ナルトの兄   作:桜木吹紀

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要望があったらと言いましたがそれとは別の番外編です


番外編
番外編 「まずは形から」


「う゛〜〜…」

 

任務が終わり、ヘトヘトになったナルトを連れて帰るメンマ。

 

「大丈夫か?」

 

 

「なんとか平気だってばよォ…」

 

 

そう言いながらも1人で歩ける様子ではないと判断するメンマ。彼は重りをつけて任務をしているのだがやはり

 

 

(ぬわああああん疲れたもおおおおおん)

 

 

疲れとは日に日に溜まっていくもの。しっかり休まないと次の任務に響く。

 

 

(温泉でも行こうかなぁ…)

 

 

 

「なぁなぁ兄ちゃん」

 

 

 

「どうした?」

 

 

「どうしたらカカシ先生みたいに上手くやれるんだってばよ…?オレってば早く強くなりたいのにぃ…」

 

 

「焦らず地道に努力…と、言いたい所だけどまずは形から入ったらどうだ?」

 

 

「形?」

 

 

「効率のいい動きを真似たりとかな」

 

 

「なるほど〜…」

 

 

 

 

 

 

次の日

 

 

「なぁなぁ兄ちゃん!」

 

 

「なんだナルト」

 

 

「へっへ〜見てこれ!」

 

 

そこには左目を隠すように額当てをつけたナルトが。

 

 

「もしかしてカカシ先生の真似か?」

 

 

「そうだけど、昨日兄ちゃんが言った形から入ってみたってばよ!」

 

 

メンマはちょっとずっこける

 

 

「(まぁいいか)似合ってるぞナルト」

 

 

「やっぱし!?やっぱし!?おれもそう思ってたんだってばよ!」

 

 

「よし、せっかくだから写真でも撮るか?」

 

 

「撮る〜!」

 

 

 

─────────

─────

──

 

 

「はぁ……」

 

 

毎日毎日任務で疲れるわね…。

大変だけどサスケ君と一緒にいられるんだもの!

文句は言えないわ!

 

集合場所に着いたサクラは気を持ち直すが、ナルトの写真を撮ろうとしていたメンマを見かける。

 

 

「何をしてるんですか?」

 

 

「ん?春野さん、実は「サクラちゃんもカカシ先生の真似しないかってばよ!?」そういう事だ。で、面白いから写真を撮ろうとしたってわけ」

 

 

「へ〜面白そうですね。私もやってみてもいいですか」

 

 

「勿論だってばよ!」

 

 

「ああ、いいぞ。ささ、入って入って〜」

 

 

サクラも額当てを傾け、写真に入ろうとすると

 

 

 

「何してるんだ…?」

 

 

 

そこには不思議そうな目を向けたサスケが

 

 

 

「おう、カカシ先生の真似だ。サスケも記念にやろうぜ」

 

 

「……悪ぃがことわ「これをするとカカシ先生みたいに強くなれるんだってばよ」なぜそれを先に言わない!」

 

 

 

ふふ……まだまだ子供だな

 

 

 

「よ〜し準備いいか〜?はい、チーズ!」

 

 

パシャ!

 

 

ナルトは笑顔でピースを作り、サクラは舌を出し笑顔で、サスケは少し照れ顔で写真に入る。

 

 

 

そして遠くから何をしているのだろうと気になったカカシが写真におさまり、メンマを除いた第7班の写真が出来上がる。

 

 

「あれ?カカシ先生?」

 

 

サクラがカカシに気づく。

 

 

「お前ら、何やってるの?」

 

 

「カカシ先生の真似!これで今日は任務でバリバリ活躍出来るってばよ!!」

 

 

 

カカシは暖かい目でナルト達を見ていた。

いい感じにチームワークが育ってきたかな?と。

 

 

 

「よし!それじゃ今日の任務を始めるぞ!」

 

 

「押忍!」

 

 

 

後日……出来た写真はサスケとサクラ、カカシにも届けられ偶然にも全員が寝床の近くに写真立ての中に入れ保存したという。

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