タガタメ   作:のぶたか

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花丸ちゃんの誕生日です!例によって、本編にはあまり関係ありませんがよろしくお願いします!


国木田花丸生誕祭2018~花丸ちゃんありがとう

今日3月4日は、花丸ちゃんの誕生日なんだよね。なんかしてあげたいなって思ってると、

 

ピンポーン

 

誰だろ?と思い、ドアを開けてみる。

「はーい」

ルビィ「あ、あの?竜也くんの家であってますか…ってピギィ!!」

いや、ルビィちゃん驚きすぎ。可愛いから許してあげるか…

ルビィ「…うゅ……ごめんなさい。びっくりしちゃって…」

「いやいや、大丈夫だから。それよりどうしたの?」

ルビィ「実は…」

善子「待たせたわね、リトルデーモン!」

ルビィ「善子ちゃん、まだルビィ話終わってないんだけど…」

善子「そうなの?ごめん…」

 

二人の話ではこうだ。今日は花丸ちゃんの誕生日だから一年生でなんとかしてあげたい。みんなは忙しいだろうし。一年生組でなにかしてあげたいみたいなのだ。ただ、いい案が浮かばなくて、僕のとこに転がり込んできたという訳だ。うーん、どうしようか…

そうだ!

 

「よし、出かけよう!花丸ちゃんも誘って」

ルビィ「えっ!」

善子「それじゃ、ずら丸を驚かせないじゃない!」

「二人は花丸ちゃんに喜んでもらいたいんでしょ?ちょうどケーキバイキングの件があるから行っておいで」

そう。こないだ果南ちゃんと曜と買い物行った際に福引であてたのだ。

善子「いいの?」

ルビィ「でも…」

「いいんだよ。一年生3人で楽しんでおいで」

それが、花丸ちゃんのためになるから。

そう言って家を出て、近くの公園まで歩いたとこで……

「じゃあ、気をつけていくんだよ!」

すると善子ちゃんが…

善子「はぁ?あなたも行くのよ?」

「…えっ!なんで?」

善子「なんでって、なんかあったら嫌だからじゃない!」

ルビィ「そういうのルビィ、怖いから付いてきてくれる?」

「………分かった。」

ルビィ「ありがとう!」ニコッ

やばいわ。ルビィちゃんマジ天使。女神様だわ…

ルビィ「じゃあ、早速花丸ちゃんに連絡してくる!!」

そう言って、ルビィちゃんははしゃいで少し席を外した。

そこで、

「ねぇ、善子ちゃん?」

善子「なによ?というか私はヨハネよ!」

「善子ちゃんと花丸ちゃんは幼馴染なんでしょ?」

善子「そうよ」

「どんな子だったの?」

善子「そうね…今のままかしら、あれを小さくした感じ。でも私にとっては唯一の友だったわ。花丸がいなければ私、今頃…」

「そっか……」

善子「今日ね、花丸に対して手紙書いてきたの。後で渡すつもりよ。恥ずかしいから読まないけどね」

「なるほどね。幼馴染か……」

善子「あんただって、曜や千歌、果南と幼馴染でしょ?」

「まぁね〜。やっぱり幼馴染っていいな〜って思ってさ。」

善子「なによそれ」

「さぁ?」

善子・僕「ははは!!」

このあと、二人が笑いあってると、「花丸ちゃん来るって!」って笑顔満載で走ってくるルビィちゃんの姿を見て、やはりエンジェルだと実感するのであるw

 

△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

 

花丸「待ったずらか?お待たせずら〜」ハァハァ

ルビィ「大丈夫だよ!花丸ちゃん!」

善子「ずら丸遅いわよ!」

「それじゃ行こうか!」

花丸「楽しみずら!!まる、こういうの行ったことなくて…」

 

花丸ちゃんの目がキラキラしてる。誘って正解だったと思う。

しばらくして、ホテルに到着した。

花丸「なんか凄いとこに来たずら……」

ルビィ「うゅ…………」

善子「……だだだだた大丈夫よ」

「さぁ行こうか。」

一年生「待ってよ!」

 

花丸「未来ずら〜✨✨」

ルビィ「すごいね…」

善子「凄いわ。」

「さぁ、バイキングだから好きなものを好きなだけとって食べてね。まぁ時間は限られてるけど(^^;」

花丸「ばいきんぐってなんずら?」

ルビィ「自分の食べたいものを自由にとって食べることだよ。」

善子「まさに漆黒の闇……」

花丸「凄いずら!では行くずら!」

善子「最後まで言わせなさいよ!」

ルビィ・僕「ははは…」

そうして僕らはケーキをある程度とって席についたのだが…

「えっと、花丸さん?」

花丸「なんずら?」ニコニコ

「それ全部食べるの?」

花丸「そうずら!いただきまーす♪」

善子「相変わらずね。ずら丸は」

ルビィ「花丸ちゃん、めちゃくちゃ食べるので…」

花丸ちゃんがめちゃくちゃ食べるのは知ってた。でもまさか、皿が山盛りでそれを3皿分一気に食べてしまうんだから、凄いと感心せざるを得なかった。

 

 

ルビィ「美味しかったね!」

花丸「うん!ありがとうね!二人とも。もちろん竜也くんも!」

善子「ふっ!当たり前じゃない!」

「どういたしまして。」

善子「でもね。ずら丸?」

花丸「なんずら?」

善子「まだ終わりじゃないの?私たちはまだあなたにあの言葉を言ってない」

ルビィ「そうだよ。花丸ちゃん!」

花丸「????」

「善子……」僕は小声で善子ちゃんを呼んだ。

善子「なによ」

「家に来なよ。時間が時間だし。大丈夫、3人での形にするから。」

善子「竜……」

こうして僕達は、僕の家に来た。ここで、何気なくリビングに3人だけ残しては僕は飲み物を買いに自販機にむかった。

 

【一年生side】

善子「ずら丸…」

ルビィ「花丸ちゃん…」

花丸「??」

善子・ルビィ「お誕生日おめでとう!!」

花丸「!!!」

花丸「……善子ちゃん、ルビィちゃん……ありがとう!」

ルビィ「はい!花丸ちゃんにはお花とハンカチあげる!ルビィ、頑張って縫ったんだよ。下手だけど…(^^;」

花丸「そんなことはないよ!ルビィちゃんありがとうね!」ウルウル

ルビィ「ルビィね、花丸ちゃんがいなかったら学校楽しく送れなかったと思うんだ。スクールアイドルやりたいって気持ちを後押ししてくれたのも…だから、これからもよろしくね!」

花丸「もちろんだよ!」

善子「…私は、ルビィみたいに器用じゃないから…なんも用意してないの。ずら丸…ごめんね…」

花丸「…善子ちゃん……」

善子「だからね。手紙書いてきたの。ずら丸ぜひ家に帰ったら読んでほしい。ほんとにずら丸がいてくれたから、私はここまでこれだと思う。ずら丸……いや、花丸、こんな…こんな津島善子のそばにいてくれてありがとう。そして、お誕生日おめでとう。これからもよろしくね」ポロポロ

花丸「…善子ちゃん…ありがとう。もう泣き虫ずら!」ポロポロ

ルビィ「……うんうん…」ポロポロ

善子「なんで、ルビィまで泣いてるのよ?」ポロポロ

ルビィ「わかんないよ」ポロポロ

 

 

 

花丸「ねぇ二人とも…」

 

善子・ルビィ「うん?」

 

 

 

 

 

花丸「まるの方こそ、いつも二人から勇気貰ってるんだよ。今日はほんとにありがとう。二人と親友でよかった!」ギュッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~竜の部屋

「成功したみたいだね」

「ありがとな、曜、果南ちゃん」

曜「がってんであります!」

果南「可愛い弟の頼みだからね〜」

 

 

 

 

 

この企画で一年生の仲はまた縮まった気がする。今日は国木田花丸ちゃんの誕生日。その輝く笑顔がまた1年間見れますように……

 

~国木田花丸生誕祭2018~花丸ちゃんありがとう 了




かけました。読んでくださった方ありがとうございます!
今日は花丸ちゃん生誕祭ですね!無邪気なあの姿はいつも癒されますよね!ほんとにおめでとうございます!
上手く書けたか分からないけど、一年生登場させて花丸ちゃんありがとうを詰め込みました!
ほんとに花丸ちゃんおめでとう!!


前回までに伝えきれず、新たにお気に入りして下さった、緋ヶ奇 導師さん、ざわnobleさんありがとうございます!
それではまた次回もよろしくお願いします!

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