プロデューサー何某ユン、アイドルへ転向する   作:おーり

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面白い話を書きてぇなァー
評価をたんまりいただけるような奴をよォー

そんな願望が昔の私にもありました
今では更新を早めることこそが目標です。と身を弁えた感を醸し出すおーり

なお、本編とは関係ありません


「ありすと呼んでくださいって言ってるじゃないですか」

 はてさて。

 先日プロフ作成という名の黒歴史暴露大会が行われ、精神的な消耗を覚えることをやや禁じざるを得ない今日この頃。

 文章がところどころ可笑しいのだが、先日の状況に比べればまだマシな方だと言わざるを得ない。

 得ない得ないと言葉遣いが偏り過ぎてるな。

 そんな自分の疲労っぷりを自覚しつつも、今日も今日とて社畜活動がんばるぞい、と張り切り勇んで出社した俺に投げかけられた言葉がこれである。

 

 

「ユンさん、仕事してください」

 

「……してるけど?」

 

 

 橘がまたなんか変なことを口にしていた。

 どうしよう、俺の中でこの子の評価がもう『変な子』で確定中なのだけど。

 

 さておいて、なんだか意識的に随分と間が空いた感が無くも無いのだが、俺は今日も仕事をしに来たのだ。

 それでその言い草は少々許容出来難いでゴザル。

 

 

むこう(第1)の赤城さんと合同だけど、こっちからはふたりまでねじ込めたんだ。遊園地のパレードだとさ」

 

「パレードねぇ。とりあえず、あたしはあんまり気が乗らないわ」

 

「衣装はどのようなものを用意していただけるんですの?」

 

「現物は無いけど、資料の中に写真があったはず……」

 

 

 橘の頓狂な発言には、もはやみんなも慣れたモノなのか。

 的場と櫻井が中央テーブルへとっとこ寄ってくる。

 持ってきた資料を、プリント数枚分だが、みんなに見え易いように広げたためだ。

 

 

「おー、妖精さんでごぜーます!」

 

「かわいいいしょーだね!」

 

「っ、オレはちょっとやめとこーかな……」

 

「晴、あんた未だ苦手なの?」

 

 

 市原&龍崎の最年少ふたりが見つけたそれに喜色の声を上げるも、引き攣ったように身を引くのは矢張り結城だ。

 ちっ、こんなあからさまなモノだと引っ掛かりもしないか。

 

 

「パレード参加もだけど、お客さんの牽引も兼ねてるらしいからな。残念ながらお前らふたりにはまだ早い」

 

「しょんぼりでごぜーます……」

 

「着たかったなぁ……」

 

 

 おぅ、ふつーに心が痛い。

 しかし俺もプロデューサー、時には心を鬼にして、仕事に見合った人材を選出しなければならぬのだ。

 

 

「今日のところはこの差し入れで我慢してくれ。また探してくるからさ」

 

「ユンお姉ちゃんの手作りプリンでごぜーますか!?」

 

「わぁい! あっ、わ、わかった、かおる我慢できるよ!」

 

「駄々甘だよぉ~……」

 

 

 古賀がなんか口走ったけど問題は無い。

 さて、

 

 

「で、一応今回は、俺としては古賀と佐々木に頼みたいんだけど。赤城さんとは面識もあったよな?」

 

「りょうかいです~」

 

「わ、わたしですか? できるかなぁ……」

 

 

 未熟な奴らに経験積ませるのもプロデューサーのお仕事だ。

 

 

「いい加減無視は辞めて欲しいのですけど!?」

 

「意地張ってないでこっち来いよ橘、プリンもあるぞー」

 

「意地じゃありません! あとありすです!」

 

 

 そういえば冒頭でなんか言われてたな。

 なんだっけ?

 

 警戒中の猫に餌付けする様を思い起こさせる、逆にかつてのクールタチバナを想起させるおやつで釣る一幕(with結城)を眺めつつ、橘の最初の言葉を思い返す。

 ちょいと推しの弱めなコンビに経験を積ませようと画策して、しかしやる気にはなっているようでなによりうんうん、と和んでいたところでの疑問符の投下だ。

 

 プリンに釣られ、扉前でデデーンと陣取っていた橘が渋々粛々とテーブル前に着席する。

 それとほぼ同時に、思い出した俺が口火を切った。

 

 

「ああ、仕事しろとかなんとかだっけ。見ての通りめっさ仕事してるけど?」

 

「そっちじゃありません。アイドルの方です」

 

「この間色々やったじゃないか」

 

 

 色々やり過ぎて食傷気味、というのが本音でもある。

 何故か色んな事態を解決したのが俺だとアイドルの大多数が証言し、どれもこれもユンさんのおかげです、という言葉にうすら寒いモノを感じざるを得ない。

 BLEACHにそんなキャラが居なかったか。最終的に斬り捨てられる未来しか予見できぬ。

 

 

「方針が決まっただけじゃないですか。アイドルのお仕事はもっとこれからですよ!」

 

「なんでお前がそんな乗り気なの。歌詞にもあったじゃないか、セルフプロデュースで丁度いいんだよ俺は」

 

「アレは絶対そういう意味じゃないと思いますけど」

 

 

 同感だが知らない振りして聞かぬ存ぜぬを貫き通す所存だ。

 誰だあの歌詞書いたやつ。畑なんとか、ってあった気がする。

 

 

「それに俺は次のこいつらの牽引で暇が取れないからな。いやー、残念残念」

 

「ぐぬぬ」

 

 

 勝ったなガハハ、と内心喝采を上げる気分で祝杯をカランッと傾かせる。

 実際傾いているのは空になったお手製黒ゴマプリンの容器とプラ匙だが、今日は橘のぐぬぬ顔を眺められただけでも大勝利の気分である。

 

 

「ユンお姉ちゃん、せっかくでびゅーしたのにおしごとないのでごぜーますか……?」

 

「か、かおるがまんできるよ……? だから、おねえちゃんがもっとおしごとしてもいいから……」

 

 

 だのにあれぇー!? なんで最年少組に涙目で見上げられてんの!?

 

 

「い、いやいやいや、俺はそこまで推してないから! 先にお前らの方が重要だって!」

 

「でも、ユンお姉ちゃんのステージ、もっと見たいでごぜーます……!」

 

「かおるも! かおるもおしごとよりもおねえちゃんのキラキラがもっとみたい!」

 

「その歳で働きたくないでゴザルとかマジ辞めろ……!」

 

 

 いや、そういう意味じゃ無いのはわかっているけどね?

 というかそれを言い出したら就業年齢が間違ってるから無理に働けともツッコめやしねぇ。

 アイドル業……、なんて因果な商売だ……!

 

 

「確かに。大デビューしたのだから本来もっと忙しくても可笑しくないのよね」

 

「そうですわね。これで知名度が足りない、などの理由が出てくるわけでも無し」

 

「むしろオレらに感けている方が間違ってる気がしてくるよな」

 

 

 的場と櫻井と結城がそんな会話をするが、結城の内心は俺を差し出すことで自分のデビューを遅らせる算段だとひと目でわかる。

 俺を生け贄に差し出してもお前の出番が遅れることはありえねえからな。

 サクリファイス召喚を甘く見るんじゃねぇ。そう云う事と違う? そうかな?

 

 

「か、代わりますか?」

 

「佐々木、気持ちは嬉しいけど俺じゃあ衣装が合わないから。……ん?」

 

 

 用意されてる妖精衣装は子供用だ。

 妙に疲れたままに、変な視線を感じたのでそちらを向く。

 

 

「勝ったなガハハ」

 

「その小憎たらしい顔付きを辞めろ橘……!」

 

「ありすです!」

 

 

 ドヤ顔がすこぶるうざかった。

 




カハッ(吐血


…会話はこれで良いのか、と苦悩中
むしろキャラの口調がむつかしくて懊悩中と言い換えても差し支え無し


あ、報告がありますので割烹まで足をお運びください
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