遂にフェニックス編が終わります!
とりあえず長い前置きは無しで!
どうぞ!!
「部長おおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ライザーは驚愕した。
自身の腕が突如として斬り飛ばされたのだ。驚きはする。しかし、それよりも重要なのは切断した箇所から痛みを感じたからだ。
それを確認し終え、後ろを振り返りながらライザーは再度驚きを露わにしながらも腕の再生に専念しながら見る。
そこにいるのは赤。炎を渦巻きながら現れた赤なのだ。
「赤龍帝か?それにその鎧は・・・・・」
「イッセー!」
「イッセーさん!」
そう、新校舎から炎と共に現れた赤い鎧、『
そしてそのまま『
「部長!兵藤一誠、只今参上しました!!」
「無事だったのねイッセー・・・それにその姿は・・・・・」
リアスは一誠の姿を見て驚く。一誠はそんなリアスに対しガッツポーズしながら言う。
「部長。後は俺に任せてください。アイツは俺がブッ飛ばしてみせます」
「待ってイッセー!一人では危険よ、ここは「部長!」っい、イッセー・・・・・」
リアスとアーシアの元に戻った一誠は二人の前に出て既に腕を修復し終えたライザーを正面に見据える。
それをリアスは止めようとするが、一誠の大きな声と後ろ姿で親指を立てる彼の姿に思わず言葉が消えてしまう。一誠はただ一言・・・・・リアスに対して言う。
「俺はバカで弱いけど、それでも俺は・・・・・絶対に勝ちます!
「ッ・・・・・イッセー・・・・・」
リアスはその言葉と共に、唯々一誠の後ろを見ることしかできなかった。
【約束を守る】
その言葉はリアスを止めるには十分な言葉だったのだ。二人の会話が終わり、一誠が歩もうと前を向こうとした時、アーシアは一誠の横に向かう。
「イッセーさん、してしまったのですね?」
「ああ、アーシア。・・・
「・・・・・わかりました。っでも・・・・・絶対に無事でいて下さい!」
そう言ってアーシアは
一誠はそれを受け取りながら「ああ・・・」と短く返しながら笑顔で二人に告げる。
「待っててください、部長、アーシア!俺、必ず勝ちますから!」
そう言って一誠は前に出る。
目の前にはライザー・フェニックス。『不死鳥』の名を持ち、圧倒的な力を持つ悪魔。今も悠々な立ち姿のまま、一誠を捉える姿は正しく強者である。
「・・・・・行くぞ、ドライグ」
《ああ、相棒》
だが一誠には恐れはない。
例え、勝つ見込みが低くとも、圧倒的な差があろうとも、それでも一歩・・・また一歩と歩む。
そして対面にいるライザーは一誠を見据えながら口を開く。
「ふんっ、リアスとのお話は終わりか赤龍帝?敗北の準備は出来たか?」
「うるせえ!俺は絶対に負けねぇ!・・・来い『
そう言った一誠は右手を横に広げ、地面に突き刺さってた大剣に手を向ける。
すると大剣の刀身に巡る赤い線が脈打ち、地面から抜き出る。
そのまま回転しながら一誠に向かって飛んでいき、その勢いよく飛んでくる大剣を一誠は難なく柄を掴み取り、右手の篭手の中に吸い込まれる。
「これでよし!ドライグ、制限時間は?」
《5分だが、ダメージによっては短くなるぞ》
「十分だ!行くぞライザー!!」
そう言って一誠は『赤龍帝の鎧』のブースターを吹かせながらライザーに向かって突撃する。
ライザーもフェニックスの翼を出した状態で一誠に向かって地を蹴る。
互いに近づき間合いに入ると・・・・・
「「うぉぉぉおおおおお!」」
拳と拳がぶつかり合った・・・!
激突した衝撃は校庭全体に響くように風圧が起きる。足元の地面は凹み、小さなクレーターが出来上がる。
「来たな!【化け物】の入り口に!その力、そのオーラ・・・・・はははっ!正しく神をも超える『神滅具』の事だけはあるな!・・・・・がしかし!」
そのまま何度も殴る。
殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る!!
互いに怒涛のラッシュをしながらライザーは尚余裕の表情である。
しかし、一誠も負け時と殴り続ける。
「その状態、いつまで持っていられるかな?辛いか?苦しいか?・・・さっさとリザインしたらどうだ?楽になるぞ?」
「うるせえ焼き鳥野郎!俺はてめぇをぶん殴って勝つ!その為なら・・・・・!」
「うぐっ!・・・更にパワーが・・・・・!?」
ブースターを更に吹かせ、ライザーを押していく一誠はライザーの頭を掴み、押し出す。
そのままの勢いでライザーの頭を地面に打ち付けながら引きずる。
「不死鳥だろうが神様だろうが超えてやる!!」
《Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!》
「ぐあァァァッ!」
引きずったライザーをそのまま左手の拳で殴る。
空中に殴り飛ばされたライザーは錐揉みしながら回転するもフェニックスの翼を使って体制を立て直すと自信の
「再生しない、だと?・・・・・貴様何をsッ・・・まさか・・・・・」
そう言ってライザーは一誠の左手に持つ輝きを見て驚愕する。
「その左手に持っているのは十字架だな?」
「うちの僧侶は元シスターでね、奥にしまったのを今借りたのさ。流石のアンタでも
そう言ってもう一度ライザーに左手で殴りかかろうとする一誠。
「チッ!舐めるな赤龍帝!!」
「グハッ!?」
しかしそれを躱して炎を纏った拳で殴り返された。
一誠は血反吐を吐きながらも、反撃と言わんばかりに今度は
「グっ!・・・・・ハハッ、左手さえ警戒すればその程dグハッ!?な、何?」
「ゴホッゴホッ、・・・・・へへっお前忘れたか?俺の右手にはカイトさんの貰い物があるんだぜ!」
《Transfer》
そういった一誠の右手は、独特なオーラを放っている。
それは黒く、それでいて赤いオーラを・・・・・そのオーラを感じ取ったライザーは直ぐに理解する。
「アイツの・・・・・っ!あの黒い剣!?あの野郎、余計な事をしやがって・・・・・!」
ライザーは怒りを露わにしながら呟く。
「いいだろう赤龍帝!お前はアイツ共々、この俺の炎の餌食になるがいい!!」
ライザーは一誠を睨みながら両手に炎を纏い凝縮するように手を合わせる。
「ッ、ドライグ!」
《任せろ相棒!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!》
一誠も左手と右手で円を描くように回し、その中心にバスケットボールサイズの魔力の塊ができる。
互いに大きくなった塊をそれぞれ相手に向かって・・・・・放たれた。
「俺の炎に焼き尽くせ!赤龍帝!!」
「喰らいやがれ!『
投げられ放たれた力はぶつかり合い、衝突した。
互いに業火と砲撃を放ち、そして・・・・・衝撃と音が校庭だけでなく全体に大きく広がる。
それにより赤い衝撃波が発生し、木々は崩れ、建物は窓が割れ、ヒビなどが出来上がる。
リアスとアーシアは何とか魔法陣による防御壁を作りだして衝撃を和らげているのだが、一誠とライザーがどうなっているかが確認できない状況だ。
やがて衝撃が止み、土煙が薄くなるにつれて二つの人影が現れ、それを見たリアスとアーシアは思わず叫んだ。
「・・・・・ッ!イッセー!?」
「イッセーさんッ!?」
そこにはうつ伏せに倒れた一誠がいた。
鎧は所々破損し、さらに血が垂れ流れている。その姿はとても痛々しく立っているのも不思議なくらいだ。一方ライザーは一誠に比べれば傷も少なく、ボロボロではないが、それでもダメージを負っているのか片膝を付いているも一誠ほどじゃない。
「はぁ・・・はぁ・・・、これ程とはな。赤龍帝」
そう言って先に立ち上がったのはライザーだ。
ふらふらではあるが、体から炎が徐々に増え始め、傷を治そうとしている。
「そんな・・・・・イッセー!」
「ラピュセルさん!一誠さんに治癒をします!」
《了解っス!
リアスはボロボロ一誠に駆け寄ろうとする。その後ろでアーシアも駆け寄ろうとし、向かいながら『聖母の微笑』による治癒をしようとする。
・・・・・しかし
「邪魔をするなリアス・・・・・!大人しく見てろ!!」
「きゃあぁぁぁっ!?」
《Protection!》
「うぐっ!・・・・・これは・・・っ!アーシア!?」
ライザーがそれを阻めた。
ライザーより放たれた炎はリアス達を払うように壁ができ、その炎は一誠とライザーを囲むように広がり、円になるとリング状のような状態になる。
それだけでなく、リアスとアーシアに炎を放った際、アーシアに向けて強く放った為、ラピュセルが咄嗟にプロテクションによるバリアを張ったものの、アーシア自身は倒れ気絶している。
「その僧侶は回復持ちだからな。眠ってもらうぞ。・・・・・さて」
そう言ってライザーは一誠の元に歩みよる。
そのまま片手で胸倉を掴みながら無理やり立たせ、もう片方の手で炎を纏う。
「そろそろ眠ってもらおうか赤龍帝。まあ、目覚める頃には全てが終わっているころだと思うがな・・・・・」
そう言いながらライザーは話続ける。
「それにカーラマインのほうも時期に終わるだろう。何せ『フェニックスの涙』もあるしな。言ったろ?[お前じゃ俺に勝てない]と?リアスだけじゃない。お前も、あの『戦車』の小僧もだ!ハッハッハ!」
笑いながら言うライザー。
そんなライザーに対して、一誠は尚も動かない。
しかし、時はまってくれず、その前に先にグレイフィアからアナウンスが流れた。
《リアス・グレモリーの『戦車』一名、リタイア》
「・・・・・フッ、ようやく済ませたか」
それが流れた事でライザーの顔は喜びの顔に包まれた。
勝利を確信しながら、そのまま一誠に向けて炎を放とうと腕を振り下ろそうとする。
「燃えるがいい。赤龍帝」
その手が振り下ろされる・・・・・前にライザーを驚愕させる
《・・・・・並びにライザー様の『女王』一名、リタイア》
「なっ何!?ユーベルーナが!?」
それは一瞬の硬直。そのアナウンスから発せられた言葉に驚くライザーは、次に自分の腕に伝わる感触に驚愕する。
「・・・・・だ」
「ッ!?コイツ!まだ動け・・・」
小さく。細い声・・・・・それでも聞こえ、動いた。
「まだ・・・・・だ」
振り下ろされるはずのライザーの腕は、赤い手の・・・一誠の手によって阻まれた。
ライザーの腕を掴んだ手は、握りつぶすかの勢いで力が籠っており、ミキミキと音を立てる。
「グッ!貴様、まだこんな力が」
「まだだ・・・・・!」
血が流れながらも尚も力を籠める一誠。
そんな一誠に焦りながら、ライザーは無理やり振りほどき距離をとる。
「チッ!しぶといぞ赤龍帝!本当にこういう所まであの小僧と同じとは・・・・・面倒な奴らだお前らは!!」
「はぁ・・・・・はぁ・・・・・っゴフッ!・・・・・俺は、俺達は負けない。例え自分が死にそうになっても俺は・・・・・
俺は・・・・・絶対に諦めねぇ!!」
一誠は叫びながら、ボロボロの鎧のままライザーに向かおうとする。
一歩、一歩と・・・・・
「チッ!まだ立ち上がるか赤龍帝!?」
ライザーは後ずさりながら叫ぶ。
しかし、それでも一誠は一歩ずつ近づく・・・・・そして・・・
《Count Over》
「っ!そんな・・・・・」
限界が訪れた
その音声と共に、身に纏う赤い鎧が解除された。
それと同時に足を躓いた為転んでしまう。
《すまないな相棒。どうやら時間切れのようだ》
「クッ・・・ソ、ふざけんな!あと少しなのに!」
そう言って無理やり立ち上がろうにも力が出ない一誠は地面をうつ伏せの状態でドライグに問うように叫ぶ。
「ドライグ!今度は何を支払えばいい!目か?足か?・・・なんでもいい、なんでもくれてやる!だから・・・・・」
《お前の今の能力じゃあこれが限界だ。・・・・・と言っても、これでもかなり引き延ばしたほうだ。とっくにお前はボロボロだ》
「俺が・・・・・俺が弱いからか。クソ・・・なんで俺は肝心な所で・・・・・!」
そう言いながら無理やりにでも立ち上がろうとする一誠。
その一誠に対し、左手の篭手に付いた宝形を光らせながらドライグは言う。
《・・・・・相棒。解除する瞬間、僅かだが力を宝玉に移した》
「っ!・・・・・ドライグ」
《だが、それは一時的なものだ。残念ながら、これと十字架だけでは勝てないだろう》
「・・・・・そうだな・・・でも、それでも俺は・・・・・!」
そう言って立ち上がりながら血だらけの状態の一誠は展開されている『赤龍帝の篭手』をライザーに向けて言う。
「絶対に・・・・・諦めねぇ!」
そんな姿を見たライザーは、血が混じった唾を吐き捨てながら言う。
「・・・・・フンッ!いい加減楽にしてやる。この一撃で!」
そう言いながら、右手に炎を収束させて凝縮するように魔力で固める。
すると、拳が橙色に光りながらも高熱を帯び、周囲に陽炎が出来上がる。
「最悪死ぬかもしれんが、それ位の覚悟はあるのだろう?・・・・・受け取るがいい、赤龍帝!!」
そう言って構えているライザーに対して、一誠はブツブツと呟きながら懐から何かを取り出す。
「・・・・・カイトさんが・・・言ってたな・・・・・
[・・・大事なものが傷つけたり、泣かせた奴には・・・・・絶対に負けるな]ってな。・・・・・そういえばあの時・・・」
懐から取り出した物は、液体の入った瓶だ。
それは先ほど、アーシアから受け取った物で、それを左手で・・・・・割る。
「俺が倒れてた時・・・・・部長、泣いてたな」
《Transfer!》
「難しい事はわかんないし、まだ俺は強くない。・・・けど、せめてこれだけは!」
割れた瓶から液体・・・・・聖水が流れ、篭手に掛かる。
すると宝玉にオーラが集まっていき、虹色に輝きだす。
「この
そう言って一誠はライザーに向かって走り出す。
それと同時にライザーも走り出し、徐々に近づいてき・・・・・遂に。
「「うぉぉぉおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオ!」」
終わりを迎えた・・・・・
------------------
「・・・ようやく終わった?」
その声と共にその空間にいる者達が声を発した人物に顔を向ける。
「そのようだね。・・・さて、改めて確認だが、この後始まる非公式戦のルールを説明しよう」
そう言って話し始めた赤髪・・・・・いや紅髪の男性は二人の人物に目を向けながら話す。
「現在、ライザー君とリアスの試合が終わり、新たにフィールドを形成中でね。それが終わり次第、私の『女王』の審判の下で行われる。・・・ここまでに異論はないかい?」
紅髪の男性がそう言うと、二人は頷く。
「よろしい・・・・・それでルールなのだが、先程バルバトスの要求通り・・・・・
カイト・バルバトスからは『王』である君一人に対して、クダル・グシオンからは駒すべて・・・と言うルールだが、間違いないかね二人とも?」
そう言って話しかけた二人の人物・・・・・緑髪のオールバックの
「問題ね・・・・・問題ありません、魔王様」
「・・・・・・・・」
クダルの方は少し口調が変わったりしたが普通に了承する。しかし、カイトは無反応の状態である。
「カイト君?どうかしたのかい?」
「・・・・・・・・」
サーゼクスが訪ねてもカイトは一向に反応せず、横を向きながら壁をジーと見ている。
「おい!何とか言えよお前!」
「もしかしてビビってんのぉ?」
「ハハッ!これは勝利の対価はこっちのもんだな!」
そう言いながらカイトに対して侮蔑な目線を向けるクダル自身とその眷属たち。
しかし、サーゼクスは静かに待ち続けた。
「・・・・・よし」
「あぁ?何がよしだよ?さっきからキメやがって!」
クダルの眷属の一人がそう言ってカイトの肩を掴もうとする。
しかし・・・・・その手は掴まず視界が回転する。
「・・・・・へ?ッグペ!?」
『!?』
掴もうとした一人がその手を逆にカイトに掴まれ、一瞬にして体を一回転に回されて背中から地面に倒れた。
「なっ!?テエぇ!」
「何しやがんだ?」
クダルの眷属たちがそれぞれ反応するがその前に倒れている眷属の一人が悲鳴を上げる。
「クッソ!何が・・・ぎゃああああああああああ!!?」
「・・・なにこれ?」
カイトは今も掴んでいる手をそのまま力を入れる。
握られている手はミシッミシッ!と音を立てながらクダルの眷属が悲鳴を上げているが、それでもカイトから冷たい声を発せ。
「・・・この手は・・・・・なに?」
「がああああああああああ!!??」
「お、おいお前!俺の眷属に何しやがる!?」
「コイツ!やってやる!!」
「コノォ!」
段々と握る力が強くなる。
そのまま潰す勢いで握っている為、クダルとその眷属達も臨戦態勢に入る・・・・・だが。
「止めたまえ諸君」
『ッ!?』
「・・・・・ん?」
その一言でその場が止まる。
「カイト君。その手を放して貰ってもいいかい?一応ゲーム前の戦闘はルール上ダメだからね」
「・・・・・あっ、そっか」
サーゼクスの言葉に理解したのかカイトは握っている手を放す。
「よろしい。・・・・・それとクダル君とその眷属もそうだが、私が此処にいる以上余り挑発的な行為は控えなさい。場合によってはゲーム前に不戦敗にする事もあるのだから」
「し、しかしあれは此奴が「言い訳はいらないよ?クダル・グシオン」っ・・・・・はい」
「よし。それでは改めて各々準備室に向かってくれたまえ」
そう言ったサーゼクスの発言に従ってクダルとその眷属(一人手を抑えて辛そうにしながら)はその場を後にする。
カイトもそれに従って立ち去ろうとするがサーゼクスから「待ちたまえ」と言われる。
「全く君は・・・・・ゲームをする前にルール違反しないでくれたまえ・・・・・」
「・・・ん?ああ、あれ?ちょっと反射的に動いちゃった」
「ハハハッ、やはり君はいつも通りだね。・・・・・それで?何を見てたんだい?」
サーゼクスは先程のカイトの反応の無さに対して問う。
「・・・ああ、ちょっと確認してただけ」
「確認?ああ、この後提示する
「・・・いや。それはもう済ませてる」
「じゃあ何を?」
そう言って訪ねてきたサーゼクスに対して、カイトは再び自身の控室に向けて歩みながら言う。
「・・・何って・・・・・
・・・・・あのバカがちゃんと勝ったか確認しただけだよ」
そう言ってカイトはその場を後にする。
《ライザー様のリザインを確認。リアス・グレモリーの勝利です》
用語説明
・赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)
改変その1!よくある早めの禁手化状態。
・ライザーへのダメージ
左手に十字架は原作通りですが、右手のカイトから貰った『龍の剣』には無効にする理由があります。
それは次回明らかに!?(なる予定
・接戦・・・・・押され気味
そう簡単に勝たせたら・・・・・ねえ?
・ユーベルーナ撃退
どうやって撃退したがって?次回まで待って!(汗
・Count Over
原作通り!←既に崩壊
・聖水
これもやりたかった!
・カイトside
え、えーと・・・・・つまりそう言う事ですはい。
って!わかんない人もいると思うので次回説明できたらします!
とまあ、かなり雑ですが次回フェニックス編エピローグ!
ここまでの流れを一気に説明と今後の展開を出す・・・・・予定です。
もしかしたらエピローグが伸びるかもしれないです。
感想やコメント等あれば気軽にお願いします!