未来という名の航海   作:たか丸

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みなさんこにゃにゃちわ、初の試み、1日2本投稿をしてみました、どうもたか丸です。

誕生日ならではですね、2本立て!
いや〜、実に大変でした笑
あ、「そんなに苦労して書いた作品がこれかよwww笑わせてくれるぜwww」とか思ったそこのあなた!あなたですよあなた!ちょっとそこのゔぁなーたちょっと!ごもっともだけど言わないで心にそっとしまっておくか、その考えを頭の中からキレイキレイしといてください。

え〜、深夜テンションです、失礼しました(時刻AM1:42)

それでは2本目もお楽しみください!
せーのっ、よーしこー!

善「だからヨハネよっ!」

ぴょん

善「それに、最初の挨拶はヨーソロー!でしょーがぁ〜!!!」


渡辺曜生誕祝賀祭2019 後編

曜side

 

 

水泳部員「……先輩……なべ先輩……渡辺先輩!」

 

曜「えっ、な、何?どうしたの?」

 

水泳部員「今回の選手登録はこのメンバーで平気ですか?」

 

曜「あー、う、うん、大丈夫だよ!よーし、じゃあみんな大会頑張ろーっ!」

 

「「「おーーーっ!!!」」」

 

はぁ、もう全然集中できてないや……

大会のメンバー登録っていう大事な話し合いなのにボケっとしちゃって……

 

でも、どうして孝宏くんは私の事避けてるんだろ……?

やっぱり「オシャレなラスク事件」が事の発端なのかな?

でも孝宏くんはそんな些細なことでずっと怒ったりするタイプじゃないはずなんだ……

 

曜「……いつも詠める心が、今だけどうしても詠めないよ……なんでかな……?」

 

水泳部員「先輩、どうかしたんですか……?」

 

曜「あっ、ううん、なんでもない!それじゃみんなお疲れ様!」

 

「「「お疲れ様でした!」」」

 

考えてもしょうがない事って分かってはいるけど、やっぱり考えちゃう。

今はその事しか頭にな……

 

……そういえば、明日って私の誕生日だっけか。

誕生日か……去年は孝宏くんに可愛いワンピースもらったなぁ……

一昨年は白のロンTと白黒のオシャレなスニーカーをもらって、その前は確か「No Swim No Life」って書いてあるTシャツもらって大笑いしたっけ?

 

思い出してみると孝宏くんはいつも私のためにいろんなものをプレゼントしてくれてたなぁ……

 

そんなことを考えているとあっという間に家に着いて、自分の部屋にいた。

 

ふと思い立って、思い出ボックスを開けてみた。

 

曜「わぁ、懐かしい……」

 

小さい頃ずっと抱いて寝ていたシロクマのでかぬいぐるみに、おままごとで使っていたおもちゃの野菜やナイフ、子供用の船長帽まで出てきた。

 

曜「あっ、これ……」

 

小学校3年生の時、孝宏くんから初めてもらったプレゼント。

錨のチャームのついたネックレス。

誕生石のダイヤモンドがあしらわれていて、チャームは淡い水色。

貰った時は嬉しくて嬉しくて、どこに行くにもずっと着けてた記憶がある。

ずっと使いすぎて、壊れちゃったからここにしまっておいたんだよね。

 

曜「孝宏くん、どうして……どうして今まで通りに話してくれないの……?」

 

静かな部屋に私の声が響く。

視界がぼやけて、そのぼやけの正体が床に落ちる。

とめどなく溢れるこの涙はどうやったら止められるんだろう……

拭っても拭っても止まらない涙。

不安、絶望、恐怖……色んなものがこもった涙。

 

曜「教えて……私に……答えを……」

 

虚しく響く私の弱々しい言葉は、孝宏くんに届くはずもなく、消えた。

 

 

曜side off

 

 

Next day

 

 

孝宏side

 

 

孝「というわけで、今年はこれにしてみました!どうかな……ありきたりかもしれないけど、今までにない新鮮な感じでしょ?」

 

千「いや〜、あの孝宏くんからこんなアイディアが生まれるとは思わなかったよ!キザなオトコになりましたなぁ〜」

 

孝「いやはや照れますなぁ高海さん、褒めても何もでないですよ〜?」

 

千「えっ!何も出ないの……?」

 

そっ、そんなうるうるした目をされたら……

 

孝「仕方ないなぁもう……はい、みかんどーぞ♪」

 

千「わーい!みかんだー!みっかっんっ!みっかっんっ!」

 

みかんあげるしかないよね?

「みかん大好きっ娘にはみかんを与えよ」ってことわざもあるぐらいだし!

……異論、反論は認めないからそこらへんよろしくぅ!

 

梨「それにしてもよくこのアイディアを思いついたね!もしかして……」

 

孝「そ、姉貴に協力してもらって、どんなのがいいか話して決めたんだ!」

 

梨「さすが私の師匠!!!」

 

あ、まだやってたんだその関係……

 

果「それにしてもかなりキザだねぇ……曜がこれをどう思うかだね」

 

千「きっと大丈夫だよ!こんな素敵なプレゼントもらったら曜ちゃんだって嬉しいはずだよ!」

 

ル「ロマンチックだよね……はぁ、きれい……♡」

 

ダ「ほらみなさん、もうすぐ3限目が始まりますわよ〜!教室にお戻りなさい」

 

「「「「「「「「はーーーーーーーーい!」」」」」」」」

 

 

よし、あとはこれを曜ちゃんに渡すだけ……

 

でも、今日は朝から曜ちゃんの姿が見えない。

バスにもいなかったし、LIMEの返信もない。

 

時刻は午前10時半を少しすぎたところ。

 

今日の授業は今年度最初の授業が多いからガイダンスだけ。

 

それならやることはひとつしかない。

 

良い子のみんな!あと悪い子のみんなも!

真似しちゃダメだぞ?

ダイヤちゃん、今日だけは見逃してね?

 

 

孝「せんせー、悪寒がするんで保健室行きまーす。多分帰りまーす。きっと熱が39.0℃超えてまーす」

 

千「孝宏くん?……なんかちょっとキャラが違うような……」

 

梨「なんかワルそうな感じね……それになんだか胡散臭い……」

 

教師「んあ?おー、それはしゃーないな。早く帰って、おかんの作ったお粥食って、悪寒を治せよ〜、なんつってぇ???ギャハギャハギャハwww」

 

孝「あーい」

 

梨「先生はこの上なく雑ね……」

 

よっしゃ、関門は突破した。

あの先生ほんといい人だわ……

こんど貢ぎ物でも持っていこうかな?

ともかく、あとは部室に置いてあるプレゼントを持って曜ちゃんの家に行くだけだ!

 

 

孝宏side off

 

 

曜side

 

 

曜「はぁ、何してるんだろ、私……」

 

ママに言い訳して今日は学校をずる休みしちゃった……

でも今日はどうしても学校に行く気にはなれなかった。

孝宏くんに会うのが怖い……

また何かして嫌われちゃったら嫌だ……

まともに話をできる自信がない……

 

曜「どうすればいいの……?」

 

昨日から幾度となく流れる涙。

乾くことは一晩たってもなかった。

もういっそのこと……このまま止まらずにこの想いを洗い流してくれたら……

 

曜ママ「曜、ちょっと入るわよ。あ、寝てていいからね?」

 

曜「うん……」

 

何しに来たんだろ……?

病院に連れていかれたりするかも……

体はめちゃめちゃ元気だけど、心が弱りに弱ってる……

 

曜ママ「それじゃ、ごゆっくり〜、うふふっ♪」

 

曜「……ごゆっくり?」

 

私はママの残した言葉が不可解で、思わず起き上がった。

 

曜「……!!!」

 

孝「よっ、元気そうだね曜ちゃん。ずる休みするなんて悪い子だな〜……まぁ、仮病使って授業抜け出した奴が言えるセリフじゃないとは思うけど……」

 

曜「な……んで……ここに……」

 

孝「なんでって……曜ちゃんのこと心配だったし……」

 

そんな……でもなんで……

 

孝「それに!今日は曜ちゃんにとって特別で大事な日だから!」

 

曜「えっ……」

 

そういうと孝宏くんは、ずっと背後に隠していたあるものを私にくれた。

 

曜「これって……9本のバラ?それに赤じゃなくてピンク色……」

 

孝「あはは……みんなにキザって言われちゃったんだ〜……」

 

うん、言われると思う……私もそう思ったし……

でも……

 

曜「……ありがとう、うれしい……///」

 

孝「ほ、ほんと?よかった〜……あ、このバラの花束なんだけど、特別な意味があるんだ!花束に刺さってるカードを見てもらってもいい?」

 

曜「カード?あ、これか……」

 

カードにはこう書かれていた。

 

 

9本のバラの花言葉

 

「いつもあなたを想っています」

「いつも一緒にいてください」

 

ピンク色のバラの花言葉

 

「しとやか」「上品」「可愛い人」「美しい少女」

 

そして

 

「愛の誓い」

 

 

曜「愛の……誓い……」

 

孝「あはは……柄でも無いことしてるのは分かってるんだけど……」

 

曜「でも……どうして、どうしてこんなことしてくれるの?孝宏くんは私のこと……嫌いじゃ、ないの?」

 

孝「はぇ?俺が曜ちゃんのことを嫌い?なんで?」

 

曜「だって、話そうと思ったら避けられるし、話せてもどこか上の空だったし……」

 

孝「えっ。あ、あはははは、それはほら!その〜、俺ってば隠し事苦手じゃん?曜ちゃんにも千歌ちゃんにもすぐ心詠まれるし……それで、曜ちゃんと話してボロでも出ちゃったら大変だと思ったから、少し距離を置いちゃったんだ……ごめんね……」

 

そっか、私のためを思って……

確かに隠し事はめちゃくちゃ下手くそだけど……

 

曜「じゃあ、嫌いになった、とかじゃない……んだよね?」

 

孝「あはは、まったくバカだなぁ曜ちゃんは!俺が曜ちゃんを嫌うわけないじゃないの〜!そんなことこの世から地球がなくなってもありえないよ!だって俺……!」

 

そういうと孝宏くんは顔を赤くして頭をポリポリ掻き始めた。

 

孝「あー、俺は……曜ちゃんのこと、この世で誰よりも愛しているから」

 

高鳴る胸。この心臓の音が孝宏くんに聞こえてしまうかもしれないほどに高鳴っていた。

大好きな人に、少し距離が出来ていた人に、「愛している」と言われる幸福感。

 

曜「…………孝宏くん!」

 

彼のその「愛している」の一言は私の心のモヤモヤを振り払うのに十分すぎるものだった。

私はたまらず孝宏くんに抱きついた。

 

孝「わわっ、どうしたの曜ちゃん?なんで泣いてるの?」

 

曜「いいのっ!」

 

孝「もー、涙で顔くしゃくしゃだよ?」

 

曜「いいのっ!」

 

孝「あはは、もー泣き止んでよ〜」

 

今はただ、この時間が幸せで、愛しくて、かけがえのないもので……

孝宏くんと一緒にいられるこの時間が何よりも大好きなんだって思えた。

 

孝「ね、曜ちゃん。ちょっと左手かしてもらえる?あ、あと目を瞑っててもらえるかな?」

 

曜「?うん……」

 

左手を差し出して目を閉じる。

暗闇の世界が広がる中、私の左手を優しく持ってくれる孝宏くんの温かい手。

何か、かばんから取り出してる音がする……

 

孝「はい、目を開けていいよ」

 

視界に光が差し込み、孝宏くんの顔を捉える。

 

孝「確か意味合い的にここで合ってるはず……」

 

曜「えっ、孝宏くんそれ……!」

 

孝「えへ、これは誰にも言ってなかったんだ〜……よっと。安物で申し訳ないけど、一応()()()()みたいな?」

 

孝宏くんは私の左手薬指に、指輪をはめた。

淡い水色のリングに誕生石のダイヤモンド。

 

孝「あの時と同じ色……だよね?」

 

曜「あっ……」

 

覚えててくれたんだ、あのネックレスのこと。

プレゼントをあげた側って時が経つと、あげたものを忘れちゃうって言われてるけど、孝宏くんは覚えててくれた……

 

孝「薬指にはめる指輪の意味は「愛を深める」なんだよ〜」

 

今日の孝宏くんはとことんキザだなぁ……

 

孝「いつか、本物を……

 

曜「えっ?」

 

孝「ああっ、ななな、なんでもない!///」

 

曜「顔真っ赤にしちゃってどうしたの?何考えてたのかな〜?」

 

孝「な、なんも考えてないってば〜!」

 

曜「怪しいなぁ〜、私にぶっちゃけちゃいなYO!」

 

孝「なんにも考えてないよ〜!」

 

曜「あははははっ!」

 

孝「あははっ!……よかった、ようやく笑えたね♪」

 

曜「あっ……」

 

そっか、孝宏くんはずっと私のことをきにかけてくれてたんだ……

あの時避けられてたのも、上の空で話してたのも、全部私のために……

 

曜「孝宏くん、ごめんね……ありがとう!」

 

孝「?うん!どういたしまして!」

 

私たちは再び抱き合った。

抱擁を解いて、キスをした。

 

曜「んっ……」

 

時間にしておよそ5秒くらいだっただろうけど、とても長く感じるキスだった。

 

曜「ねぇ……もう1回、しよ……?」

 

孝「……うん」

 

そう言うなり、私たちの唇は再び重なり合った。

 

すると孝宏くんは少し口を広げ、舌を私の口の中に滑り込ませた。

 

曜「!!」

 

世間一般で言う「ディープキス」というやつだ。

突然のことにびっくりしたけど、私はそれを受け入れた。

お互いの舌が絡み合い、唾液が混ざってひとつになっていく感覚。

とてもじゃないけど正気を保っていられそうになかった。

孝宏くんも限界なのか、10秒程すると唇が離れていった。

離れていく舌から唾液が糸を引き、切れる。

私たちは荒くなった呼吸を整えるかのように、見つめ合い、微笑み合った。

 

曜「忘れられない誕生日になったよ……///」

 

孝「そっか……それならよかった……///」

 

再び抱擁を交わし、眠るように倒れ込んだ。

違うな……押し倒された。

 

孝「ならもっと、忘れられない誕生日にしない……?」

 

ああ、きっと私はここで大人への第一歩を踏み出すのかもしれない……

 

曜「うん、してほしい……///」

 

抗えない。この欲望には抗えない……

 

 

********************

 

 

曜「って()()()じゃないんかーい!」

 

孝「えっ、そっちって何?」

 

孝宏くんが忘れられない誕生日にするためにしたことは、なんと、ケーキ作り。

 

確かになんかイベントがないと作らない食べ物かもしれないけど、あの雰囲気で、あの状況で、忘れられない誕生日にすることと言ったら、()()()()()()じゃないんかい!

 

まぁでも、私たちらしいかな……♪

 

曜「あははっ!孝宏くんってば、ほっぺにホイップクリーム付いてる〜。つまみ食いしたな〜?」

 

孝「はっ、いかん!バレた!」

 

曜「まったくも〜……」

 

 

――ペロッ――

 

 

孝「なっ……!///」

 

曜「いひひひっ、顔真っ赤♪」

 

孝「まったくずるいんだから……」

 

 

私たちらしさ、これからも大事にしなきゃだね!

 

ありがとう、孝宏くん!

だーーーーーいすきっ!!!

 

 

曜side off

 

 

 

 

To be continued…

 

 

 

And HAPPY BIRTHDAY! YOU WATANABE!!




いかがだった果南?!(食い気味)
はい、恥ずか死いですね笑
え?「し」が「死」になってます?気のせいじゃないですか?

いやでも、ちょっとエロティックなあのシーンを描くのは、かなり顔真っ赤になってました笑
人生初のエロティックシーンだったので、拙い部分も多いと思いますが、許容していただければ幸いです……

何はともあれ!(唐突)
幸せな誕生日になってよかった……(遠い目)

ちなみにダイヤモンドですけど、パワーストーン屋さんに行けば、案外手軽なお値段で手に入りますよ。
ガチの指輪とかネックレスのダイヤモンドみたいな大変高額なやつとは訳が違うんでしょうけど笑

あ、そういえばわたくしたか丸ですが、ついに「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over The Rainbow」を見ることが出来ました!
もうとにかくみんなの成長が楽しめる作品でしたね!
特にルビ理亞の2人ですね、大人っぽくなってて……
曲もみんな良かったですね!
お気に入りは「Hop? Step? Nonstop!」と「Believe again」ですね。元気な曲とくーるな曲が好きです笑
でもやっぱり「Brightest Melody」とか「Next SPARKLING!!」とかは泣かされましたね、涙腺ガタガタでした笑
あと月ちゃん可愛いかよですね笑
「よーろしくー!」ってめっちゃ可愛い(´-ω-`)
しかも黒沢さんが中のt……ん゙ん゙っ゙!
な、なんでもないですよ〜(゚∀゚)


それでは!次回もお楽しみに!
See you next time!
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