初スクランダークロスを見たことありますか?アニメでもデビルマンコラボでもいいけど、テストなしで行くのはやっぱ兜くんらしいですよね。
それからデビルマンを途中まで送って行くマジンガー…夕日に照らされる二人のヒーロー…小学生ながら感動しました(大泣)
以上、布教作業でした。
管理局による介入から数日後、管理局はこのジュエルシードの回収、フェイト・テスタロッサの確保を管理局側に一任すると言い放った。
しかし、なのはは協力したいと願い、一時的な一般強力魔導師として作戦に参加することになった。
そして…
管理局時空戦艦 アースラ
デバイス格納庫
「これが君たちの街にいるのかい?」
「うん。ロボットさんだよ」
執務官、実質アースラで2番目の権力者とも言えるクロノと、なのはは目の前の魔神を見上げる。
魔神は機能を一時停止し、その身を技術スタッフたちに預けていた。
以前、片手のない状態での戦闘を行った時、ジュエルシード暴走体からなのはを庇った時、大きくダメージを受けてしまい、ところどころガタが来ていたのだ。
そこで、協力してもらってる報酬として、メンテナンス、修理をアースラが請け負った。
「なのは、そういえばさっきレイジングハートのメンテナンスが終わったとエイミィが言っていた。彼(マジンガー)は僕が見ておくから行ってくるといい」
「あ、ありがとうなのクロノ君!」
なのはは慌てた様子で格納庫を出て行く。残されたのは技術員とマジンガー、そして強化ガラス越しのクロノだけだった。
(なのはやユーノは気づいてないらしい…このマジンガーの秘密に…)
クロノは一人後ろのモニターを見る。
(検査の結果、マジンガーはかなりの技術で骨組みから回路、関節部に至ってまで作られていて、その中心にあるエンジンは魔力とは違うエネルギーで動いている。だが…)
クロノはある一点を拡大する。頭部に設置してあるパイルダー、その中身、彼の脳である。
(これはどう見ても…まさか地球では人間をロボットに組み替える非人道的な事が行われているのだろうか…だとしたら)
正義漢であるクロノは拳を握りしめる。
今、鉄の向こう側に押し込められた誰かの脳は、本当だったら人間としての時間を過ごしていたのかもしれない…という考えが頭をよぎる。
それは勘違いとはいえなくもない考えだった。
だが過ぎてしまったことに、過去には誰も干渉できないのだ。
ZEROにでも還らない限り…誰も…
ー《Z》ー
Zの手元には三つのジュエルシードがあった。
それは管理局に回収されることなく、マジンガー自身もその事態をすっかり忘れていた。
それが最後の戦いの架け橋になることを知らずに。
光子力エンジンにジュエルシードの光が灯る。マジンガーの機体に徐々に、徐々に変化が起きていた。
しかし、そんな事態に誰も気がつかず、ジュエルシードが残り数個となった時だった。
アースラ局員となのはは町中くまなく探したが、それらしい反応は見つからず、残りは海に落ちたのではないのかという結論に終わった。
しかし、いざ海に回収に出かけようとした瞬間、
「あれは!!あの子です!もう一人の魔導師が海上に!…なにを…」
海の中心に巨大な結界を張り、再びフェイトが現れた。
さらにそこから黄色い彼女も巨大な魔法陣が展開され、
『ーーーーー!!!!』
「ま、まさか…ここらあたりに魔法を打ち込んで
その予想は的中した。もっとも的中して欲しくないことが…起きてしまった。
フェイトは巨大な魔法陣からいくつも魔法を展開し、海に叩きつける。
その瞬間、会場にいくつもの光が立ち上り、それらは水の竜巻をまとい、まるで龍のような形に変化していく。
フェイトは消耗した状態でそれらの封印に当たる。
ー《Z》ー
そこはもはや異界であった。
立ち上る水龍に突然の気候の変化。フェイトの魔法が海上に走る。
フェイトは素早い旋回で、水龍を相手していく。
サポートでアルフが水龍の動きを止めるが、凄まじい力でバインドを粉砕、アルフを吹き飛ばし、そのままフェイトに向かって水の牙を突き出す。
「フェイトッッッッ!!!」
「ッッッッ!!!!」
一匹だけでも手一杯だったフェイトに、対応することはできなかったのだ!!
突如!水龍の背後が輝き出す…
(光子力ビイィィィィィィィィウウムッッッッッ!!!!!!)
『「「ーーーッッ!!!?」」』
アースラ組もフェイト達も突然水龍に向けて走った光に見覚えがあった。
直撃した水龍はしばらくもがいていると、徐々にその体を縮こませ、ジュエルシードの形に戻っていった…
そう、封印完了である。
(オラァァ!!相手はこっちだバケモン共ォォォォォォォォ!!!!!!)
魔神降臨ッッッッ!!!!
ー《魔神降臨》ー
地上に降り立っていたマジンガーは海の方での異変に気がつき、海に走り出していた。
そこには二人だけでジュエルシード暴走体の数体と戦うフェイト達を見つけた。
(マズイ!!このままじゃ…させるかぁあッッ!!!光子力ビイィィィィィィィィウウムッッッッッ!!!!!!)
後ろから迫る水龍に、光子力ビームを放つ。
光子力ビームを受けた水龍は元のジュエルシードに戻るが…
他の水龍がマジンガーを見る。
もともと暴走体に知性などない。それは本能にも近いものだった。
(アレは危険だ)
(アレは危険だ)
(ならどうする?)
(ならどうする?)
(———殺す。殺す。奴を殺す)
(((((殺すッッッッ!!!!喰い殺せ!!!!)))))
水龍はフェイトとアルフには目を向けず、マジンガーにその牙を剝き出し突っ込んでくる。
(よし、まずはあの子らからこいつらを引き剥がす!)
マジンガーは足のジェット噴射を利用して、通常の数倍速いスピードで移動する。
水龍達はそれに合わせさらに加速する。
間違いなくこのままでは追いつかれるだろう。
しかし、マジンガーの狙いはそれだった。マジンガーに追いつくということは水龍が密集し、一匹の巨龍になる。
(ブレストォォッッファイィィヤァァァァァァァァァッッッッッ!!!!!!)
赤い熱線の巨龍は飲み込まれる。
これで一件落着…決着…
ではなかった
ーーーーーッッッッッ!!!!!!
(なにッッッッ!!!?)
煙が晴れた瞬間、元の大きさに戻った数匹の水流が現れ、マジンガーを飲み込む!!
水の中で弄ばれ、振り回される。
やがて奴らのホームグラウンド、水中に引きづりこまれた。
(す、水中は…!!)
ただでさえ重いマジンガーは、さらに身動きが取れなくなる水中での戦闘は不得手だったのだ!
水中でもその形を失わないのは魔法なのか、古代力なのか、その牙をあらゆる方向から切りつけてくる。
うまく動けないマジンガーの体を牙がどんどん傷つけて行き、超合金Zは抉っていき、切り割かれていく。
(クソ…う、動けない…うおお!!?)
足に噛み付かれ、そのまま海上に引き上げられる。
(な、なにを…)
その映像はアースラにもしっかり届いていた。
ー《Z》ー
「ロボットさんが!!…あんなに…傷ついて…」
「クロノ!!まだ出るなっていうの!?もうこのままじゃロボットが死んじゃうよ!?」
アースラ内、モニターを見ていたなのはとユーノは、マジンガーの有様を見て、いてもたってもいられず、クロノの呼びかける。
「…艦長…」
「…ええ。事態はフェイト・テスタロッサの確保ではなくなったわ。なのはさん。ユーノ君。出撃を許可します!!」
「あ、ありがとうございますリンディさん!!」
「行くよなのは!!」
なのはとユーノは転送ポートへ走っていく。
残されたのは、局員達とクロノ執務官、そして艦長であるリンディ。
「クロノ執務官。あなたも彼らのサポートを。」
「わかりました…なのは達に伝えなくていいんですか?」
それはマジンガーがもともと人間だった可能性だ。
クロノ自身、あまりこれ以上彼を巻き込みたくない思いがあったのだ。
「…まだです。今伝えれば混乱を招く恐れがあります」
「わかりました。エイミィ!オペレートは任せた!」
「了解!頑張ってね」
クロノも急ぎ転送ポートへ走っていった。
ー《Z》ー
ガシャアアアンンッッッッ
海岸の壁にマジンガーは叩きつけれた。
しかしそれでも、ギギギという音を立ててまだ立ち上がろうとする。
(まだ…戦え…る筈だ…!!)
先程から何度も海面に叩きつけられ、牙による、攻撃で、身体中から火花を鳴らし、すでに足は千切れていたのだ。
すでに立ち上がれない。
それでも魔神の目は敵を見ていたのだ!!
(…動け…Z…俺たちは…まだ戦えるだろ?俺たちは…お前は…)
———ギギギ…
(お前は…人類が作った…)
———ガギギギギギギギッ……
(最強のスーパーロボットなんだからッッッッッ!!!!!!!)
————ズバアアアアアァァァァァァァァッッッッッ!!!!!!!
魔神の背に、紅の翼が出現する…
『ナラバ戦カウガイイ…ソレハZERO二還ルモノ…』
それは偶然か…魔神の中に内包された三つのジュエルシードが、凄まじく輝き出す。
巨大な魔力は本来ありえない可能性を叶える。
(スクランダァァァァァァァァァ!!!クロオオオオオオォォォォォォウウスッッッッッ!!!!!!)
今日、魔神は空を駆ける。
前も言いましたが作者はマジンガーについてはそれなりですが、なのはに関してはにわかもいいとこです。
できればお手柔らかにお願いします…(懇願)
それと
マジンガーZはいいぞ(誰もが夢見たスクランダークロス)
感想指摘意見待ってます。