待て、しかして希望せよ
一誠が自重した為、改めて現れた9人がカイトとはやての方に立ち、リアスとその眷属達と対面する。
はやて「それじゃあ紹介するなあ、まずは守護騎士。『ヴォルケンリッター』のメンバーの紹介や」
リアス「守護騎士?」
一誠「え?ヴぉる・・・・・らったー?」
カイト「・・・・・・・・ヴォルケンリッター。ドイツ語で雲の騎士って言う」
【守護騎士】と言う聞き慣れない単語を聞いたリアスは首を傾げる中、名前を聞き取れなかった一誠にカイトが説明する。
リアス「守護騎士って言うのは何かしら?」
はやて「簡単に言ってしまうと私の眷属みたいなもんで思ってくれて大丈夫や。・・・まあ詳しい事はまた後にして、シグナムから順番に挨拶なあ~」
話が長くなりそうになったのではやてが手招いて自己紹介するよう9人の内、最初に現れた際膝をついてた4人に言う。
シグナム「わかりました主はやて。」
はやての言葉にピンク髪の女性・・・シグナムがそう答える。
シグナム「さて、先程言われた通り自己紹介しようか・・・・・我ら、ヴォルケンリッターの将、『剣の騎士』のシグナムだ。よろしく頼むぞ、グレモリーとその眷属」
シャマル「次は私ね。『湖の騎士』、シャマルと言います。よろしくね」
ヴィータ「ふんッ・・・『鉄槌の騎士』、ヴィータだ。ままあせいぜいアイゼンの錆にならねえよう頑張んだな」
ザフィーラ「『盾の守護獣』、ザフィーラだ。よろしく頼む・・・」
そこではやては一旦区切って、今度は残りの4人の内、二人に視線を向ける。
はやて「次に司の騎士・・・『マテリアル』の紹介や。まあ本来は後【二人】おるんやけど、今回は参加せんからシュテルと王様だけや。」
シュテル「初めまして、先程はやてが説明した通り、私は司の騎士、『マテリアル』の理を司る、シュテル・ザ・デストラクターと申します」
一人目の茶色のセミショートの女性・・・シュテルが挨拶すると次のはやて似の女性にリアス達は視線を向ける。
・・・・・が
ディアーチェ「聞け蝙蝠共!我はそこの小鴉の守護騎士、『マテリアル』のリーダーにして王を司る!ロード・ディアーチェだ!」
腕を組み、上から目線で挙句の果てにはリアス達を【蝙蝠共】と呼んだ彼女に何処と無くイラッとしたのか顔が引き攣っている。
ディアーチェ「ふふっフッハッハッハッハ!どうした蝙蝠共?我が小鴉に頼みとはいえ直々に貴様らに知恵を与えると言っているんだ。光栄に思い称えるのが礼儀というもnィイダダダダダッ!!??」
カイト「・・・余計な事は言わない。後、はやてを小鴉って言うな」
ディアーチェ「な、何をする黒猫!我の素晴らしい演説の邪魔をするとは万死にあたただだダダッ!?耳を引っ張るな耳を!!痛いだろう!?」
彼女の態度に目に余ったカイトは耳を引っ張り始め、ディアーチェは涙目になりながら抵抗している。
はやて「・・・・・あ~そんで彼女がリインフォース・アインス。守護騎士の統括・・・いや、『悪魔の駒(イーヴィル・ピース)』で言う所の『女王』や」
アインス「我が主の名の下にお前達を鍛えよう。それと私の事はアインスと呼んでくれるとありがたい」
そう言ったアインスに同意するよう頷くリアス達は今度は残り二人の方に顔を向ける。
リアス「えっええ・・・分かったわ。それで、そちらの二人は?二人もハヤテの言う守護騎士なのかしら?」
はやて「二人はカイトの眷属や。『騎士』のユウキに『僧侶』のシノンや」
その言葉に未だディアーチェの耳を引っ張るカイトが「・・・挨拶おねがい」と言うと頷き、紫に近い髪の女の子が元気よく了承する。
ユウキ「OK!ボクはユウキ。カイトの『騎士』だよ!よろしくね~♪」
カイト「・・・シノンも」
シノン「わかった・・・・・って、あんたそろそろ離してあげなさい。ディアーチェが涙目じゃない・・・・・」
そうシノンが言うとカイトは耳を引っ張るのをやめる。ディアーチェは「うぅ・・・・・いたい・・・・・」と少し赤くなった耳を擦りながら涙目で呟いている。
シノン「まったく。さて・・・えーと、とりあえず・・・私はシノン。此奴の僧侶よ、よろしくね。と言っても私は頼まれた物を運びに来たのと治療係として参加するだけだけどね。・・・・・あっそれと」
最後にカイトとディアーチェのやり取りに呆れたように肩を竦めながら挨拶をしたシノン。だが最後に一泊間を空け、一息吐くと・・・・・今度は絶対零度のような目でリアス達・・・・・の一人を睨むように言う。
シノン「いい加減いやらしい目で見るなら風穴開けるわの。・・・・・そこの鼻血を出してる変態」
一誠「ヒェッ!?ご、ごめんなさい!」
一度自重したはずの一誠がまたも目の前の美女、美少女達を見て、今度は鼻血(特にシノンの格好を見た時)と血走った目で見ていた一誠はシノンの威圧に青ざめ、少し後ずさりながら謝る。
リアス「まったく一誠は・・・・・っとごめんなさい。此方も改めて彼女達に自己紹介しないといけないわね」
そう言ってリアスとその眷属達はそれぞれカイトの眷属とはやての守護騎士に自己紹介する。一通り終わった所でカイトが手を叩き、注目させる。
カイト「・・・じゃあ時間も限られてるからそろそろ始める。とりあえず・・・・・シグナムは男の方の『騎士』、ユウキは女の方」
シグナム「了解した。行くぞ木場祐斗」
祐斗「はい!よろしくお願いします」
ユウキ「はいはーい。よろしくね、藍華♪」
藍華「はーい。よろしくね~」
祐斗と藍華の方にシグナムとユウキがそれぞれ声をかける。カイトはそれを少し見て、再度他のメンバーの方を向き言葉を続ける。
カイト「・・・ザフィーラは女の方の『戦車』、シャマルは『僧侶』。それとシノンも『僧侶』で今日は観察」
ザフィーラ「了解した。・・・・・覚悟はいいな?」
子猫「···勿論です。よろしくお願いします…」
シャマル「ええ、わかったわ。よろしくね、アーシアちゃん」
アーシア「は、はいぃ。よろしくお願いします。シャマルさん、シノンさん」
シノン「よろしく。それでカイト・・・・・【アレ】は明後日でいいのよね?」
【アレ】と言う言葉にカイトが頷きながら肯定する。
カイト「・・・うん、明後日にできるって言ってたから届き次第初めて。」
そう言って今度はアインスと朱乃に顔を向ける。
カイト「・・・・・で、アインスは『女王』とやって。・・・・・殺さない程度に」
アインス「勿論だ。それじゃあ・・・・・死ぬなよ?リアス・グレモリーの『女王』」
朱乃「あらあら・・・・・よろしくお願い致しますわ」
「殺さない程度」と「死ぬなよ」のダブルパンチを受けた朱乃はいつも通りの口調ではあるが少し冷や汗と動揺が見えた。
だがそんなことはお構い無しでカイトは続けて言う。
カイト「シュテルとディアーチェはリアス・グレモリーだけど・・・・・少しへし折っていいよ」
シュテル「わかりました」
ディアーチェ「うむ、よかろう」
リアス「わかったわ・・・・・と言いたい所なのだけど、何故私だけ二人なのかしら?」
三人共了承・・・・・かと思いきやリアスが少し疑問の顔を浮かべながらカイトに自身だけ二人なのかを訪ねたが先にシュテルが手を挙げる。
シュテル「それは私から。リアス・グレモリーには王の、ディアーチェと私から戦闘だけでなく【王としての作戦や采配などの指導】する為です。『王を司る』ディアーチェと『理を司る』・・・・・わかりやすく言えば知識のある私がリアス・グレモリーを心身共に鍛える為にこの配備になりました」
ディアーチェ「うむ、そういう訳だ蝙蝠娘。安心しろ、我はそこの小鴉・・・・・は、はやてより魔法の制御はマシだ。加減はしてやる」
リアス「こ、蝙蝠娘・・・・・」
ディアーチェの発言にリアスが顔を引き攣っているが直ぐにシュテルが発言する。
シュテル「失礼を、王は誰にでも素直に人の名前、苗字を言えず別称で読んでしまうのであまり気にしないでください。謂わばツンデレのようなものだと考えて、どうか温かい目で見てあげてください」
ディアーチェ「なっ!?おいシュテル!誰がツンデレだ!誰が!?」
はやて「そうやなあ~王様は本当は優しいからそこん所を多めに見てやってな~」
ディアーチェがウガー!と言いながらはやてとシュテルに反論する。リアスもその光景を見て笑い始め、それに対してもディアーチェが怒るという状況になっている。
周りが笑ったりしている中、カイトは肩を竦めながら次に移った。
カイト「・・・・・・・・あっちは置いといて、次に行くよ。・・・・・で次はヴィータなんだけど」
ヴィータ「なんだよ?何か問題あんのか?」
カイト「・・・いや・・・・・残った『戦車』を任せてもいい?」
と言ってカイトは一辰巳に指を指す。
辰巳「何だ・・・・・【俺はアンタとやる】と思ったが、違うのか?」
カイト「・・・俺はそっちの『兵士』とやる。それに・・・・・」
辰巳「ん?」
謎の間に辰巳が首を傾げるがカイトはそのまま話しを続けた。
カイト「・・・・・多分、こっちの方が【鍵】なるから」
辰巳「鍵?」
一誠「へ?な、何が?」
一誠は突然自分に向けられた視線に動揺しながら訪ねるがそれを遮るようにヴィータが再度訪ねた。
ヴィータ「へぇ、そうか?ならあたしはこっちの野郎を【ヤレば】いいんだな?」
辰巳「・・・・・あの、今の【ヤレば】はどういった意味が・・・・・」
カイト「・・・・・・・・ヴィータの好きなように」
ヴィータ「わかった。よし、オラてめぇ!あっち向け茶髪眼鏡!」
そう言われひとつ先の山の方に向けと蹴られた辰巳は少し「何すんだよ」と言いたげな反論の目をしたがヴィータの「あ゛っ?」と言うドスの効いた声で強制的に動かす。
辰巳「・・・・・それで、なんで俺はこっちを向かないと?」
ヴィータ「黙ってそのままそっちを向け。絶対こっちを振り向くなよ。・・・いいな?」
辰巳「りょ、了解です・・・・・」
と辰巳は言われるがままヴィータのさした方向を見続ける。
ガシャン
と言う機械の音が鳴り響く。
元浜「え?今ガシャンって・・・・・」
ヴィータ「吹っ飛べぇぇぇぇぇぇ!!」
元浜「グエエエェェェェェッ!?!?」
ドカンッ!と音と共に元浜はヴィータこハンマーによって吹っ飛ぶ。その音と共に他のメンバーも反応して爆音の方を向く。
そこにいるのはいい汗かいたかのように腕で顔を拭うヴィータのみ。
リアス「タツミ!?」
一誠「も、元浜ぁぁぁ!?」
ガシッ
一誠「へ?」
カイト「・・・じゃあ俺達はあっちでやろうか・・・・・他の皆も始めていいから」
一誠「えっ!?何?てか俺、アンタとやるのぉおわあああああああ!!??」
一誠の言葉を無視して襟首を掴んだカイトはそのまま勢いよく跳躍して遠くへ行った。
リアス「い、イッセー!?」
はやて「あ~大丈夫やと思うよ。カイトは無茶はするしさせるけど、無理はさせないからなあ」
リアス「それって全然大丈夫じゃなさそうなのだけど!?」
リアスが跳んでった一誠を心配するような顔をしていたのではやてが肩を叩いて大丈夫と言う。それでもやはり自分の眷属だからか心配そうに言った方角を見つめる。
しかし・・・・・
シュテル「まあ・・・・・貴方も誰かを心配する暇があるんですね?」
リアス「ッ!?」
背後からの声に反応したリアスがギギギと顔を振り返るとシュテルが少し微笑んだ(目は笑ってない)顔でそう言った。
シュテル「さて・・・・・覚悟は出来てますね?」
ディアーチェ「蝙蝠娘。先に言っとくが・・・シュテルは本気で貴様を色んな意味でボコボコにするからな。強く生きろ・・・・・」
リアスはディアーチェの言葉に小声でヒッと小さな悲鳴を上げるがそのままシュテルに襟首を掴まれて移動させられている。
アインス「さて・・・・・いつまでも喋っていては時間がもったいない。守護騎士、並びにカイトの眷属よ。そろそろ始めるぞ」
シグナム「了解した。・・・・・さて、お前の力を見して貰おう。木場」
ユウキ「はいは~い!じゃあ僕達も始めよう!あっここじゃあ多いからあっち使おうか!」
シャマル「わかったわ。じゃあアーシアちゃんはとりあえず。倒れた仲間を一杯治療できるようになろうね。ほらシノンも!」
シノン「分かってるわよ・・・・・ほら、早く始めるわよ」
ザフィーラ「・・・・・着いてこい」
それぞれ声をかけながら別々のスペースを取って特訓を始める。
がリアス並びに眷属たちはこの先の近い未来にどうなるかは今はまだ知らない・・・・・
はやて「あんまやりすぎんようになあ・・・・・さて、皆は行ったみたいやし、私も私で取り掛かるとしようか・・・・・」
用語説明だゴラァ!
・守護騎士
この守護騎士なんですが原作とかなり改変しています。わかりやすく言うと本来の守護騎士システムにハイスクールDxDの眷属システムを入れてる感じです。まるでぐちゃぐちゃのスパゲッティだぁ!
・雲の騎士(ヴォルケンリッター)
これは原作通り(強さは別)です。
・司の騎士(マテリアル)
これはちょっと開示できないので想像におまかせします!(設定を投稿するので待ってくださいおねがいします!)
・蝙蝠共
ほら、ディアーチェなら・・・・・ね?
・ユウキとシノン
(SAOをわかっている前提で)二人の姿はユウキはALOでシノンはGGO
・リアスや眷属の強化
主にリアス(精神的)・アーシア(武装的)・一誠(色々)がメインです。
・タイトル回収
や っ た ぜ(使命感
・最後のはやて
ぬ?説明いるかって?まあ、色々あるんですよ・・・・・色々とね?
という感じです。
感想・コメント、または誤字報告などよろしくお願いします!