未来という名の航海   作:たか丸

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みなさんこにゃにゃちわ、9月8〜9日に沼津に行って絶賛喪失感と虚無感に苛まれています、どうもたか丸です……

やばいね、1回行ったらあそこに住みたくなるね笑笑
現地の方はみなさん優しいし、暖かいし、もう言うまでもなく最高の街です!
台風さえ来なければね!!!!!

さて笑笑
今回はサブタイにある通りです、お楽しみください笑笑
それでは、どうぞ〜!
せーのっ、ヨーソロー!(*> ᴗ •*)ゞ

あれ?もしや前書きが短い……?


ライバル ――妬かれたみかんと妬いた月――

曜side

 

 

月「ボクはね高海さん、君への嫉妬からスクールアイドルを始めたんだよ」

 

千「えっ……嫉妬……?」

 

孝「なんでまたこの千歌ちゃんに嫉妬を?」

 

千歌ちゃんはリーダーシップがあって、元気いっぱいで、何事にも物怖じせず突き進めて、何よりもみんなから愛されるような存在。

そんな千歌ちゃんに嫉妬するのは、まぁ何人も見てきたわけなんだけど……

かくいう私も一時期ちょび〜〜〜〜〜っとだけそんなものを感じている時代はあったんだけれども、それはまた別の話……

 

月「ははっ、簡単なことだよ!()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

曜「?!?!」

 

千「ボクの……」

 

孝「曜ちゃん……?」

 

曜「なっ、なんじゃそりゃ?!」

 

一体全体理解が追いつかない……

えっ?私が、月ちゃんのもの?!

どういうこっちゃ!!!

 

孝「ちょ、ちょっと月ちゃん?それ詳しくお聞かせ願えるかな?」

 

月「え?いやほら、曜ちゃんはボクのいとこでしょ?だからボクのものってことだよ!」

 

この子イタリアに行ってる間に何が起こったの……

重力振り切っちゃってるんじゃないの?精神が!

えぇ〜……昔はこんな子じゃあなかったのに……

 

千「だ、だいぶねじ曲がった精神状態なようで……」

 

孝「向こうで一体月ちゃんに何があったんだ……」

 

月「とにかく高海さん!勝手で悪いけど、君はボクの()()()()に認定したから!スクールアイドルでどちらが曜ちゃんの隣にいるのが相応しいか、決めようじゃないか!」

 

孝「一応俺ってば彼氏ってなってるはずなんだけど……」

 

月「そ、そういうことじゃなくて!こう……なんていうか……女の子と女の子で、というか……///」

 

ほほう、やっぱりこの子はイタリア行ったあたりでなにか大変なものを吹き込まれてしまったようだね……

梨子ちゃん2号か!!!

 

孝「それは……いとこ同士のときめき百合メモリアルってこと……か……よし、千歌ちゃん!」

 

千「ふぇっ?!」

 

孝「がんばれよ!」

 

千「えええええっ?!どういう意味で言ってる?!」

 

まったく……孝宏くんは孝宏くんで梨子ちゃんの影響受けすぎだよ……

なんていうの?"百合"?っていう女の子同士が恋人みたいな関係になるお話が好きになっちゃったみたい……

私が月ちゃんに取られてもいいのか!!!

 

千「でも……こうして面と向かって堂々と宣戦布告されたら、受けるのがオトコってもんよ!」

 

曜「いやいや、千歌ちゃんは女の子だし……」

 

千「そして戦いを()()に勝ってみせて、その後みんなで()()()でも食べに行こうか!」

 

月「お、おお……?」

 

千歌ちゃん、これはやってしまった……

 

千「あ、ちなみに今のは"魅せる方の華麗"と"スパイスの効いた食べる方のカレー"を掛けた――」

 

曜&孝「「説明しなくて、いいから……」」

 

月「とにかく、高海さんの率いる君たちAqoursと、ボク達gelosia(ジェロジーア) cuore(クオーレ)、どちらが曜ちゃんのいるグループとして相応しいか、決めようじゃないか!」

 

千「望むところだ!千歌の曜ちゃんは絶っっっ対に渡さない!!!」

 

え、えぇ……

本人の同意なしになんかバトルすることになっちゃったよ……

私に人権ないの……?

ってか"千歌の曜ちゃん"ってどういうこと……?

ツッコミが追いつかない……

ダレカタスケテー……

 

 

曜side off

 

 

孝宏side

 

 

孝「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」

 

大変なことになった……

恐らくあの目をした月ちゃんはガチで曜ちゃんを引き抜きに来る……

 

そう、あの目。

小さい頃何度も見たあの眼差し。

あの目をした月ちゃんは誰にも止められない。

止める手段はただ1つ、全力で月ちゃんを負かすのみ。

 

の、はずなのに……

 

曜「わぁ、孝宏くんすごいため息だね、ロングブレスダイエット?」

 

なしてこげん呑気でいらるーと?(どうしてこんなに呑気でいられるの?)

あっ、いかんいかん、つい博多弁が……

博多なんて行ったこともないのになぜ博多弁が……?

 

千「曜ちゃん!なしてそげん呑気でいらるーと?!ああっ、博多弁が……ってそうじゃなくて……これは曜ちゃんを守るための千歌たちと渡辺さんたちの戦争なんだよ!!それなのに守られる曜ちゃんがそんな呑気でいてどーするのっ!!」

 

曜「えっ、だって私信じてるもん。Aqoursのパフォーマンスの方が絶対に優れてるって!みんなで努力して培ってきた私たちの力……まだ全国のレベルでいえば足元にも及ばないかもしれない。でも私たちは絶対に、着実に力をつけてきてる!月ちゃんたちには、絶対に負けない!」

 

孝「曜ちゃん……」

 

ここまで考えていたのか……

呑気にしてると思ってたのに、やっぱ曜ちゃん素晴らしい子だわ……

 

千「ばっかもーーーーーん!!!」

 

曜&孝「「わあっ?!」」

 

千「ダメなんだよ……このままじゃ、今の千歌たちの実力じゃきっと、gelosia cuoreには敵わないかもしれない……」

 

曜「えっ……」

 

孝「そんなにすごいの?」

 

千「うん……」

 

千歌ちゃんが言うには、Aqoursはgelosia cuoreと比べると、普通怪獣な子たちが寄せ集まって出来たようなグループと言っても過言ではないということ。

確かに堕天使ヨハネスブルグ(笑)ちゃんの堕天使キャラとか、梨子ちゃんの腐女子隠せてないキャラとか、鞠莉ちゃんの大金持ちシャイニーキャラとか、とんでもなく濃い個性を持った子は、なにもギルキスじゃなくてもいるけど、gelosia cuoreのメンバーはそんなもんじゃない。

 

聞けばメンバーはとんでもない子ばっかだった。

 

作詞作曲担当の結城朋華。実は知り合いなんだけど、全国のピアノコンクールで上位入賞しまくるわ、俳句やら短歌やらポエムやらでいつも賞状貰ってくるわ、芸術系に関してはとんでもない才能を持ってる子なんだよね。

しかも九州は博多の出身で、こっちに来てからもなかなか癖が抜けないようで、ずっと博多弁を話している……ってこれは関係ないか……

 

振り付け担当の佐伯麗奈。なんの偶然かこの子も知り合いなんだけど、バレエ見せてもらったことが昔あって、思わず見とれてしまうほどの優雅さ。手の先、足の先までピンとしていて、「凛」という言葉が似合う舞いだった。おまけに鞠莉ちゃんに負けず劣らずな金持ちときた。

 

それに……月ちゃん。

静真の生徒会長を務めていて、生徒、教師から全幅の信頼を得ている。成績優秀、容姿端麗、運動神経抜群。さらに曜ちゃんと張るぐらいの制服オタクだから、もちろん作る衣装はプロ顔負けなレベル。そしてリーダーを務めている。

 

これだけ聞くと確かにゾッとする。いくらAqoursでも敵わないかもしれない、って思わざるを得ない。

 

けど……

 

孝「はぁ……そんなことで怖じ気付く高海千歌ちゃんなんですか?」

 

千「そんなことって……千歌は――」

 

孝「どんな時でも諦めず、目の前に立ち塞がる壁を難なくぶち壊し、常に笑顔を振りまいてみんなを勇気づける……俺はそんな千歌ちゃんが好きだよ」

 

千「ふぇ……///」

 

曜「うんうん、孝宏くんの言う通り!確かに私たちは普通怪獣たちかもしれない。けど普通怪獣がたくさん集まったらそれはもう普通じゃない……月ちゃんたちがどんなにすごいのかはよくわかった。けど、私たちだってすごいんだよ!それは千歌ちゃんが1番わかっているとおもう♪」

 

千「でも……あっ」

 

孝「千歌ちゃん?」

 

千「聖良さん、忘れてました……千歌ってばあんなこと言ってたっけ……

 

千歌ちゃんは下を向き、小さく何かを呟いた。

次に何やら腕を組んでうんうん唸ってる……?

 

曜「お、おーい、千歌ちゃ〜ん……?」

 

すると次の瞬間、千歌ちゃんは顔を上げ、いつもの晴れやかで太陽のような笑顔が、俺たちを照らした。

 

千「そうだ!千歌が諦めてちゃダメなんだ!やる前から出来ないなんて、千歌らしくない!」

 

曜&孝「「千歌ちゃん!!」」

 

千「千歌たちが、Aqoursが、新参者のグループなんかに負けるわけあるか!負けてたまるか!!全力でgelosia cuoreを倒そう!!」

 

孝「そうこなくっちゃ!」

 

曜「いつもの千歌ちゃんらしくなったであります!」

 

千「そして戦いを()()に勝ってみせて、その後みんなで()()()でも食べにぃ――」

 

曜&孝「「それはもういいからっ!!」」

 

油断も隙もありゃしない……

すぐにオヤジギャグを言おうとするんだから……

 

千「あっはは……よし!とにかくそうと決まれば作戦会議だよ!みんなで学校に集まろう!!」

 

曜&孝「「おーーー!!」」

 

「Aqours vs gelosia cuore 〜渡辺曜争奪戦〜」が、ここで幕を開けた――

 

 

孝宏side off

 

 

月side

 

 

佐伯麗奈「月、Aqoursはどうだったんだ?」

 

月「あー、Aqoursっていうより、リーダーと話をつけてきたんだ!」

 

結城朋華「リーダー……高海千歌ちゃんとどげん話ばしてきたと?」

 

月「ま、バトルに勝った方が曜ちゃんの隣にいられるって、自分のグループのメンバーに出来るってことを伝えてきたよ!」

 

麗「私は渡辺曜に関しては興味はないが、私たちと同じく急成長を遂げ、人気も実力も全国レベルの強いグループとスクールアイドルとして戦えるのが楽しみだ」

 

朋「そうやなぁ〜、色んなグループと一緒にライブばすりゃするほど、自分たちが強うなっていくのがわかるけん、ウチも楽しみばい♪」

 

おやおや、これは2人して頼もしい発言♪

曜ちゃんをこちら側に引き込むために2人にも協力して貰えそうだね♪

 

っていうか、やっぱり朋華の博多弁はとっても可愛いなぁ♡

方言使う女の子って素敵だよねぇ〜♡

 

にしても――

 

 

「千歌の曜ちゃんは絶対に渡さない!!!」

 

 

月「ふっ、ふふふっ……これはこちらとしてもやりがいがありそうだね……」

 

麗「おい、朋華。なんか月がやばいぞ。このままじゃただの悪役だ」

 

朋「なんか闇ん月ちゃんのごたーなあ(なんだか闇の月ちゃんみたいだね)……強そうだけど、うちゃえずかとは苦手ばい〜(私は怖いのは苦手かな)

 

月「……さて、2人とも!今日の練習を始めようか!」

 

麗「ああ」

 

朋「はーい♪」

 

私が遅れてきちゃった分、取り戻さないと!

 

待っててね、()()()()()

 

 

月side off

 

 

 

To be continued……




いかがでしたでしょうか!

もうね〜、ほんと早くもう1回沼津に行きたい笑笑
(話をぶり返していくスタイル笑)

さてさて、なかなかに闇を感じる月ちゃんはいかがですか?
私は大好きです笑笑
なんか勝手な妄想ですけど、月ちゃんが闇堕ちしたらとんでもなくネチネチした、いやらしい感じのやり口で相手を陥れると思うんですよ笑笑

月「ひどいなぁたか丸……ボクにそんな印象を抱いていたなんて……ボクが何をしたっていうのさ……うっ、ううっ……」

あ、いやごめん、そんなつもりは……
な、泣かないで月ちゃん……ごめんなさい……

月(……こういうことか♪)

じゃあちょっと私は月ちゃんに謝り倒すんでこの辺で……

あの、月ちゃんほんとごめんなさい許してくださいなんでもしますk――
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