俺の彼女が幽霊になった!   作:IV/イヴ

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新学期早々テストで転んでしまった俺 伊武島龍夜(いぶしまりょうや)
そんな龍夜に幽霊彼女 雨音天水(あまおとそらみ)は勉強会を開いた。
トラブルもありつつ無事勉強会は終わるのであったが…


第13話 学園祭ですあとは親フラです

「それじゃあ、学園祭の出し物の意見をとる。みんななにかないか?」

 

室長がなんか言ってるな。死にそうなくらい眠いから話なんて聞いてられんが。

昨日は勉強会で夜までたっぷり勉強させられた。

それから深夜アニメをリアタイで見た(見てしまった)がそのせいで眠い。

全面的に俺が悪いがあぁ〜この短い時間にでも眠らせ…て…もらおグー

 

「おい、龍夜起きろ!」

 

「ふぁん!?」

 

なにかで頭を叩かた。痛くはないが急に人を打つなよ。

顔を上げると丸まったノートを持った室長がいた。

 

「ふぁ〜ん。なんだよ、人をむやみやたらに叩くなって」

 

「ふぁ〜んじゃあねえよ。なに呑気に寝てんだよ。そうやって寝てるからにはいいアイデアがあるんだよな?」

 

アイデア?なんのだ。話聞いて無かったからなどうしよう。

なんとなく後ろをみると先生の眉間にもシワが寄っている。

これは本格的にまずい普段は優しくてノリがいい先生だが行事ごとの時にクラスに参加してないとすごく怒る(事で有名だ)

 

「ちょっと待て今いいアイデアを思い出す」

 

「とか言って今考えてるんじゃあねえよな?」

 

この時期だと学園祭か、学園祭、学園祭…

取り敢えずこれでも言っとくか。

 

「お化け屋敷なんてどうだ?」

 

「普通すぎないか」

 

「うるせぇ出せって言ったのはお前だろ」なんて先生の前では言えない

 

「いいだろうとびっきり怖いやつだそれをやろう」

 

「そうか。じゃあお化け屋敷っと。他はないか?」

 

なんだよその反応はくそまあ俺が悪いからなんとも言えんがその返事はないだろ。

 

そんなこんなで結局お化け屋敷になったクラス発表であった。

 

………

 

帰り道

 

「なあ天水、天水はお化け役やるのか?」

 

「私がお化けかもうすでにお化けだし透明になると…」

 

天水が透明になれる能力に慣れてないだけあって俺は2回ほどやらかした。不可抗力だが。

その能力の性質上本人が透明になると全ての物が透ける。そして足もなくなり浮遊した状態になる。

こんな素晴らしい能力欠点がないわけではない。

 

「確かになあれをみんなの前でやるのは軽く死ねるどころの話じゃあないな。(もう死んでるが)この世界で生きる上で社会的に死ぬな」

 

そのデメリットというのは、服も一緒に脱げるという事だ。

全て透明になる例外があるわけではない、今のところは。

 

「まあ、少ないけど考えるには十分な時間だしゆっくり考えるか」

 

「そうだね!」

 

あー俺の彼女の反応はなんていいんだ!

最高だぜ!

 

そんなこんなで家だ。

 

「ただま〜って誰もいない…」

 

「「お帰り」」

 

「!?」

 

え、今の声って父さんと母さん?

俺は急いでリビングまで行った。

 

「あれ、父さん母さんなんでいるの?」

 

「なんでってそれはここが父さんたちの家だからに決まってるからじゃあないか」

 

「いやそれはそうだけど帰ってくるなら一言連絡くれよ」

 

「言ったわよ、昌和に」

 

「俺聞いてねえぞ」

 

伊武島昌和(いぶしまよしかず)俺の弟だ。

仲悪くないはずだが最近は結構入れ違いで話すこともない。

まあそういうのが後々気まずい空気を作りだす原因だが、話しかければ普通応えてくれる。

 

「うぁー」ドタッ

 

後ろで誰かが倒れる音がした。

 

「あはは、どうも、こんばんは」

 

「「こんばんはって女の子!?」」

 

このタイミングで天水が出てきてしまった。

まあいつかは話さなきゃいけない時が来るが思ったよりも早まってしまった。

 

「えっと説明させて、」

 

「お父さん、龍夜がとうとう女の子連れて来たわよ」

 

「そうだな今日は赤飯だな」

 

って聞けー俺まだ話してるだろうが

それから1時間かけて天水が幽霊である事同棲している事などを説明した。

 

「そうかでもいくら雨音さんの親御さんがいいと言っても同棲はな」

 

「いやまずそこツッコむ?」

 

「そうよお父さん、まずは雨音さん宅に挨拶でしょ」

 

「いやそれも大切だがまずあるだろうこう、うらめしや、、的な事が」

 

「そうか、幽霊だったな。それなら同棲しても問題ないか」

 

ちょっと待て、天水がついてけてないから、会話に参加できてないから。

天水をみるとちょっと苦笑い気味だ。うちの親は勢いがすごいからな。一度話し出すと止まらない。

 

「それじゃお父さん早速明日、挨拶に行きましょう」

 

「そうだな、あまり時間もないし明日行くか。明日は忙しくなるぞ」

 

「ちょ父さん母さん勝手に話し進めんなよ」

 

「お前も行くんだぞ龍夜」

 

「「え?」」

 

天水と声がかぶった。

まあ当然といえば当然…

 

「じゃあないどう考えても急すぎだろあっちの両親の都合もあるだろう」

 

「それもそうだな、そうだ天水さんちょっと電話していただけませんかね?」

 

「いいですよ」

 

「いいのかよ」

 

なんかちょっと天水ものってきてないか。

 

そして挨拶に行く事が決定してしまった。

 

………

 

翌日

 

「よし行くぞ」

 

「「おー‼︎」」

 

「お⤵︎」

 

「おいおいそんなじゃあダメだもっと元気出せ」

 

「はいはい」

 

いつのまにか天水も本格的にのっている。

まあ頑張るか。

 

それから親どうしの面会挨拶とどんどん話が進み最終的には親どうしがめちゃくちゃ仲良くなって結婚の話まで上がってきた。

流石にそれは互いの母親の方が止めたが父親の方は割と本気だ。

 

まじで俺はいつになったら落ち着けるんだ。

誰か俺に…落ち着きと安らぎをくれ…




どうもイヴです。そろそろ15話ですね。実は今なろうの方でも2作品掲載中なのですがいくつも書いてると書き方とかも変わってきましたすね。
それでも今後も面白く書けるように努力し続けていきますのでよろしくお願いします。
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