最近、朝の冷え込みが辛くて布団から出たくないとかふざけたことを言いながら大学生活を送っています(笑)
ゴールデンウィークも終わり、いつもの日常が帰ってきましたが、私は相変わらずのバイト地獄でしたね…
みなさんもお身体に気をつけてお過ごしください。
それではまきりんぱな(後編)スタートです!!
花陽「ご、ごめんなさい…」
穂乃果「ううん、いいの。こっちこそごめん。でも、海未ちゃんがあんなことしてるなんてね……」
海未「穂乃果と優人が店番でいなくなるからです!!」
優人「それはちょっととばっちりじゃねえか??」
花陽「あ、あの…」
ことり「お邪魔しまーす。」
花陽「お邪魔してます…」
ことり「え、もしかして野球部に?」
優人「たまたま店に来てくれただけだよ。」
穂乃果「それで、ほむまんでもごちそうしてあげようかなって思ったんだ!!」
ことり「なるほどねー!!」
優人「あ、そうだ。ことり、例のビデオ持ってきたか??」
ことり「もちろん!!パソコンも持ってきたからパソコンで見る??」
優人「たぶん、その方がいいな。よし、流してくれ。」
花陽「あの、何を見るんですか?」
穂乃果「それは見てからのお楽しみ!!」
海未「普通に教えてあげたらどうですか?これは私達の練習メニューの素振りの様子を撮ったものです。振り方が悪ければバットに当たらなくて、ボールが飛ばないので私達で分析してから改善しようとしてるんです。」
花陽「あの、ちょっと見せてもらってもいいですか??」
振り方は穂乃果先輩とことり先輩もそこそこの振りをしているけど、海未先輩はかなりいい振りをしているみたいです。
この動画を見る限りではですが…
優人「初日の動画に遡って見てみるか?これでもだいぶそれっぽくはなってきてるんだが。」
そう言って黒原先輩はビデオの内容を変えた。
すると……
今とは段違いの悪さのスイング、何も考えずに振ってるのが素人でも分かるレベル…
ここから2週間足らずにこのレベルまで…
黒原先輩の指導者としての能力も高いに違いありません。
そう思いながらこのビデオに穴が開くくらい見ていると…
優人「なあ、小泉さん、ホントに野球部入らないか?このビデオ見たら分かるようにこいつらだって最初はもの凄く下手だったんだぞ!!どれだけ俺が苦労したか…」
海未「それはどういう意味ですか??」
優人「うわ!海未、怒るな怒るな。話を最後まで聞け!!でもな、継続して練習にひたむきに取り組めば誰でも少しずつ上手くなっていく、だから野球は楽しいんだよ!!」
花陽「でも、私向いてないですし…」
海未「私だって野球みたいにバットを振るのは苦手です。」
ことり「私もボール投げるの苦手だよ、それに運動も苦手だし。」
穂乃果「私もすごくおっちょこちょいだよ!!でも、最初はそれでいいと思う。」
花陽「でも……」
ことり「プロ野球を目指すなら私達はすぐに失格。でも、高校野球なら、戦術次第で強いチームに勝つことも出来るんだよ!!大事なのは目標を持ってやりたいって気持ちがあるかどうかだよ!!」
海未「それが高校野球だと思います!!」
穂乃果「だから、やりたいって思ったらやってみようよ!!」
優人「まあ、練習は厳しいかもしれないけどな!!」
穂乃果「ゆうくんのバカー!!なんでキツいことまで言うの!!」
優人「ごめんって。」
穂乃果「まあ、ゆっくり考えてみて。」
ことり「私達はいつでも待ってるから。」
そう言った先輩達の顔はとても柔らかい表情をしていた。
―――
やりたいって思ったらやるべきなんだ。
そう思っていた私だったけど、放課後になっても野球部に行く勇気が無く、中庭のベンチで1人ぼんやりしていた。
真姫「ここで何してるの?野球部に話に行ったりしないの?」
花陽「西木野さん!うん…でも、私なんかが行って迷惑じゃないかな…」
真姫「あなたの野球への気持ちは本物だって言ったでしょ!!そんなあなたを先輩達が受け入れてくれないわけないわ。」
花陽「西木野さん…ありがとう。でも、西木野さんも野球部に行ってみればいいのに。西木野さんも私と同じくらい野球が好きなんでしょ??」
真姫「だから、私は実力が無いから……」
花陽「そんなの私だって一緒だよ。大切なのはやりたいかどうかだよ!!」
そういうと西木野さんはハッとしたような顔をしてにっこり笑ってこう言った。
真姫「そうね。私は野球がやりたい、それは事実。変わらない本心だったみたいね。ありがとう、気づかせてくれて。」
花陽「ううん、私なんて何もしてないよ。」
凛「かーよちーん!!」
花陽「凛ちゃん!?びっくりした…」
凛「後ろから声掛けただけでびっくりしすぎだにゃー。あれ?西木野さん??どうしてここに?」
花陽「励ましてもらってたの。」
真姫「わ、私は別に…」
凛「それより今日こそ先輩に野球部に入りますって言わなきゃ!!」
花陽「う、うん…」
真姫「そんなに急かさない方が良いわ。」
凛「なんで西木野さんが凛とかよちんの話に入ってくるの!!」
真姫「別に!!そっちの方がいいと言っただけ!!」
凛「かよちんはいつも迷ってばっかりだからパッと決めてあげた方がいいの!!」
真姫「そう?私には昨日話した感じじゃそうは思えなかったけど!!」
花陽「あの…喧嘩は……」
凛「かよちん行こっ!!先輩達帰っちゃうよ!!」
花陽「え!?でも!!」
真姫「待って!!どうしてもって言うなら私が連れていくわ。野球に関しては私の方が詳しいんだから!!とにかく行くわよ!!」
凛「待って、連れていくなら凛が!!」
真姫「私が!!!!」
凛「凛が!!!!」
花陽「ダレカタスケテー‼」
そう言うも虚しく私は2人に引きずられて野球部のグラウンドに連れていかれたのであった…
―――
優人「えっと、メンバーになってくれるってことなのかな??」
凛「はい!!かよちんはずっとずっと前から野球やりたいって思ってたんです。」
真姫「そんなことはどうでもよくて、この子のひたむきさならきっとチームの役に立つって私はそう思ったの。」
凛「どうでもいいってどういうこと!?」
真姫「言葉通りの意味よ!!」
花陽「わ、私はまだ、なんていうか……」
凛「もう!!いつまで迷ってるの!!絶対やった方がいいの!!」
真姫「それには賛成。やってみたい気持ちがあるならやってみたい方がいいわ。さっき、私に言ったじゃない。大切なのはやりたいかどうかだって!!あなただったら出来るわ。」
凛「凛は知ってるよ。かよちんがずっとずっと野球やりたいって思い続けてたこと。」
花陽「凛ちゃん…西木野さん…」
凛「頑張って、凛がずっと付いててあげるから。」
真姫「私も」
ああ、この気持ちになんて名前を付けたらいいんだろう…今なら。
今なら私の気持ちをはっきり言えるはず。
花陽「私、小泉花陽と言います。1年生で背も小さくて…声も小さくて…人見知りで…得意なものは何も無いです。でも、でも!!野球が好きだって気持ちは誰にも負けないつもりです!!だから、野球部に入らせてください!!」
穂乃果「こちらこそ。よろしく!!」
そう言って穂乃果先輩は微笑みながら私に手を差し出してくれた。
凛「かよちん…えらいよ…」
真姫「何、泣いてるのよ…」
凛「だって…って、西木野さんも泣いてる?」
真姫「誰がよ?泣いてるわけないじゃない!」
優人「それで、2人はどうするんだ??」
2人「え?どうするって????え!?」
海未「まだまだメンバーは募集中ですよ!!」
ことり「うん!!」
こうして、私達3人は音ノ木坂学院野球部に入部することになりました。
―――
凛「ふわあ……朝練ってこんなに早くからあるものなのかにゃ…」
真姫「これくらい当然でしょ??」
凛「当然なの……」
真姫「そう。当然よ……」
凛「あ、かーよちーん!!」
花陽「おはよう!!」
凛「あれ?かよちんメガネは??」
これから野球をやると決めたのだ。
野球をしているときにメガネでは何かと不自由なため、コンタクトにしたのです。
花陽「うん、危ないからコンタクトにしたんだ。変かな??」
凛「ううん、全然!!すっごく可愛いよ!!」
真姫「へえ…いいじゃない。」
花陽「西木野さん…」
真姫「…ねえ、メガネ取ったついでに…名前で呼んでよ。私も名前で呼ぶから…花陽、凛。」
思いがけない提案に私は凛ちゃんと顔を見合わせて笑った。
花陽「うん、真姫ちゃん!!」
凛「真姫ちゃん、真姫ちゃん、真姫ちゃーん!!」
真姫「何よ!!」
凛「真姫ちゃん、真姫ちゃん、まーきちゃーん!!」
真姫「う、うるさいっ!!」
凛「あー、照れてる照れてる!!」
真姫「照れてないっ!!」
凛「真姫ちゃん可愛い〜。」
優人「おっ、3人とも早いな。いい心がけだな!!」
凛「どうせなら、このついでに黒原先輩も私達のこと名字+さんじゃなくて名前で呼んでほしいにゃ〜。」
優人「な、何の話してたんだ?まあいいよ。凛ちゃん、真姫、かよちゃん。これでいいか?」
凛「最高にゃ〜、んじゃあ、凛は優人さんって呼ばせて貰うけどそれでいいかにゃ??」
優人「ああ、いいけど。」
花陽「じゃあ、私も…よろしくお願いします優人さん!!」
真姫「わ、私は………よろしく……優人さん……」
こうして、音ノ木坂学院野球部は部員が6人になってスタートしたのでした。
はい!!ついに部員が6人になりましたね!!
まきりんぱなが部員になったということは次の部員は…
まあ、私は原作通りでは無い所もあるので加入順はバラバラの可能性もあるのでお楽しみください!!
さあ、試合は一体いつになるのか…
作者自身もワクワクしてます。
お気に入り、高評価、感想などお待ちしております!!
それでは、また来週!!