バトル・ロワイアル The Rebellious Memory   作:原罪

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王女は遅れてやってくる/マルティナ(みょんな庭師)

「槍…ね」

C-6にあるとあるビルの一室、支給品を確認している武闘派の女性がいた。

彼女の名はマルティナ。実は彼女

、デルカダール王国の王女である。

彼女の支給品の1つは槍であり、彼女の得意武器のひとつである。

 

「良かった、これで最低でも自己防衛にはなるわね」

 

続いてマルティナはスマホに書かれた名簿を見る。すぐに知っている人物の名前が飛び込んできた。イレブン、カミュ、セーニャ、シルビア、グレイグ、ホメロス、そして……

 

「ベロニカ……!?」

 

ベロニカ。彼女はあの日、マルティナ達を守ってその命を落とした筈だ。葬儀も見届け、その悲しみも痛感している。

(まさか、あいつには死者を生き返らせる力があるというの……!?)

 

 

そして、マルティナは殺し合いには絶対に参加しないという強い意志を持っていた。人間に仇なすモンスターならばともかく、だ。

(殺し合いなんて……絶対に許さない。でも、万が一相手が襲ってきたらこっちこそ容赦しないわ。もちろん、殺さない範囲で!)

 

そして、彼女の首輪解除の条件は……

「『『勇者』のうち、最低1人の第四回放送までの生存。該当者が全員死亡した場合、首輪は強制的に爆発する』……か。え、ちょっと待って、『勇者』のうち、最低1人、ってことは、イレブンの他にも勇者が……?」

 

思いがけない状況に動揺するマルティナ。条件を見るに、イレブンの他にも勇者がいるということは明らかであるが、「大樹の勇者」はイレブン、ただ1人のはずだ。

 

「つまり、『別の世界から集められた』勇者もいる…という事でいいのよね?」

 

そう分析したマルティナはビルの中を探索する。ビルの中に何か有用なものがないかを探るためだ。

 

コツン

 

「何かしら…これは!?」

 

マルティナの足が何かに当たる。見下ろすとそこには…

 

「死体……! もうこのゲームが始まっているなんて……!」

 

金髪の少女の遺体があった。服装から察するに学生と思われる。遺体の様子から恐らくは狙撃か何かで殺されたのだろう。

 

無抵抗の人を狙うなんて、と怒りを露わにするマルティナ。ひとまず遺体に向けて手を合わせ、その場を後にする。

 

(なおさらこんなクソゲームに乗ってやるもんですか……!)

 

もうビルの探索という目的は忘れ、行動を始めるマルティナ。ビルを出て、西に進む。

 

デルカダール王女の運命は、神のみぞ知る……

 

【マルティナ@ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて】

[状態]:健康

[装備]:マルティナの槍

[首輪解除条件]:『勇者』のうち、最低一人の第四回放送終了までの生存。該当者が全員死亡した場合、首輪は強制的に爆発する。

[思考・行動方針]

[基本行動方針]:基本、ゲームには乗らない。ただし、襲い掛かってきた奴には容赦しない。

1:まずは皆を探さないと

2:ベロニカ…!?

3:『勇者』は、1人だけではないの…?

[備考]

参戦時期はベロニカの葬儀を終えた直後~過ぎ去りし時を求める前の間です。

『勇者』の定義は、イレブンと三ノ輪銀と【結城友奈は勇者である】の出場キャラ全員です。

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