俺の彼女が幽霊になった!   作:IV/イヴ

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第23話 ラブコメに戻りたい。

「うん〜なかなか見つからないな」

 

さっきからぐるぐるぐるぐる回りを見渡していたが何も見当たらない。

『怖い森』と呼ばれている森も上から見ると怖さのかけらもない普通の森だ。

ここらでも、動物などが楽しそうに戯れている。

 

「平和だね〜」

 

ついそんな一言が漏れてしまったがコテージ内では死体が転がっているからな…

安らかに眠れるようにしてやるか。

コーテジに火を放ち浄化した。

 

「んーはぁ体を伸ばしてみるのもたまにはいいな〜」

 

この炎で誰かが気づいてくれることを祈りつつ崖からだれかいないか探すことにした。

 

「誰かいないかなぁ!?」

 

崖のギリギリまで行ったせいか地面がもろくなっており乗った瞬間、崩れた。

そして、どんどん下まで落下していく。

(マジかよ、この世界に来てまだ1日もたってないのにもう俺の人生終わるのかよ)

スキルになんかないか…あるけどここだとギリギリ意味がない。

さらば2度目の人生よ〜

最後に聴こえたのは女の子の声だった。

 

………

 

目がさめると天水の顔が目の前にあった。

そして、あまりの近さにちょっとびっくりしている。

 

「おはよう、りょうくん」

 

 

「お、おはよう」

 

「りょうくん大丈夫?ずっと『落ちるー』って寝言言ってたけど」

 

「うん、ちょっと変な夢を見ちゃってね」

 

それから俺は、天水に夢での出来事を話した。

驚いたことに夢の一部始終を鮮明に覚えていた。

我ながら本当にリアルな夢だった。

 

………

 

お正月も終わり、新学期が始まり流れ流れあっという間に3月になった。

そしてなぜか時間が過ぎる度に胸騒ぎがする。

何か良くないものが近々起きるのではないかそんな胸騒ぎが。

しかしそんな胸騒ぎとは裏腹に今日も平和な日常を送っていた。

 

「お帰りパパご飯できたよ」

 

「ありがとうママ…やっぱり慣れないな。変えないかこの呼び方?」

 

「どうして?子供が出来たら結局そういう呼び方になるんだからいいじゃん」

 

「まだ子供ができるとは限らないけどね」

 

「え〜作らないの赤ちゃん?」

 

「バカそういうのはもうちょっとだな」

 

最近天水が、母性本能に目覚めたのか知らないがこのテンションだ。

女の子なんだからもうちょっと恥じらいとかそういうのは発言は謹んでほしんだがな。

でも、家の親もまだ帰ってこないしほとんど夫婦のような暮らしをしてきたから仕方ないというば仕方ないのかもしれないが、毎回この話をするとすごく顔が熱くなる。

 

「天水、あんまりこういうことを言いたくはないけど自分が幽霊ってことは忘れてない?俺たちにそんな行為ができるとは到底思わないんだが」

 

「やってみなくちゃ分からないよ…そうだきょ」

 

「ダメダメ、そんな『いいこと思いついた』みたいな顔してもダメだよ」

 

「ぷー」

 

「膨れてもダメです」

 

本当にどうしただよ天水、今日はやけに押し気味だ。

俺の初めて寝てる間になくなってるとかないよな。

今後が心配な俺であった。

 

そして今日も普通の日常が続くのであった。




どうもイヴです。
第23話読んでいただきありがとうございます。
次回も読んでいただけると嬉しいです。
以上イヴでした。
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