・シューターを周囲のゴブリン諸共撃ち抜いた。だがロック・シューターが照準を変えずに魔力を集めて砲撃しようとした瞬間。

 

 

 

 

ライト「おりゃあああああああ!!!!」

 

 

 

 

真上からクウガが落ち、ドラゴンロッドを振り下ろしてロック・シューターの先端を殴った。ロック・シューターが照準を下に変えてしまい砲撃した。ゴブリン達が魔法弾の餌食になった。

 

ライト「ダァッ!!」

 

スプラッシュドラゴンでロック・シューターに封印エネルギーを流し込ませて爆破させた。

 

サトゥー(よし、グッドタイミングだライト!これで大丈夫だろう。)

 

だがゴブリンの侵攻は終わらない。

 

サトゥー「ッ!正門の隙間からゴブリンに侵入されている!」

 

ポチ「行かせないのです!」

 

クレア「オオオオオオ!!!」

 

 

 

 

侵入したゴブリン達を討伐し続ける。

 

 

 

 

楼閣の備蓄魔法薬が無くなってしまい、アリサとロゼッタが宿で待機するルルの所へ薬品の補充に行かせた。

 

サトゥー「ミーアとドロシーとローズとメイリンも下に行って、あの子達の援護を頼む。」

 

ミーア「ん。」

 

ドロシー「分かったわ。」

 

ローズ・メイリン「はい!」

 

カリナ「あなた達もリザ達を手伝いに行きなさい!」

 

メイド「ですがカリナ様!」

 

カリナ「これは命令です!」

 

命令を受けたメイド達がリザ達の援護しに向かった。

 

カリナ「この楼閣には足を踏み入れさせませんわ!」

 

岩石を投げ、ゴブリン達を倒す。大量にゴブリン達を倒しているせいか、カリナ嬢のレベルが5から7まで上がっており、もうすぐレベル8になりそうだ。

 

サトゥー「カリナ様、そろそろご休憩なさって下さい。」

 

カリナ「私は大丈夫ですわ!貴方こそ休憩を取った方が・・・」

 

だが酔ってしまい、倒れてしまった。

 

カリナ「・・・!?」

 

サトゥー(レベルアップ酔いだ。3時間程休めば元に戻る。)

 

 

 

 

ライト「ッ!?」

 

アギト達の方へ戻ろうとするクウガだが、何かの気配を感じた。

 

ライト(この気配・・・まさか!)

 

 

 

 

『BGM:緊迫』

 

塔の上では。

 

兵士「投石用の石を運んで来ました!」

 

サトゥー「そこに積んで置いて下さい。(ん?一番後ろの奴に見覚えが・・・)」

 

一番後ろの兵士が密かに不敵な笑みを浮かべ、白い液体が付着してる短剣を抜いた。

 

サトゥー(毒の付いた短剣!門前で演説をしていた魔王信奉者か!)

 

信奉者「ムーノの血筋に連なる者に死を!!」

 

毒の短剣を握り、サトゥーを襲うが。

 

サトゥー「・・・」

 

彼の呆気なく背負い投げで成敗された。

 

兵士「取り押さえろ!!」

 

取り押さえられた信奉者だが、サトゥーが右手に毒の短剣が当たってしまった。

 

カリナ「サトゥー!?待ってて!すぐに毒を吸い出します!」

 

信奉者「吸い出すが良い!それはヒュドラの猛毒だ!触れるだけで人を殺す猛毒だ!毒を吸い出してその男共々死ぬが良いのだ!」

 

猛毒が体内に流れ込んでしまったサトゥーが、塔の上から落下する。

 

ライト「よっと!!」

 

そこにクウガが現れ、落下するサトゥーを受け止めて、下の小屋に落下した。

 

ライト「おいサトゥー、大丈夫か?」

 

サトゥー「・・・ふぅ。まぁね・・・少し油断した。」

 

リザ「ご主人様!!!」

 

突然リザが入り、クウガとサトゥーがビックリした。

 

サトゥー「リザ!俺をルルが待機する宿へ運べ!」

 

リザ「畏まりました!」

 

ライト「リザ、頼むぞ。」

 

リザ「はい!ライト様!」

 

彼女にサトゥーを託し、リザがサトゥーを宿へ運ぶ。

 

 

 

 

宿に到着した。ロゼッタ達もここに居た。

 

アリサ「ご、ご主人様!大丈夫!?」

 

ルル「そ、そんな!」

 

ロゼッタ「どうしたの!?」

 

ドロシー「サトゥー!?」

 

 

 

 

人払いをさせて、彼女達に芝居だったと打ち明けた。血はポーション用に確保してあった獣の血だった。

 

サトゥー「驚かせてすまない。俺は無傷だ。」

 

アリサ「ちょ、ちょっと!驚かさないでよ!」

 

ルル「よ、良かったぁ〜・・・」

 

ダリー「ヒヤヒヤしたぜ・・・」

 

無事のサトゥーに、リザが涙を流した。

 

サトゥー「ごめんリザ。驚かせちゃったね。」

 

彼女達に芝居を打った理由を話し、アリバイを偽装する事を頼む。

 

サトゥー「ルル、これを。」

 

ルル「魔物避けの聖碑ですか?」

 

サトゥー「あぁ。これをここで発動していてくれ。ここで使えば、万が一に門を突破されても聖碑の浄化エリアを嫌がって、ゴブリン達がしないに紛れ込み難くなる。(地味だが、重要な仕事だ。)頼んだよ。ルル。」

 

ルル「はい!頑張ります!」

 

アリサ「で、でも1人で魔族に立ち向かうなんて無理よ!」

 

リザ「いいえ、先程は取り乱してしまいましたが、ご主人様なら大丈夫です。」

 

アリサ「どうしてそう言い切れるのよ?」

 

リザ「私はご主人様とライト様が砦を壊滅させるような巨大なヒュドラを一方的に蹂躙する姿を拝見しました。恐らくご主人様やライト様を傷付けられるのは、竜か魔物くらいでしょう。」

 

アリサ「そ・・・そんなに強いの?」

 

サトゥー「あぁ。だから安心して吉報を待っていてくれ。」

 

アリサ「う・・・うん、分かった。でもでも!怪我しないでよ?ショタの綺麗な肌に傷が残ったら・・・」

 

”コツン”と軽く叩かれた。

 

リザ「ご武運を。」

 

ルル「ご主人様、ご無事で。」

 

 

 

 

宿を出ると、クウガが待っていた。

 

ライト「待ってたぜ。」

 

サトゥー「あぁ。じゃあ、行こうか。」

 

ライト「おう。」

 

クウガがトライチェイサー2000に乗り、サトゥーが銀仮面を被った。

 

ライト・サトゥー(さぁ、勇者の時間だ!)

 

皆を守る為、彼らが動き出す。

 

 

 

 

『BGM:激闘』

 

クウガとサトゥーがトライチェイサー2000に乗って、砦の壁の上からジャンプした。

 

ライト「超変身!」

 

ライジングペガサスフォームへ超変身し、懐からマジック・リボルバーを取り出してライジングペガサスボウガンへ変貌させた。

 

サトゥー(ブロウ!)

 

風圧魔法で、自身とクウガとトライチェイサー2000を高く飛ばした。クウガとサトゥーは『空を舞う者』の称号を得た。

 

 

 

 

ジーク「何だ!?」

 

タスク「上か!」

 

リカルド「あれは!?」

 

 

 

 

サトゥー「燃えろ!ファイア・ショット連打!」

 

ライト「喰らえ!!」

 

ライジングブラストペガサス連射と、ファイア・ショット連打で多くのゴブリン達を倒した。

 

サトゥー(これで左翼のゴブリン二割を焼き払った。この集団に魔族は居ない。全滅させる必要はないが、なるべく数を削っておこう。)

 

クウガとサトゥーが着地して、ライジングブラストペガサスとファイア・ショットでゴブリンの数を削る。

 

ゴブリン「ギャギャッ!!」

 

ソルジャー・マンティスに乗ったデミゴブリン・ロードが2人に迫る。

 

サトゥー(ショート・スタン!)

 

ショート・スタンで、デミゴブリン・ロードを怯ませる。

 

ライト「喰らえ!!」

 

その隙にライジングブラストペガサスで、デミゴブリン・ロードとソルジャー・マンティスを倒した。

 

ライト「テメェら雑魚に構ってる暇は無い!」

 

サトゥー「ライト!こっちだ!」

 

ライト「おう!超変身!」

 

マイティフォームに超変身し、アクセル全開で全力ダッシュするサトゥーと共に走り出す。

 

ライト「ロック・シューターの魔族!」

 

サトゥー「ああ!」

 

目の前にロック・シューターと融合した魔族と遭遇。

 

サトゥー(マジック・アロー!)

 

無数の槍を打ち込むマジック・アローで、ロック・シューターと融合した魔族を燃やした。

 

ライト「ボロボロになってんのに死んでねぇぞ・・・!?」

 

サトゥー「そうか、下級魔法耐性効果か!」

 

ライト「それって、魔法か魔法の武器でしか傷付けられないって事か。」

 

サトゥー「あぁ。魔族執政官を倒した時も、皆普通の武器を使っていなかったからな。」

 

ライト「そうと分かれば。」

 

トライチェイサー200から降りて、右足に封印エネルギーを収束させる。サトゥーは、聖剣エクスカリバーを取り出した。

 

ライト「おりゃああああああ!!」

 

マイティキックと、エクスカリバーの一振りでロック・シューターを爆散させた。

 

ゴブリン達『ギ・・・ギィ!!』

 

2人の実力に怖気付いたゴブリン達が逃走を図る。

 

サトゥー「逃走を始めた!」

 

ライト「おいサトゥー、お客さんが来たぜ。」

 

サトゥー「っ!」

 

煙の奥から、新たな敵が。

 

サトゥー「魔族騎士と、アンデッド達か。」

 

クウガは、トライチェイサー2000を赤い球に戻した。

 

ライト「本元の登場か。」

 

魔族騎士『ア”ア”ア”!!』

 

アンデッド達が2人に迫る。

 

ライト「どうする?先に奴らを倒すか?」

 

サトゥー「いや、奴らが接近する前に敗走するゴブリン達を魔法で攻撃して減らそう。」

 

ライト「了解だ。」

 

するとその時。

 

”ズズン!””ズズン!”

 

ライト「何だ?何の音だ?」

 

サトゥー「っ!!」

 

 

 

 

 

 

編み髭「タリホーーーーーーーー!!!!!」

 

 

 

 

 

 

ライト・サトゥー「は?」

 

現れたのは、巨人族の編み髭だった。編み髭は、巨大な小野を振り回して、魔族達を一網打尽にする。

 

ライト「彼奴は・・・森巨人の編み髭じゃねぇか!」

 

サトゥー「わざわざ山樹の里から援軍に駆け付けてくれたのか!」

 

 

 

 

ジーク「彼奴は!」

 

タスク「編み髭殿か!」

 

リカルド「来てくれたのか!」

 

 

 

 

ライト「編み髭!」

 

サトゥー「助力を感謝する!」

 

編み髭「礼なら人族のサトゥーとライトに言え。」

 

他の巨人達も駆け付けてくれていた。

 

ライト(サトゥーならここに居るけど、まぁ良いや。)

 

サトゥー「ゴブリン共の始末はお任せする!私達はアンデッド達の相手をさせて貰う!」

 

ライト「頼んだぜ!」

 

立ちはだかるゴブリン達をファイア・ショットで燃やす。そして、魔族騎士が現れた。

 

サトゥー「マジック・アロー!」

 

ライト「超変身!」

 

タイタンフォームへ超変身し、マジック・アローを掴んでタイタンソードへ変貌させた。

 

ライト「行くぞ!!!」

 

タイタンソードで、魔族騎士がランスとぶつかり合う。そしてマジック・アローをスクリーム・シールドで防いだ。

 

サトゥー「ファイア・ショット!」

 

ファイア・ショットを連打するが、スクリーム・シールドに防がれるばかり。

 

サトゥー(魔法は防がれてしまう。それなら物理攻撃で!)

 

青銅の釘に魔刃を纏わせて、青銅の釘を投げた。スクリーム・シールドが青銅の釘を防いだが、バランスを崩した魔族騎士が馬から転げ落ちた。

 

サトゥー「倒せていないか。」

 

ライト「スクリーム・シールドは物理でも優秀みたいだな。」

 

サトゥー「だな。」

 

エクスカリバーを取り出した。

 

サトゥー(魔刃!)

 

魔刃を纏わせた瞬間。

 

サトゥー(っ!変な抵抗が・・・聖剣と魔刃は相性が悪いのだろうか?)

 

ライト「サトゥー!」

 

サトゥー「っ!」

 

魔族騎士がランスで襲うとしたが、サトゥーがエクスカリバーで防ぐ。

 

ライト「この野郎!!」

 

横からクウガが割り込み、魔族騎士のランスと連続でぶつかる。サトゥーがある事に気付いた。

 

サトゥー(防いだだけで・・・やはり聖剣は、魔族やその武器に特攻があるようだ。)

 

防いだだけなのに、魔族騎士のランスが微妙に綻びていた。

 

ライト「おりゃあああああああ!!!!」

 

カラミティタイタンで魔族騎士の腹部を突き刺し、サトゥーがエクスカリバーで頭部を斬り裂いて消滅させた。

 

ライト「倒したか・・・」

 

サトゥー「っ!ライト。」

 

ライト「どうした?」

 

サトゥー「どうやら魔族の本体が憑依したヒュドラがこっちに来るようだ。」

 

ライト「親玉が来るってか。」

 

 

 

 

『BGM:緊迫』

 

空を見ると、3匹のヒュドラが戦っていた。

 

 

 

 

ライト「ヒュドラ達が争ってるみたいだ・・・」

 

サトゥー「いや、本当に戦っているようだ。」

 

ライト「1体だけ首が黒い。あれが魔族に憑依されたヒュドラか?」

 

サトゥー「魔族ヒュドラが、普通のヒュドラ2体と空中戦をしている。丁度良いから、このまま倒してしまうか。」

 

ストレージから取り出したのは、聖矢。魔力の通り易い黒曜石の鏃と山樹の枝から作った逸品。鏃と軸に『青液』で聖剣の魔法回路を刻んである。

 

サトゥー「3本しか試作していないから慎重に狙わないと。」

 

弓を出して、聖矢を引いて構える。

 

ライト「俺も協力するぞ。超変身!」

 

再びライジングペガサスフォームへ超変身し、ライジングペガサスボウガンを構えて、一気にカタを付ける。

 

 

 

〜ツヅク〜




         キャスト

       ライト:山崎大輝

      サトゥー:堀江瞬
        ポチ:河野ひより
        タマ:奥野香耶
        リザ:津田美波
       アリサ:悠木碧
       ミーア:永野愛理
        ナナ:安野希世乃
      ロゼッタ:上田麗奈
       ダリー:村瀬歩
       エレナ:山本希望
       ジーク:相葉裕樹
        サヤ:大野柚布子
       タスク:小林裕介
      ドロシー:山村響
       ローズ:藤田咲
      メイリン:佐藤亜美菜
      リカルド:細谷佳正
       クレア:桜川めぐ

   カリナ・ムーノ:川澄綾子

       ハウト:狩野翔

       編み髭:浜田洋平

      ゼンの影:天田益男

       ソルナ:衣川里佳
     ムーノ男爵:田中進太郎
        ニナ:湯屋敦子
        兵士:小林康介

       信奉者:浜添伸也

DEATH MARCH61「爵位」

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