後悔はしてない
1
皆さん(唐突)
忍者といえば何を連想するだろうか?
日本の文化?
きたない?
アイエエエ?
オレ?オレはというと
「兄ちゃん!ご飯まだかってばよ!」
箸を鳴らして料理を催促する彼に注意する
「はいはいもうすぐ出来るから箸を鳴らすな」
ナルトの兄になっていた
「「いただきます!」」
彼と共に朝ごはんを食べながらあの日を思い出す。
戦争に巻き込まれ誰もいない中この体に入った事。
木ノ葉の上忍に拾われた事。
3代目のじいさんに木の葉の住民にならないか?と言われたこと。
そして、自分が転生者で憑依者である事───
「兄ちゃん目玉焼き食べねーの?」
ナルト が めだまやき を たべたそう な 目 で こちら を 見ている!
どうしますか?
あげる ←
あげる
あげる
あげちゃう
なでる
「……いいぞ食べて」
「ほんとか!ありがと兄ちゃん!」
無邪気な目で見られたらかなわないじゃないの!
ナルト可愛い(ブラコン)
◆
話を戻すが、オレは戦争孤児に当たるわけだ。
ならば木の葉から少し離れた孤児院に入るはずだった
…が長い会議の末、木ノ葉の里に置くと決定した。
3代目と御意見番が推してくれたらしい。
こればかりはホント感謝しかない。
いくら俺の中にいる彼のおかげとはいえな。
更に無理をきかせて誰かと一緒にさせて欲しいと願い出たら二つ返事でOKしてくれた。
その場所がナルトの家だった。
「兄ちゃん考え事か?」
……おっと
「まぁな。ちょいと卒業試験のことをね」
「うっ。今年こそ合格するってばよ…だからさ」
「怒らないから。普段ナルトがどれだけ努力してるのはオレが一番よくわかってる。次は合格できるさ」
「う、うん」
「まぁ〜なんだ。合格できたら一楽のラーメン食いに行こうな」
「ほんと!?おれさ!おれさ!頑張っちゃお!」
実を言うとオレはナルトともう一人を鍛えてる
原作のナルトも彼も鍛え…修行をしていたが、
ぶっちゃけやり方がなってないので指導を含め自分ともども修行している。
…が、あろう事にかナルトは卒業試験に1回落ちてる。
皆さんもお気づきだろうが原作では何度か落ちてるはずだ。しかし彼の努力は早々に実り原作よりいくらか強くなっている。……彼もなのだが。
話を戻そう。原作より強いのならばもう既に卒業出来るのでは?と思う方々もいるかも知れない。
だが何故卒業していないのかというと、オレがイルカ先生にお願いし、ナルトが11歳までの間しばらく修行をさせて欲しいと願い出た。
当然理由を聞かれたので、オレの身に何かある前に1人前にしておきたいからと言った。
ぶっちゃけ屁理屈である。
そんな事は見破っているぞ的な顔をされたが渋々OKされた。やっぱ弟には甘いんやなって(確信)
それともうひとつ。ナルトは油断したのだ。
卒業試験に。変化の術の
しかも
そら、怒りますよ。散々術のやり方やら何やら教えたのに。……コツまで教えたのに。
内容は変化の術なのに…。大事な事なので(ry
『朝からストレスを溜めて大丈夫ですか?』
(まぁな。なるようになるさ)
『しかし、九喇嘛には思いやられますね…』
(そう言うなって。ナルトだって頑張ってんだ。見守ってやろうぜ穆王)
『あなたは見守るどころか瀕死に追いやってるじゃないですか』
(ゥヴァッ!?それを言わんでくれ…)
死ぬかと思った(迫真)
そう
オレは
五尾こと穆王の人柱力
そして、ナルトの義兄
うずまき メンマ だ
ぶっちゃけ自分の名前分からなかったんでメンマって名乗った。
◆
「兄ちゃん早く行くってばよ!」
「わーったわーったから。ちょっと待てって…よし」
靴を履いて外に出る
サンダルが主流だがオレは靴で忍者をしようと思う。
反骨精神って大事だよね(遠い目)
「今日の試験は絶対合格するってばよ!何でも来いってばよ!」
「ん?今、何でもって「やっぱムリムリ!ノーセンキュー!」
普段ナルトと修行してる際、週二程度だが瀕死まで追い込んでいるようにしている。自分もだが(真顔)
当然、一応の回復術みたいなのはあるが精神的には回復しない為、ナルトにとっては苦痛ではある。
しかし彼の名前を聞かせるとすぐに立ち上がりやる気を出し修行に励む。
そんな中ナルトは
「今日こそは倒れないってばよ!何でも来いってば「ん?今、何でもって言ったよね?」
……やりすぎてしまった。丸一日ナルトは寝込み、九喇嘛と穆王からダブル説教をされた。
挙句の果てに九喇嘛からは呆れられ、穆王からはチャクラ神経系を永久切断してやるって脅された。
……ふえぇ。
そう、九喇嘛についてだが約10年間という長い年月により信頼してもらえた。穆王も最初はトゲトゲしく憎しみを篭った目で見られたが、接している内に段々と仲良くなっていった。
原作では岩隠れのハンという人物だったのだが…
なぜオレの中にいるのか?
なぜ憑依した時戦争の真っ只中なのか?
そもそもなぜ転生したのか?
謎が残る
─────────
穆王は瞑想しつつあの時のことを思い浮かべていた
『あなた…随分幼いですね。ここまで小さい子がここに来るなんて初めてですよ』
(そう?まぁいいや。友だちになろうよ!)
『えっ、えっと…怖くないんですか?憎くないんですか?』
(なにが?)
『私は尾獣ですよ?兵器ですよ?あなたなんてすぐ殺せます。あなたの親も殺しましたし、その親族だって殺しました。早く出ていきなさい』
(……)
脅しかけて離れるようにと遠くからいったはずだ。いずれ自分を憎むのだと。どいつも同じだ。人間なんて。なのに…なんで
牢の前まで歩いてくる!?
…そうか頭がそうとうキレるんだな、と。自分に何かしらするつもりか、又は術をかけようとするんだな。
はたまたタダの阿呆か
ならば、ここから出る絶好の好機!!
(ごめんね。キミに迷惑かけちゃって)
!?
(ここ狭いし苦しいよね。おっきい体だと。なんとかできないかなぁ)
『…なぜ謝る。』
(え?)
『私は!!ワタクシは!!人間に使われ!憎まれ!皆、殺した!お前も殺すのだぞ!!なぜ謝るのだ!?』
(だって、キミ悪そうにみえないんだもの)
『はァ!?』
(なんとなく分かるよ?キミの憎しみ?というの。でもそんな風にしたのはきっとボクら人だと思う。かわり…とは言わないけど謝るよ。ゴメンなさい)
そう言うとその人間は牢を調べる
コイツは…そうとうの阿呆だ。
そうに違いない
だが、何故だろう
悪い気はしない。
悪意もなければ憐れみも情もない
きっとコイツは本心から言っているのだろう
ふふふっ…
とんでもない人柱力がきましたね…
この子はまだ牢を調べながら首を捻っている
『あなた…名前は?』
(ボク?ボク、メンマ!)
『メンマ…いい名前ですね』
(ありがとう!)
『それとこの牢はまだ
その子はえー!?とうなだれる
『大丈夫ですよ。狭くありません。』
(ほんと?)
『えぇ。それと拳を出してもらえませんか?』
(えっ、うん)
住めば都…でしたか。
案外…
『これであなたと友達です。これからもよろしく、メンマ』
(うん!よろしく!)
悪くないですね。
彼となら。
次の日、自分から友達と言ったことに悶え会いに来たメンマに対して思いっきり強くあたってしまい、大泣きしたメンマをあやすハメになった。
──────────
穆王はあれから数年経つことに感慨深いものを感じていた。
木ノ葉隠れの里に来たこと。
九喇嘛とその人柱力、ナルトに出会ったこと。
沢山の思い出があり、ひとつひとつが楽しいことに、彼は、幸せを感じていた。
(そろそろ九喇嘛は素直になったらどうなんでしょうか。メンマにもナルトにも)
九喇嘛に多少呆れつつもなんだかんだメンマとナルトを認めている事に気付いてる穆王は少しため息をはき、また瞑想に集中する。
昔 妖狐 ありけり
その狐 九つの尾あり
その尾 一度振らば
山崩れ津波立つ
これに困じて 人ども
忍の輩を 集めけり
僅か一人が忍の者 生死をかけ
これを封印せしめるが
その者 死にけり
その忍の者 名を
四代目 火影と 申す───
メンマは穆王と初対面の時原作知識やらなにやらよりも目の前の穆王に興味が全部持ってかれてます。肉体と精神は同一という設定にしたためです。
従って今現在ナルト、12歳 メンマ、15歳という設定です。