バトル・ロワイアル The Rebellious Memory   作:原罪

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オーダー・イン・ザ・ナイツ/ラ・ピュセル、シルビア(パンドラボックス)

「―――小雪」

 

岸部颯太―――魔法騎士ラ・ピュセルは、スマホに表示されている名簿を見て呟いていた

 

もとよりここに来てから分からないことばかりだ

 

眼の前が真っ暗になったと思いきや変な場所にいて、そこにファヴがいて、いきなり殺し合いをしろと言われ

 

気づいたら今度は教会らしき中。―――マップを見るに『導きの教会』なる場所らしい

 

 

 

 

あの時の苦い記憶が思い出す

 

―――あれは『魔法少女育成計画』が変貌して3日目のことだ。

 

端的に言えば私ラ・ピュセルは同じ魔法少女である森の音楽家クラムベリーと戦うことになった。

 

当初こそキャンディー狙いの人物かとは思っていたが、ただ純粋に強い相手と戦いに来たようであった

 

少しは怪しんだものの、この手のシチュエーションには憧れていたため、その戦いを受けることになった

 

でも、それはただの一方的な蹂躙だった。

 

一矢は報いたものの、結果は敗北。変身を解かれた私は車道に放り出されカーライトが目の前に写ったと思いきや―――

 

例のホールにいた。

 

ホールではあのファヴがこの場にいる人たちで『殺し合い』を行うという節の言葉を告げていた。

 

ふざけるな。もしあの街での急なルール変更が今言っている殺し合いを引き起こすためだったのなら尚更許せない。殴りかかろうとを憤っていた私は一人の少女を眼にしたことで冷静になっていた

 

 

 

魔法少女スノーホワイト―――姫河小雪、”僕”の幼馴染だ。

 

なぜあんな場所にいたかわからない。気づいた直後の見せしめの映像に気を取られてしまったせいで話しかけることが出来なかった……いや、今思えば話しかけられなかったのだろう

 

―――少し見ただけであるが、僕の知っている小雪の顔とは違っていた―――なんというか凛々しいというか、それでいて何か、寂しそうで、悲しそうで…… 小雪を守ると宣言して結局無様に死んだ自分に、恐らく変わってしまったであろう彼女に何を話しかければ良いのか―――そんなことを考えて

 

 

 

 

 

今更彼女に出会うなんて烏滸がましいかもしれない。だけどあの時の言葉を忘れたわけではない

 

 

『たとえこの身が滅びようとも、貴女の剣となることを誓いましょう。我が盟友、スノーホワイト』

 

 

あの日、小雪に向けて誓ったこの思いを

 

 

 

 

なんだか悩んでいるのが馬鹿らしくなっていた。自然とやる気も湧いてきていた

 

―――やることは決まっている。小雪を探すのも大切だが、この下らない殺し合いを止めるのも大切だ。

 

名簿に乗っている知っている名はスノーホワイトの他にリップル、カラミティ・メアリ……そしてクラムベリー

 

リップルはともかく特に危険なのがカラミティ・メアリと森の音楽家クラムベリーだ。

 

クラムベリーは言わずもがなだが、カラミティ・メアリもこの状況で何をしでかすか分からない。

 

 

 

次に支給品の確認―――袋の中に入っているという支給品は3つ

 

一つ目はこの白銀の剣。普段魔法少女として持ち合わせている大剣が無かったのでこれは大助かりだ。剣の名前は『クラレント』。そういえばどこかで聞いたことがあるような……

 

二つ目はなんだかよくわからない紙。…『プレミアム幸子の契約書』? 説明書には『一時的にラッキーになれます』とか書かれている。一枚しか入っていないし、もしそうだとしたら使い所は考えたほうが良いかも知れない。

 

そして三つ目の支給品を確認しようとしたその時―――扉の向こうから物音が聞こえてきた

 

 

「誰だ!?」

 

 

咄嗟にクラレントを構え、扉の向こうにいるだろう相手を警戒する。一体誰なのかは分からない。もしかしたらいきなりクラムベリーがここに来たかも知れない。

 

震えが止まらない。誰が来るかわからない恐怖心からか……そんな考えで頭が埋まって―――

 

 

「ハァーイ♥」

 

 

 

………えっ?

 

 

○ ○ ○ ○ ○

 

 

「へぇ~、ラ・ピュセルちゃんっていうのね~? よろしくね?」

「は、はぁ……」

 

さっきまで警戒していた自分が馬鹿らしくなってきた。で、この人……シルビアさん

話によるとメタチャットなる場所で仲間とともに世助けパレードを繰り広げながら人々を助けたり仲間であるイレブンとかいう人たちを探していた最中に私同様このロワに巻き込まれたとの事

「世直しパレード」が何なのか素で疑問に思ったのだが、今は心の内に抑え込んでおこう

 

その、なんというかオネェっぽい口調だけど、その奥底に秘めた強さは何故か私も察することが出来た。でもちょっと私は困惑気味である。と言うか流石にスマホの使い方を教えて言われるのは予想外だ。

 

さすがに年上にスマホの使い方レクチャーとか正直戸惑ったが、すぐに慣れてくれたのは助かった。その後シルビアさんから話を聞くに、彼…?の知っている名前の中でホメロスという人物は危険ということ等を教えてくれた。

 

 

 

 

 

 

その後に首輪の解除条件も確認し合うことになった。

 

私のは『第四回放送までに10名以上の参加者と接触する。』

 

シルビアさんのは『自分以外の首輪を5つ取得する』

 

私の条件は実質タイムリミットがあるけれど、第四回放送までということは48時間も余裕がある。

シルビアさんのは首輪を入手という条件のため、誰かを殺して首輪を手に入れるか、すでに条件を達成した参加者の首輪を手に入れるかの二択になる。もちろん取る手段は後者だ。

 

 

そして今後の方針として、シルビアさんが知っている施設はこの今いる導きの教会以外ではカジノとメダル女学院。私のしっている施設はあの鉄塔ぐらい。だいぶ遠く離れていて、かつ暗い夜のためによく分かりづらいが若干崩れているような気がしている

 

順番としてはカジノ→メダル女学院、鉄塔という順番で向かうことになった。鉄塔にスノーホワイトがいるかも知れないという思いもあったが、ネガティブに悩んでいても仕方がない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――待っててくれ小雪。今度こそ、僕は君を

 

 

【A-8/嘆きの教会/一日目 深夜】

【ラ・ピュセル@魔法少女育成計画シリーズ】

[状態]:健康

[服装]:魔法少女姿

[装備]:魔剣クラレント@Fate/Apocrypha

[道具]:基本支給品一式、スマホ、不明支給品1つ、プレミアム幸子の契約書@魔法少女育成計画シリーズ

[状態・思考]

基本方針:この殺し合いを止め、主催を倒す

1:まずはシルビアさんと一緒にカジノに向かう

2:スノーホワイトが心配

3:もしクラムベリーとまた戦う事になったら

 

 

【シルビア@ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて】

[状態]:健康

[装備]:世直しパレードの衣装@ドラクエ11

[道具]:基本支給品一式、スマホ、不明支給品3つ

[状態・思考]

基本方針:この殺し合いを止め、主催を倒す

1:ラ・ピュセルちゃんと一緒にカジノに向かう

2:イレブンちゃん達は大丈夫なのかしら…

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