今、第7班は担当の先生(はたけカカシ)が教室に来るのを待っている。
ナルトが忙しなく外をキョロキョロ見始めた
「ナルト!じっとしときなさいよ!!」
暇だ……
『だからといって私の所に来るんですか?』
(瞑想すると大体ここに辿り着く)
『えぇ…(困惑)』
(とはいえ、首上げて喋るの辛いよ。しゃがんでくれよ)
『しゃがむ時は寝る時ってそれ一番言われてますから』
(ぽえーん)
『しかし…同じ目線で話すことは出来ますよ?』
(どうやって?大きさ違うじゃん)
『……』
そういうなり、穆王はチャクラを練り始めた。
すると、どうだろうか彼の身体は段々とオレと同じくらいに…?
…うん?
『どうしました?とぼけた顔をして』
(一応聞くけど…性別は?)
『ないみたいなものですが、人に現すとするならこの姿が優先されますかね』
(……オレ、穆王の事、さん付けで呼ぶわ)
『?なぜです?』
(……いや、そう言わなければならないと本能的に…)
簡単に言おうか。
薄青色の流れる川のような髪。
白色を基調とした黄色の花が描いてある着物。
白く透き通る肌で顔はカワイイ系で、目には少し赤い隈があり、巨乳。
What? Who are you?
(変化の術…なのか?)
『えぇ。あまり多用は出来ませんが』
(元になった人はいるのか?)
『?…いえ特には』
(まさかの穆王が女性に変化するとは思わなかったわ…)
『??』
小首傾げんな。絶対分かってやってるだろ
ぶっちゃけ可愛い。Oh,my god…!!
「引っかかった!!引っかかった!!」
ナルトがブービートラップに引っかかったカカシに笑ったとこでオレの意識が浮上する
「先生ごめんなさい。私は止めたんですが、ナルト君が…」
(……これで本当に上忍か?頼りなさそうなヤツだな…)
「んーーーー…なんて言うのかな。お前らの第一印象はぁ…嫌いだ!!」
「「「「………」」」」
…ちょっと空気悪すぎんよ〜
◆
屋外に移動したカカシ先生が話し始める
「そうだな…まずは自己紹介してもらおう」
「どんな事言えばいいの?」
「そりゃあ好きなもの嫌いなもの…将来の夢とか趣味とか…ま!そんなのだ」
将来の…夢、かぁ
ずっとナルトをひとり立ちさせてそこから隠居生活なんて思っていたけど…言える訳ないよなぁ
「あのさ!あのさ!それより先に自分のことを紹介してくれよ!」
「そうね…見た目ちょっと怪しいし」
「あ……オレか?オレは「はたけ・カカシ」って名前だ。好き嫌いをお前らに教える気はない!将来の夢…って言われてもなあ…ま!趣味は色々だ……」
ぶっちゃけ自分で振ってそれは、ないです(怒)
それにあの場所で
「じゃ次はお前らだ。右から順に…」
「オレさ!オレさ!名前はうずまきナルト!好きなものはカップラーメンと兄ちゃん!もっと好きなのはイルカ先生に奢ってもらった一楽のラーメン!!嫌いなものはお湯をいれてからの3分間と兄ちゃんの作る野菜炒め」
…好き嫌いはない方がいいぞ…
(こいつラーメンと兄のことばっかだな)
「将来の夢はぁ…
(なかなか面白い成長をしたなこいつ…)
「趣味は…イタズラかな」
「(なるほどね)次!」
「名はうちはサスケ。嫌いなものは沢山ある。好きなものはトレーニング。それから夢なんて言葉で終わらす気はないが…野望はある!一族の復興とある男を必ず…殺すことだ」
自分から嫁を沢山作って子作りすれば復興できると思うんですがそれは(人間のクズ)
(かっこいい…♡)
(オレのことじゃないだろな…)
(………………やはりな…)
「よし…じゃ女の子…」
「私は春野サクラ。好きなものはぁ……ってゆーかぁ好きな人は……えーとぉ……将来の夢も言っちゃおうかなぁ…キャーーー!!!」
「………」
サクラ、言えよ(圧力)
「嫌いなものはナルトです!!趣味はぁ…」
ナルトは涙を流し、サスケは照れる。
オレとカカシ先生は呆れている。
「(この年頃の女の子は忍術より恋愛だな)……よしじゃあ最後の君」
「オレはうずまきメンマ。ナルトの兄です。好きなものはトレーニングとナルト。嫌いなものは無能なヤツ。趣味は家事とトレーニング」
(なるほどね、家がキレイなのはこいつひとりで)
(…兄ちゃんから無能って言われないようにしよう)
(…………)
(家事できるんだぁ…。私もやらなきゃ!)
「将来の夢は…」
…オレにはこれしかないと思うんだ。このご時世には似つかわしくない夢だけど。
「世界を見て周ること!」
(………こいつも面白いことを言う…)
(セカイを見て回る??)
(………フン)
(凄い夢ね……考えたことなかったかも)
「よし!自己紹介はそこまで。明日から任務やるぞ」
「はっ!どんな任務でありますか!?」
「まずはこの五人でサバイバル演習を行う」
「なんで任務で演習なのよ?」
「相手はオレだがただの演習じゃない」
「じゃあさ!じゃあさ!どんな演習なの?」
「…………ククク……」
「ちょっと!何がおかしいのよ先生!」
「いや……ま!ただな……オレがこれ言ったらお前ら絶対引くから」
「は?引くゥ?」
「卒業生
「この演習は
………ファッ!?
74!?
「ハハハ…ほら引いた」
「ンなバカな!!あれだけ苦労して…じゃ!何のための卒業試験なんだってばよ!」
「あ!あれか…下忍になる可能性のあるものを選抜するだけ」
「ぬ〜〜〜なァにィ〜…」
「とにかく明日は演習場でお前らの合否を判断する。忍び道具一式もってこい。それと朝飯は抜いてこい…吐くぞ!」
「詳しい事はプリントに書いといたから明日遅れて来ないよーに!」
カカシ先生がプリントを手渡していく。
遅刻魔が何を言ってるんだ?
「吐くって!?そんなにキツいの!? 」
(…けどこの試験に落ちたらサスケ君とメンマさんと離ればなれになっちゃう…これは愛の試練だわ!)
「………」
「(こっ、こんなとこで落とされてたまるか!こ…こうなったらカカシ先生ぶったおしてオレの力認めさせなきゃ……イヤさ!イヤさ!
───────
夜、ナルト家
「なぁ、兄ちゃん」
「なんだナルト」
「カカシ先生の倒し方をどうすればいいんだってばよ?」
「倒し方??」
「何がなんでも勝たなきゃなんねェ…けど、いい方法が思いつかないんだってばよ…」
「ん〜…実を言うとオレもだ」
「え」
「上忍レベルが
「そんなァ…」
「まあ、落ち込むなってそのための班員だろ?」
「あっ!でもサスケと組むのは嫌だってばよ!オレ一人でもきっとやれるってばぁ…」
「そうか?じゃあ攻略…ではないけど何を使ってくるかは分かるか?」
「???わかんないってばよ!」
「アカデミーで習った基礎、応用、その一歩先の事をやるだろうな」
「!!」
「冷静に見極めれれば大丈夫だ」
「う〜〜〜ん」
……無理に(原作の事は伏せるが)仲間と協力しろ!って言うのは簡単だ。
けどそれで
「ひとまず明日に備えて寝るぞー」
「おやすみってばよ」
────────
次の日
「やー諸君おはよう!」
「「おっそーい!!!」」
by島風…ブフっ
ちなみにオレとナルトはバラさない事を条件に朝ご飯にリンゴ1個を半分にして食べてきた
……………
「よし!12時セットOK!!」
「「「?」」」
「ここにスズが2つある…これをオレから昼までに奪い取る事が課題だ。もし昼までにオレからスズを奪えなかった奴は昼メシ抜き!あの丸太に縛り付けた上に目の前でオレが弁当食うから」
「「……」」ぎゅるる
オーオーおふたり様、腹の虫がなってますぜ…。
「スズは一人一つ…2つしかないから…必然的に2人は丸太行き……で!スズを取れない奴は任務失敗ってことで失格だ!つまりこの中で最低でも2人はアカデミーへ戻ってもらう事になる訳だ」
"忍者は裏のウラを読め"ってかあ…
ぶっちゃけアカデミーの内容をしっかり叩き込みつつ戦い方の基礎を知っていれば問題ないような気もするけど。
「手裏剣も使っていいぞ。オレを殺すつもりで来ないと取れないからな」
うーん。現時点ではサスケと
原作だとスズに触れられてた訳だしぃ?
あれこれメンマが自分の世界に入ってる間、挑発されたナルトはクナイを取り出しカカシに投げつけようとする…が、手を捕まれ、その勢いで体の背後に周りナルトの頭にクナイを持っていく。その感一切の無駄のない動きでまるで見えなかったように彼らを錯覚させる。
「そう、慌てんなよ。まだスタートは言ってないだろ」
(うそ…!まるで見えなかった)
(……これが上忍か…)
「でも、ま…オレを殺るつもりで来る気になったようだな…やっとオレを認めてくれたかな?ククク…なんだかな、やっとお前らを、好きになれそうだ…じゃ始めるぞ!!…よーい…スタート!!」
その場に離れていく
「………!!やべっ」
少し遅れて動いた
ナルトRPGの話になるけどナルトは水遁系を覚えるものの最大級までは覚えない。ドラクエで言えばメラミまでしか覚えないようなもの。結構あのシリーズは面白いんだけどなぁ…