あと金美ちゃんの読みは「かなみ」です
夢の中である影を見た。それはボヤけていて少女のものだとしか情報は分からなかった
朝だ。大学一年目の夏休み、私はこれを楽しみに大学に入ったと言っても過言ではない。そう、長いのだ。中学生も高校生もまだ学校。そんな中での夏休み、愉悦感が湧き上がる。
しかしグータラしてばかりもいられないので私はリビングに降りる。
「よぉ、おはようマスター。」
「あ~おはよう…っ。」
「お?」
「きゃァァァァ!!ちょっと!あっち向いてなさいよ!」
「どうしたってん…うわぁぁぁぁぁぁ!!」
彼の振り向きざま悲鳴を上げられた。悲鳴を上げたいのは私の方だ。なぜなら今の姿は下着1枚。誰かに見せるような格好ではない。しかも相手は昨日会ったばかりの男だ。
「どうしてあんたが悲鳴上げんのよ!」
「んなぁこたぁどうでもいいからさっさと服を着てくれ!!」
まぁ確かにこの服装?に関しては私が悪い。だが悲鳴とはなんだ悲鳴とは。少女の下着姿だぞ、今どきの小学生でも悲鳴は上げない。
まぁ色々考えてもしょうがないさっさと着替えよう。
「さて、着替え終わったよ。」
「それは何よりだ。」
「何よ、その反応は。」
これ以上掘り返しても埒が明かない。だから話を切り替えよう。
「まぁいいや。バーサーカー、何かご飯作れるの?」
「と、唐突になんだよ、まぁ作れるって言ったらおにぎりぐらいだな。」
なるほど、朝食にはもってこいだなら作って貰おう。ちょうどご飯も残ってる事だし
「じゃあ作ってみて。晩御飯は私が作るから。」
「おう、いいぜ。それじゃあ魂込めて作ろうか!」
完成したおにぎりを見るとそれは大きさにして3号ソフトボールぐらいはゆうに越している。釜の中にはそこまで無かったはずなのになぜこんなに…
「これ、何入れたらこんなんになるのよ。」
「あぁ?さっき言った通り魂だぜ?」
そんなあっさり言ってもらっても困る。まぁいい問題は味だ。味さえよければどうでもいい(と思いたい)
「もぐもぐ……あ、美味しい。」
「だろ?生前はよく作ってよく食べてたぜ。」
やはりおにぎりは主流なのだろうか。その時代によって価値も変わってくる…危ない。おにぎりの話になっていってる。
おにぎりを食べた私はバーサーカーにこう問う。
「ねぇ、聖杯戦争は殺し合いってのは分かった。でも、何処で何時するのかはまだ聞いてないから聞かせて。」
「…場所は決まっちゃいねぇ。強いて言うならそいつと会った場所だ。時間に関しては夜がほとんどだがな。」
バーサーカーはそう答えた。
「なら、今夜山の方に行ってみようよ。誰かいるかもよ。」
「そんな呑気に構えるもんじゃねぇよ。ちゃんと準備はしておけよ。」
「はーい」
我ながらなんとも気の抜けた返事だろう。しかしこの考えが甘かったことは今晩思い知らされることとなった。
いやこのタイミングでこの出会いがなければきっと私は早々に殺されていた。これは想像なんかじゃなく確定事項、そう言いきれるほどに。
はい、とりあえずちょっとした日常を入れてみたわけですが蛇足かんが否めない。
まぁ次の回は早くもあの方との戦闘(9割オリキャラだからほぼネタバレ)
金時の活躍に乞うご期待