未来という名の航海   作:たか丸

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お久しぶりです!受験生なのに毎日センターポジション総選挙に投票しているたか丸です!

あの、文系なんで、一応、その、センター試験が終わったということで、1つ書かせていただきます(終わったって二つの意味をかけてるわけじゃないんだぜ☆)
まぁ、2月の初めに試験は残っているんですが、大目に見てやってください……

実を言うと、ちょくちょく勉強の合間に書いていたんです
やっぱり自分、書くことが好きみたいです!笑

あ!お気に入り登録者様が30人を超えました!
UAも4000件を超えましたです……
語彙も文法も何ひとつとして持ち合わせていない(それはさすがに日本語喋れないけど)私の拙い文章を読んでくださっているみなさんに感謝したいと思います!
謝謝茄子!!(訳:ありがとごぜます!)

読んでくださっているみなさんに、これ以上拙い文章は見せられないので、日々精進していきます!

それでは久しぶりの今回もお楽しみください!
せーのっ、ヨーソロー!


過去編 其ノ壱 ②

孝宏side

 

 

孝(ん……?この日って……やっぱりそうだ、()()()だ……)

 

明日、日曜日に東京に行くことになった俺たち。

 

千歌ちゃんはアキバドームで野球を見たいと思ってるみたいだけど、残念ながらその希望は叶えられそうにない。

 

なぜなら……

 

その日に「ラブライブ! 決勝大会」が開催されるから。

 

孝(見に行くことはないと思ってたから全然調べてなかったけど、今回は()()()がすごいな……)

 

曜「……くん……ひろくん……たーかひーろくーん!」

 

孝「うわぁ!!!……なっ、ななな、何?!」

 

曜「孝宏くん、今日はほんとに抜けてるなぁ……ぼーっとスマホなんて眺めちゃって……もしかして何も聞いてなかった?」

 

孝「……はい、考え事してました……」

 

千「あはは……さすが孝宏くんだね、いつにも増して変なとこで気が抜けてる♪」

 

孝「千歌ちゃんには言われたくないー!……それで、なんの話をしてたの?」

 

曜ちゃんは、ホントに聞いてなかったんだ……って呟いてから話し始めた。

 

……曜ちゃん、今日はずっとごめんね……

 

あれ、ずっとごめんねって日本語おかしいかも……

アイムジャパニーズ、オーケー。

I can't speak English.(私は英語を話すことができない)

ずっと思ってたけど、これってめちゃくちゃ矛盾してるよね?喋ってんじゃんって……まぁでも今は別にどうでもいいんだけどね……

 

曜「えっと、神田明神→アキバのコスプレショップ→アキバドームの順番で見て回ろうって考えたんだけど、どうかなって。電車賃も時間も1番節約できるルートみたいだよ!」

 

孝「うん、いいと思う!……けど、アキバドームで野球は見られないっぽい……」

 

千「えーっ!なんで?!」

 

孝「実は日曜日は『ラブライブ! 決勝大会』が開かれるんだよね」

 

曜「ラブライブ!ってさっき孝宏くんが言ってたあの?」

 

孝「そ!偶然にも偶然、ちょうど決勝大会の日だったんだ」

 

しょーじき意識してなかったから覚えてなかったのもあるんだけど、偶然すぎる。こんな偶然起こっていいのだろうか?ご都合主義的なお話まっしぐら感が……(ァ!!)

 

千「うーん、なら仕方ないよね!ドームだけでも拝んでこう!」

 

曜「神社じゃないんだから……」

 

 


 

 

何やかんやあったけど、結局曜ちゃんが決めてくれたルートに、野球が見られないということで千歌ちゃん希望のメイドカフェをコスプレショップの前に加えたルートで行くことに。

 

メイドカフェ。メイドかぁ……

 

【少年妄想中……】

 

曜『お帰りにゃさいませ、ご主人さま♡』

 

曜『お食事をお持ち致しました!……美味しくなぁれ♡』

 

曜『ご主人様。お疲れでしたら、私の膝枕などいかがでしょう……♡』

 

曜『ご主人……さまぁ……♡♡♡』

 

【少年現実復帰中……】

 

いかんいかんいかん、けしからんですよ渡辺曜!

なんて破廉恥な!

白と黒のフリフリミニスカートを身につけ、頭にはネコミミですとぉ?!

けしからん!破廉恥だ!連れて帰りたい!!!

 

千「渡辺さんや、彼、何を考えてると思います?

 

曜「高海さんや、彼は先程高海さんが「メイドカフェに行きたい」と言った時に過剰な反応をしていました。恐らくアキバのかわいいメイドさんを妄想して、1人で楽しんでいるのではないでしょうか?私という彼女がいながらけしからん人物ですな

 

千「渡辺さんも苦労されますなぁ……でも千歌はいつまでも応援しておりますぞ……

 

曜「ありがたいお言葉です、高海さん……

 

孝「んー?二人ともコソコソとなんの話してるの?……もしかして恋バナ?!千歌ちゃんもついに?!」

 

千「って、ち、千歌はまだ恋なんてしてない!……曜ちゃんは本当に苦労してるね……」

 

曜「千歌ちゃんだけが救いだよ……」

 

孝「えっ、なになに?なんかまずいこと言った?」

 

うーむ、女の子の心は平凡な男子中学生には理解し難いものだ……

世の中のモテ男はすごいなぁ……

 

曜「ところで、千歌ちゃんってどっか好きな野球チームあるの?野球好きな人は、どっかひとつのチーム応援してるイメージがあるからさ?」

 

孝「あ、俺も気になる〜。静岡ってプロ野球チームないし、近所のおっちゃんおばちゃんたちはみんな「ジャイアンツに決まってるずら!」とか「ジャイアンツしか応援せんぞ!」って言ってるし……」

 

千「あははっ!今どき「ずら」なんて言う人いないでしょ〜!」

 

 

 

?『へくちゅ!』

 

?『マルちゃん、風邪?最近流行ってるから気をつけルビィ!』

 

?『あはっ、大丈夫ずらよ♪……もしかしたら、誰かがマルの噂をしてるかもしれないずら……』

 

 

 

千「うーん、誰がいるから好き〜とか、強いから〜とかはないんだけど、みかんと同じ色のジャイアンツかな!」

 

孝&曜「「あー、わかっちゃいたけどやっぱ単純だった……」」

 

おっ、曜ちゃんとハモった。

千歌ちゃんは読みやすいから曜ちゃんと同じ考えになるのも頷ける、うん。

 

千「えー!なんで声揃えてそんなこと言うのー!」

 

曜「あははっ、ごめんごめん!千歌ちゃんわかりやすいから……」

 

千「む、よーちゃん千歌のこと馬鹿にしたなぁ〜?!……そんな悪い子には……こーだっ!」

 

曜「えっ?!わわっ!!」

 

 

【少年脳内実況中……】

 

孝「えー、ここからは解説に「ようちか評論家」のTAKAMARUさんをお迎えしてお届けしていきたいと思います。実況は私、「全日本ようちか実況協会」会長の秋月孝宏が務めさせていただきます。TAKAMARUさん、どうぞよろしくお願いします」

 

T「よろしくどうぞ」

 

孝「まずTAKAMARUさん、高海選手が渡辺選手を仰向けにしてマウントポジションを取りましたが、どう見えますか?」

 

T「んん゛っ……尊い……あ、いや失礼。いや〜、見事です。高飛び込みで鍛えられている渡辺選手を不意をついたとはいえ、一瞬で押し倒し、マウントを取るなんて、恐らく高海選手ぐらいしかできない芸当ではないでしょうか?」

 

孝「おおっ、鋭い切り口から説明してくださいました。おっとここで、高海選手が動きます!高海選手の両手が渡辺選手の脇腹へ!あーーーっと!くすぐり攻撃だーーーっ!!!なんということでしょう!ようちかでやらせたら可愛くて微笑ましい行為ランキング(TAKAMARUの「全国に住むようちかを推している男女に聞く ようちかの尊いシーンベスト100(仮)」による)の第4位「マウントポジションからのくすぐり攻撃」を使ってきた!この技を使うとは、高海選手はやはり凄腕!幼なじみという間柄でなければそう簡単に使うことの出来ない代物!!この大技をいきなり使ってくるとは……TAKAMARUさん、どう写りますか?!」

 

T「( ゚∀゚)・∵ブフッ!!……………と、ととと尊い…………あ、いえ、すみません、こ、これはすごいの一言です……他に言葉はいりません……ただあの二人が微笑ましい姿でじゃれていて……それだけでもう……ふつくしい……」

 

孝「ああっ!TAKAMARUさん!お気を確かに!TAKAMARUさーーーん!!!」

 

【少年脳内実況終了中……】

 

 

曜「あはははははははははっ!!!ち、ちかちゃ……ふへっ?!……も、もーだめ……おなか……よじれちゃ……あはははははははっ!!!」

 

千「ほれほれ、ここがええのんか〜?曜さんや、言ってくれないとわからんですぞ〜?」

 

あれ?千歌ちゃんってこんな悪代官みたいな子だったっけ?

でも微笑ましいから止めない、止めるわけがない!!

 

曜「ご、ごめんちかちゃ……あははっ!も、もういじったり……しなっ……しないから……あはははっ!ギブギブギブ〜!!孝宏くんも……あはははっ!み、見てないで……た、たすけ……あはははははっ!!!」

 

笑いながら涙を流して顔を真っ赤にしてる曜ちゃんと、曜ちゃんをそんなにしてるマウントを取っている千歌ちゃんと、ただそれを微笑みながら見つめる俺……

 

千「いひひ〜、どうだどうだ?参ったか〜!曜ちゃんが終わったら孝宏くんもだからね!」

 

孝「どぅえぇぇぇ?!?!」

 

え、まって、俺も?!

それはつまり千歌ちゃんにマウントを取られてくすぐり攻撃されるってこと?

千歌ちゃんに馬乗りされるのか……

いかんいかんいかん!なんて不埒な考え思い浮かべてるんだ俺はー!!!俺には曜ちゃんという心に決めた人がいるんだ!それなのに……このっ……馬鹿埒者ーーー!!!(意味不明)

 

ってかあんまり旅館(十千万)で大声出すと……

 

美「ちーーーかーーー!!!うるさっーーーい!!!

 

千「うわあっっ!!!」

 

言わんこっちゃない……美渡さんに怒られるって。

……あ、言ってないや。

 

 


 

 

 

曜「はう……酷い目にあった……」

 

孝「あはは、お疲れ曜ちゃん。はい、これ」

 

曜「あ!みかんアイスゼリー!ありがとっ!」

 

孝「止められなかったお詫び……かな」

 

曜「ほんとだよ、もー!ちゃんと止めてよね〜?笑い死ぬかと思ったよ……ちゅー……んー!甘くて冷たくておいしー!」

 

東京旅行の計画を練り終わった俺達は明日、

1.沼津駅に集合、東海道線に乗る。

2.乗る電車の終点の熱海駅で上野東京ラインとかいう近未来の名前をした路線?で東京へ。

3.そのあと兼ねてより夢だった山手線に乗って2駅で秋葉原まで。

という乗り換え方式で、かの地「東京」に向かうことになった。

 

因みに電車賃は片道2000円ちょい。

バイトのできない中学生にとっては、親のお小遣いを貰うとはいえかなりの出費だ。

往復4000円て……

みかん何個分だよ……

 

てゆか「上野東京ライン」ってなにさ?

名前近未来すぎる!

それともこれが東京の普通……?

 

孝「そういえば、今日どうして家の近い曜ちゃんじゃなくて、千歌ちゃんが起こしに来てくれたの?」

 

普通に考えれば、家が歩いて3分圏内にある曜ちゃんが起こしに来ると思う。

それでも千歌ちゃんが来たのにはなにか理由があったのかな?

 

曜「ん?じゃんけんで千歌ちゃんが勝ったからだよ」

 

孝「あ、じゃんけん?そーなんだ……え?じゃんけん?!」

 

曜「う、うん……それがどうかしたの?」

 

孝「え、あー、だって、家も近くて彼女なんだし、曜ちゃんが来るもんだと思ってたから……」

 

曜「彼女……///」

 

あぁ、この子はほんとにウブすぎる……

そんな単語ひとつで顔を赤くしちゃうところはもうほんとに最&高!!!

この子を彼女にできてほんとによかった……

幼なじみからのレベルアップは、俺にもたらすものが多すぎる!

 

曜「た、孝宏くんっ!」

 

孝「ん?なーに?」

 

まだ若干顔に赤みの残っている曜ちゃんはこちらを向き、俺の手を握りしめた。

 

曜「明日……楽しみだね!」

 

曜ちゃんの目は既にキラキラしてる。プレゼントを貰う前の、ワクワクしてる子供のよう。

曜ちゃんだけにようってか?うるせーやい。

 

孝「うん、今日寝れないかも……なんて、あはは……」

 

曜「寝坊だけはぜっっっっったいにしないでよね?」

 

孝「わ、わかってるってば!もー、心配性だなぁ〜?」

 

とは言ったものの、ちょっと不安。

休みの日は一日中寝ていられる系男子の俺としては、お目覚めの時間が昼の12時なんてザラだ。

今日それがよくわかった。

最悪母さんか姉貴に起こしてもらおう、うん。

 

曜「もし、起きられそうにないなら……私が起こしに行っても……いいよ?」

 

孝「よろしくお願いします」

 

曜「えぇ〜!?即答じゃん!頑張って起きてよ!……まぁ、起こしに行くけどさ……孝宏くんの寝顔とか……見たいし……///」

 

あー、キュンときた。何だこの子は、可愛すぎないかい?

ちょっとおじさん(15)、可愛すぎて今すぐぎゅーしたくなってきちゃったよ。

この可愛さ、全世界の悩める人々みんなに分け与えたいぐらいだわ……

……いや、やっぱり独り占めしよう。うん、それがいい。

 

孝「えへ、ありがと曜ちゃん!……でも、曜ちゃんに起こされるなんて、なんだか……夫婦みたいだね」

 

曜「ふっ、ふふふ夫婦?!それはつまり、孝宏くんが旦那さんってこと……ひゃ〜///」

 

紅潮させた顔を覆う仕草が愛らしい。

この子、素でこれやってるんだから可愛いったらありゃしない……ほんとにお嫁にもらいたいわ!

 

他愛のない会話をしながら二人並んで歩く海岸通り。

地獄の業火のように真っ赤に燃え上がる夕日は、俺たちを優しく照らしてくれる。

いつもより小さい歩幅。

曜ちゃんと帰る道をゆっくり堪能したい。

だがそんな時間も長くは続かない。

この上なく楽しい(大好きな人といられる)時間はすぐに過ぎてしまう。

 

沼津は下河原、見慣れた十字路に差し掛かる。

そこがいつもの分かれ道。

辛いけど、また明日会える。

そう思えば笑顔で「ばいばい、またね」が言える。

そんな今が好きな自分がいる。

 

曜「それじゃ、また明日ね!」

 

曜ちゃんは手を振り、十字路を左に曲がっていく。

 

孝「うん、またあし……あ、曜ちゃん!」

 

曜「ん?どうしたの?」

 

俺は歩いていこうとする曜ちゃんの方に駆け寄り、その身を優しく包み込んだ。

 

曜「!!!///」

 

曜ちゃんは俺との初めてのハグに緊張からか、体が一瞬硬直した。

しかしその硬直は本当に一瞬で、すぐにほぐれて俺を受け入れてくれた。

 

曜ちゃんの体は高飛び込みをして鍛えているとはいえ、やっぱり1人のかわいい女の子。力を入れると壊れてしまいそうなほど脆くて、小さくて、何より柔らかかった。

曜ちゃんの体の火照りが伝わってくる。

 

俺はたまらず曜ちゃんの頭をなでなでした。

女の子特有の甘い香りが鼻腔をくすぐる。

俺の理性、頑張って保ってくれ……!

 

孝「……また明日、ばいばい///」

 

曜「……うん、ばいばい///」

 

曜ちゃんが俺の背中に手を回し、抱擁してくれる。

あったかい。温もりを感じる。

 

15秒ぐらいそうしていた。

抱擁を解いてお互いに顔を見合わせる。

恥ずかしさから、顔を見せまいと笑って俯き、誤魔化す。

心無しか曜ちゃんの顔が少し紅潮しているように見えるのは、今にも水平線に沈みそうな、真っ赤な夕日のせいだろうか。天気予報は外れた。

 

曜「えへへ……あったかかった……また、ぎゅってしてね?///」

 

孝「うん、曜ちゃんが望むならいつでもしてあげるよ!」

 

曜「えへっ、ありがと!……それじゃ今度こそ、ばいばい!」

 

孝「うん、ばいばい!」

 

今ある小さな幸せを、一つ一つ大事にしたい。そう思った。

 

明日は全力で楽しむぞ東京!

都会のオーラにゃあ負けないぜ!!!

 

 

孝宏side off

 

 


 

 

曜side

 

――5時間前

 

千「……孝宏くん来ないね?何かあったのかな?」

 

曜「私の勘だと、恐らく寝坊だね……」

 

千「あー、ありそうだね。今日のこととかも忘れてそう……」

 

曜「大いにありえるね……じゃあ起こしに行こっか?」

 

千「んー、じゃあ千歌が行っちゃおっかな〜!体動かしたいし!」(ニヤニヤ)

 

……んー?もしかして千歌ちゃん、意地悪のつもりかな?

付き合ってることを知ってて、私に「行くっ!」って言わせたいのかな?

そんな挑発に簡単に乗っかる渡辺曜ではないであります!

 

曜「うん!じゃあ千歌ちゃんにお願いするよ!」

 

千「そーっか、そこまで言うなら曜ちゃんにゆず……え」

 

ぷぷぷっ、そんな素っ頓狂な顔しなくてもいいのに♪

 

千「ええええええええ?!どうしてよーちゃん!ここは「私が行くっ!」って言わないとじゃないの?!仮にも孝宏くんの彼女でしょー?!」

 

曜「いや〜、千歌ちゃんが行きたいなら行ってもらっていいんだけど……」

 

千「ぶー!よーちゃんつまんないー!もっとこー、なんというか、こー、ないの?!」

 

ち、千歌ちゃんの語彙力が低下してきてる?!

 

曜「おおお、落ち着いて千歌ちゃん!そーだ、わかった!じゃんけんでどっちが行くか決めよ?ね?」

 

千「えー?……まぁ別に、曜ちゃんがそれでいいなら構わないけど……負けた時、後で文句言わないでよね?」

 

曜「言わないってば!さ、じゃんけんしよ!」

 

曜&千「「さーいしょーはグー!じゃんけん……!!」」

 

曜side off

 

 

千歌side

 

まったくもー、曜ちゃんのバカ……

あと千歌のバカ……なんでチョキ出しちゃうのさ……

 

千歌はチョキのままの手を見つめながら溜息をついた。

変なところで運を発揮する千歌を恨めしく思う。

 

曜ちゃんは、こーゆー時こそなんというか、「彼女力」というような何かを発揮するべきなのに……

孝宏くんのことが大切じゃないんか!……ってそんなんだったら付き合ってないよね……

 

あーあ、千歌も心の底から愛せる素敵な人、ほしいなぁ……

()()()()()()()()()()()()()()、これからは応援するって決めたし……

 

……曜ちゃんにあって、千歌にない。そんな魅力が孝宏くんには見えてたのかな……

千歌もやれることはやったけど、やっぱり普通怪獣ちかちーだったのかな……

 

普通で、取り柄もなくて、地味な千歌。

かわいくて、元気で、誰よりも女の子っぽい曜ちゃん。

 

そりゃあ、孝宏くんも曜ちゃんを選ぶよね!

そりゃそーだ!

 

なら千歌は、曜ちゃんに負けないくらいかわいくなって、元気全開で、女の子っぽくなってやるんだ!

女の子は傷ついて強くなる!……って思う!えへ♡

 

そういえば果南ちゃんは彼氏はおろか、好きな人もいないとかなんだとか……

じゃあ果南ちゃんに好きな人ができる前に、千歌は大好きな人に出会って、素敵な彼女になってやる!

 

よーし、千歌!これから頑張るぞー!

 

千「おーっ!」

 

そんな決意を胸に、千歌は孝宏くんの家へ向かうのであった!o(`・ω´・+o) ドヤチカァ……!

 

********************

 

孝「………………」

 

千「……あっれー、ほんとにまだ寝てる……私でさえ起きてるのに……」

 

孝「………………」

 

千「……おーい、起きないと食べちゃうぞ〜♪

 

孝「………………」

 

千「もー、全然起きないじゃん!甘やかし作戦は失敗か……そもそも起きてなきゃ効かないか……」

 

これは昨日の夜相当遅くまで起きてたな〜?

そんな夜更かし坊やには、千歌がお仕置きをしちゃうのだ☆

 

千「それなら……とりゃっ!」

 

孝「ぐぶはっ?!」

 

千歌は寝ている孝宏くんのお腹に飛び乗った。

これなら流石に起きるよね?って思ってやったけど、想像以上の目覚め方だった。

ふふっ、面白いものを見せてもらえた♪

 

千「もー!やっと起きた!起きるの遅すぎ!」

 

 

ねぇ曜ちゃん。

こんな面白くて、優しくて、かっこよくて、時々ダメな孝宏くんのこと、大事にしなかったら……

 

 

()()()()()()()()()()()

 

 

……なーんて☆

ちょっとだけ思っちゃった。

 

千「ほーら!早く着替えてウチに行くよーっ!」

 

千歌は止まらない!走り続けなきゃ!

十千万の元気印!三人姉妹の末っ子、千歌!

今日も一日、輝こう!

 

孝「……ところで千歌ちゃん、その、部屋から出ていただけると嬉しいんですが……?」

 

千「えっ?」

 

孝宏くんの方に目をやると、鍛え上げられた上半身を晒し、パジャマのズボンだけ履いていた。

あれ?そういえばさっきまではちゃんとパジャマ着てたのに……

 

孝「着替えられないんだけども……」

 

千「へっ、あっ!ご、ごめん!!!///」

 

うう……恥ずかしいのは孝宏くんのはずなのに、千歌の方が恥ずかしくなってきちゃったよ……

 

……孝宏くんの腹筋、すごかったなぁ……

 

 

千歌side off

 

 

 

To be continued…




如何だったでしょうか?

いや〜、多機能フォームって面白いですね!
ただメタァァァ!!のやつはしょーじきやっててめんどくさ(殴
いやもうめっちゃ楽しかったっス!!!(涙目)

さて、今回から少し孝宏くんのボケと言いますか、心のセリフ多めでお届けしました。
ボケすぎたかなと思いますが、その点について感想をお待ちしております。

ちなみにたか丸はそこそこ電車好きなので、上野東京ラインは知ってます笑

あと野球大好きです笑
千歌ちゃんに好きな物合わせてもらいました!
ジャイアンツとライオンズのファンです笑

にしても、千歌ちゃん!ええ子やな!おじさんは千歌ちゃんみたいな子大好きやで!

千「ち、ちょっとおじさんは、千歌、無理かな……」

ぐすん……
千歌っち……無理って……無理ってそんな……


では、次回もお楽しみに!

See you next time!
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