バトル・ロワイアル The Rebellious Memory 作:原罪
夢を、見た。
母がいて、姉がいて、妹がいて、みんな幸せ、楽しく過ごす、そんな夢
そして、そんな日常が一瞬の内に砕かれた、そんな夢
―――
会場北西、エリアB-6。小学校があるこのエリアで、夜の月光に照らされながら佇む和装の少女が一人。
彼女の目に光はなく、ただ虚空を見つめるのみ
「……」
はっきり言えば、彼女はあのホールに飛ばされる前の記憶は殆ど無い。ただ一つ、反応したのはファヴの『殺し合い』をする という節の発言
「……また、やらされるのか。終わったのではなかったのか」
虚空を見つめ、ただ独り言のように呟く
あの日、全ての幸せが、全ての日常が全て壊されたその日。彼女はただ『■■■』を追い続けた。『■■■』が何処にいるかも分からずに。ただ只管に彷徨い、まさにそれは幽鬼が如く、それはまさに亡霊が如く
少女の
少女の足は進む。彼女にはファヴが説明したであろうルールも支給品もスマホの説明も、彼女の耳に入ることはない。――もとより彼女は『■■■』しか見ていない。
「終わったのではなかったのか。なぁ、音楽家」
ただ一言、最も憎むべき
その果てに、彼女が望むものがあるのかは、まだ誰も知る由はない
―――これは余談ではあるが、彼女が完全に無視している(と言うよりはスマホにすら気づいていないため知る由もない)首輪解除条件は『ゲーム終了時まで森の音楽家クラムベリーを直接殺してはならない。もし直接殺した場合、この首輪は爆発する』
――いや、もはや何も言うまい。彼女がこれを知っていようが、知ってなかろうが関係ない。ただ彼女は『音楽家』への復讐を果たすだろう。怨念を、執念を、「せめて一太刀」と誓った唯一の願いを果たすだろう。
【B-6/一日目/深夜】
【アカネ@魔法少女育成計画シリーズ】
[状態]:精神崩壊、『音楽家』への異常な執着
[服装]:魔法少女姿
[装備]:アカネの刀@魔法少女育成計画シリーズ
[道具]:基本支給品一色、スマホ、不明支給品2つ
[首輪解除条件]:ゲーム終了時まで森の音楽家クラムベリーを直接殺してはならない。もし直接殺した場合、この首輪は爆発する
[思考]
基本:音楽家ァ……
1:……また、やらされるのか。終わったのではなかったのか
2:終わったのではなかったのか。なぁ、音楽家
[備考]
※restart本編開始前からの参戦です