少し、先走ったところもありますが、暖かい目で見てください。
「凄い、力が漲ってくる。」
透は、覇力に酔い痴れていた。
「で、何をすればいい。」
「この力で、親を殺してもらおう。」
「な、なんだって。出来るわけないだろ。」
「覇王になるには邪魔因子は早く潰した方がいい。そうなると一番に考えられるのは親だ。親が原因で心変わりしない内に潰してもらう。いやなら、辞めればいい。その時はどうなるか分かるな。」
フォルテは新たな姿、可能性が未知数の力を諦めるつもりはない。となると、諦めれば透はフォルテのものとなるだろう。
軽はずみな気持ちで入った透は、いきなりの難題に困り果てた。だが、フォルテの言うことにも一理あると思い、心はそれに頼らずを得られなかった。だが、サスペンスでさえ拒否感を感じる透には少し無理があった。
「わ、わかった。どうすれば、出来る。」
「実体化したいと思えば出来るらしい。俺がいた世界では特殊な空間でないと。シンクロできないが。親の目の前で実体化し首を締めろ。それか眠っている所を狙え。」
フォルテの伏し線に目の前のことで頭がいっぱいな透は感知できなかった。
与えられた手段は画期的且つ単純明快だった。だが、それ以外の罪悪感の少ない方法を考える余裕などどこにもなかった。
透は言われた後者の通りに親の息を止めた。親の息を止めるのは人外の為す事と承知していた透は動揺を隠し切ることなく過ごすこととなった。
「上出来だな。」
人間嫌いだったフォルテは人の理性や感情などを考える術を持っていない。
翌日、この結果が報道された。
「ニュースです。スガキタウンの白崎御夫婦が何者かによって殺害されました。寝ている所を狙って殺害されたと見られ、息子さんの透、16歳が行方不明で事情を知っているものと見られ、現在捜索中です。担当する刑事は何か知っている人がいれば直ぐに情報を寄せてほしいとのことです。電話番号は…」
「物騒な事件だね。」
「ああ、だが何か寒気がする」
星河スバルとウォーロックはテレビを見ていた。自分達が狙われているとも知らずに。
その後数週間後
透は電波世界でこれからのことを考えていた。
「どうしたものか。このままではまずい。殺人犯だとしられてしまう。」
「なら、姿を隠せばいい」
「だが、名前を聞かれれば気付かれる。」
「ああ、確かにそうだが。どこで身を隠せばいいんだ。」
「それなら、いい場所がある。こだまタウンだ。そこに標的がいる。お前の知り合いもいないだろう。」
「わかった。言う通りにしよう」
透は自分の心体の変わりように少し気づきながら、こだまタウンへ向かった。
感想お待ちしてます。
次回はこだま小学校に転校予定です。
もちろん、年齢偽称して。(無理やりですいませんf^_^;))
[訂正]
小学校は無理があったので、中学校にします。
スバルたちは成長して中1に透はそこに中3として転校した
という方向で行きます。
でも、年齢詐称で行きます。
中3と高1ぐらいなら大丈夫だよね(´・ω・`)