昨日の函館UCにLVですが参加してきたのですが、最高すぎて死にましたね……
皆さんの中にも参加してきた方がいらっしゃると思います〜!!
それから大阪の当落発表もあり…作者は全落ちしましたが、サークルの先輩が連れて行ってくださることになり、大阪2日目に参戦決定いたしました!!
埼玉が行けなくなってしまったため、嬉しさで夜も眠れなくなりそうです。
前置きが長くなりましたが、今回も楽しんで頂けると幸いです!!
優人「ま、まあ落ち着いてくださいにこ先輩!!俺は音ノ木坂2年の黒原優人って言います。なんで真姫に怒ってたんですか??」
にこ「アンタ、後輩だったのね。まあいいわ、そこのバカが制服で120㌔のケージに入っていくから何するのかと思ったら全球見逃しで3プレイするんだもの。冷やかしだと思って注意したのよ!!」
にこ先輩の話が本当だとすると、真姫は1000円分ボールを観察していたことになるが……
真姫「私が冷やかしなんてするわけないじゃない!!これも天才バッターになるための特訓よ!!」
優人「えーと、どういうことだ??」
真姫「理想のバッティングとはボールのイメーシと完璧なスイングよ!!私はイチローのようなヒットメーカーになりたいのよ。」
にこ「だからって1000円もドブに捨てるなんて常人じゃ考えられないわ…」
真姫「そういうことだから、放っておいてくれる??私はもう1回、目を慣らすから。」
優人「お、そうか…なあ真姫、良かったら、ウチの野球部に入らないか?その…ヒットメーカーとして活躍出来る場があるかもしれないぞ。」
真姫「嫌よ、2年生3人しかいない部活なんて低俗ね。」
あっさり断られてしまった。
真姫「さ、練習の邪魔だから2人とも出ていってくれる?」
にこ「あんたねえ!!このにこが邪魔?ありえないんだけど!!」
優人「落ち着いてください!!さ、にこ先輩行きましょう。お金も払ってますし何の問題もないんで!!」
俺は怒るにこ先輩をなだめながら、ケージから退散した。
にこ「ところでアンタ、ウチに野球部があるってホントなの?」
優人「はい。ありますけどそれが何か?」
にこ「3人しかいない野球部なんていない方がマシよ。とっとと解散しなさい!!」
優人「どうしてそう思うんですか??」
にこ「だって、ピッチャーもいないなんてありえないでしょ!!やるだけ無駄よ!!」
この先輩は野球経験でもあるのだろうか??
優人「そうですか……」
にこ「なによ。その疑いのまなざし!!にこが口だけの実力がない奴とでも思ってるの!?見てなさい……」
そう言うとにこさんは監督の所にある頼みをしに行った。
にこ「店長、仕事終わったんで今日は上がります。それと、ストラックアウトのケージ少し借りていいですか?」
竹田「ああ、いいよ。30分くらいなら君だったら構わん。」
にこ「ありがとうございます。」
交渉を終えてにこはグローブを2つとキャッチャー用のマスクとプロテクターを持ってきた。
にこ「あんたはキャッチャーやりなさい。男の子なんだからにこのボールくらい取れるよね??」
どうやら、今から俺はにこさんの実力を見せつけられるらしい……
―――
にこ「さあ、行くわよ!!ちゃんと取りなさいよ!!」
優人「プロテクターもしてるんで大丈夫ですよ。さあ、早く投げてください。」
にこ「じゃあ、一球目ね!!」
スパーン!!
右バッターの内角高めギリギリいっぱいのコースへのストレート。
球速は……94㌔!?
球速以上に伸びてくる真っ直ぐだった。
にこ「二球目ね!!」
シュパーン‼
外角高めへのほとんど同じ急速で少し変化するボール…これはシンカー??
にこ「三球目ね!!」
スパーン‼
内角低めへの曲がるカーブ。
曲がり幅もなかなかいい。
にこ「四球目ね!!」
ストーン‼
真ん中から外角低めに落ちるフォーク。
にこ「ラストね!!」
ズバーン‼
ど真ん中に来る最初のストレートよりも明らかに力の入ったボール。
球速は105㌔!!
間違いない。この先輩はとんでもないプレーヤーだ。
にこ「どう??にこの実力が少しは分かったかしら??」
優人「はい。正直言って凄いと思います。中学でピッチャーやってたんですか?」
にこ「中学では先輩でピッチャーがいたから、ショートを守ってたわ。これでも1年の秋から9番ショートでずっと試合に出てたんだから!!」
優人「ちなみににこさんがエースだった最後の夏はどんな成績だったんですか??」
なぜか、この質問で顔が曇ったのを俺は見逃さなかった。しかし、
にこ「アンタには関係ないでしょ!!それよりもにこより実力のない人達が集まっても意味が無いの!!とっとと解散しなさい。それがあなた達のためよ!!」
優人「分かりました。でも、俺たちは辞める気はないんでいつでも待ってますね。」
にこ「ホント、バカなのか賢いのか分かんないわね。あ、それと1つ聞いていいかしら??」
優人「なんですか??」
にこ「アンタは二球目のシンカーを投げたあとからにこの投げようとしていたコースにずっとミットを構えていた。なんで分かったの?それと…キャッチャー経験者なの??にこのボールをサインなしで初見で取れる人なんて見たことないんだけど……」
優人「ただの勘ですよ。俺はキャッチャーなんてやったことないです。」
にこ「そう…にこの勘違いだったかしら?まあ、またどこかで会ったら挨拶くらいはしなさいよ、優人。」
優人「分かりました、にこさん。」
そう言うとにこさんはバッティングセンターから出ていった。
竹田「すまなかったな。それと優人は俺に聞きたいことがあるんじゃないのか?」
まさしくその通りである。
真姫と言い争っていたあの先輩についての情報が俺は欲しかった。
優人「はい。さっき帰ったバイトのにこさんについて知りたいです。」
竹田「にこちゃんはな。昔、野球をやっていたんだ。小学生の頃はピッチャーをやっていてコントロールが抜群だったらしい。ただ、公立の中学だったから、1年のうちはピッチャーを先輩に譲っていたらしいが、守備の良さから9番ショートでレギュラーの座を掴んでいたんだ。」
優人「それなのにどうして野球を……」
竹田「中2の春に彼女の父親は交通事故に遭ったんだ…そして、母親が代わりに働きに出ていたから彼女は野球部を辞め、妹と弟の面倒を見るようになった。そして、高校に入学してからウチのバッティングセンターで働くようになったんだ。たぶん、野球のことを忘れられないから野球に関係するバイトがしたかったんだと思う。」
優人「じゃあ、ウチの野球部には誘えないですね…あれほどのピッチングとショートを守れる守備があるなんて入部してくれたら最高だったんですけどね。」
竹田「優人よ。道は時に思いがけない所から開くことがある。いろいろな方法を仲間と探ってみるようにしなさい。」
優人「分かりました。アドバイスありがとうございます。今度来るときはバッティングの練習もしに来ますね!!」
竹田「お前がバッティング練習か…雨でも降らなきゃいいがな。またバッティングだけじゃなくて監督としての話も聞いてやるよ。一応、俺の方が監督歴は長いからな!!」
そう言って監督は豪胆に笑いながら俺の背中を思い切り叩いたのであった。
―――
翌日……
俺はある用事のため、学校に7時半前に来ていた。
希「くろっち遅いんちゃう??ウチとえりちはもうとっくに着いとったよ。」
優人「7時半集合って言ってませんでしたか?2人が早すぎるんですよ…」
絵里「ちょっと!!なんで、黒原くんがここにいるの?希、どういうことなの?」
絵里さんは少し不機嫌な顔でそう言った。
すると…
希「あれ?この前、生徒会も人手がもう少し欲しいものね…とか言うてたから勧誘したんよ。くろっちは空いてる書記の役職についてもらうけどええよな?」
絵里「そ、それは…でも、何も黒原くんを生徒会に入れなくてもいいんじゃない??」
希「入っといた方がいろいろと好都合やん。それともウチと一緒に副会長やってもらう?それでもウチはええんやで。」
絵里「…分かったわ。黒原くん、あなたは今日から書記としての仕事をあなたにしてもらう。そんなに大変ではないけど、弱音を吐いたら許さないわ。」
優人「はい。分かりました!!」
そして、俺は絵里さんが席を少し外した時にのんさんに聞きたかったことを聞いた。
優人「なんで絵里さんに話を通してないんですか!?おかしいでしょ!!」
希「いやあ、ウチとしたことがうっかりしとったわ…ま、結果オーライってやつやん!!」
優人「全く…それで今日は何をするんですか?何かやることがあるから呼んだんですよね?」
希「さすがくろっち!名推理や!!今からやること…それは!!」
こんなに溜めるなんてそんなに凄いことするのか…と思ってたら…
希「あいさつ運動や!!」
優人「は??」
こうして、俺は8時半まであいさつ運動に付き合わされることになってしまったのだった…
優人の万能さが羨ましい限りです…
ちなみに作者は体育のソフトボールで6番セカンドをしていました!!微妙…(笑)
にこちゃんの過去も出てきた所でそろそろメンバーが増えて欲しいと思ってますね。
来週も読んで頂けるとありがたいです!!
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