シャーリー編遂に完結。シャーリーの隠された秘密が世界を最後の在り方に導いていきます。
シャーリーに連れられて、エメラルダとD.D.はクロノースの盾の眠る遺跡、龍乃島へ行く。エメラルダ、D.D.、シャーリーの深い関係がある場所でもあった。
「石像があるの。シャーリー、お主のギアスでなければ通れんようじゃ」
シャーリーはギアスを発動し、石像を壊す。
「さて、妾とD.D.を見届けておくれ」
シャーリーはエメラルダとD.D.を奥の祭壇に連れていき、シャーリーは手前のギアス紋章のある場所に立つ。
「さあ、始めておくれ」
シャーリーはギアスを発動し、エメラルダとD.D.の手を触る。
「私の持つ本当のギアス。それはエデン。理想とされる全てのものを消滅させるギアス。かつてルルが夢見た世界を壊し、私の願う世界を作り出せたのもこのギアスのおかげ」
シャーリーに見届けられて、エメラルダとD.D.は消えていく。クロノースの盾も消滅していく。エメラルダとD.D.が消え、ゼロとC.C.が現れる。ゼロの仮面を脱ぎ、ルルーシュの顔が姿見せる。
「終わったのか、シャーリー?」
「うん。エメラルダの子孫で、失われた一族。私がそれだから。ここで、シャーリー・ネイ・ブリタニアは死んだよ、ルル」
シャーリーの目に涙が流れていた。
一ヶ月後、日本アッシュフォード学園ー。
アッシュフォード学園では、ブリタニア領土から解放された日本エリアから、離れる準備が進められていた。シャーリーはエデンとしての役目と並行して、学園地区移転を手伝っていた。ルルーシュはゼロとして、学園にはあまり姿を見せなくなった。
「世界は流れているのね〜。ナナリーはシュナイゼル閣下の役目を継いで宰相になったり、ユーフェミア様は生きていてスザクくんと一緒に頑張ってるし。みんな大変なのね〜」
ミレイはジェレミアからギアスを解かれ、単位取得した卒業後にニュースキャスターを目指す道を選んだ。
リヴァルは規模の小さくなったブリタニア本国に学園地区頑張が移転した後も、卒業するまではアッシュフォード学園にいることにした。
ニーナやカレンも学園に復学する話は出ているものの、カレンは黒の騎士団、ニーナはブリタニア本国にいた。
コーネリアはブリタニアに正式に継承権を戻し、旅に出た。ギルフォードも後を追い、コーネリアの騎士を辞めようとはしなかった。
ナナリーはミレイの話通り、シュナイゼルの後を継ぎ宰相に就任。ブリタニア本国に助力することになる。
日本では黒の騎士団から扇要が首相の座に就き、ヴィレッタは扇を捨て切れず、扇と結婚した。玉城は長年の夢だったバーを開き、他の騎士団メンバーも日本解放の喜びに浸っていた。
ゼロは新たなブリタニア公国第1代公主ユーフェミア・リ・ブリタニアと会談。さらに、日本の首相となった扇要、合衆国中華の天子など、世界は戦争の終結とともに対話への世界になりつつあった。
エデンはゼロに代わり、エデンの騎士団を率いてエメラルダの残し残党勢力の一掃に乗り出していた。シャーリーはとって、エメラルダを消してから得た不死のコードを破棄し、普通の人間として暮らすことを決意する。
『さて、続いてのニュースです』
その間に、ミレイはアッシュフォード学園を卒業、ニュースキャスターに就職して暮らしていた。
歴史は大きく変わったが、根本的な人々の歴史は変わることはなかった。スザクはナナリーの護衛に就いているが、変わった点と云えばアーニャが記憶をジェレミアから戻してもらい、ナナリーの話し相手になっていたことだった。
そして、最終決戦から七年の刻が経過した。黒の騎士団総帥ゼロが辞意を表して、姿を消した。それはもちろん、シャーリーのためだった。
ナナリーも同じく宰相の任を解かれ、ゼロやエデンの正体を知らされ、一時期は辛い顔を見せていたナナリーも、シャーリーやユーフェミアの笑顔や説得に徐々に己を取り戻し、宰相としての任を頑張り、この数年でユーフェミア公主によって解任され、ルルーシュの下に戻った。
ルルーシュもシャルルから得たコードをシャーリーから解され、普通の人間に戻り、お互いギアスを失った。それでも、ルルーシュもシャーリーも幸せなのだろう。ナナリーもいて、みんなのいる世界にいるのだから。
ーシャーリーのギアス完結ー終わりー
もう一つのシャーリー編は次の回にありますが、実質二つともエンディングが違いますので、混乱しないようによろしくお願いします。