あの後かよちんの背中を押そうとしたけど、やんわりと断られた。
にゃあ……あんまりやると迷惑になっちゃうかな?
でも、かよちんは絶対にアイドルをやりたがってるにゃ!
ん~~でも、このままじゃ……あっ!
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その日の夜。
「ねえねえ、比企谷さん。かよちんの背中を押したいんだけどどうすればいいにゃ?」
「お、おう、いきなり電話してきて、いきなり本題かよ……まあ、時間短縮できて助かるが……」
「あはは、比企谷さん眠そうだったからにゃ」
「……別に。気にすんな。もしもの時は授業中寝ればいいだけだし」
「にゃ~、その気持ちわかるにゃ~。凛もよく寝てかよちんに起こされるんだよ」
「そうか。小泉には本当に心から感謝しとけよ」
「もっちろんにゃ~。それで、その……かよちんの背中を押してあげたくて……」
「……こればっかりは小泉自身が決断せんとどうにもならんからなあ」
「それにゃ~。かよちんかわいいんだからもっと自信持てばいいのに……」
「……俺が言うのもあれだが何か自信が持てるような経験が持てればいいんだろうけどな。あと今お前が思ってることは伝えた方が正直にいいと思うが」
「にゃ?」
「お前は幼馴染だろ?長い間小泉を見てきたお前が言うことなら、やっぱり説得力あるだろ」
「…………にゃあ!比企谷さん、いいこと言うにゃ!」
「あ、ああ、つーかテンション高いな……つーか、本当はお前もやりたいんじゃないのか?」
「にゃっ!?」
「……ど、どした?大丈夫か?」
「あ、あの、比企谷さんは、凛がスクールアイドルをやったりしたら……見てみたいにゃ?」
「……まあ、あれだ。やるなら応援ぐらいは……」
「や、やっぱりなんでもないにゃ!!おやすみにゃーーーーー!!!」
「おう……って、もう切れてる。あいつ、あんなテンションでよくおやすみなんて言えるな。寝れんのかよ……」
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お昼休み。いつの間にかいなくなってたかよちんを探していると校庭で見つけた。
するとかよちんは西木野さんと一緒にいるにゃ。どうしたんだろう?
でも今は失礼するにゃ!!
「かよちん!」
「えっ、凛ちゃん?な、なぁに?」
「かよちんはかわいいにゃ!」
「えっ?えっ?ど、どうしたの、いきなり?」
「だから本当にやりたいならアイドルやるべきだよ!」
「ちょっと待って!まだ早いわ!もう少し自信をつけてから……」
「何で西木野さんが入ってくるの!?これは凛とかよちんの話にゃ!」
「それなら私が行ったほうがいいわ!音楽は私のほうが詳しいし、μ'sの曲は私が作ったんだから!」
「にゃ?」
「そ、そうなの?」
西木野さんの言葉に、凛もかよちんもピタリと止まる。
あの素敵な曲、西木野さんが作ったの?すごいにゃあ……って、感心してる場合じゃないにゃあ!
「と、とにかく!凛が連れていくにゃ!」
「いや、私が連れていくわ!」
「あわわ⋯⋯ダ、ダレカタスケテェ~!」