Die Zeit heilt alle Wunden《完結》   作:日々あとむ

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第一幕 漆黒の英雄 其之五

 

 カッツェ平野には幾つもの伝説や噂話がある。そして、その内の一つに陸地を進む幽霊船というものがあった。

 その陸地を進む奇妙な幽霊船――その船長の名はヴィリアム・ダンピーアー。正体はこのカッツェ平野で自然発生したエルダーリッチである。

 死の中で発生するアンデッドという種族は、基本的に生命を憎み、そして命を奪うことに腐心する傾向にあった。だが一部の知性あるアンデッドは生者に対する憎悪を抑え、生者と関係を持つ者もいる。

 例えば、“O∴D∴U∴”。彼らはアンデッドの集まりであるが、生者達の前に現れることは滅多になく、現れる時は交渉するためであり、そして命を奪うことに腐心するのではなく魔法を探求することに腐心している。

 例えば、王国の裏組織“八本指”の“六腕”、“不死王”。彼もまた生命を奪うことに固執することなく、魔法の探求に偽りの生命を費やしており、裏組織とはいえ人間の組織で共存を果たしていた。

 知性あるアンデッドは、このように時に他の知恵ある生命と交渉し、共存する。他生命に認められるかどうかはともかくとして、彼らは理性が無いわけではない。

 そして幽霊船の船長ヴィリアムもまた、そういった知恵あるアンデッドの内の一体だ。このカッツェ平野で生まれた彼は、ある一つの夢を持って生まれていた。

 それは――――海原を駆けること。誰にも支配されず、自由のみを隣人として旅をすること。

 彼が発生するに至った負のオーラの持ち主がそういった思いを持っていたのか、それとも彼がひたすらに変わり種であったのか……真実は誰にも分からない。ただ、彼はそういった夢を持って生まれた事実だけがある。

 彼は夢を携え、その生まれ持った実力で下級アンデッド達を支配し――カッツェ平野を旅して、遂に帆船の残骸を見つけたのだ。カッツェ平野には奇妙な建築物の残骸が幾つもある。この壊れた帆船もまた、その一つだった。

 帆船を見つけた彼らはそれをそれらしく(・・・・・)修理し、自らの負のオーラや魔力を使って浮遊させ、ついに陸を奔る幽霊船が完成した。

 そして彼らはアンデッド兵団からアンデッド船団となる。目的はただ一つ。海原を駆けること。今はカッツェ平野に留まっているが、この呪われた大地で負のオーラを食らい自らを進化させ続ける。そしてこの世界(・・)という途方もなく広い海原を、地平線の彼方を目指すのだ。

 しかし――

 

「……うん?」

 ヴィリアムは空を見上げる。今日もいつもと変わらない、薄い霧に覆われたカッツェ平野だ。天気は相変わらず見えはしない。

 だが、マストの上に幾体かの鳥型アンデッドが集まっていたのを確認する。骨の鳥達はマストの上に止まり木のように集まるが、とりわけ何をすることもない。だからだろう。船員達も物珍しそうに見物するだけで、特に慌てた様子もない。

 だが……ヴィリアムは数ヶ月前に訪ねてきた愚かな魔術師を思い出す。

 何らかの組織名を名乗ったヴィリアムと同じ魔術師のアンデッドは、ヴィリアムに対し「宝を寄越せ」と強請ってきた。当然、その愚かな魔術師には偽りの生命を終えてもらったが、その魔術師がこのカッツェ平野で自分達を発見した方法が、使い魔のアンデッドに探らせるという方法だったのだ。

 その時のアンデッドはこのような鳥型のアンデッドではなかったが――いや、分かっている。そもそも、数がありえない。集まっている骨の鳥は五体以上――とても使役出来る数ではない。偶然のはずだ。しかしヴィリアムは嫌な予感を覚え、見張り役に周囲に何かおかしなものが見えないか確認するよう命令を下した。

 船長の命令を受け、船員達に緊張が走る。彼らはこのカッツェ平野でヴィリアムに支配され長い時を過ごした。そのため、ある程度の知性が宿り対話などが可能となっているのだ。他の下級アンデッド達とは一線を画す。

 船内に緊張が走り、見張り達が慌ただしく動く。そして――

「船長! 誰かこっちに向かって来ています!」

「……ふん」

 やはり、何者かが接触しようと近寄っていたらしい。おそらくあの骨の鳥達の中に一体だけ、使い魔を紛れ込ませていたのだろう。中々にうまい手だ。同じようなものに集まられては、珍しくは思ってもそのまま見過ごしてしまったかもしれない。

 だが、自分には通用しない。

「錨を降ろせ!」

 ヴィリアムの命令に従い、船員達が錨を降ろして帆船を止める。別に錨など降ろさなくても停止出来るが、浪漫は大事である。ヴィリアムは様式美というものをよく理解していた。

「どんな奴だ!?」

「真っ黒な鎧を着た野郎一人です! あ! でもアイツ(・・・)じゃありません!」

「当たり前だ! ……鎧ィ? 魔術師じゃないのか? しかも一人?」

「はい! 船長! 顔も見えないです。たぶん人間じゃないかと」

「……うーむ?」

 以前の魔術師のお仲間かと思ったが、そうでもないようだ。顔も見えないほど鎧を装着するアンデッドは、このカッツェ平野に存在しない。更に、魔術師が全身鎧(フル・プレート)はありえないだろう。

 そうなれば、考えうる可能性は人間達。よく見かける軍人か、あるいは冒険者とかいう奴らか。戦って情報を得たり、マジックアイテムを奪うことがある。だがたまに交渉するだけの時があるので、今回はそういう類の者だろうか。

「お前たち! お客さんを出迎える準備をしておけ!」

「はい! 船長!」

 ヴィリアムの命令に従い、船員達が慌ただしく動く。出迎え準備とは当然、交戦準備だ。大砲に弾を込めたり、弓矢で狙う準備のことである。この巨大な帆船がある以上、それを物陰にして準備を整えるのは当たり前だ。これで確実に優位を取れる。

 ましてや遠距離攻撃手段の無い戦士――良いカモである。

 ――そしてヴィリアム達が待ち構えていると、その漆黒の戦士はついに霧から姿を現した。

 それは奇妙な男だった。一目で高価と分かる煌びやかな漆黒の全身鎧(フル・プレート)と、目も冴えるような真紅のマント。どう見ても、このカッツェ平野で見かけるにはありえない格好だ。ヴィリアムはカッツェ平野から出たことはないが、しかし長年の経験から物の良し悪しの区別はつく。

 そのヴィリアムから見て、間違いなく最上級。軍人達よりも冒険者達よりも、比べ物にならないほど高価な装備品だろう。むしろ美術品というのは、ああいう物を言うに違いない。

 そんな煌びやかな装備の戦士が、わざわざカッツェ平野まで来て自分達と接触する。わけが分からなかった。

「――失礼。カッツェ平野の幽霊船、その船長ヴィリアム・ダンピーアー氏と見受けするが?」

 漆黒の戦士が口を開く。ヴィリアムはいつでも魔法を撃ち込めるように警戒しながら、その言葉に頷いた。

「その通り。私が船長ヴィリアム・ダンピーアーだ。……そちらは何者だ?」

「私の名はモモンガという。ところで……“O∴D∴U∴”の名に聞き覚えは?」

「――――あるな」

 その組織名は耳に新しい。かつて訪ねてきた、愚かな魔術師の所属する組織の名だ。

「なら話は早い。私はそこの雇われ冒険者でね……彼ら曰く、マジックアイテムの返却を願いたいそうだ」

「はあ?」

 ヴィリアムは不快なその要望に、小馬鹿にしたような声色を向ける。ありえないだろう、それは。奪われたのならば奪い返す。この世は弱肉強食。それが世界に共通する唯一の掟のはずだ。

「私もドロップアイテムの返却を願うというのは、少し思うところがあるが――何せ雇われの身だ。そういうのは本人たちに言って欲しい。返答如何によっては死んでもらうことも考慮しているんだが……どうだね?」

「――あの世で連中に『ママのおっぱいでも吸ってろ』と言っておいてくれ」

「……なるほど」

 交渉は決裂だ。そもそも交渉とは、立場が上位の者が、下位の者に投げかけるもの。下位の者が交渉したところで、死より搾取される羽目になるのは当たり前だ。下位の者がする交渉とは、つまり相手に勝てないからやめてくれという哀願と何も違わないのだから。

 故に、交渉は決裂した。ヴィリアムはマジックアイテムを返すつもりは無い。“O∴D∴U∴”の者達が自分達で交渉に来ず、代理を遣した理由は魔術師としてヴィリアムも分かる。だからこその戦士。そしてあの使い魔はおそらく、マジックアイテムか何かで召喚したものなのだろう。見れば、いつの間にか骨の鳥達は既に姿が消えている。一体は召喚時間の限界に達し、他の骨の鳥達は戦いの気配を察知して逃げたに違いない。

「野郎ども! 奴の鎧を剥ぎ取って、その死体をバウスプリットに括りつけて晒してやれ!!」

「オオオオオオ!!」

 船員達が叫び、臨戦態勢であったためすぐに攻勢に移ろうとする。錨を回収し、帆船を自在に動かせるように準備。同時に船員達は大砲を撃とうと魔法で着火しようとし、ヴィリアムは帆船の上空を下からは見えないように飛んでいた、二体のあるアンデッドを呼ぶ。その姿を見た漆黒の戦士は――

「なんだ? スケルトン達のような下位アンデッドが喋れるのか? ふーむ……船長より船員の方が興味深いな。カッツェ平野で負のオーラに揉まれて、長年過ごした結果か? この土地、中々に興味深い……今後も検証のために観光に来るか」

 よく聞き取れなかったが、わけのわからないことを言い、背中から二本のグレートソードを引き抜く。そして――

「――――出番だ。出ろ」

 その一言の後の光景に、全員が凍りついた。

 黒い靄が中空から滲み出るように出現すると、それが膨れ上がり人型を形作っていく。二メートルを超える身長、血管のように浮き立つ赤い紋様に黒い鎧。一メートルを超える巨大なフランベルジュに、タワーシールド。まさに暴力の権化のようなその姿。

「――――」

 それは間違いなく、五年近く前にヴィリアム達が遭遇した悪夢そのもの。それを認識した瞬間――

「退却! 退却だ! 逃げるぞ!!」

 ヴィリアムの命令と、船員達の行動は同時だった。弾けるように全員が慌ただしく動く。この場からの離脱に向けて。

「おいおい……遭遇済みか? 少し話がしたくなったぞ」

 漆黒の戦士の暢気な言葉も耳に入らない。ヴィリアム達は脱兎の如く逃げ出すために、帆船を動かす。そして、ヴィリアムは上空の二体に命令した。

「スケリトル・ドラゴン! 足止めをしろ!」

 ヴィリアムの命令と共に、地上へと二体のスケリトル・ドラゴンは降りて来る。さすがにあの二体を同時に相手にするのであれば、あの悪夢も中々追いつけまい。かつての遭遇時には一体しかおらず、その時のスケリトル・ドラゴンは破壊されたが、今は二体もいる。その間に距離を取るのだ。

「スケリトル・ドラゴンが二体か。なるほど、確かに魔法詠唱者(マジック・キャスター)じゃどうにもならないな」

 漆黒の戦士は呟き、グレートソードの一本を何故か振り被る。だがヴィリアム達は気にしない。帆船を動かこの場から脱兎の如く去って行く。そして――帆船に衝撃が加わり揺れた。

「何が起こった!?」

 ヴィリアムの言葉に、見張り台の船員が悲鳴を上げた。

「船尾のど真ん中に、野郎の剣がぶっ刺さってます! ……あぁ、嘘だろ……船長! アイツ(・・・)が剣を足場にして……船体に取りついて登って来ようと!」

「何とかして落とせ! 甲板まで登られたらおしまい(・・・・)だぞ!」

 ヴィリアムの命令で、槍や剣を装備した船員達があの悪夢を帆船から振り落とそうと躍起になる。その間にヴィリアムは操縦室で舵を取る船員達に指示を送った。

「お前たち! 船尾にアイツ(・・・)が取りついている! 振り落とせ!」

 ヴィリアムの指示に従い、帆船がありえない軌道を描く。ゆっくりとではなく、馬車が急スピードで急カーブを曲がるように、ぐるりと方角を変えたのだ。

 海を奔る船ではありえない動きだが、これは陸地を奔る幽霊船。そのような常識の外にある。船員達は当然、振り落とされないよう各々注意しているので、振り落とされるような間抜けはいない。

 だが――常識外れなのは幽霊船だけではない。

「駄目です船長! 落ちません!!」

「――化け物め!」

 船体に取りつくアンデッドも、当然振り落とされない。その腕力で無理矢理に縋りつき、船体に取りついたまま決して離れなかった。振り落とされることなく、最上甲板まで登ってこようとしている。

「もう一度振り払え! 今度は連続でだ!」

 ヴィリアムはまたも指示を出し、操縦室の船員達は応えて猛スピードを出しながら船体を傾ける。遠心力で振り払うために。

 だが、振り落とされない。あの悪夢は決して、墜落しない。

「ギャア! ギャア!」

 頭上から聞こえる鳴き声と悲鳴に、ヴィリアムはマストを見る。見張り台にいた船員達が先程見た何体もの骨の鳥達に、死体を漁るハゲワシのように群がられ、見張り台から叩き落されていく。

「……まさか」

 そこで、ようやく悟った。あの骨の鳥達は全て、あの悪夢のように漆黒の戦士の味方なのではないか、と。ならば――ならば、あの漆黒の戦士は果たして何者なのだろうか。

 自分はもしかしたら、とんでもない大失態を犯したのではないかと今更ながらに気づき――別の船員達の悲鳴を聞いてそちらを振り返った。後悔する。見てはいけないものを見てしまって。

「げぇ!」

 あの漆黒の戦士が、膿のような黄色と輝くような緑色の靄を纏わせた骨の獣に騎乗して、追いかけて来ている。この短時間でスケリトル・ドラゴン二体を滅ぼしたというのか、ありえない。

 だが――納得するしかない。漆黒の戦士は船員達が放つ矢や大砲をものともせず、片手に持つグレートソードで切り払ってこの船の横を並走している。魔法に至っては防御さえしないのだ。

 そして――再びの衝撃。今度は船尾ではない。船首からだ。

「何事だ!?」

「船長! 人間たちが俺たちの船を魔法で狙ってる! あぁ――船が止まってしまう!」

「――――は」

 どうやら仲間がいたようだ。船の速度が落ちていく。落ちていくから、もう振り払えない。つまり――

「――やあ、また会ったな」

「…………」

 衝撃を受けた一瞬の隙に船体に飛び乗っていた漆黒の戦士が、ヴィリアムに声をかける。ヴィリアムは震えながら振り向いた。無傷の漆黒の戦士がそこにいる。

 あの悪夢を恐れた船員達が、我先に次々と船から飛び降りるように落ちていく。しかし、帆船の外に待ち構えていたのだろう他の人間達の手によって、船から降りた者から次々と偽りの生命を終えていった。けれど、きっとその方が幸せな死に様だろう。あの悪夢に嬲り殺しにされるくらいだったら、人間達に討伐される方がずっといい。

 だが……漆黒の戦士に狙われている自分はどうなってしまうのだろう。

「あの……あの、降参だ、降参する……しま……す」

「ふむ」

「それで……その、マジックアイテムも全てお返しします」

「ああ」

「それで……あの、あの、それで……今まで溜めこんだ宝も全てお渡しします」

「だから?」

「え? えっと、えっと……」

 漆黒の戦士が悠然と立つその背後から、あの船尾から最上甲板まで登り切った悪夢が歩いてくる。その姿を横目で見ながら、震える声でヴィリアムは漆黒の戦士に語りかけた。

「わ、私は役に立ちます! 立ってみせます! 部下になるのであの、その……え、えへへ……」

 卑屈な笑いをしている自覚はあった。しかし、それを直そうとは思わなかった。両手を組んで慈悲を乞うが、漆黒の戦士は「ふぅん」と興味無さげだ。それで、自分の未来が変わらないことを悟った。

「――私はな」

 漆黒の戦士がポツリと語る。

「基本的に、警告を二度以上しない。何故なら他者の選択を尊重するからだ。例え結果がその他者にとって不幸になるものであろうと、だ」

 兜のスリットから、赤い燈火が見える。絶望の燈火が――

「ヴィリアム・ダンピーアー。お前は私がマジックアイテムの返却を求めた時、何と言った(・・・・・)かな?」

「――――」

 漆黒の戦士に告げられて、脳裏に浮かぶのはかつてのあの悪夢と遭遇した時の記憶だ。珍しい、見たこともないアンデッドであったから捕獲して部下にしようと、そう意気込んで絶望を味わったあの日の記憶。船員達が嬲り殺しにされ、命からがら無様に逃げ出した忘れられない、あの日の記憶だ。

 それが迫っている。自分に狙いをつけて、あの悪夢が悠然と歩み寄ってくるのだ。

「嫌だ! 殺さないで! 死にたくない!!」

 こんなところで、結局生まれた場所から動けないままで死にたくない。外を見るのだと。そう誓ったのだ。自由だけを隣人に、世界を海原として駆けるのだと夢見たはずなのに。

 現実はこの薄い霧に囲まれた、どこまでも閉鎖的な場所で偽りであっても生命を終えるのは耐えられない。だからヴィリアムは背を向けて逃げ出した。悪夢から逃げるために。漆黒の戦士から逃げるために。――死から逃げるために。

 しかし――

「――――やれ」

「あ」

 漆黒の戦士の一声で、自分の体を叩き潰すようにしてあの悪夢が携えていたフランベルジュが降ってくる。凄まじい衝撃の後――体がボロボロと崩れていった。崩れる端から空気に溶けるように消滅していく。

「あ、あ……」

 崩れる体を押し留められず、自分の意思が薄れていくのを感じたヴィリアムが最後に見たのは――どこまでも現実でしかない、空の天気さえ見えない何も無い薄い霧だった。

 自由なる海原を夢見た変わり種のエルダーリッチ……ヴィリアム・ダンピーアーはこうして、その偽りの生命を終えたのだ。

 

「うーむ……一撃か。デス・ナイトの件を聞こうと思ったんだが……存外脆かったな、コイツ。所詮――贋金持ちじゃない、ただのエルダーリッチか」

 ぽつりとつまらなそうに呟いた漆黒の戦士の言葉は、幸いにもヴィリアムに届くことはないままに。

 

 

 


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