それでは、どうぞ!!
朱乃&リインフォース・アインス
朱乃「そこですわよ!」
上空、二つの飛行物体が通常の飛行機やヘリでは出来ない旋回や動きをしているそれらから魔法陣のようなものさえ見える。
ここでは朱乃とアインスが空中戦を想定した魔法戦が繰り広げられている。
現在、朱乃は魔法陣から雷を迸り、アインス目掛けて放つ。
アインス「甘いぞ『女王』。」
それをアインスは片手で受け止め、雷を四散させる。
アインス「穿て、血塗られた短剣(ブラッディダガー)」
朱乃「ッ!」
防御からすぐさま朱乃に飛んでくる【9つ】血のような赤い短剣に朱乃はすぐさま逃げるように回避行動をとる。
アインス「それでは避けられないぞ?」
朱乃「クッ!・・・・・ハアァ!」
アインスの言葉で逃げられないと思った朱乃は先程と同じく雷を迸らせて、ブラッティダガーにぶつける。
雷と短剣がぶつかるとそこから爆発が起き、それによる煙でアインスを見失う。
朱乃「まずいですわ・・・・・何処にい「此処だ」ッ!?きゃああアァァァッ!?」
後ろから声が聞こえ朱乃は振りむくとそこには既にアインスが朱乃とほぼゼロ距離まで近づいていた。
朱乃は咄嗟に防御しようとするが、それは間に合わず、アインスの魔力を帯びた拳で殴り飛ばされる。
空中で錐揉みするように体制を崩すが、何とか踏ん張りアインスを見据える。
アインス「一つ覚えの雷。通ると思うか?」
朱乃「クッ・・・・・」
アインス「他にも雷以外の攻撃方法があるのなら、威力は無くとも牽制にはなる。雷がまだ威力を上げられるのなら話が変わるがそういう風には見えない。お前の強みをもっと見出してみろ」
朱乃は悔しいのか軽く唇を噛みしめる。
朱乃はこれで【6回目】の錐揉みをした為、アインスはそろそろ他の方法を本人が思いつく、または【本来の力】を使うか待つようにただ、魔法戦をしている。
ーー姫島 朱乃
・魔力を使った戦闘の向上、または新しい攻撃手段を編み出す
・防御が薄い為、防御力を上げる
・雷ばかりに頼らない、またはバリエーションを編み出す
朱乃の出された課題は、女王としての能力と言うよりも朱乃自身の能力向上を目標とした方針が多かった。
朱乃は所謂ウィザードタイプ。それも自身の『雷の巫女』の異名の如く、雷電を使う事を得意としている。
その威力も絶大で、本来ならはぐれやそこいらの敵には簡単に倒せるだろう。
しかし、相手はライザー・フェニックス。それも眷属達もそれなりの場数はくぐって来たとライザー自身が言うのだから強いのは確かだろう。
アインス「どうした?もう終わりにするか?」
朱乃「いえ・・・・・もう一度お願いしますわ」
朱乃は女王として、親しいリアスの為にも自分だけ進まないわけにはいかない。
そう思い、朱乃はアインスに覇気ある声で再度挑もうとする。
アインス「そうか・・・・・ならば来い。何度でも私はお前を撃ち落とそう」
朱乃「私もやられてばかりではありませんのよ!」
もう一度雷と短剣がぶつかり合い、爆音が再度響き渡るのであった。
~おまけ~
シグナム「ふう・・・こんなものだろう」
祐斗「・・・・・・・・・・」チーン
シグナム「さて・・・またシノンに連絡しないとな。レヴァn」
ドガアアアアアァァァァァンンン!!
シグナム「む?」
朱乃「・・・・・・・・・・」チーン
シグナム「・・・アインスか」
アインス「シグナム。すまない、当たらなかったか?」
シグナム「問題ない・・・・・にしても派手にやったな」
アインス「ああ・・・少し、熱が入ってしまった」
シグナム「そうか・・・・・」
アインス「・・・・・これは・・・まずいか?」
シグナム「少なくともカイトから説教があるだろう」
アインス「・・・・・・・・・・」プルプル(震え
シグナム「・・・・・案ずるな、私もおそらく同じ事になるだろう」肩叩き&震え
アーシア&シャマル&シノン
シャマル「は~い、お疲れアーシアちゃん。ちょっと休憩しましょう」
木々がたくさんある山にいる三人の人影。
そこにはアーシア、シャマル、シノンの三人が木を使ったトレーニングが行われている。
アーシア「はい!・・・あっ、シノンさん。他の皆さんはどうですか」
シノン「・・・・・」
アーシア「えっと・・・・・シノンさん」
シノン「・・・ごめんなさい。イライラを通り越して頭が痛くなっちゃって」
アーシア「ほ、本当ですか!?治療できるかわかりませんが私でよければ・・・」
現在、アーシアはシャマルと一緒に治療以外のあるトレーニングを行っている。
その間、シノンが全体の治療役を担っているのだが・・・・・
シャマル「またアインスやシュテルがやったの?」
シノン「それとシグナムね・・・・・とりあえず後で三人には眉間に一発ぶち込むわ」
シャマル「あ、あははは・・・・・」
シノンは先程から主に三人からの回復支援の連絡が来るのでその都度イライラしながらやっているのだが、二桁に入った辺りでそろそろ限界になり怒鳴っているレベルだった。
これには流石のシャマルも乾いた笑い方しかできない。
シノン「まったく・・・・・私の弾も無限じゃないのよ・・・でしょ?『ヘカート』」
≪全くだ、主よ。≫
シノンは自身が持つ大きなスナイパーライフルに話かけると、そこから機械的な女性の声が発生する。
このスナイパーライフル・・・・・正確には対物(アンチマテリアル)ライフルである『ウルティマラティオ・ヘカートⅡ』、通称『ヘカート』はシノン『装器』であり、相棒である。
見た目は本物のスナイパーライフルそのものだが、所々にやや機械的な部分があり、マガジンとボルトとの間にある満月のように黄色い宝石はヘカートが喋りだすと光ったりする。
ヘカート《主よ、非殺傷設定にしている故、一撃加えてみてはどうだ?》
シノン「そうしたいけど、今はダメよ。特訓中だし、時間が勿体ないもの」
ヘカート《だが、いいのか?またシグナムから支援の連絡だぞ?》
シノン「・・・・・ヘカート、シグナムの場所は?アイツには一発入れないと気が済まない」
ヘカート《心得た(Je savais)。北東800m、風は向かい風。弾道予測t》
シャマル「待って待って!今はダメだって自分で言ったばかりよシノン!?」
アーシア「シノンさん、落ち着いてください!私が治療しますから!」
シノンは殺気すら漂わせながらヘカートを構えようとした為シャマルとアーシアが止めに入る。
アーシアは何故かシノンの頭に『聖母の微笑』の治療をしようとする。
シノン「冗談よ。二人共本気にしないでよ。・・・それとヘカートも」
シャマル&アーシア「ほっ・・・・・」
ヘカート《む?本当にいいのか》
シノン「ええ・・・・・その代わり、特訓が終わった瞬間に撃つから三人の座標は捉えておきなさい」
ヘカート《了解した(Je l'ai eu.)、我が主よ(O mon Seigneur)》
シャマル「逃げて!三人共超逃げて!!」
アーシア「あうぅ・・・シノンさん。すごく怖い顔してます・・・・・」
シノンはふふふっ・・・と恐ろしい笑い方をしながらヘカートにそう告げる。
シャマルとアーシアは唯々シノンを怒らせてはいけない、この特訓で一番それを学んだ。
シノン「そんな事より、そっちの方はどうなの?」
シャマル「え?ええ、そうね。アーシアちゃん、覚えるのが早いからほぼ使いこなしているわよ」
少し、時間が流れ、シノンはシャマルとアーシアが休憩している時に訪ねてきた。
アーシアは近くにある木に座って、シャマルから何処からか取り出した飲み物を受け取って飲んでおり、シャマル自身も自分のコップとシノン用のコップに飲み物を注いでいる。
シャマル「【『装器』の使い方】も上々。治療も数はこなしているから問題なし。後はどれだけ本番で立ち回れるかって感じかな?」
シャマルはそう言いながらコップをシノンに渡す。
シノンは今回、回復担当であるシャマルやアーシアの代わりに来ているがもう一つやることがあった。
ーーアーシア・アルジェント
・神器『聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)の限度向上
・魔力の使い方、または『僧侶』としての役回りを学ぶ
・支給された『装器』の使用し、それを指導者シャマルから指導を受ける事
これがアーシアに課せられた目標だが、この中で一番重要とされたのは『装器』である。
アーシアには自衛方法がない。
それは彼女がシスターで、そう言った戦いというものから無縁だと本人も思う位、戦闘ができない。
できるのは『聖母の微笑』による治療・・・しかし、それでは敵に的にされてしまう。何せ、回復役とはそれほど脅威になるのだから。
ライザーは自身含め16人。対してリアスは自身含めても8人。
半分の人数差があるのと、更にレーティングゲームに対しての経験差もある。
一人かけるどころか一人でも多く戦える人間がいるだけで可能性や戦術が広がる。
故に出した結論は、【少なからず自衛程度はできる力】。その為の『装器』の支給となった。
アーシアに渡されたのはシャマルの使う『装器』、『クラールヴィント』のように支援に特化した『装器』だ。
左手が爪の部分が鉤爪のように鋭いグローブに覆われ、【爪の部分から魔力で作られた糸を操る】。魔力糸は簡単に切れるものではなく、それを使って相手を足止め、拘束などができる。
しかし、それでもアーシアは誰が見ても戦いが苦手そうに見える為、少なからずシノンは心配していた。
シノン「アーシアは大丈夫?」
アーシア「はい、大丈夫です!最初は少し不安だったのですが、シノンさんやシャマルさんのおかげで頑張れます!」
シノン「そう?ならいいのだけど」
アーシア「それに。この子もいてくれるので、まだまだ皆さんのお役に立てるように頑張ります!」
そう言ってアーシアは自分の胸に付けた翡翠色の宝石が付いたリング状のネックレスをシノンに見せるようにする。
そのネックレスを付けているのがアーシアだからか、とても似合っており、シノンはへえ・・・と少し呆けてしまう位見惚れていた。それほどまでに似合っているからだ。
・・・・・だが・・・
アーシア「頑張りましょうね!『ラピュセル』さん」
ラピュセル《任せてくだせえお嬢!お嬢の為なら、たかが鶏の一匹や二匹なんざ楽勝っすよ!》
・・・・・『ラピュセル』と呼ばれたアーシアが持つ『装器』から機械的な男性の声が周りの木々に響く。
それだけならいい、音声が男性か女性かはAI次第な為、どっちでもいいと言える。
ただ、明らかに口調がおかしい。まるで子分、舎弟とでもいえるその喋り方は機械的な声もあって違和感を覚える。
シノン「・・・・・シャマル。何かあの『装器』の口調・・・」
シャマル「言わないで・・・最初はあんなのじゃなかったはずなのに、マスター認証して数時間後にはあんな感じになっちゃったのよ」
シャマルはシノンから来る視線を顔を逸らして回避する。
シノンは目をパチパチと何度も瞬きしながら自分の聞き間違いだと思い、アーシアに訪ねる。
シノン「あの・・・・・アーシア?」
アーシア「はい、何でしょうか?」
シノン「そのネックレスが『装器』よね?」
アーシア「はい!名前は『ラピュセル』と言います!ラピュセルさん。シノンさんに挨拶を」
アーシアがそういうと、翡翠色の宝石から音声が発せられる。
ラピュセル《おん?おお、嬢ちゃん。初めましてだな!あっしはお嬢の『装器』のラピュセルって名前だ。まあよろしく!》
シノン「・・・・・・・・・・」
ラピュセル《どうした?鳩が豆鉄砲でも食らったみてえな顔しやがって。・・・・・・・・あっそんな事よりお嬢!そろそろ『バリアジャケット』のデザインを決めねえとやべぇですぜ!》
アーシアが「はうぅ!?そ、そうでした!」慌てはじめ、ラピュセルとどうすればいいのか話している。
会話から外れ、『装器』の謎口調にシノンは近くにあった丸太に座りながら頭を抱える。
シノン「どうして・・・・・どうしてこうなったの?」
シャマル「私に聞かれても・・・・・クラールヴィント」
クラールヴィント《すみません。私にもわかりません》
シノン「・・・ヘカート」
ヘカート《我に聞かれても、他人『装器』などわかるまい》
シノン「そういえば貴方もまともじゃなかったわ」
ヘカート《解せぬ》
~おまけ~
アーシア「そういえば私、シノンさんの『装器』さんに挨拶してなかったです」
シノン「別にしなくていいけど・・・・・名前はウルティマラティオヘカートⅡ。長いからヘカートでいいわよ」
ヘカート《よろしく頼むぞ、我が主に友よ》
アーシア「はい、よろしくお願いします。ヘカートさん」ニコッ
ヘカート《・・・うむっ。さん付けされるのも悪くないな》
シノン「あんた何嬉しがってんのよ」ジト目
ヘカート《別によかろう。我が主が冷たすぎる故にこのように敬意ある挨拶をされるのが新鮮でな・・・・・》
ラピュセル《おお旦那!あんたもわかってますね!お嬢の良さが!》
シノン「・・・・・じゃあ何?あんたはアーシアをマスターにしたい訳?」イライラ
ヘカート《何、ただ新鮮と言うだけの話・・・・・それに我が主の方も中々に魅力的な所もあるぞ?例えば、思い人に対しては普段の態度と違ってかなり奥t》
シノン「ちょ、ちょっと!?やめなさい!黙らないと壊すわよ!!」真っ赤
ヘカート《おお、怖い怖い》煽り
アーシア「?何の話をしているのでしょうか?」キョトン
ラピュセル《お嬢・・・・・その内近い将来、お嬢にもわかりますぜ》
アーシア「?そうなのですか?」首傾げ
用語説明
・朱乃とアインス
やめて!朱乃SAN値が削れていく!?
・血塗られた短剣(ブラッディダガー)
後に朱乃のトラウマ魔法になる・・・・・
・朱乃の方針
今回は魔改造はお蔵入りで・・・・・
・おまけでのアインスとシグナム
氷のスナイパーのストレスがマッハ
・アーシア&シャマル&シノン
ほのぼの組(約1名除いて)
・ウルティマラティオへカートII
まさかの『装器』化!!詳細は活躍の場にて・・・・・
因みにCVは中〇譲治←おいやめろ
・シノンさんのストレスがマッハ
とりあえず死体が三人出来るね!やったね!
・アーシア『装器』所有者
これでアーシアも戦えるぞ!(戦うとは言っていない
・ラピュセル
モデルはアカメが斬る!の『クロステール』と思ってください・・・・・
後、口調は気にしないで(白目
・最後のおまけ
シャマル「私は!?」
こんな感じです!
次回も速く投稿出来たらいいな~・・・・・と思ってます(思っているだけ
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