バトル・ロワイアル The Rebellious Memory 作:原罪
「あ~もう、困ったわねぇ……」
市街地エリア、そのうちのホテルの一室。そこに椅子に座り考え込む金髪の少女、犬吠崎風がそこにいた。
友奈が東郷を救い、全てが無事に終わったと思っていた。
―――だけどアタシたちは巻き込まれた。この殺し合いとかいう舞台に
「三ノ輪銀って、たしか東郷や園子が言っていた……」
三ノ輪銀。話を聞くに既に死んでいる人物のはずだ。同じ勇者なら合流しても良さそうだけど。
名簿を見る限り園子以外は全員巻き込まれているようだ。
首輪解除の条件は『同じ勇者を三人以上殺す』―――ふざけるな。本当にふざけるな。
怒りのあまり拳を握りしめる。尚更こんな残酷なゲームに参加してたまるものか。まずはみんなと合流しよう―――そう思っていた矢先
―――窓から何かが光っていた
―――ドン!と音が鳴り響いていたら、窓ガラスが割れていた
何かが体の奥からこみ上げてくる。我慢しきれずに吐き出した。血だ。
ふと眼の前を見ると、自分の下半身「だった」モノは、ズタズタの肉塊となって部屋の周りに赤い液体の痕となって部屋中に飛び散っていた
残っていたのは、唯一原型をかろうじて保っていた自らの『首』
……何も感じない、何も視えない、急速に意識が冷たくなる、無へと堕ちていく
……ごめん、みんな。ごめん、いつ、き―――
【犬吠崎風@結城友奈は勇者である 死亡】
○ ○ ○ ○ ○
「―――なんや、あっさり死ぬもんやな」
とあるビルの一室。アンチマテリアルライフルらしきもので、金髪の少女を一瞬の内にただの肉塊へと変貌させた張本人
烏丸理都はそう呟いた
「またしても命を懸けたゲームにあやちゃんを巻き込んで……」
あの時、私はあやちゃんに『敗けて』、あやちゃんはウチの望み通りトップアイドルになることができた。
だけど目が覚めたらまたこんな催し物。しかもあやちゃんも巻き込まれている。
許せへん、だけどもし一人しか生き残られへんのやったら
みんな殺す―――殺す、殺す、殺す あやちゃん以外の何もかもを殺す。そして最後にうちも死ぬ
人を殺すなんて裏工作で頼んや輩に任せていたが、いざ自分で誰かを殺すとなれば動揺ぐらいはすると思ったんやけど―――案外動揺せんようやな。ウチの心がどこら辺か壊れてるからやろか。
でも、あやちゃんのためと考えれば特に気にする必要もあらへん
「―――まっててぇやあやちゃん」
ウチが必ず、あやちゃんを優勝させて―――
【C-6/一日目 深夜】
【烏丸理都@アイドルデスゲームTV】
[状態]
[装備]:アンチマテリアルライフル@魔法少女育成計画シリーズ
[道具]:基本支給品一色、スマホ、不明支給品2つ(本人確認済み)
[状態・思考]
基本方針:あやちゃんを優勝させるために、あやちゃん以外の全参加者を殺す
1:まずあやちゃんを探さへんと