友達に言われて投稿しました。
批評は自由ですがあまりに辛辣な事を言われますと
作者の心がBroken heartしてしまいますので
優し目にお願いしたします(*_ _)
※携帯で書いています。読みづらかったらすみません。
「距離450…風はほとんどなし。」
「上方修正2-3。」
パシュッ!カシャッ…
カン…カンカンカラカラ…
「Man down…」
俺は、進行する部隊を援護するため、あるビルの屋上から狙撃を行っていた。
「ふぅ…」
《こちらHQ。アーチャー1、聞こえるか。》
「こちらアーチャー1。HQどうぞ。」
《現在、味方が東側を占拠しつつある。しかし、西側の抵抗が今だ激しいとの報告が入った。》
《現在のポイントから位置を変え、西側を援護して欲しい。》
「アーチャー1。了解。」
《なお、先行している狙撃チームが居る。協力して敵を叩け。》
《貴君の検討を祈る。HQアウト。》
「それじゃ、移動すっかぁ…」
移動中だが、自己紹介をまだしていなかったので唐突にだがしておこうと思う。
…興味ねぇって、泣くぞ?お兄さん。
まぁ、聞いていっておくれよ
俺の名前は、ミルズ・アーヴィング。
階級は1等曹長。
シュバルツ海軍海兵隊第1海兵師団第1海兵連隊
第9大隊所属第1中隊所属第7小隊の狙撃チームに所属している。
…時たま、特殊部隊から入隊しないかお声が掛かってくるが、辞退させてもらってる。
まぁ、それはさておき
メインは.300ウィンのSOCOM Mk13。もちろんカスタム済み。サブにM4CQBカスタム。
ハンドガンがHK45。
まぁ、これも任務次第でコロコロ変わる。
メインが、TAC-338だったり、SR-25だったり
使いやすいから、.300ウィンが多いけどね。
で、なんで俺がこんな事になっているかと言うと
核戦争後による荒廃した地球で愛を守る為に戦っている訳でも、娘がさらわれて買い物(無料)して
I will 撤収している訳でも無く、我々の同盟国が攻撃されたから一緒にボコリ返してるというだけ。
最初、介入した時は「もうこれ詰んでね?」レベルだったけど、ある奇襲作戦によって状況が一変。均衡状態まで持っていった。
…もう、あんな無茶な作戦こりごりだけどな(´Д`)
まぁ、それはさておき
そんな訳で、反攻作戦中だ。
現在、我々は補給基地と全線とを結んでいる街を攻撃し分断する作戦を展開中。街の約半分は確保したが、もう半分の西側は強固な防衛陣地が築かれており、攻略に手間取っているようである。
とまぁ色々、説明してたら着いたんだが…
「完全に、膠着してんなこれ。」
中々、突破口が見つから無いようで部隊が動いてない。これじゃあ…
「援護しろって言われてもなぁ…」
どこを援護していいものやら…
ま、攻略本部に行ってみますか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
???ビルの中
「ここなら安全ね…」
「どこも安全じゃ無いっすよ…」
「まだ銃弾飛び交う場所よりマシでしょ?」
「そうっすけどぉ…」
私達2人は、西側を占拠する部隊を援護するため
ここより2km地点北寄りの場所に陣取って狙撃を行っていた。
しかし、相手側の防衛陣地が情報よりも強固なものであり、部隊は一度撤退せざるをえなかった。
その際、私達は敵の追撃を防ぐ為と防衛陣地の弱点を探る為に残ったのだが…
「にしても敵さん多くないっすか?」
「それね。本当、うんざりよ」
「再攻勢までに俺ら生き残れますかね…?」
「生き残れないと、私達ずたぼろにされて死ぬわよ?」
「あぁ、やっぱりあの同人誌買っとけば良かったぁぁぁあ!」
「うっさい、諦めるの速すぎ。」
「でも、あの物量を2人で何とかするのは無理ですよぉ!」
「それなのよねぇ…」
そう。敵の数的物量があまりにも多く、味方の再攻勢を待たなければ脱出すら不可能な程であった。
「闇に紛れようにも、暗すぎて逆に道が分からないし…」
「夜間装備、持ってくればよかったですね…」
「( ゚д゚)ハッ!」
「どうしたの?」
「これ、ブラックホークダウン状態ですよ!」
「くだらない事言ってんじゃないわよ…」
「だって、作戦開始の合図が『アイリーン』でしたし!」
「たまたまでしょ」
「戦闘支援してたアパッチが墜ちましたし!」
「あれは、敵の情報不足のせいよ」
「姐さんのモノマネしてたら上官に見つかりましたし!」
「誰 の モ ノ マ ネ っ て ? 」
「イエナンデモナイデス」
「はぁ…」
通信機器もイカれてるから本部とも連絡取れないし
夜で、行動不能だし
そもそも、適当に逃げたから今、どこに居るのかも
分からないし
食料もそんなに持って来てないから尽きかけてるし
最悪ね…
コツッ…
「「!!」」
ザザッ!
(音を立てずに)
(了解。)
コツッ…コツッ…コツッ…
(ゴクッ…)
(敵か、味方か…)
(この暗闇な以上取り押さえて判断するしかないか…)
コツッ…
(きた…!)
バッ!
「うぉ!?」
「動かないで。」
「下手な動きしたら…って姐さん!」
「なに?」
「この人味方っす!」
「え?」
「そ、そう!味方!味方だから一旦落ち着こう?
ね?それがいい!ほら!ちゃんと海兵隊のマークもあるでしょ!?」
「確かに」
「ふぅ…」
「でも」カチャッ
「!?」
「名前が照会出来るまでは、拘束させてもらうわ」
「えぇ…?(´д`)」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ねぇ、まだ〜?(´Д`)お腹空いたんだけどぉ」
「…………」
「ねぇ、君もお腹空いたっしょ?」
「そうっすねぇ…」
「まさか、今日一日中戦闘とはな…」
「それっすよ、本当!おかげでヘトヘトっすよ…」
「なぁ?俺も、東を担当し終わったらと思ったら次、西側援護しろとか言われて、人使い荒いぜ全く」
「お?東側って事は第7小隊っすか?」
「おう、そうそう。そういえば、名前言って無かったな。俺は、ミルズ。ミルズ・アーヴィングだ、よろしく」
「よろしくっす!俺は、バルト・ウォスパイトっす!」
バルトと味方?の彼が楽しそうに歓談しているのだけど、バルト…あんた少しは警戒しなさいよ…
まぁ、見た目海兵隊装備だし、ちゃんとタグもあるみたいだけど…って本部から返信が返ってきたわ。
えぇ…と、ミルズ・アーヴィング。海兵隊第7小隊所属。
「あなたの隊長の名前は?」
「ウェルキン・ギュンター」
「合ってるわね」
隊長の名前も合ってるようだし、後は…
「そういえば、なんでこの建物に来たんすか?」
「あぁ、それなんだが…。そこの…えぇと」
「アイリス」
「あぁ、アイリスさん。本部に」
「はい…はい…了解しました。作戦内容は彼から確認すればよいのですね?はい…」
「あー、今言われてる感じか」
「何をです?」
「俺がここに来た意味。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「本部から確認した。あなたはミルズ・アーヴィング一等曹長で間違い無いようだわ。」
「やっとかぁ…(´Д`)」
「バルト。拘束バンド外して」
「了解っす」
「ふぅ…久しぶりの自由だな」
「で?作戦内容というのは?」
「その前に言う事があるんじゃないのかな?」
「…あなたを敵だと勘違いし申し訳ございませんでした。」
「うん。まぁ、こちらも声をかければ良かったんだが別小隊の確認用のは知らないし」
「小隊ごとでは変わらないわよ?」
「え?そうなの?」
「知らなかったの?」
「だって、使った事無いし…」
「マニュアルに書いてあるでしょ?」
「勉強は得意じゃないんだ」
「はぁ…まあいいわ。で?内容は」
「ここでお留守番しろってさ」
「は?」
「『クイーン1はその場に残り、観測を継続。アーチャー1はこれに合流しクイーン1を支援せよ。』」
「…上はこの状況を分かってそう言ってるのかしら?」
「分かってないからこうなってる」
というのも友軍撤退後、勢いを取り戻した敵軍はその流れに乗って押し込められた戦線を押し上げようと進軍を開始。現在、我々のいる地点は最前線になろうとしているためである。
「弾が予備も含めてSR用が5マガジン、M4も2。…もし敵に見つかったら、すぐに切れるわ」
「あ、それなら持ってきたぜ。追加分」
「本当?それは助かるわ」
「まぁ、1日戦闘だったからな。多分、無いだろうなーとは思ってたんだが、ただの筋トレにならずに済んで良かったよ」
と、軽口を言いながら背中に背負っていたバックパックを下ろして「そういえば…」と何か思い出した顔をし
「レーションも持ってきてたわ。腹減ってるなら食べな」
「…何から何まで用意周到ね」
「腹が減っては戦はできぬ。ってよく言うだろ?」
フフンと、何故か得意げな顔をしながら胸ポケットに入っていた煙草を着け、くゆらせ始めた。
「ごめん。聞く前に吸っちゃったけど良かった?」
「別にいいわ。うちの小隊もみんな吸ってるし」
「そっか」
「「………」」
(…気っまず!!)
(こう言う時はバルトの出番なんだけど…)
「おぉ!一本満○バーだ!これ中々いけるんだよねぇ〜♪」キラキラ
(駄目だわ。レーションに夢中に…って、バルト。一本満○バーはレーションじゃないわ。それ栄養調整食品よ)
「おっ、好きか?一本満○バー」
「好きっす!特にアーモンドのやつが好きっすね!けど、カロリ○メイトのチョコにはやっぱ勝てないっすね〜」
「うまいよなチョコ!俺も任務には必ず一箱持って行ってるわ」
「ただ、口の中がパサパサするのだけが難点っすね〜」
「あー、分かる。飲み水が無いと辛いんだわあれ」
と、男二人で仲良くレーション?の話で盛り上がっていると
「そういや、アイリス…さんは」
「別に呼び捨てでいいわ」
「お、おうそうか。で、アイリスは名前なんて言うんだ?」
「あ」
そういえば、あのゴタゴタのせいで自己紹介して無かったわね
「アイリス・エバンズ。1等曹長。貴方と同じ中隊所属で、第9小隊に居るわ。」
「あぁ!Pwly〈プューリー〉ってのは君か!」
「そのあだ名は好きじゃないわ…」
はぁ…と、ため息をつきながら首を横に振りながらこのあだ名がつけられた原因を思い出していた。
このPwlyというあだ名は私がスコープに捉えた敵を絶対に逃さなかった為、それを茶化した同期が「お前、ヤンデレみたいだなwww」って言ったのが始まり。
これが広まり【a Person Whose Love Is Insane】[狂った愛情の人]の頭文字を取ってP.W.L.I.I.になりこれが訛ってプューリーになったってわけ。誰がヤンデレよ
まぁ、確かに付き合った人からは「君の愛は重すぎる」って言われたけど関係無いわよね。…無いわよ
「それを言ったら貴方はどうなの?John,Doe?〈Jジョン・ドウ〉」
「あらら、もう有名人みたいだな」
「ええ、敵にも味方にもね」
ジョン・ドウというのは名無しの権兵衛みたいな意味で、味方でさえ分からない所から敵を撃ち抜き“誰が撃ったのか分からない”という所から付けられたらしいわ。
実際、話を聞くと基本単独行動で気づいたら敵の死体だけだったとか、しかも背後から撃たれていたとか色々あるみたいね
「なるほど、それでプューリーか。まぁ、なんだ。お互い変なあだ名付けられて大変だがよろしくな」
「えぇ、よろしく。」
挨拶もそこそこに私は気になっていた事を彼に質問した
「ところで、なんで単独行動なの?基本、2人チームで行動するはずだけど」
あぁ…と煙をふかし、一息ついてから少し遠い目で懐かしい記憶を思い出すように彼は私に語り始めた。
「居たんだよ、昔は。だけど、辞めちまって」
「へー、でもそれだと補充がくるでしょ?」
「来たよ。けど、付いてこれなくて外した。いや、外してくれって言われたよ」
「それに、一人の方がやりやすいしな。アイツじゃないと調子が狂う」
「アイツっていうのは最初のパートナー?」
「あぁ、アイツとはガキの頃から一緒で軍もそうだった。けど、アイツが結婚するってなったから俺が辞めるように薦めたんだ。」
「ふーん…。そういう事だったのね」
(自己中な一匹狼かと思ってたけど、結構友人思いなのね。)
「アイリスは?バルトとどういう風に組んだんだ
?」
「私?私は…」
バルトとの出会いを思い出そうとした矢先
「姐さん、俺らのお茶会にお呼びでない奴が来そうっす」
ハッとした私は、バルトからの報告を受けて真っ先に銃を取り監視している方向をスコープで覗きこんだ。
「11時方向。距離400m、人数は3人。横隊で武装は全員AK。こちらに向かって歩いて来てます。まだ、こちらには気づいてないっす。どうしますか?」
(狙える距離ではある。でも…)
「いや、その後方200mに武装したのが5人。縦隊で武装は4人がAK。一番後ろにRPKを持った奴が居る。」
同じく報告を受けたミルズがレーザー測距双眼鏡を覗きながら、私達にとってあまり聞きたくない報告をした。
「敵は8人。1人は分隊支援火器を持ってる。さあ、どうする?」
と、不敵な笑みをこちらに向けながらそう、ミルズは言ってきた。
戦うか、敵をやり過ごし本隊の支援を待つか。
時間はあまり残されていなかった。